幼女戦記フォースとともにあらんことを   作:丸亀導師

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第33話 合衆国

 side黒帯

 

 合衆国ここは我々の情報網があまり育っていない地域だ。

 

 私自身がここに赴くのは私が最もシスとの戦闘経験が豊富であり、シスの専門家のような立ち位置が定着してしまったからであろう。

 

 私の人生の多くを他国で過ごさせるとは、シスも私に何か恨みがあるのか?それとも存在Xが裏で手を引いているのか?

 

 存在Xとの初遭遇から私の回りには異様な雰囲気が漂い始めていた。ただ、自国内では浸透していないことから、この世界で《神》と、称される存在であるのだろう。

 

 しかも一神教の独善的な神だ。我々の国や東アジア領域には浸透が進まなかったのだろう。我々の国のせいで。

 

 さて、ここ合衆国でもやはり存在X気配がする。それもかなり強烈にさらにいえば、シスの気配もするのだ。

 南米の古代文化からシスの力が浸透しているため、恐らくは南米の古代文明にシスが関与している可能性がある。

 

 他のジェダイは、崩落し、文明が崩壊した南米の調査を行っている。南米のシスの力は古代文明の遺跡から出ている程度となっており、文明の移転に伴って北米が中心となっているようだ。

 

 さらに言えば旧ジェダイの、新しい痕跡が見つかっておりシスとの戦闘の形跡があることから南米を中心に、旧ジェダイを吸収し、我々の協力者とするのが彼ら南米組の任務だ。

 

 私は、ここ北米のシスの捜索、あわよくば殲滅を目的としている。ただ、同じ人間なのだから話し合いで決着をつけたいものだ。もう、ジェダイもシスもほとんど我々には垣根は無いのに何故これ程長く争っているのだろうか、彼らはいったい我々の何に不満があるのだろうか。

 

 そんなことよりもここ合衆国は、恐らくは我々の文明以外の国で、最も強力な国のひとつであろうことは誰でも知っている。他の列強がこの国と戦争をした場合この国はほぼ無傷で勝利を治めることが出来る強さを誇っている。

 

 そして、この国は非常に歴史の浅い国で他のどの国とも違い欲求が非常に強い国でもある。正直、東南・東アジアには手を出さないで貰いたかったがここまで強欲とは、初接触までわからなかった。

 

 白人至上主義が蔓延しているのは、変わらないが。どうも、この強欲さと、至上主義が強烈になっていることからそこにシスの介在がみられる。特に修道院を中心とした部分があると予想される。ただ、ひとりで捜索するには骨が折れるだろう。広すぎる…一先ずは、隣への御挨拶だ。

 

 side???

 

 侵入者がここに降り立った。この違和感は恐らくは我々の仇敵ジェダイか、これは報告せねばなるまい我々には大きな力はない。たった一人のジェダイであるが恐ろしいものだ、急がなければならない。

 

 あの子にも伝えなければ、絶対に奴に近付くなと、でなければ猪突猛進で、戦いに行くだろう。我らの協力者《神》との契約に基づき力をためなければもっと深く深くこの国の内部に浸透しなければ。

 

 sideアパートの住人

 

 隣に引っ越してきたやつがいるどうも近所では見ない顔だ。しかも肌のいろは黄色だし白人じゃないじゃないか。何で管理人はやつをいれたんだ。『ドアをノックする音』

 

 全く誰だ、『ドアを開ける』隣の男「君は私を不信に思わない。」

「ワタシは、アナタを、フシンに、オモワナイ。」

 

 イヤー、イイヤツダッタ。ナンデオウショクジンシュッテ、キヒシテタンダロ。コレカラハ、ナカヨクスルゾ。

 




ナニカサレタヨウダ

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