犯罪神の息子がほしい女神たちのお話   作:狸より狐派 ハル

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な・・・なんとか一週間以内に投稿できた・・・

どうも皆さん、こんな小説を閲覧していただき、ありがとうございます。

皆さんは愛の重い女性は好きですか?僕は大好きです(ただし、二次元に限る)


てことで、前回のあらすじ

ネプテューヌが刺してきた。


二件目、諜報員「ふーん・・・」ナース「DEATHぅ」

最上級冒険者、マコトは謎が多い人物だ。

 

女神候補生たちとクエストに行ったり、プライベートでも一緒にいると言う話は今になっては有名な話。

 

しかし、彼だけのことについて不明点がまだまだ多く、取材の予定を入れてたりしてもすべて断られた。

 

そこで今回、マコトが住んでいるであろうマンションに突撃取材してみようと言う考えが出た。

 

彼の性格は前に会った際、激しくはなく、かといって冷たくもない、優しい感じだった。

 

だからここまで来ればもしかしたらいけるんじゃないか?と思いここに来てみたのだった。

 

━━━━━━━━━━━━━と言うのが()()()()の考えだったのだが・・・・・

 

 

 

「なーんであなたがここにいるんですか~?ファミ通さん?」

 

「そっちこそ、他にもあったんじゃないかな~?デンゲキコちゃん?」

 

金髪の少女、デンゲキコとファミ通と呼ばれるオレンジ色の髪の少女が、マンションの玄関で言い争っていた。

 

「ここって、あのマコトさんがいるところじゃないですか~、あなたの取材方ではとても応じてくれると思えませんがね~」

 

「そっちこそ、ふだんなんともないことを書いてるあなたの方だってとても応じてくれるとは思わないけどな~」

 

グヌヌヌヌヌ・・・と二人がにらみ合いをしている最中に・・・

 

 

 

 

 

バアンッ!!

 

「「ヌェっ!?」」

 

玄関から━━━━━━━━━━━

 

 

 

 

 

《上半身裸》のマコトが飛び出してきた!!

 

「「でえええぇぇぇぇぇぇ!!?」」

 

ズダダダダダァ━━━━━

 

驚愕した顔を作っている二人をよそに、マコトは瞬く間にどこかへと全速力で駆け出していった。

 

「「・・・???」」

 

二人はただただ立ちつくすしかなかったのだった。

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

今ありのまま起こったことを話すね。

 

「私は服を着ていた自分の大好きな人を刺そうとしたら、服だけを貫いていた」

 

()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

一見すると頭がおかしくなりそうなこの現象、催眠術だとか超スピードだとかそんなチャチなものじゃ断じてない、

 

彼が敵であればもっと恐ろいものの片鱗を味わったよ。

 

・・・けどね、私はこの現象を知っているの。

 

私の大好きなマコトくんが使った魔法能力のひとつ、

 

 

 

 

 

その名は《ベンドタイム》━━━━

 

なんと時間を止めることのできるチート能力だ。

 

それをとっさに使用して服を脱ぎ、私の間合いからすぐに離れたんだろう。

 

 

 

 

 

けど、そのスキルは実は便利なものなんかじゃない。

 

理由としては、自身への大きな代償があるからだ。

 

まずひとつ目が、大量の魔力の消費。ただでさえこの世の、次元そのものの流れを自身以外の全て停止させてしまうのだからその分負担がかかってもおかしくない。

 

次に魔力の巡回欠乏、魔力が自然回復しにくくなったり他の魔法をうまく扱えなくなる異常状態になってしまうの。

 

そして連続使用が不可能であること、魔力が回復したりしても再発動には長い時間が必要になる。そのため、ひとつの出来事に一回きりしか使うことができないと言う訳なんだ。

 

今のマコトくんはかなり疲れてるだろうね、なんせそんな魔法を使った直後に全力で逃げていった。

それほど遠くには逃げれないはずだから私も追いかけようとしよっか。

 

フフフ・・・待っててねマコトくん

 

私と━━━━━━

 

 

 

 

 

ワタシトイッショニシネバ、ナンニモカンガエズフタリダケデ、シアワセニクラシテイケルカラネ。

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

ぜぇ、ぜぇ・・・とマコトは裏路地で息を切らしていた。

 

あのハイライトのないネプテューヌは今まで見てきた、モンスターたちなんかよりも遥かに恐ろしい存在だった。

 

反射的にベンドタイムを使ってすぐに服を脱ぎ捨て、動き始めた直後に全力で逃げてしまった。

 

しかし・・・あの心優しいネプテューヌが、あそこまで狂気的になるとは・・・

 

彼女との関係は母親以外で一緒にいた時間は一番長い、つまり自分にとって親しい人間はあのようになると言うことだろうか・・・

 

ネプテューヌの告白にはとても驚いたけど、今もう一度会いに行けばまた不意打ちをくらうかもしれない。

しばらく休憩をしよう・・・

 

「ふえ!?マ、マコトくん!?」

 

「ちょ、あなたなんで上半身裸なの・・・!?」

 

ネプテューヌ・・・ではない

 

声をした方向を向いてみると・・・

 

コンパとアイエフの二人だった。

 

さっきあった出来事を話そうとしたら・・・

 

「ばっ、こっち向かないでよ!////////」

 

「きゃあ!隠してくださいですぅ!!///////」

 

手で目を隠そうとする、だが指の間から目が見えるため意味がないのでは?と思った。

というよりも、そのような反応は本来男性が女性の体を見たときの反応では・・・

 

「そ、それで・・・なんで服脱いでるのよ・・・」

 

そう質問され困るマコト、先程あった出来事を話して信じてもらえるだろうか・・・

 

「・・・・・そ、その・・・マコトくん・・・服がないのですか・・・」

 

コンパの質問に無いわけではないと答える。マコトは魔法の力で服をストックと呼ばれる目には見えないところから、服を着替えることが出来る。

しかし・・・

 

「・・・え?ベンドタイム使ったから着替えれない?それって緊急用でしょ?なんで使ったのよ?」

 

なぜって言われても言うに言えない、彼女たちはネプテューヌとの付き合いが長い親友のため、刺してきたと本当のことを言っても信じてくれないだろう。

 

「・・・きっとなにか大変なことがあったんだと思うですぅ」

 

するとコンパがこちらのことを察したように近づいてくる。

 

「マコトくん、今はまず落ち着いてくださいです。だから・・・その、一旦目立たないところに移動する・・・ですぅ・・・」

 

と言いながら・・・

 

 

 

ギュッ

 

 

 

抱きついてきた。

 

「・・・!!?」

 

突然のことに強く驚くアイエフとマコト、彼女はなにをしているのかわからず思考が停止しているだろうが、マコトはまた惚れ薬で被害者が出てしまったと罪悪感が出た。

 

「マコトくん・・・そんな格好じゃ寒いはずですぅ。だから・・・私が暖めてあげるですぅ」

 

非常に恥ずかしいこの雰囲気いったいどうすれば・・・

まず誰かに見られたら色々と大変なのでそのまま後ろに下がり、裏路地の奥に行くことに、ところが・・・

 

「・・・待ちなさいよ」

 

低い声でアイエフが止めてきた。すると彼女もこちらに近づき・・・

 

 

 

ギュッ

 

 

 

抱きついてきた。

 

さらに驚愕するマコト、惚れ薬のせいでここまで好感度が急上昇するものだろうか。

 

「・・・わたしも暖めるわ」

 

「・・・やっぱり、あいちゃんもマコトくんのことが好きだったんですね」

 

「うるさい・・・」

 

二人の力が徐々に強くなっていく、とにかくマコトはこのまま裏路地の奥に移動した。

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

「・・・それで、話って?」

 

完全に人目のつかない奥にこれた彼は、まだ抱きついている二人に説明しようとする。

 

しかし、まず二人との距離をとろうとしたが・・・

 

「・・・わかった」

 

アイエフは承諾してくれた、ところが

 

「・・・もう少しこういたいです・・・」

 

コンパが離れてくれない、本来わがままな性格では全然ないというのに・・・

 

「コンパ、離れなさい」

 

「・・・やです」

 

「はぁ・・・マコト、悪いけどそのまま説明してくれる?」

 

結局こんな形で説明することに・・・だがよく考えればいまの方が信じやすいのでは・・・?

 

ということで、マコトはメージスから飲んだ薬について説明した。

 

「・・・・・・・・・・なっ!?そっそんなものが・・・!?」

 

「惚れ薬・・・」

 

「・・・あー、なんか・・・その、ホントにあるのね・・・そういうの・・・」

 

アイエフがさっきとった自分の行動を思い出しながら恥ずかしがる。

 

「・・・そ、それで・・・どうなの?私とコンパ以外の反応は・・・」

 

それについても説明する、それを聞いた彼女は・・・

 

 

 

 

 

「・・・ソウ」

 

一瞬瞳が濁った。

ゾッ、という恐怖が舞い込み、額から汗を一滴流す。しかもこころなしか、コンパの抱きつく力がも強くなっている。

 

「・・・それで、他にだれか知ってる人と会わなかった?そしてなにかされなかったかしら・・・?」

 

トーンの低い状態を維持したまま話を続けようとするアイエフ。

 

嘘をつく必要もないためマコトは、

 

ここにくる前の出来事、ネプテューヌについて話した。

 

あのとき、ネプテューヌは自分へ告白された。

 

そして薬が効きすぎたせいか、独占欲に支配され、刀で刺してきたこと。

 

一通りすべてを話してみた、すると・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・ヘェ、ネプテューヌガ・・・ソウナンダ」

 

アイエフの瞳が一気に《ブラックアウト》した。

 

 

この現象、ネプテューヌとほぼ同じものだ。底のないような《真っ黒》になったアイエフの目。

 

もしかしたら彼女にも刺されそうになるかもしれない、マコトはすぐさま危険だと判断し、コンパからまず離れようとする。

が━━━

 

 

 

 

 

「ダメデスヨ?ワタシタチカラハナレタラ」

 

顔を上げたコンパの瞳も《真っ暗》だった。

 

あのときと同じ、至近距離で目を合わされて全身が戦慄する。

 

そしてコンパの抱きつく力は最早女性はおろか、人間の出すものですらなくなり、彼の体からミシミシときしむ音が聞こえだした。

 

その力に、うめき声を出してしまうマコト。

 

「ドウシタノマコト?ナンダカ苦シソウネ?」

 

「キット、無理ニ魔法ヲ使ッタカラ苦シインデス」

 

「ソッカ・・・ナラココノ近クニ丁度宿ガアルカラソコデ休ミマショウ・・・?」

 

ろくに動けないところを二人に拘束され、マコトは裏路地の闇に消えてしまったのだった。

 

 

続く・・・




カナシーミノームコーエトータドリーツケールーナーラー

僕を養ってくれる愛の重い美人のお姉さん(ロリでも可)と一生暮らしたいです(真顔)

ちなみに今回犯罪神の息子が使った魔法は、ゲーム《ディスオナード》が元ネタで、復讐を誓う主人公が成長した際に得る能力のひとつです。

原作のように時を止めれるのがウリですが、この能力は彼の父親がもともと別の人からもらった能力なので、直接その人からもらってない彼にとっては、魔力を消費するだけじゃ済まないようになってます。

まぁ何回も使えたらホントにチートだからね、バランス取れなくなるから仕方ないね。

さてさて、アイエフとコンパちゃんにドナドナされた犯罪神の息子くん。
彼はちゃんと生き残れるかな?

次回、犯罪神の息子がほしい女神たちのお話 第二部

《マコト、死す》

デュエルスタンバイ!!(大嘘)
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