インフィニット・ストラトスφ   作:カンパネラ35

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どうもカンパネラです。
めちゃくちゃ久しぶりの更新です。最近はネプテューヌにどハマりしまして。ゲームをやったりアニメを見たり動画を見たりしていました。しかし、そろそろ他作品が恋しくなって来たのでまた書きます。気づいたらUAが1万を超えそうなところまで来ていてとても驚きです。後、今回時間の都合でかなり短めになってます。

前回のあらすじ
堕ちたな(確信)


第八話 再戦の思い

セシリアと巧がアリーナに戻ってくるとそこには項垂れている一夏と、それを慰めている木場の姿があった。巧はどうしたのかと思い、近くにいた千冬に聞いてみることにした。

 

「なにがあったんだ?」

 

「あぁ、乾か。オルコットもいるのか。」

 

「えぇ、織斑先生。ご心配をおかけしました。」

 

そう言ってセシリアは頭を下げる。

 

「そうか、まぁいい。とりあえず今のこの状況についてだったな。ただ織斑が木場に負けたというだけの話だ。それも圧倒的にな。」

 

巧はそれを聞き、まぁ当たり前だなと思った。何故なら一夏は、ISを操作するのは初めてなのだから。そう思ったが声をかけなければ始まらないと思い巧は二人に近づいていく。

 

「大丈夫か一夏。」

 

「あぁ、巧か…。」

 

顔を上げた一夏は少し泣きそうな顔をしていた。

 

「情けないよな。せっかく専用機が届いたっていうのに。」

 

どうやら、話を総合すると、巧とセシリアの戦いが終わったが、巧とセシリアが共に保健室へと行ってしまい、戦いを続けようにも一夏のISはなくどうしようかと思っていたところに、ちょうど一夏の専用機である『白式』が届き、急遽木場と一夏の戦いを先に行う事になったようだった。フォーマットやフィッティングの終わっていない初期状態の機体で戦った一夏は一次移行が完了する前にやられてしまったのだという。

 

「さっきから、一夏が弱いわけじゃないとは言っているんだけどね。聞く耳を持ってくれないんだ。」

 

そう言って木場は苦笑いをしていた。

 

「いつまで落ち込んでいるつもりだ織斑。」

 

そこに見かねた千冬がやってきて一夏に声をかける。

 

「まだ次があるのだからそこまでに今回の反省をし、それを生かせ。…とりあえず、乾達も戻ってきたのだから次の試合に行くぞ。」

 

千冬にしては優しい言葉をかけて千冬はその場を立ち去っていった。

 

「えっと、次の試合は一応、オルコットさんと木場君なんだけど…。」

 

山田先生が次の対戦を行う二人を呼ぶが…

 

「山田先生、その事なのですが…わたくしは今回の代表決定戦を辞退しようと思いますわ。」

 

っとセシリアが今回の試合の辞退を宣言する。

 

「ええっ、オルコットさん辞退しちゃうんですか!?」

 

山田先生はかなり驚いているようだった。まぁ、それも仕方のない事ではある。何故なら今回唯一の代表候補生が辞退するというのだ。

 

「どっ、どうしてですかぁ!?」

 

「わたくしは、先程の巧さんとの試合で自分自身の未熟さを思い知りましたわ。今の状態で戦ってもただ醜態を晒すだけですから。」

 

そう言っているセシリアの顔は憑き物が落ちたように清々しい顔をしていた。

 

「そうですか…。そっ、それなら次の試合は…、乾君と木場君です。準備が出来次第アリーナにお願いしますね。」

 

勇治と巧は互いに少し笑いながら見合っていた。

 

「乾くんと本当に戦うのは久しぶりだね。」

 

「あぁ。そうだな。」

 

互いに互いの戦い方は分かっている。特にファイズギアとカイザギアでの戦いとなると自然と戦いは近距離戦に絞られる。

時代と次元を超え、かつて仲間であり時に敵であり同じ思想を掲げた二人の戦いが幕を開ける。




どうもめちゃくちゃ久しぶりの第八話です。
今回、勘を取り戻しながら書いているのでかなり短い上に文章がおかしいと思います。次の話は早く書ける予定です。どうかゆっくりとお待ちいただきたいです。

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