幼女戦記フォースとともにあらんことを   作:丸亀導師
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第44話 模擬空戦(前)

side黒帯

 

さて、あれから幾日か経って飛行もアクロバティックなことを出来るようになったので、模擬空戦をやりたくなってしまった。

 

ちょうどパダワンもいることだしここは一旦戦闘訓練としてやってみたいものだ。それに、彼女の方が私よりも先に飛行技術を会得しているのだし良い経験が出来るやも知れない。

 

「よし、今日はここまでとしよう。それと、来週の月曜日から予定通り実戦形式の模擬戦をやって行こうと思う。君の剣の腕、フォースのキレ、そして飛行全て把握した。模擬戦では、統合軍の空挺部隊員も参加することとなっている。充分に休暇を取り実力が出せるようにしておくこと。そのために明日から4日間の休暇を取るように以上。」

 

休暇は大切だ取らないと心も体もダメになるからな。特にパダワンほどの若者は心が不安定になりやすいからね、暗黒面に堕ちないようにしっかりとしなくては。

 

「はい、わかりました。ところでいったい何処の部隊との模擬戦になるのですか?」

 

ほぉ~、彼女にはそんな興味深いことだったのか?まあ、戦う相手は知っていた方がやり易そうだな。それに、向こうはこちらの情報を全て知っている事だし。

 

「我々の相手となるのは、我が国初の軌道空挺教導隊であり、これから永遠に紡がれることを願ってごろ良く、メビウス大隊と命名された部隊だ。彼らは今回のアグレッサーとして我々の前に立ちはだかる。」

 

「実力はかなりのものなんですよね?でも、私たちジェダイと戦うには分が悪いのでは?」

 

う~ん、若いっていうのは自信過剰になりやすいか?これでは、昇格試験にまわす訳には行かないし、だいたいジェダイだって隙を見せれば殺されることはある。

 

「彼らの隊長は私と同期で、ジェダイを目指していたものだ途中で空挺部隊の道を志してしまったが故に、ジェダイから去ってしまったが、並のパダワン以上に強いぞ?」

 

それに、相手は元は最高のパダワンだったんだ。フォースもその対策もしっかりと立てていることだろう。修羅場を切り抜けたなかだ。良くわかる。

 

「心しておきます!!侮らないように私もしっかりと対策を立てておきます!」

 

「いや、休んでくれ対策は既に私が立ててあるからな。」

 

 

side奈緒

 

ちょっと怒られちゃったかな?相手は元々は私たちと同じパダワンだった、て言うから調べたいんだけど、マスターには休めと言われちゃった。どんな人何だろう、気になるなぁ~。

 

でも、私と彼らは飛行時間にそんなに開きは無いはず。だから、絶対に互角以上に戦えるはず、心配しすぎない!!私なら出来る。それにしてもマスター上達早すぎでしょ。

何が「そうか、フォースを障壁のようにして行けば空気の流れを変え変則的な起動が出来るな。」よ。

それじゃあ飛行機じゃない!!あんな動きしてる人初めて見た。

 

そういえば、マスター開眼って確かマスター黒帯の師匠だったはずだよね。ならっ!!きっとメビウス隊の隊長のことも良く知ってるはず。あの人女の言葉なら何でもべらべら喋るって聞いたことがあるし、今から聞きに行こうかなぁ~

 

sideメビウス1

 

来週より、模擬空戦が始まる。相手は私がパダワンだった頃の同期の黒帯だ。やつは、かなり独創的な戦いかたを好んでいたが今回の装備にも独特な感性のもと間違いなく適応しただろう。

 

あいつなら間違いなく空力で無駄な力を逃がす方法を見つけたはずだ。私の飛びかたに限りなく近い動きをするはず。ただし、やつは非常に実戦経験が豊富だ。それゆえに殺気には人一倍敏感に反応するだろう。

 

隊の全員に周知させて置かねばなるまい。やつは、ジェダイのような戦いではなく。何でもやる戦い型を選ぶはず。それこそこちらから奪った銃を使うのも厭わない。

そういうジェダイの風上にも置けないやつだ。

 

だからこそ今まで外国に派遣されていたのだろう。誰よりも手強い相手になりそうだ。



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