幼女戦記フォースとともにあらんことを   作:丸亀導師

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第50話 共同訓練(後)

side黒帯

 

さて、どうやってくるかな?パダワンは、私がどういう性格をしているかきっと上手く伝えているだろうな。だが、今回私はシスの戦い方をモデルに戦闘を行っていく。彼女達はどれ程対応出来るだろうか。実に見ものだ。

 

お?どうやら動き出したか。さてでは、首を縛ってやろうかな?

 

 

sideターニャ

 

あのジェダイという男との模擬戦…。戦うとなると我々はやつの情報が必要となる。幸い?な事にやつの弟子と呼ばれる少女が我々の味方となる。全員が彼女の言葉に耳を傾けていた。

 

「やつの弱点はあるのか?ナオ?」

 

「マスターの弱点は基本ありません。ただやはり空戦が少々苦手のです。年齢的に覚えが悪いと言うことと、去年初飛行したばかりですので、まだ完璧に操れていないようです。」

 

ほお~。良いことを聞いた。要するにドッグファイトが苦手ということか。だが、やつはジェダイおそらくスターウォーズのジェダイだろう。だとすると、私が考えるよりも遥かに機動性は高いだろう。なんせあのジェダイだ。

 

「承知した。しかし、何のために彼はわたしたち全員を相手どろうとしているのか?」

 

「マスターは、あなた達の敵にシスが、紛れ込んでくるかも知れないと考えています。」

 

シス?あのフォースの暗黒面だとかいう?

 

「失礼だが、シスとはなにかね?」

 

彼女は、少々悩んだあとに、

 

「私も直接対峙したことは無いので、あまり詳しくは存じ上げませんが、フォースを私利私欲のために使い、力に溺れた物達というのが、マスターの見分け方だと。」

 

うん?要するに、ほとんどジェダイと変わりないのか。

 

「ほお。では、それらをふまえて戦闘を行うとしよう。ナオ殿貴殿が、最も警戒するとすればなにかね?」

 

「フォースグリップですね。要するに首を潰されます。遠距離から。それを一番警戒しなければなりません。対抗する方法は、集中力を分散させるしかありません。」

 

ならば

「ならば、こうしよう。」

 

 

side黒帯

 

ほう、近接戦闘部隊と、遠距離支援部隊に分けたか。だが、それでも固まっているには変わり無い。早々にフォースで押し潰してしまおう。

うん?そうか、これは囮で別動隊がいるな。気配が少な過ぎる。

 

それにしても魔導師の弾は、少々厄介か?ブラスターのように弾かなければならないのは難点だな。フォースを纏っているからか、空中で静止させることが非常に難しい。出来ないこともないが、集中が必要だろう、修行不足だな。

 

なんだ、メビウス達と同じ戦い方か、がっかりするよ。

…ちょっと待て、そうすると私の戦い方は、元々シスのようだと言うことか?昔からかなり変わったのか?暗殺とか、そう言う仕事のし過ぎだな。

 

あの男、ヴァイスと言ったか?は、どうやら副隊長のようだな。当の隊長が、いないが私を至近距離で仕留めるつもりだろうな。あの幼女が隊長とは、帝国も末期戦かな?冗談は置いといて、じゃあヴァイス君、キミには眠って貰おうか。

 

 

sideグランツ

 

おお、ヴァイスが全軍の指揮をとるとはな、しかし大隊長殿も大胆な手をとる。あの少女と、一緒にまるで遠足に行くみたいにニコニコしながらいったよ。あれで、年齢相応だったら可愛がったんだろうな。

 

「グランツ少尉、やつの動きは止まっている。後は、隊長達がなんとかしてくれるかな?」

 

「大丈夫だろあの隊長だからな」

 

あんな人間一人に大隊全員で、かかる必要があるのだろうか?そりゃ、大隊長のような存在ならともかく、普通の人間には過剰戦力だろ。

 

「全体動きを止めるな、彼女の説明道理ならば向こうには今は、こちらを攻撃する手段は、無いはずだそうっ!?カッカッ!?」

 

「どうした!!ヴァイス!!しっかりしろ!!」

 

何が起きた!!

 

「ヴァイス!!息をするんだ!!」

 

「そこまで!!ヴァイス中尉は撃墜判定だ。」

 

別の部隊からきた判定員から判断された。

 

「くそっ!!総員接近戦に切り替える。プランBに変更する。」

 

 

sideターニャ

 

ナニ?ヴァイスがやられたか。それにしてもフォースとはこれ程厄介か。術式が完全に封じ込められている。砲撃術式が発動する前に、力を抑え困れているようだな。

 

「奈緒殿、準備は良いか?」

 

「大丈夫です。私が隙を作りますから、とどめをお願いします。」

 

やつから逃れるために雲の上で待機することとなろうとはな。ここから一気に急降下を開始した。接敵まであと5秒、4、3、2、1

「待っていたよ!!」

うん!!嘘だろあのパダワン全然足止め出来てないじゃないか。それどころか、ほぼ無視されているぞ。

 

「では、狩りの始まりだ。」

 

結局のところ戦闘は一昼夜続いた。こちらの戦訓としては、ジェダイやシスを相手どるのは、魔導師を相手するよりも遥かに難しいというところだ。なお、撃墜されたものには、慰め程度の言葉を送っておいた。引き分けだな。

 

「君たちは強いな。我々も負けないようにもっと腕を磨かなければな。それと、パダワンよ。後で自らの反省点を文書にして提出するように。これではシスとまともに戦えないぞ?」

 

存在Xの敵は、以外にも頼もしいかもしれない。

 


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