別の作品も同時進行で進めていますがどちらもしっかりと更新していく予定なのでよろしくお願いします。
ある所に一匹の狼がいました。
狼は孤独でした。狼には夢がありませんでした。しかしある時狼に一人の人間の女性が近づいてきました。それを機に狼の生活は大きく変化していきました。狼の近くにさらに一人の男性も近づいてきました。それから狼は孤独ではなくなりました。それから狼は人間と共存していきたいと考えるようになりました。その為狼は多くの同族達と戦いました。その中で出会った馬と蛇と鳥も同じ考えを持っていました。狼と馬は度々ぶつかることもありました。他にも自分とはずっと考えを違えた人間と最後まで自分とともに戦ってくれた人間。彼らの協力もあり狼は同族達の王を倒し、夢を持つことが出来ました。
———
戦いは終わった。歴史改変マシンは破壊され乾巧は自分が消えるのを待つのみとなった。巧はその場にいた全員に言葉をかけるとこの世を去った。
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次に巧の目が覚めたときそこは見知らぬ場所だった。感じ的には何かしらの施設のように見えた。そこは先程までいた歴史改変マシンのあった施設とは全く別なようだった。
(さっきまでいた場所じゃないな?いや、それ以前の問題として俺は死んだはずだ。)
そう、先程彼は泊達にこれからの事を託して死んだはずだった。ついさっき生を終えたばかりの自分が何故ここにいるのかそれが分からなかった。
(何故この施設にいるんだ?何より一体ここは何の施設なんだ?)
そんな事を考えていると、
「動くな」
そう後ろから声をかけられる。声の感じから女性だと巧は理解した。巧が後ろを振り向くがそこには誰もいない一体どこから声をかけられたのか分からず疑問に思っていると。
「一体どこを見ている!!」
そう巧の頭上から声が聞こえた。そんなはずはないと思いながらも巧は顔を上げる。
「なっ・・・!?」
巧は驚いて声を出すことすらほとんどままならなかった。何故ならその女性は巧の見たことのないものを纏って空を飛んでいた。巧はそんな現場を見たことがなかった。そこで巧に一つの疑問が浮かび上がった。
『ここは本当に自分が住んでいた世界と同じ場所なのか?』と。
普段の巧ならそんな事は考えなかっただろうが、巧は別の世界がある事を知っていた。それは、ディケイドの存在だった。後輩ライダーであるディケイドの存在を知ってしまった為に巧はこの考えを否定できなくなってしまった。だが巧はすぐに我にかえると彼女に聞く。
「ここは一体どこなんだ。」
それに対して彼女は答える。
「貴様、本気で言っているのか?『IS学園』を知らない人間などいるはずがないだろう!!しらをきるつもりか?」
『IS学園』巧はその単語に聞き覚えがなかった。そして彼女の言葉から知っていて当然だということがひしひしと伝わってきた。その彼女の発言が巧に今いるこの場所が元々自分のいた世界ではないという事を確信させた。
「なんなんだその『IS』っていうのは。』
その言葉を聞いた瞬間先程までとは違い彼女の顔に信じられないものを見たかのような表情が加わる。
「まさか、本当にISを知らないのか?」
それに対して巧は、
「あぁ、聞いたこともない。」
———
その日は少し忙しい日だった。私の弟がISを動かしてしまい、急遽IS学園に入学することになってしまった。私はその日それの対応に追われていた。そんな時にそれは起きた。
「織斑先生、大変です!!」
そう言って私の同僚の山田先生が飛び込んできた。彼女はかなり焦っているように見えた。
「何が起こったんですか山田先生?」
そう聞くと
「それが、侵入者が・・・」
そう言い彼女は監視カメラの映像を私に見せてきた。そこには確かに一人の男が写っていた。まさか男を単身で送り込んでくるとは思わず少し驚いた。どうしてこういう日に限ってこういうことばかり起こるのかと私は頭を抱えた。
「とりあえず私が行きますから山田先生は待機していてください。」
そういうと、彼女は頷き
「織斑先生なら万が一もないと思いますけど気をつけて下さいね。」
そして現場に向かうとその男は全くこちらに気づかず何かを考えているようだった。私が声をかけるとこちらを振り向き二度目の呼びかけでやった上にいることに気づいた。さらにその男は浮いている私を見てとても驚いていた。まるでISを見たことがないかのように。その考えはその後に現実となった。そいつはIS学園を知らないと言った。最初に言われた時は、信じられずにそいつに怒りをぶつけたが、それでもその男はISすらも知らないと言った。そこで私は悟った。こいつは嘘をついていないと。だがまだ疑問は多く残っている。ここで話すのも何だ私は場所を移すことにした。
それがこの世界での乾巧の生活か始まりだった。
一話目です。
序盤かなり端折っていますが私自身があまり長くしすぎないようにやってしまったことです。許してか下さい。何でもしますから。(何でもするとは言ってない)
とりあえず二つの作品同時進行になりますが頑張ってやって行きます。