四女神については
《ネプテューヌ》≠《パープルハート》、
他女神も同様別人設定ですが、正確にいえば、
《パープル、ブラックetc...ハート・親》
《ネプテューヌ、ネプギアetc...・子》
と、なっております。(ネプテューヌたち四人は四長女と表現します)
それと無論ですが、マジェコンヌの息子設定は自分の勝手設定ですのでご了承下さい。
一発目、紫女神「息子さんをください!」犯罪神「誰がやるか!」
とあるナス園の中にある家
「・・・あいつがここから離れて一年はたってはいるが・・・、まだ完全に親離れできてないせいか、たまに戻ってくるんだよな・・・」
「まあ本来なら一人暮らしするにはまだ少し早い年齢っチュからね、けど今どきちゃんと帰省してる若者って少ないらしいっチュよ」
かたや犯罪神であるものの今はナス農家でツナギ姿のマジェコンヌ、かたやネズミっぽい見た目のワレチューがそんな会話をしていた。
「それにしても《マコト》がオバハンの息子だと知ったときは本当に驚きすぎてで死にそうだったっチュ。あの正しい礼儀といい、悪人に向かない心といい本当にオバハンの息子っチュねぇ」
「悪かったな、あいつには礼儀に上下関係をしっかりと覚えさせたんだ。そしていつの間にかあんな性格になったんだよ」
「どうしてオバハンに一番近くにいた人間が良心的な精神をもってるっチュかねぇ・・・」
「まっそこは夫の遺伝だろうな、虫も殺せんくらいあまりにも優しい性格だったんだ」
「けどよく結婚までしたっチュね、犯罪神であるオバハンが子供までつくって・・・今でも信じれないっチュ」
「ふん、言ってろ」
と、他愛もないような雰囲気で会話を二人がしていたら・・・・・
バァン!!!!
「マジェコンヌ!!!!」
ドアから突如プラネテューヌの女神《パープルハート》が現れた!
「ヂュ!!??」
「ぬぁあああ!!?!き、きさっ!?な、なぜここにいる!!?」
慌てるマジェコンヌを気にせずに近づく彼女、そして目の前でピタッと止まった。
「・・・・・・」
「お、おい聞いてるのか!?いきなり人ん家入ってなんなんだ!?」
パープルハートは黙ったままだった、しかし顔をよく見るとなにかを拒んでるような、決意をしたいような真剣な顔だった。
「・・・ッ」
そして彼女は一気に姿勢を落とし━━━━
「息子さんを娘たちにくださいッッ!!!」
綺麗な土下座で物乞いをした。
ポン
ポン
ポン
ポン
ポン
ポン
ポン
ポン
ポン
ポン
ポン
チーン
「「なんじゃそりゃああああああああああああああああ!!!!???!!?!」」
犯罪神とネズミの叫び声がナス園に広がるのであった。
━━━━━━━━━━━━
先日
「じゃあ遊びに行ってくるねー!」
「いってきまーす」
ある日娘のネプテューヌとネプギアが外へ出掛けた。彼女たちが外へ出るのはさほど珍しいことではないのだが、最近は頻度がやけに多かった。
パープルハートは少し疑問に思い、プラネテューヌの教祖《イストワール》に質問する。
「いーすん、最近あの子たちがよく外に出掛けるのだけど、なにかあってるのかしら?」
「あぁその事なんですが・・・ちょっと言えませんね」
「どうして?」
「ネプテューヌさんたちに言わないようにと伝えられたのです、結構大きなヒミツらしいので」
「ふーん、ヒミツねぇ・・・」
すこし、考えるパープルハート。だがすぐにやめイスからたち部屋を出ようとした。
「いーすん、ちょっと出掛けてくるわ。あの子たちが気になっちゃってね」
「・・・わかりました、気を付けてくださいね」
「あら以外、私を止めてくるだろうと思ったわ」
「別に『言うな』とは言ってませんけど、『ついていかせるな』とは言ってませんからね」
「ふふっ、いーすんにも結構意地悪なところもあるのね」
「ただ少し覚悟をしといたほうがいい、とは言っときましょう」
「どういうこと?」
「それはネプテューヌさんたちについていけばわかります」
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てことで尾行開始、パープルハートは私服に帽子、サングラス姿に変装してネプテューヌたちを追った。
「なんのことかしらね・・・覚悟をしろって言われたけど・・」
小声で一人言を呟くと公園についた。
ネプテューヌたちは近くにあったベンチに腰を掛け、パープルハートも同じようにした。
(ただ公園のベンチに座りに来た、ってだけじゃなさそうね。誰かを待ってるのかしら)
ベンチに偶然あった新聞紙を広げて顔を他人から見えないようにするパープルハート。一方ネプテューヌたちはなにかを話し合っているようだが距離があるためうまく聞き取れない。
・・・しばらくするとネプテューヌたちはなにかを見つけて立ち、対称に走って近づいた。
その対称はというと・・・・・
少年だった。
「ん?」
そう、少年。身長はまだ160cmくらいか、顔もまだ幼さが見える。学年にして中学生くらいだろうか。
するとその少年が━━━━━
ネプテューヌとネプギアに抱きつかれた。
「・・・・ッッ!!?!」
娘たちが自分にとって見知らぬ、しかも子供ながらも男性に抱きつくという衝撃的な光景をみて完全に動揺するパープルハート。
『ただ少し覚悟をしといたほうがいい━━━━』
いーすんの一言が心に響く。それはこの事だったのか━━━━━
・・・・・いやちょ、ま
え?は?ちょえ?え?え?
彼氏?ネプテューヌたちの?いやまって?二人の?いやそれ重婚罪やん?いやまだ結婚してないけど、え?まって?彼氏?彼氏??彼氏???
彼女が一人で混乱するなかネプテューヌたちは━━━
彼の腕に互いに自分の腕に絡ませ、いわゆる《両手に花》の状態にさせてどこかへいった。
「・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・」
・・・・・・・・・・・・・・
ッッ~~~~~~~~~~~~~~!!!
?!??!!?!!!
その後から娘たちのストーキn・・・もとい観察は私の半ば日課になったわ。
マジェ『今ストーキングって言いそうになったよな?』
そして自分なりの調べによれば少年の名前は《マコト》、一年前にプラネテューヌに上京してギルドと呼ばれる依頼斡旋職場に務めているのがわかった。彼の仕事ぶりはかなり評価が高くなんでも青龍刀とリボルバー拳銃を両手に単独行動ソロプレイで出撃しているにも関わらず高難易度のクエストを達成してしまうほどの実力者。しかしソロ活動しているがゆえに他のパーティからのスカウトを受けても断ったり、日常生活面でも一人でいることが多いらしく他者との関係はほぼ皆無らしいね。
ところがある日、ネプテューヌたちがクエストに出掛けると偶然出会ったそうよ。なんでも大量のスライヌに襲われたところを彼が助太刀、そして親玉を一緒に倒して知り合いになったそうね。
その後日、公園で再び会って会話をしていたようだけどマコトの人間関係を知ったネプテューヌは強引に彼の友達になったそうらしいわ。
ネプテューヌだけに限った話ではないのだけれども、あの娘はとても他人思いの性格よ。バレないよう娘に遠回りに彼のことを聞いてみると『自分に友達は必要ない』と言っていたそうね。
それを聞いて、強引に友達になったのも無理がないわ。けど、どうやらそれ以来最近のように外に出る頻度が増えているらしいの。
そのあとなんだけど・・・私はネプギアにマコトの家にコッソリと情報を自在にキャッチ出来る装置を作らせた。
マジェ『ん?それって・・・』
ネプギアによると音や声を遠隔地に送る目立たない大きさの機械よ。
マジェ『いやそれ盗聴機じゃねぇかぁ!!娘になんちゅうもん作らせてんだ貴様は!!』
私はそれを持って彼の家を特定し、そして仕掛けたの。
マジェ『仕掛けたっつたよ!オメェも立派な犯罪神じゃねぇか!!』
それからも彼たちの情報を全てキャッチし、ついに親のところに一旦帰省することを知ったの・・・
私もかなり緊張したわ・・・なんせ将来自分の娘の婿になるんだもの、そんなどぎまぎした気持ちで彼を追ったの。
マジェ『盗聴にストーカーって・・・私よりも見方によってはひどいぞ・・・てかなんで婿だ』
そして私は知ってしまった・・・このナス園でマジェコンヌとあの子が親子だということをね・・・・・・・
━━━━━━━━━━━━━━
「あー・・・で?それで?なにが問題でも?」
「色々と問題でしょ・・・かつて戦った相手の子供と自分の子供が付き合ってるのよ?」
「まぁ・・・たしかに変わってるな・・・けどべつに友達程度なんだろ?ましてやお互いガキだ」
「・・・あなた、これを聞いても同じことが言えるかしら?」
そういうと彼女はポケットからある機械を取り出した。
「それは?」
「録音記録よ・・・今から流すわ」
機械を再生するパープルハート。そこから流れたのは・・・・・
『ねぇお姉ちゃん・・・本当に帰らないの?』
『うん・・・ゴメンね、マコトくん今日はどうしても帰りたくないんだ・・・だから・・・今夜は・・・泊まっても・・・いい?』
カチッ「はいここ!!」
「・・・ここがなんだというのだ・・・」
「わからないの!?あの子たちは・・・本当に泊まったのよ!!?」
「そのときはたまたま泊まりたかったんだろ?今どきのガキはそれくらい普通だ」
「なんでそこまで軽率に言えるの?このあとなにが起こるのか知ってるのかしら?」
「知らん」
「そう、じゃ聞かせてあげるわ。これはネプギアから友達の家に泊まるとの連絡があった数時間後の記録よ」
再び再生する紫女神、おやすみというセリフを最後に静かな状態になった。直後早送りを押した。どうやら寝てしばらく時間がたったときに事件が起きたらしいが・・・
一向になにも起きる気配がない。
「・・・・・なにも流れてないじゃないか」
「そうね・・・たしかになにも聴こえないように見えるわ。でも・・・よく考えて、同じ屋根に男女が寝ているのよ?なにも起きないはずがない・・・でもなにも聴こえない・・・」
「・・・で?」
「どうしてわからないのかしら。つまりあの子たちは・・・
盗聴機にも聴こえないよう━━━━━━━━━━━━
えっちをしていたのよ!!!」(顔真っ赤)
「大声でなんちゅうこと言ってんだテメェわぁぁぁぁぁぁ!!!」(ドン引き)
「そうとしか言えないでしょ!!?同じ屋根に男女がいるのよ!!!あんなことやこんなことするのが異常なわけじゃないじゃない!!!」
「貴様の頭の中が異常だ!!どんな思考回路してんだよ、そもそもなにも音がなかったらなにもしていないのが普通だろ!!」
「普通じゃないわ!!!女性が男性の家に泊まると決めた時点で本番確定なのよ!!!」
「なにをどう考えたらそうなるんだ!貴様それでもひとつの国おさめる女神か!!?」
「仕方ないじゃない!自分の子供が異性と付き合ってるのを知ってしまったら誰だって動揺するわよ!私は国を治めることはできても、ひとつの恋を収めることは出来ないのよ!!!」
「それで上手く言ったつもりかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!━━━━━━
・・・・・・・・はぁ・・・パープルハート、よく考えてみろ・・・」
「?なにを?」
「もう一度言うがあいつらは子供だ。百歩譲って知識はあるもののだ、実際そんなことする勇気があると思うか?」
「っ・・・」
「それに、うちの息子は少なくとも貴様の娘たちを友達としか思っとらんだろう。友人をいらないという性格ができたのは私のせいかもしれんが、友人という関係をよく知らないのはもう仕方ないさ。あとマコトは、人としては出来たヤツだ。ほっといても大した問題は起きんだろう」
「・・・犯罪神のくせにずいぶんと息子を信じてるのね」
「一児の母でもあるんだよ私は、とりあえず信じてみろ、これは私と貴様の問題でなく息子たちの問題だ。だから基本的には首を突っ込まないようにしとけ」
「はいはい、わかったわ。まずはマコトくんのことを信じることにしましょう。マジェコンヌ、いきなりお邪魔して悪かったわ」
「まったくだ。あっ、あと盗聴機ちゃんととっとけよ。いつまでも息子の家に仕掛けられると私も気持ち悪いからな」
「わかってるわよ、それじゃ」
そういってパープルハートはイスから立ち部屋を出ようとした。
が、
バンッ!!!
「マジェコンヌ!!!」
「たわばっ!?」
突如ドアからラステイションの女神《ブラックハート》が現れた!!
そして衝撃で吹っ飛ばされる
「なっ!?こ、今度はなんだ!!?」
「マジェコンヌ・・・あなた、私の娘たちになにをしたの・・・!」
「はぁ!?なんのことだ!?」
「とぼけないで!!あなた・・・信じられないけど・・・息子がいるそうね」
「むっ息子!?いや、たしかにいるが、けどなぜ息子が出てくるんだ!」
「なぜって・・・!?なぜってあなたの子供は━━━━━━━━━
━━━うちの娘たち(ノワール、ユニ)をたぶらかしたのよ!!!」
「「はぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああ!!?!?!!?」」
「・・・また面倒なことが起きたっチュ・・・」
最後までご覧いただき、真にありがとうございます。
ハーメルンではこの作品が初めての投稿ですが、小説投稿サイト『暁』様、『pixiv』様のところにもいくつか他の作品を載せていただいています。
ご興味があれば是非、ご覧ください。
あとこの作品は一定話数までは毎日投稿できますが、それ以降は不定期更新になります。
なので、上手く続けることができないかもしれませんがご了承下さい。
ですがすぐ次回を見たかったら、コメント欄にご要望をお願いします。
何卒この作品の続きを投稿したときは、またよろしくお願いします。