灰色の獅子【完結】 続編連載中 作:えのき
ネタバレを含みますのでプロローグをご覧になってから見るのをお勧めします。
*ザッと書いたので不足分に気付き次第追加します。
〜おさらい(時系列)〜
①本屋でルシウスがトムリドルの日記をジニーの鍋へ仕込む
②それをウィルが回収(強力な守護魔法なので興味を示す)←やがて書き込み精神を奪われる
③ドビーがハリー達の汽車の入り口を封じる(原作ではルシウスの企みを盗み聞いたと思われる)
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(おそらく)当時のルシウスはアーサー・ウィーズリーらによる闇の品について取締りが厳しくなったのでボージンアンドバークに売りさばいた。ジニーを狙った理由はアーサーの身内から闇の品が出てくれば問題となると考えたから
④クィディッチにて弟のドラコの穢れた血という発言に対して顔色が変わらない(ロンが不信感を募らせる)
⑤後日、ドラコを誘い出して“自分の前”では穢れた血という発言をするなと忠告する。ただし自分は純血主義だと宣言した。またルシウスがハーマイオニーとの交友関係をよく思ってない
⑥ハロウィンで秘密の部屋が開かれる。フィルチの猫が石化する。(トムリドルに操られたウィルが赤インクで壁に文字を描く。後に汚れに気づいて魔法で消した)←この段階でウィルは自分が犯人と気づく
⑦3人組の中でマルフォイ家が怪しいと考えてポリジュース薬(ハーとハリーはウィルの無実を証明するため)
⑧ドビーの策略でハリーが医務室送り、ボロをだしてバレる。また1人石化する
⑨決闘クラブにウィルは不参加、寮でバジリスクの弱点となる雄鶏の羽根を見つける(ウィルが操られて殺した)
⑩クリスマスで実家に戻る。ウィルは父親に憂いの篩をねだって疑いを確信に変える。そこで秘密の部屋の場所と暗号を知る
⑪ポリジュースは完成したが、ドラコ曰く知らない。
⑫ウィルはハグリッドが犯人と生徒の名簿記録で突き止める(父親がホグワーツの理事なので入手は簡単)←ハグリッドは冤罪だと主張する
⑬日記との会話を続けながら魔法の知識を得る。意識を取られないように睡眠をとらない事で対抗する。自ら調合した薬を飲む。寝る時は短時間かつ人前でしか寝ないようにする
⑭広場で食事中に寝落ちる
⑮無意識にハーマイオニーを秘密の部屋にさらう(トムリドルがウィルの身体を奪うため)
⑯医務室を脱出して図書館でバジリスクの対処法の本を探すが破れてる。ウィルはトム(自分)が破ったと思った、実際はハーマイオニーが怪物の正体を見抜いて破ってた。
⑰ハーマイオニーが倒れた現場にハリーとロンが調査に向かい、彼女の落としたメモを見つける。すぐにヘドウィグでウィルに助けを求める
⑱ウィルがハリーと合流して奥へと進む。ロックハートのせいで分断され、トムリドルと戦う
⑲ウィルとトムの全力の戦いの中で対抗心と互いへの信頼関係が芽生える
⑳ウィルが破れ、ハリーとロン、ハーマイオニーを逃す。ハリーは戻り、ロンはハーマイオニーを連れて帰還する。
㉑ハリーが戻るとウィルは気絶しており、トムリドルの正体がヴォルデモートと知らされる。バジリスクを召喚され、ダンブルドアのペットである不死鳥のフォークスが“グリフィンドール”の剣を寄越す
㉒バジリスクの石化対策に用意していたマンドレイク薬の副作用により体力、魔力の回復してウィルは復活する
㉒バジリスクを剣で殺して、日記を破壊してトムを消滅させる
㉓去年、ダンブルドアが危惧した事態(ヴォルデモートと友になる)が起きる。そもそも2人の価値観が合わない
㉔家を守らなくていいといわれ、自分が守りたい存在であるハーマイオニーを穢れた血と呼んで拒絶する
***
原作との違い
・犯人がウィルだとハリー達は知らない、ハグリッドの冤罪やアラゴクとは会ってない。
・ドビーが解放されてない
***
作者の一部解説(文字が足りないので)
【秘密の部屋】のイメージは一言で言うと“子供から大人へ”って感じですね。
前章との大きな成長は家の優先度が落ちた点、ハーマイオニーとの別れを選んだ点、そしてダンブルドアへの反抗心(期)も芽生えた点などです。
また2章でのウィルとトムリドル(5年生)との純粋な戦闘力では普通にトムの方が上です。引き分けた理由はハーマイオニーの杖を使用した為、忠誠心の得られてない杖だからです。それに対してウィルは魔法薬で誤魔化した睡眠不足と体調を崩した状態です。
2人とも自分の杖を使って万全の体調であればトムが余裕で勝ちます。
また彼の悪霊の炎であるヘビーモスはイスラム神話でバハムートと同一視されてます。ヘビーモスとケルベロスのどっちを選ぼうかギリギリまで悩みました。魔法を食らう怪物か愛、中立、悪の3つの顔を持つ怪物か
ちなみに第一章においてクィレルに杖が奪われた上でも勝機があると思ったのは母親の杖を隠し持ってたからです
ハーマイオニーを拒絶した理由はヴォルデモートの復活やマルフォイ家等の純血一族によって危害を加えられる可能性があるから、またそれらから守れるほどの実力がないと判断したからです。ハーマイオニーに穢れた血と言ったのは素直に事情を話して説明したとしても彼女はそれを絶対に聞き入れないからです。それを簡単に予想できるほどウィルはハーマイオニーの事を大事に思ってたとも言えます。
またウィルはハーマイオニーに対して恋愛感情はないと思ってます。表現するとしたら良き理解者といった所です。でも彼は恋愛面において無経験なので自分の本当の気持ちに気づいていないという可能性もゼロではないです。
第3章ははっきり言って繋ぎなのですぐ終わります。ボガートや守護霊などを踏まえてウィルについて深く掘り下げる予定です。
目標は3章終わるまでにお気に入り登録が1000人いけたらいいな
複雑な秘密の部屋編について
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しっくりきた
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まぁ理解した
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納得はできる
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わからん
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早く続きよこせ