幼女戦記フォースとともにあらんことを   作:丸亀導師

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第49話 共同訓練(前)

sideターニャ

 

あれから丸1日が経過した。あのあと彼らは、帝国の参謀本部への挨拶をしに行くと言い直ぐに離れていった。元々、我々の彼らへの護衛は、建前の様なもので軍事的な支援が本来の目的であった。

 

そして、本日より一月の間共同訓練、という形での参加が始まった。ただし、訓練内容は初日は向こう側が作るといっていた。そのあとは参謀本部の指示に従い、実地訓練に入るということだ。明らかに大日本帝国を戦争に引きずり込もうとしているな。

 

「では、これより共同訓練を開始したいと思う。まず君たち魔導師の実力を私は、見たいと考えている。この言葉で、頭に血が昇るものもいるだろう。だがしかし、私は日ヴ戦争の折数百名の魔導師を数日の間に殺した。この経験により、魔導師のことをどうしても軽視してしまうことがある。従って私は、君たちが私にたいして如何に脅威であるかを示してもらいたい。勿論パダワンは、諸君らと協力するものとする。」

 

は?こいつは何をいっているんだ?そう言えば聞いたことがある。かつて極東の戦場でジェダイという存在が介入し、1日にしてヴァシリエ帝国軍は壊走したという。

もしも、このジェダイという存在がスターウォーズの連中のことであるならば、恐ろしいことになるのではないだろうか?

 

「ミスター黒帯。いささかそれは、冗談が過ぎます。それでは我々を、完全にバカにしているようにしか聞こえませんが?第一あなた方は空を飛べるのですか?」

 

「私は、冗談で言った訳ではない。真面目にそれほどの戦力がなければ君たちは私に勝てないと判断したのだ。それと、我々も空を飛ぶことは出来る。」

 

本当にやるつもりらしい。ならばこちらも容赦をしてはならないな。

 

「では、我々の力、特とご覧あれ。」

 

ここに黒帯vs第203航空魔導大隊+奈緒の戦いの火蓋が切られた。

 

 

side奈緒

 

「なぜこのように意味の無い戦闘訓練をさせようとしているのか、具体的に説明を願いたい奈緒殿」

 

うわー、凄く面倒くさそうな人だ。きっと論理とかそう言うのが凄く好きなんだろうなー。

 

「ええとですね。先程マスターが言ったことは事実です。そのせいで、マスターは魔導師のことをさほど脅威とは考えて無いようです。」

 

そこで、女性将校の方が手を上げた。

「どうかしたのか?セレブリャコーフ中尉」

 

「えっとですね。そのマスターっていう人はいったいどんな事をしていたんですか?」

 

「私たちの国にはジェダイという存在がいて、暗殺や潜入とかをやっているんです。そして、マスターの世代はちょうど戦争で、最前線に送り込まれた人たちなんです。そのせいで正面からの攻撃には非常に強い防御力を発揮します。魔導師を殺したときは、通称魔導師狩りと呼ばれていたそうです。」

 

質問した人、顔がひきつってますよ?

 

「魔導師狩りか。それがなぜ我々と戦おうとする?」

 

「私たちの国には魔導師はいません。その代わりジェダイがいるのです。皆フォースをある程度、生活レベルで使えるので、国民全員が魔導師のような感じです。だからこそ戦いたいのかと。」

 

「要するに航空魔導師との戦闘経験が無いから、私たちを使って自らに刻みつけようということだな?」

 

この人、かなり鋭いな。私よりも年下のはずなのに、凄く大人びてる。

 

「あとは、もしもあなた方が戦場でシスとあった場合どのように対処をとるのかを、覚えさせたいのかと。」

 

「なるほどな、わかった。奈緒殿、貴君の言いたいことはわかった。よって第一にやつの戦力分析から始めるぞ。やつは、どうやら我々の本気を見て見たいようだからな。」

 

さて、私たちはマスターに勝てるかな?最悪私が切り札になるかもしれないな~。


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