幼女戦記フォースとともにあらんことを   作:丸亀導師

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第34話 白愛の国の黒

 side黒帯

 

 合衆国とは、まさしくアメリカのような国だな。政治は基本民衆が決める。

 まあ、しかしどうしたものか、この国はかつての私の世界と同じように合衆国第一主義の真っ最中で他国の人間をかなり目の敵にしている。

 

 第一次世界大戦が無かったはずなのにこうまで似るものなのだろうか?もしかすると存在Xが仕組んだか?いずれにせよ戦争は遠からず起こるだろう。

 

 この合衆国も例外ではない。例外なのは我々の国だけだ。ひとつだけスターウォーズの世界の国だからな。

 

 それは、置いといてこの世界やはりおかしいな。文明の成り立ちから痕跡色々と調べたが私の世界を、なぞるように意図的に旁変えられている。特にこの合衆国は、異常なほどに似せて造られている。

 

 本来独立戦争で、この合衆国は、独立を勝ち取れないほどに貧弱だったようだ。だが、ある日を境に勢いを取り戻している。痕跡を見るにシスの存在が一部見られる。

 

 しかし、存在しなかったはずのシスが何故いきなり現れたのか。我々の先祖が最後にシスを確認したのが10世紀頃。

 

 その後我々に察知されずに潜伏出来るわけがない。突如として南大陸に現れ再び力を行使し始めたというならば、滅ぶ存在であった旧ジェダイの中にシスの思想を浸透させる存在が必ずいたはずだ。そして、それを出来るのが存在Xというわけか。

 

 たまったものではないな。まさしく神がかっているが、どう考えてもやり方は悪魔だ。盛大なマッチポンプで自分の信仰を厚くさせようとしてるとしか思えない。

 

 特に、歴史の浅いこの国はシスにとって乗っ取りやすい対象だろう。現に選挙候補の中には幾人か紛れ込んでいるようだ。私に対して刺客を送り混んできたからな。

 

 銃は効かないけれど、厄介なことではあるな。ただ、直接攻撃をしてこないとなるとこちらにも殺りようはある。

 

 side???

 

 クソが、何が暗殺のスペシャリストだ!!あんな簡単に負けおって。私が直々に手を下した方が良い結果だったかもしれん。

 

 だが、リスクを考えたとき足を止めてしまった。これが恐怖というのか?何故あんな一人の男にこんなにも私が恐怖しているのか?腹の中が煮えくり返りそうなほどに憤慨している。

 

「ジョホナよそこにいるか?」

 

 ジョ「お呼びですか?Myマスター」

 

「ジェダイが、動き出したようだ。奴を捕縛しろ、最悪の場合は殺しても構わん。共にルーナをつける。くれぐれも用心せよ。ルーナは、ジェダイと一度戦闘を経験している。分からないことがあれば聞くが良い。」

 

 ジョホナは、優秀なものだからな良くやってくれるであろう。ルーナは、拾い物だからな消耗しても構わん。何よりも私が生き残ればシスは、滅びぬ。

 

 しかし、あの神という存在には頭が上がらんな。形だけの礼拝を遣るだけでこれ程の力を我々シスが得ることが出来るとは、最後まで利用させて頂こう。


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