【合衆国大統領府】
side???
いったい何が起こっている!!
ここを大統領府と知っての襲撃か?
「何をやっている。状況を報告しろ!!」
『突如二階から、発火有り!何者かの襲撃と思われます。現在警備部が詳細状況確認中です!!大統領補佐官も急ぎ避難を!!』
「避難はするさ!だが、状況報告をきちんとしろ!!」
『報告します。襲撃者一名現在保安隊が、戦闘を行っています!!急ぎ避難を。』
「あぁ、いくぞ!!」
誰が襲撃してきた!まさか、あのジェダイか?だが、ジェダイはこんなあまりにも大胆な方法を使うやつはいないはずだ。連中は合理的に動くはずだからな。こんな闇雲な戦闘は絶対に行わないはずだ。
『補佐官止まってください。』
「何だ!!」
目の前にいたガードは突如として吹き飛ばされる。
まさか、奴がきたのか。
《やぁ、いつもありがとう。素晴らしいダンスの相手を贈ってきてくれて。お陰でここ5ヵ月全く退屈しなかったよ。お礼といっちゃ何だが、君にプレゼントを用意したよ。受け取ってくれ。》
生首が、転がってくる。
これは‼️マイルズ(シスのメンバー)の首か!!
視線を離している隙にやつは斬りかかってくる。
咄嗟の判断で、ライトセイバーを起動した。
援軍がくるまで待つか?我々シスが剣術でジェダイを、圧倒できないことは一番私が理解している。せめて5分は、もたねば。
side黒帯
あのお嬢ちゃんたちは、まんまと俺の偽装にはまってくれたようだ。これであいつの回りには凡人たちしかいなくなる。絶好の襲撃日和だ。
俺は、オビワンみたいに一人での作戦は結構得意だ。特に襲撃は、オビワンは外交が得意だけど。
まずは、一階で爆発を起こす。最低限の爆発で傷者だけを出すように。そして、二階で立て続けに爆発を起こすこれは保安部を二分するために。
後はあいつの執務室がある最上階まで一気にかけ上る。
途中保安隊が展開していたが、脇目を振る間もなくフォースで吹き飛ばす。執務室に向かう途中で奴と鉢合わせした私が道を阻む形で。
ガードを、吹き飛ばし奴に
だが、奴もシスの端くれのようで見事にそれを防いで見せた。まあ、そう簡単に行くわけもないので驚きもしない。むしろこれで死んだらがっかりする。こんな奴に命を狙われていたのか?と。
これくらい強いのならば好都合、シスの実力の物差しになる。何より、合衆国の内部は既にシスの巣が形成されているのが解る良い証拠にもなるからだ。
最早国家としてシスに乗っ取られているのが人目で解る。大統領補佐官がシスになっているのだ。いずれこちらに宣戦布告されてもたまらない。今ここで、争いを終わらせる。
幸いなことに、私の事を見たものは最小限だし何より顔は見られていない。こいつさえ殺せれば、後は取り巻きたちだけだ。
《貴様、ジェダイの風上にも置けない。》
「お褒めに預り光栄だよ。私は、他のジェダイとは、違うからね。そして、さよならだ。」
瞬間的にフォースを体の強化に使い懐に入る。後は小型のライトセイバーを展開するだけだった。
正しく瞬殺。ありがとう忍の方々教えてくれて。これは、非常に使いやすい一対一の奇襲だ。
さて、気づかれる前にずらかるとしよう。お嬢ちゃん方も直ぐに到着するだろう。
しかし、巨大な組織だな。フリーメイソンとは。一枚岩でないのが救いか。シスと敵対する連中に協力者がいてよかった。
sideジョホナ
マスターが、死んだ…。
あの、マスターが。この殺されかたは、ライトセイバーで殺されたんだ。いったい誰がこんなことを。
アイツか。あのジェダイか。私たちが、追っていたあのジェダイか。憎い絶対に許さない、マスターを殺したアイツを許さない。
憎い憎い憎い憎い憎い。絶対に殺す。アイツをあのジェダイを。だから待っててくださいマスター仇は必ず取ります。
戦いの神よ私に力を貸してくださいそして、ルーナ私にもっと戦いを教えて下さい。