心臓麻痺だ社畜生活、慢性披露、全ての要因が重なり死んでしまった主人公
しかし、天から何か声が聞こえ気がついたら別の肉体に。
成人男性として苦痛と至福の2年間、子どもとしての面白ろかった7年間現代とあまり代わりのない生活
前世よりも頭の回転、身体機能すべてにおいて素晴らしい肉体
統一暦1897年
9歳に突如行われたジェダイ適性検査
連れ去られるというよりはどうぞどうぞと言わんばかりの村民たち
空中浮遊する車、田畑を耕す家畜たちいったいこの世界はどうなっているんだ。
彼は今、歪な世界に解き放たれる...
第1話 歪な世界
1925年12月
「そうだったのか」
《どうしたのですかマスター》
「いや、何でもない」
(やはりこの世界、幼女戦記か。これで確信した。歴史は変化はしていない。やるなら最後まで帝国に付き合うだけだ。)
私は、いったいどこの世界にいるのだろうか?
この暖かな春のぬくもりの中で黄昏ている。
今、私は10歳の男の子である。回りにも同じように施設に引き取られたものたちがいる。
それは、別に良い。
問題なのはこの施設の大人たちだ。なぜものを手に持たずに浮かせることができるのかが問題なんだ。
そしてその光る棒はなんだ。まるでライトセイバーじゃないか。それに、なに?カタナだと!!どう見ても実態がない。刀じゃない。完全にライトセイバーです。
そしてこの建物だ。聞くところによれば全国から集められた素養あるものたちが集められる所だとかなんとか。
石でもコンクリートでも無く木造建築それも寝殿造の古い建物だ。
何と、1300年程前に造られたという。寝殿造はそんなに古い建てかたじゃなかったと思うが、この世界はそういう世界なんだろう。
なのに、ライトセイバーがある。何と不自然なことか。スターウォーズの世界か?それにしては宇宙船の発着場所がそんなに大きくないな。
後で知ったことだが、この国がまだ幼かった頃宇宙人が亡命してきてその技術や技を教えたとかとか言う歴史が公然と公表されていて顎が外れるかと思った。
自己紹介遅れて申し訳ない。
私の名前は、黒帯 帯一【くろおび たいち】という。
ちなみに私の師匠は開眼 人【かいがん じん】という。
《なにを、黄昏ている。パダワンよ。》
「いえ、何でもありませんマスター」
《フォースの乱れを感じるぞ、何か悩みがあればしっかりと話すと良い。相談にのるぞ?特に女との拗れなどは。》
「はい、マスター。しかし、余計話が拗れるのでは?」
《ハッハッ…。では、学舎に行ってきなさい。もう良い時間だぞ。》
ジェダイ評議会
評議会の席にはマスター要蔵が座っていた。なにやらきな臭いな。
「本格的に戦争が始まりそうなのですか」
『まだ決まった訳ではない。しかし戦争が始まるまで時間はないだろう。従ってお主達には軍に協力することとなった場合、ワシらジェダイと統合軍との協力態勢の再確認と戦略の概要など再確認を頼む。全ジェダイ周知のことだからな。無論問題ないと信じたいが、軍部が我々に隠しだてが無いかの調査も頼みたい。』
《なぜ我々二人なのでしょうかジェダイは我々以外にも大勢いますが?》
『お主らが優秀だからだそれ以外にはあり得ん。それとも何かね?君たちは自信がないと?』
《そういう意味ではないのです。他にも人がいるのに我々を指名とは。そうか、そうですか...。わかりました拝命いたしましょう。》
評議会を、後にする二人。ジェダイ評議会は、戦争の準備に入ることとなる。
「なぜあのような任務を受けるのですか?」
《戦争というのは外交の最終手段だ。外交が、失敗に終わったのは明らかだ。最早戦争は避けられない。ならば、せめてこの国が勝てるように手助けしてやるのがこの国に住んでいるものの務めだと考えたからだ。
それに、私たちがやらなくても他の誰かがやるだろう?だからこそあえて私がやるのさ。》
「そうですか」(相変わらず何を考えているのやら?外交とか、そういう調整は上手いからそこは見習いたいけど女癖は嫌だな。)
この世界で初めての近代戦が始まろうとしていた。
駄文ですが読んでいただきありがとうございました。
駄文なのになぜ書いたかといえばなんとなくこんな物語読みたいなと思ったからです。
黒帯 帯一
本作の主人公。過労性心臓麻痺で死んだ後何かの声に導かれこの世界に転生、憑依してしまった。肉体の身体能力、頭脳が優れていたためジェダイに見初められ大聖堂へ行くことになる。本作は、彼の記憶として出来ているため名前の無い「」は彼の言葉である。最終的は、パダワンを持つまで成長する。剣術はソーレスを中心に攻防全て一流である。
名前の由来は、オビ=ワン・ケノービである。
開眼 人
帯一のマスター剣術頭脳とても優れた人物で周囲からの信頼も厚いが何か不思議な人であるため周囲からの奇異の目で見られることもあるが本人は気にしていない。アタロを納める。元妻子持ち
要蔵
ジェダイ評議会8人の議長の1人最年長者であり、体内のフォースの流れをコントロールすることにより200年生きている。最近身体的衰えと自らの限界を感じており後継者の確保を始めている。アタロを納める。