犯罪神の息子がほしい女神たちのお話   作:狸より狐派 ハル

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今回のお話はサブタイトルに書いてある通り、《真夏の夜の淫夢》と呼ばれる作品が元ネタとなっております。

この元ネタはノンケ(つまり異性愛)には汚い作品で、嫌悪感を持つ人もいますので、このネタが嫌いな方はブラウザバックを推奨します。

むしろ114!514!(いいよ!こいよ!)と言ってくれる読者様は、まずはあのあらすじから読んで、どうぞ。



《あらすじ》

練習を終えて家路に向かうスポーツ部員のマコト。
疲れからか、不幸にも黒塗りの高級車に衝突してしまう。責任を負ってしまったマコトに対し、車に乗っていた暴力団員のパープル、ブラック、ホワイト、グリーンが言い渡した示談の条件とは・・・

それでは、ご覧下さい。


もしも女神たちがヤクザだったら(淫夢ネタ注意)

ある日の体育館

 

 

部活を終え、皆がお疲れ様と言い合う。

 

「マコト、お疲れ様」

 

「お疲れマコト」

 

同級生のノワールとブランがマコトと呼ばれる少年にドリンクとタオルを渡す。

 

少年はお礼を言いながら受け取った。

 

タオルで体を拭きドリンクの蓋をあけて中身を飲むマコト。

 

冷たい飲み物を堪能していると別方向から声が・・・

 

「ぬわあああぁぁぁん、疲れたんもおおおぉぉぉ」

 

「チカレマシタワ...」

 

トイレから戻ってきた後輩のネプテューヌと先輩のベールが愚痴を言いながらこっちに近づく。二人とも疲れきった顔だった。

 

「キツかったね今日はー、辞めたくなるよホントー」

 

「もうすっごいキツいですわ・・・」

 

「はいはいドリンク渡すから熱気をこっちに持ってこないで」

 

「冷えていて?」

 

「大丈夫よ、バッチリ冷えてるから」

 

そう言われると二人はノワールからドリンクをもらい、その場に座った。

 

ノワールら三人もその場に座って休憩を始める。

 

「そうえばノワール」

 

「ん?」

 

「おなか減ってない?」

 

「あぁ、おなか減ったわね」

 

「よねー、この辺にぃうまいラーメン屋の屋台、来てるらしいよ!」

 

「あら、そうなの」

 

「行かない?」

 

「行きたいわねぇ」

 

「行こうよー(半ギレ)」

 

「なんでちょっとキレてんのよ・・・」

 

「・・・じゃあ、今から行こうかしら」

 

「おっ、そうだね。けどブランが行く気なんて珍しいね」

 

「たまたまそういう気分だったの」

 

そっかー、とネプテューヌが会話をと切らす。と、その直後にベールがマコトの方を向いた。

 

「そうえばマコトくん、わたくしたちがお話ししてる間にチラチラ見てましたよね」

 

マコトは困惑しながら、ちがうという。しかし不自然に声が固まっており、動揺が見られた。

 

「嘘ですわ、絶対見てましたわ」

 

「そうえばマコトくん、練習中にみんなのおっぱい見てたよね」

 

「そうですわ(便乗)」

 

「えっ」

 

なんで見る必要があるんですか、と言うものの顔が真っ赤なうえ震え声のため説得力がなかった。どうやら実際に見ていたらしい。

 

「ふふ、じゃあ見たければ見せてあげますわ」

 

するとベールは服のすそをつまみ、

 

なんと脱ごうとした。

 

が・・・

 

「「やめなさい(全ギレ)」」

 

ノワールとブランに止められた。

 

「あら、いいところだったのに」

 

「あのね、そんなデリカシーのないことを平然としないの!」

 

「健全な男の子には猛毒だわ」

 

「あら、もしかして嫉妬してらっしゃるのでしょうか?」

 

「んだとテメェ!!」

 

ブランがぶちギレたことにより、口論が始まりそうになる。

 

するとマコトが、明日大切な用事があるといい、急いで退場しようとした。

 

「あれ、マコトくんラーメン屋行かないの!?」

 

どうしても外せない用事らしいのか、マコトは謝りながらその場を出ていくのであった。

 

 

 

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軽自動車を運転するマコト。彼はちょっと自分の行動に疑問を感じた。

 

たしかに明日に向けて急いでいるものの、やはりゆっくりと会話を楽しんだあとに帰ればよかっただろうか。

 

部活のせいでかなりの体力を消耗した自分は今の運転に支障が出ないかを不安に感じる。

 

そう思っている矢先、マコトはうとうとしていることに気付いた。

 

はっ、となるマコト。

 

 

 

しかし気がついたときには自分はどれだけ鈍感なんだろうと後悔するはめになってしまった。

 

 

 

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バァン!!

 

後ろからの衝撃を受けて黒塗りの高級車が揺らぐ。

 

「チッ・・・」

 

こっちは仕事で疲れんのに後ろの車のせいで余計なことが増えちまった。

 

「・・・たくもう」

 

「まて、私が行く」

 

真後ろに座っている紫のスーツを着たパープルを止め、代わりに私が降り、後ろの車に近づいた。

 

軽自動車の運転手は『やべぇよ・・・やべぇよ・・・』と言ってる雰囲気だがこっちは知ったことじゃない。

 

せっかくだからコイツを連れてストレス解消のおもちゃにしてやろう。

 

私は軽自動車の運転手側のドアを思いっきり開けた。

 

「おいゴルァ!降りろ!おい免許持ってんのかゴルァ!」

 

運転手のガキは急いで取り出そうとするも、もたついてなかなか取り出さない。

 

「あくしろよ」

 

と言ったところでやっと免許を見せた。私はそれを取り上げ、顔と名前を確認した。

 

「よし、お前クルルァについてこい」

 

そう言うと黒塗りの車に戻り、ガキを車ごと連れて事務所に帰ろうとした。

 

「後ろのを連れて帰るのですか?」

 

「そうだ、コイツがぶつけたヤツだ」

 

助手席にいる緑のスーツを着たグリーンにガキの免許証をわたし、車を発進させる。

 

「・・・なかなかかわいい子ですわね」

 

「あら、女性なの?」

 

いいえ、と言いながらグリーンはう真後ろにいるブラックに免許証を渡す。

 

「・・・ふーん、友達いなさそうな顔つきね」

 

「あなたが言える立場じゃないかしら?」

 

「どう言うことかしらパープル?」

 

後部座席の二人がにらみ合いをし始めようとする。

 

それに対し私はため息をついてしまうのだった。

 

 

 

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ヤクザ事務所内

 

マコトは床に正座をさせられてしまい、四人の女ヤクザに上から目線で睨まれてる。

 

一見極めて美人だが、強い威圧感が感じ取れており、今この場で下手に抵抗すればこちらの身が確実に危ない状況だった。

 

「お前誰の車にぶつけてんのかわかってるよなぁ?」

 

震えた声で返事をするマコト。

 

「じゃあ謝れよ」

 

そう言われ、しっかりと聞こえるように謝罪した。しかし・・・、

 

「お前それでも謝ってんのかこの野郎」

 

そう反発される、じゃあいったいどうすれば・・・

 

もう一度謝罪するも・・・、

 

「だめっつってんだろ、とりあえず土下座しろこの野郎」

 

と言われ渋々することに・・・すると、

 

「さすがに土下座はかわいそうですわ」

 

と緑のスーツを着た女性が言った。

 

「あ?じゃあどうすんだよ」

 

「そうですわね・・・ここはしっかりと落とし前つけさせるために・・・

 

 

 

 

 

犬のまねというのはどうですか?」

 

「思った以上のド畜生で草」

 

つい、えっそれは、となるマコト。まぁ、当然の反応である。

 

「じゃあ犬になりなさい。ヨツンヴァイになるのよ、あくしなさい」

 

黒いスーツの女性が銃を出し、急かしに来る。

 

マコトは正気かとつい声に出してしまった。

 

「えぇ本物よ」

 

そういうと黒スーツの女性は銃の弾倉マガジンを外し、中の実弾を見せた。

 

「もし逆らったら遠慮なく鉛玉(なまりだま)を当てるからね」

 

ここまで恐怖を煽られたらもうあとがない。

 

やむ終えず四つん這いになることになった。

 

「・・・なにあなた犬のくせに服着てるのかしら?脱ぬぎなさいよ」

 

突然紫のスーツを着た女性がそんなことをいう。

 

とんでもない発言に少年は硬直をしてしまう。女性たちの前で?うせやろ?

 

「いいから脱ぎなさい!」

 

うろたえているとなんと紫スーツの女性がマコトの着ている服を掴み、無理矢理脱がした。

 

思わず身を丸め、顔色を赤くもさせる。羞恥と恐怖が混ざり、混乱状態になった。

 

「・・・いい体してるわね。あっそうだわ(唐突)下も脱ぎなさい」

 

今度はズボンにも手をかけられ、脱がされる。ついにパンツだけになってしまった。

 

自分の失態が原因といえ、女性に強制的に脱がされたりと男としてのプライドがズタボロになり。情けなさで涙目になってしまう。

 

それを見た四ヤグザは・・・

 

 

 

 

 

((((あっ、これアイリスの気持ちがすごいわかるわ《な》))))

 

新たな扉を開けていた。

 

「・・・おい、ワンワン鳴いてみろよ」

 

ワン、ワン

 

「三回だ。三回鳴け」

 

ワン、ワン、ワン

 

「いい子ですわ、じゃあ回ってみなさい」

 

そう言われ、その場で回る。マコトはもう、半ば自棄になっていた。

 

「よしよし、じゃあお手出しなさいお手、しないと服と免許書を返さないわよ?」

 

黒スーツの女性が手の裏を見せる。少年はその手に自分の手をのせた。

 

「もう・・・素直にのせちゃって、かわいいわね・・・けどなにか足りないわね」

 

「あぁこれのことでしょうか?」

 

緑のスーツの女性が犬用の首輪を出す、どこから持ってきたのだろうか。

 

「それね、じゃあ貸しなさい」

 

「気遣わなくても結構。わたくしがこの子につけますわ」

 

「いいえ、私がやるわ」

 

「わたくしですわ」

 

「私が!」

 

「わたくしが!」

 

「なにケンカしてんだ・・・」

 

なぜか少年に首輪をつけるかのカオスな言い争いになる二人。

 

困惑しながらも、これで臨時的な休憩になるかと思ったが・・・

 

「ねぇそこのソファーに座りなさい」

 

いきなり紫スーツの女性がそう言いながら少年をソファーに座らせる。

 

なにをするのやら・・・

 

「マコトくんって言うのかしら?まず身長を教えてくれないかしら?」

 

なぜここでそのようなことを聞くのやら、とりあえず自身の身長を答えた。

 

「そう、じゃあ年齢は?」

 

1○歳です、と答える。

 

「1○?じゃあまだ学生なのね」

 

反射的に働いていますと答えてしまう。ホントなぜだろう。

 

「働いてる?あ・・・ふーん」

 

なにか誤って察する紫スーツの女性、するとちょっと考えてある質問が出てきた。

 

「女性についてなんだけど・・・どいう系統タイプが好きなのかしら?」

 

特にないため質問の返すのに困ってしまった。と言うより本当になぜそんなことを聞いてくるのだろう。

 

実際にないです、と答えるとつまらなそうな顔をされた。

 

「じゃあ・・・」

 

再び考え込む紫スーツの女性、すこしするとなにか意地悪なことを思い出した顔になった。

 

「ねぇ、マコトくんあなた・・・

 

 

 

 

 

自慰(オ○ニー)とかやらないのかしら?」

 

とんでもないことを聞かされ、吹き出しそうになったマコト。そしてなぜか三人の女ヤクザまでも言い争いをやめて、こちらに目を向けてきた。

 

「働いてるなら・・・わかるよね?」

 

少年の困った顔を近くで見たいために距離を縮める紫スーツの女性、他の女ヤクザも期待したニヤケ顔になる。

 

「ねぇ・・・教えて?週にどれくらいやってるのかしら・・・?」

 

少年の両肩にそれぞれの自分の手をのせ、耳元で妖しくささやく。

 

「三~四回?それとも・・・毎日?」

 

肩から首もとのラインを指でなぞられ、ビクッと体を震わす。

 

「ふふ、図星だったかしら?毎日ヌいてるだなんて・・・いやらしいわね」

 

否定するもまったく耳を貸してくれそうにない。

 

なんとか距離を取るためにもがこうとするが、

 

「暴れないで、暴れないで・・・」

 

いつの間にか後ろに回り込んだ黒スーツの女性にあばらを掴まれる。

 

変なところに強くさわられたせいか、変な声が出てしまった。

 

「あらあら、女の子見たいな声出しますわね。そんな反応されたら・・・すっごく興奮してしまいますわ・・・!」

 

「へへへ・・・」

 

「フフフ・・・」

 

四人に密着され、今にも食べられてしまいそう(意味深)な少年。

 

彼は顔が青ざめたような、けど真っ赤にして、やめてくれよ・・・と絶望的な声と表情を出してしまう。

 

しかしそれが、かえって女ヤクザたちのスイッチを入れてしまう原因となってしまった。

 

「もう・・・かわいい雰囲気だして・・・そんなに食べられたかったの?しょうがないわね・・・それじゃあ・・・!」

 

そしてついに彼は、

 

彼女たちに全てを奪われそうになってしまったのだった━━━━━━━

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

がしかし!

 

 

 

「警察だ!!そこを動くな!!」

 

なんと警察官の警部マジェコンヌがドアから現れた!!

 

「フアッ!!?」

 

「なんだこのオッサン!?

 

「オッサンじゃねえ!!せめて性別を合わせろ!!」

 

そうツッコミながらもマジェコンヌは一気に四人を捕まえようとする。

 

「四人に勝てるわけねぇだろ!」

 

「バカ野郎お前私は勝つぞお前ェ!!よくも息子にトラウマ植え付けるようなまねしやがってぇ!!」

 

「この子あなたの息子なのぉ!?」

 

とまぁ事務所内は大混乱。このあと全員取り逃がすも、マコトは無事救出できましたとさ。

 

 

 

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「そんなことがあったんだ~。災難だったね~」

 

下北沢ヤクザ強漢事件(仮名)から翌日、プルルートと歩くマコト。

 

昨日彼が言ってた用事とはプルルートに自宅に招かれたため、案内を受けていた。

 

「けどよかったね~、お母さんが助けに来てくれて~。こなかったら今頃ずーっと性奴隷になってるところだったよね~」

 

さりげなく恐ろしいことをさらりと言う彼女。するとある家を見つけ指を指した。

 

「ここだよ~」

 

『ここ』の部分の声が高かったり低かったりしたが、とにかくプルルートの家に着いたようだ。

 

ガチャ、とドアを開けマコトを入れようとする。

 

「入って~、どうぞ~」

 

家におじゃまするマコト、中も広く快適な空間だった。

 

すると一人の女性の声が聞こえる。

 

「あらあら、パープルったら大変だったわねぇ。・・・笑い事じゃない?も~ごめんって言ってるでしょ?はいはいそれじゃあまたね」

 

ピッ、とスマホの電源を切る。青くて長い髪をしていて、外見年齢からプルルートの姉に見えるが・・・

 

「お母さ~ん、お友だちつれてきたけどいいかな~?」

 

まさかの母親である。ホントにかなりの若さに見えるのに。

 

「あら、おかえりなさい・・・」

 

ふとプルルートの母がマコトを見つめる。どこかであったか・・・

 

「・・・あぁ、ごめんなさい。ちょっと知り合いに似てたから見つめてたわ」

 

笑顔で謝る彼女、マコトも特に気にしてない様子だ。

 

「のど乾いたでしょ?アイスティーしかないけど、いいかしら?」

 

大丈夫ですと言うマコト。それを聞いたプルルートの母は台所に向かったのだった。

 

 

 

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(噂をすればなんとやら、ね・・・まさかこんなにも早く出会えるなんて)

 

プルルートの母、《アイリス》はコップに要望通りアイスティーを入れる。

 

しかし表情は一見すると笑顔のままだが、目付きは野獣とも呼べる鋭い目付きになっていた。

 

(あとでプルルートにも説明をしときましょう。前に話だけ聞いたけど、あの娘も彼のことを気に入ってるようだし・・・っとと)

 

サーッ、サー・・・

 

一瞬《睡眠薬》が強く入るが、特に気づかれてるわけではないので安心するアイリス。

 

そう彼女もまた、無垢な少年をおもちゃにしようとする悪女の一人なのだ。

 

(ふふふ、とぉっても楽しみだわ・・・マコトくんったら一体どんな声で鳴くのかしらねぇ・・・?)

 

少年は知らなかった。これから野獣と化した美女、美少女に襲われてしまうということに━━━━━━

 

今回ばかりは救いの手を期待はできないのであった。

 

おしまい




主人公に救い?んなもんねぇよ(無慈悲)


あっそうだ(唐突)

次回も寄り道編を書こうと思っています。

本編?さて、そんなのあったかしら?(すっとぼけ)

次回はドラクエ風の作品書いてみよっかな~

とりあえず、次回もお楽しみにネ(聖徳太子)
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