犯罪神の息子がほしい女神たちのお話   作:狸より狐派 ハル

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本編より、短編集のほうがはかどる件について・・・

こんなくだらない物たちですが、楽しんでくれれば幸いです。


○○しないと出れない部屋、その1。(砂糖過剰注意)

ネプテューヌの場合

 

 

『ハグをしあわないと出れない部屋』

 

 

「わぁ~まさかホントに、こういう部屋に入れられるなんて・・・」

 

「・・・どう、ドア開きそう?・・・うーん無理かぁ」

 

「・・・えっ!?壁を壊す!?いやたしかに合理的かもしれないけど、やっぱこういうのは指示に従うべきじゃ━━━━━━」

 

 

ドコォン!!

 

 

「━━━━━━あちゃー・・・ちょっと予想してたけど、ダメだったねー」

 

「・・・どうするって?・・・もー、決まってるじゃーん」

 

 

ダキッ

 

 

「えへへっ、やっぱりマコトくんは暖かいなぁ」

 

「・・・ほら、マコトくんも私を抱き締めなきゃ」

 

「・・・もー、赤くなっちゃって。かわいいなー・・・ほら、ぎゅってして?」

 

「・・・・・・・」

 

 

・・・・・ぎゅっ

 

 

「・・・えへへっ、嬉しいな、ずっとこのままでいたいな」

 

「・・・ねぇ、マコトくん。私のこと・・・す━━━━

 

 

ガチャ

 

 

「あー!鍵あいちゃったー!もーあと少しのところでー」

 

「・・・え?なにがあと少し?」

 

「・・・秘密だよ、えへへっ」

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

ノワールの場合

 

 

『男性が女性の頭を撫でないと出れない部屋(両手だと問答無用で開くよ)』

 

 

「・・・はぁ?なにこのお題は。まず誰がこんな部屋にいれたのかしら」

 

ガチャガチャ・・・

 

「・・・出れない・・・鍵が必要かしら。あら?鍵穴がないじゃない」

 

「もー、なんで私がこんな目に合わなきゃいけないのよー」

 

「・・・他って・・・窓もないし出れないと思うけど・・・」

 

「・・・やっぱ指示に従わなきゃいけないのかしら」

 

「・・・マコト・・・ん」

 

「・・・どうしたって・・・撫でなさいよ・・・」

 

「・・・早く撫でなさいよ!」

 

「いいって?べっ別にあなたに撫でられたくって頭を下げてるんじゃないんだからね!」

 

「・・・もう!嫌ならいいとか謙虚なこといってる場合じゃないでしょ!!早く撫でなさいよ!」

 

 

・・・・・ぽふっ、なでなでなで・・・

 

 

(・・・気持ちいいわ・・・好きなひとに撫でられるって、結構嬉しいわね・・・)

 

「・・・ねぇ、両手で撫でてみなさいよ。・・・早く」

 

 

・・・・・そっ、なでなでなでなで・・・

 

(・・・あぁ・・・これ癖になりそう・・・こんなにも安心するだなんて・・・)

 

(マコトの温かい手が・・・私の頭に・・・)

 

(・・・このままずっとこうされていたいなぁ・・・)

 

 

ガチャ

 

「っ!!あ、空いたみたいね・・・」

 

「・・・ちょっと!いつまで撫でてるのよ!」

 

「あっ、ごめんなさい・・・ちょっと恥ずかしかったかから・・・」

 

「も、もういきましょ!きっとネプテューヌのいたずらなんでしょうから!」

 

「・・・けど、やっぱ嬉しかったなぁ・・・あとでまた頼んでみましょ・・・」

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

ブランの場合

 

『少女がパパに甘えないと出れない部屋』

 

「・・・どういう意味かしら」

 

「マコト出れそう?」

 

「・・・そう、開かないのね。窓もないのにどう出ればいいかしら?」

 

「なにか他に出れそうなところはある?」

 

「・・・はぁ、ダメみたいね」

 

「・・・やっぱお題に従わなきゃダメなのかしら・・・」

 

「ん?私にお父さん?いないわ。私のような女神候補生は過剰にたまりすぎた、シェアクリスタルが突然変異をおこして産まれたものだから、親はお母さんしかいないわ」

 

「・・・ううん、謝るものじゃないわ。とにかく今は、ここを出ないと」

 

「・・・ねぇ、マコト・・・お願いがあるんだけど・・・」

 

「・・・あなたが・・・その・・・あの・・・」

 

「・・・パに・・・、あなたが・・・パ・・・」

 

「・・・お、お父さんになって・・・くれないかし・・ら・・・」

 

「・・・うん・・・あなたなら・・・私は・・・」

 

「・・・その・・・えっと・・・」

 

「・・・お・・・」

 

「・・・お父・・・さん・・・!」

 

 

ダキッ

 

 

「・・・ねぇ、このときだけ・・・このときだけで・・・いいから・・・」

 

「・・・・・

 

 

・・・お願い、パパ」

 

 

・・・ダキッ、なでなで・・・

 

 

「・・・えへへ、パーパ」

 

(・・・今私・・・ものすごく恥ずかしいことしてる・・・)

 

(・・・けど・・・これは、相手が好きな人だからできること・・・)

 

(こんなのロムたちに見られたら、恥ずかしさのあまりに死んでしまうわ・・・)

 

(・・・だから・・・いま、このときだけ・・・)

 

「ねぇパパ、・・・お姫様だっこ・・・して・・・」

 

 

・・・グイッ

 

 

「わぁ・・・」

 

(・・・マコトの首に腕を回そう)

 

「んっ」

 

「・・・フフっ、パパ顔が真っ赤」

 

(・・・この、まま・・・キ・・・キスしちゃ・・・おうかな・・・)

 

「ねぇパパ・・・」

 

(・・・あと・・・あともう少し━━━━)

 

 

ガチャ

 

 

「っ!!」

 

(・・・も、もしかして空いた・・・?あっ、だっこから下ろされた・・・)

 

 

ギィ

 

 

「・・・空いたみたいね・・・」

 

「・・・ねえ、マコト。今のこと・・・誰にも絶対言わないでね・・・約束だから・・・」

 

「・・・うん、ありがとう。じゃあもういきましょう」

 

(けど、嬉しくて・・・楽しかったな・・・)

 

(・・・こんどまた二人っきりになったら・・・お願いしよう)

 

「・・・パパ」

 

 

おしまい

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

おまけ

 

それぞれの娘たちの対応を見た女神(母親)たちの反応。

 

 

パープルハートの場合

 

「っ・・・なんて・・・なんてあまあまな・・・!!やだ、ちょっとこれ保存しなきゃ。あ、あとブラックコーヒーも」

 

 

ブラックハートの場合

 

「・・・・・やっぱり娘にはマコトにしか任せられないわ!・・・私も撫でられようかしら」

 

 

ホワイトハートの場合

 

「なっ・・・!こ、こんなブラン私ですら、見たことねぇぞ・・・!まさっまさかそこまで堕ちてただなんて・・・、うらやま・・・かしからん!!

 

いや、まてよ・・・?マコトが親父ってことは━━━━

 

━━━━私がマコトの嫁かぁ!!?

 

・・・・・・・・・

 

・・・・・・

 

・・・

 

アリだなこれ!!!

 

 

チャンチャン

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