あれから一年任務の遂行数は100を超えた
そしてアリスとも言い合いは続いている
アリス「何故シュウは彼処で突っ込んだのですか!?」
シ「彼処は突っ込んだ方が後ろに被害はねーだろうが!」
アリス「確かにそれで後ろにいた私は安全でした。しかしそれでは騎士の恥です!」
シ「知るか!なぁファナティオさんはどう思うよ!」
俺は整合騎士副騎士長のファナティオ・シンセシス・ツーに意見を求めた
ファ「そうね・・・・・。シュウの行動は確かに理にかなっているわ。あの狭い洞窟での戦闘なら逃げるより敵の陣も崩す方が得策だもの」
シ「ほら」
アリス「く!」
俺はアリスを見た
アリスは悔しがっている
ファ「でもアリスが行っていることももっともよ。人界を守る筈の整合騎士が守られてはわけないもの」
俺はそれを聞いて少し落ち着いた
ファ「貴方が仲間が傷つくのを嫌うのは知っているけどもう少し私達を信頼したら?」
シ「・・・・・・・分かった・・・」
アリス「・・・・・・・・そう言えばファナティオ殿、明日は修剣学院訪問の日では?」
シ「何だそれ?」
アリス「我々整合騎士が学院生に紛れて学院の視察をするのです」
アリスの説明を受けて俺は少し興味が湧いた
シ「じゃあ俺が行きたい!」
ファ「そうね・・・・・騎士長の確認がいるけど大丈夫じゃないかしら?」
シ「よっしゃ!」
俺はガッツポーズで喜んだ
ファ「じゃあシュウの面倒はアリス。お願いできる?」
アリス「はぁ、分かりました。ファナティオ殿のお願いでは蹴るわけにもいきません」
と言うのが昨日の出来事である
シ「んで、ここが北セントリア帝立修剣学院か・・・・」
アリス「あまり目立った行動はしないでくださいね」
シ「わぁってるよ・・・・・」
俺達は歩き出した
アリス「今から行くのは初等練士が剣の練習をしている場です」
シ「へぇー、見所のある奴がいればいいなー」
てことで俺達はそこに来た
今は初等練士達の立ち会いの最中だった
筋肉男と髪の長い女
どうやら髪の長い女が押されているようだ
貴族A「やはりリーバンテイン殿の勝利か」
貴族B「当たり前だ。あの女の卑怯な剣術にハイ・ノルキア流が負けるわけないだろ」
貴族A「まぁ卑怯な剣術で上位12人に入ったのだ。実力が違う」
シ「・・・・・・ なぁアリス。流派って何だ?」
俺はアリスに聞いた
アリス「剣の流派のことです。あの男・・・ウォロ・リーバンテインが使っているのがハイ・ノルキア流、あの女はソルティリーナ・セルルトと言い私も何の剣術なのか分かりません」
???「く!」
見るとリーバンテインが髪のセルルトの首に木剣を立てていた
ソ「ま、参った・・・・・」
すると周りから歓声が湧いた
貴族C「さすがリーバンテイン殿!」
貴族D「卑怯な剣術を物ともしない強さ!」
貴族E「これにこりてその者も卑怯な手は使わんでしょ」
観客全員が笑っている
笑っていないのはリーバンテインともう一人の男
セルルトはその中心で拳を握って泣いていた
シ「・・・・・・・・・はぁ・・・」
俺は階段を下りていった
アリス「待ちなさい!どこに行くのですか!」
シ「・・・・・・・・・」
俺は観客席から飛び降りてセルルトの前に立った
ソ「貴方は・・・・・」
俺は大きく息をすい
シ「・・・・・・・・・笑うのも大概にしろよテメェら!」
叫んだ
シ「何が卑怯な剣術だ!一番卑怯なのは集団で笑うことしか出来ねぇテメェらじゃねーか!剣術に卑怯なんてのはねー!人の剣を笑う奴に剣を持つ資格なんかねーーーーーー!」
一瞬静かになった
だが次の瞬間にはブーイングの嵐だった
貴族A「ふ、ふざけるな!」
貴族B「大体剣術とはハイ・ノルキア流の事を言うのだ!」
貴族C「そ、そうだ!そいつが卑怯な剣術でない限りハイ・ノルキア流が負けるなど有り得ない!」
シ「ごちゃごちゃうるせぇよ!そこまで言うなら剣で俺を認めさせろ!ここは剣術を磨く場所なんだろ?テメェらの言う卑怯な剣術で勝ってやるよ」
それから30分後
シ「全く・・・・口ほどにもねーな」
その後俺は見事向かってきたやつを返討
ソ「あ、あの!」
シ「ん?」
ソ「あ、ありがとう」
シ「あぁ、大丈夫だからお前はお前の剣を磨け」
その光景を見たアリスは・・・
アリス(シュウ・・・・・・貴方はどうしてそこまで人の為に動けるのですか・・・・・?)
と思っていたらしい
しかしそれとこれとは別でアリスに一時間程叱られました