ソードゲンソウオンライン   作:ヘタレ寝癖人間

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第五十二話:元老長

確かに俺とアリスは凍った

チュ「ほうほう、これは見事に凍ってますね」

シ(凍ってる?本当に?じゃあ何で声が聞こえる?それに少し動ける)

俺は少しずつ揺れた

チュ「ん?」

どんどん揺れが大きくなる

そして氷にヒビが入って割れた

シ「ウラッシャャャャャ!!!」

チュ「ギヤァァァァァ!」

俺が氷から出た衝撃でアリスの氷も割れた

アリス「フゥー助かりました」

シ「・・・・・・さーて、チュデルキン。覚悟出来てる?」

俺はチュデルキンを掴みアッパーをかました

チュデルキンが逃げて行き俺達はそのあとを追った

昇降口でチュデルキンが止まっていたので足を掴んだ

シ「おい、こらハゲ!テメェまだ用が済んでねぇぞこら」

チュ「は、放しなさい!」

チュデルキンは靴から足を抜いて逃げた

シ「まったく、敵を欺くにはまず味方からって・・・・」

俺は床に手を掛けて上った

シ「よく言ったものだな!キリト、ユージオ」

アリスも上ってきた

しかしキリトもユージオもずっと下を向いていた

シ「償いなんざ要らねーよ。お前らは思い出して俺達を戦わせないようにした。それだけでいいさ」

俺はそれだけ言うとアドミニストレータを見た

二人は俺とアリスを見た

アリス「・・・・・・・・・」

アリスは何も言わなかったが頷きはした

キリトとユージオは俺達の隣に立った

アド「ベルクーリとファナティオはそろそろリセットする頃合いだったけどアリスちゃんはまだ六年程しか使ってないはずよね?論理回路にエラーが起きている様子も無いしやっぱりそこのイレギュラーユニットの影響なのかしら」

アドミニストレータは俺を見た

シ「俺は真実を伝えただけだ」

アド「・・・・・・・ねぇ、アリスちゃん?貴女何か私に言いたい事があるのよね?怒らないから今言ってご覧なさいな」

アドミニストレータが近づいてきた

アリスは一歩退き震えていた

しかしアリスは俺が巻いた眼帯を触った

アリス「最高司祭様!映えある我ら整合騎士団の本日を持って壊滅いたしました。私の横に立つわずか二人の反逆者の剣によって!そして貴女がこの塔と供に築き上げた果てし無い執着と擬態故に!吾が究極の使命は剣無き民の安寧と安らかな眠りを護る事です。しかし御司祭様。貴方の行いは人界に暮らす人々の安寧を損なうものに他なりません」

アリスがそう言うとアドミニストレータが微かに笑った

チュ「だま、だまらっしゃい!この半壊れの騎士人形が!お前ら騎士どもは所詮あたしの命令通りに動くしかないでく人形なんですよ!」

俺はアドミニストレータを見た

アド「ふーん。やっぱり論理回路のエラーじゃ無さそうね・・・・。それにパイエティモジュールもまだ機能している。となるとあの者が施したコード871を自発的意思で解除したのかしら?突発的な感情ではなく」

シ(コード871?右目の封印の事か?)

アド「ま、これ以上は解析してみないとわかんないわね。さて、チュデルキン!私は寛大だから下がりきったお前の評価を回復する機会をあげるわよ。あの四人をお前の術で無力化して見せなさい」

アドミニストレータはベッドを下に戻すと後ろに歩いて行った

チュ「さ、最高司祭猊下!」

チュデルキンがアドミニストレータを呼び止めた

アド「なぁに?チュデルキン?」

チュデルキン。いきなり土下座した

チュ「元老長チュデルキン!猊下にお仕えした長の年月におきまして始めての不遜なお願いを申し上げ奉りまする!将星これより心命をとして反逆者どもを殲滅致しまする故それを成し遂げた暁にはげげ猊下の猊下の尊き御身をこの手で触れ口付けしいい、いいい一夜の夢を供にするお許しを!何卒!何卒!何卒!頂戴していただく!」

それを聞いてアドミニストレータは笑った

アド「いいわよ。チュデルキン。創成神ステイシアに誓うわ。役目を果たしたその時には私の体の隅々までも一夜お前に与えましょう」

今度はチュデルキンが汚い顔で泣き始めた

チュ「将星ただいま無常の感激に包まれておりますよ!もはや、もはや将星、闘志満々!精神統一!はっきり言いますれば無敵ですよ!システム!コール!ジェネレイト!サーマル!エレメント!」

チュデルキンは逆さまになり神聖術を唱えると手足の指と目の下に日の玉が出来て目とその周りがどんどん焦げていった

チュ「お見せしましょう。我が最大最強の神聖術!出でよ魔神!反逆者どもを、焼き尽くせ!」

チュデルキンが回ると日の玉が飛び集まって人形に変わり目が現れた

アリス「あやつにこれ程の術式が使えるとは・・・・私も知りませんでした。残念ですがあの実体のない炎の巨人は私の花達では破壊できない。防御に徹してもそうながくは持たないでしょう」

シ「・・・・・・なら十秒だ。キリト、ユージオは援護を頼む」

三人が頷いた

シ「よし!行くぞ!」

キユージオアリス「「「おう(うん)(はい)!!!」」」

俺達が走ると巨人が殴り掛かってきた

アリス「巡れ!花達!」

アリスの武装完全支配術で巨人の動きが止まった

キ「今だ!行くぞ!」

俺はまた走った

キリトとユージオは立ち止まり

ユージオ「システムコール・ディスチャージ!」

ユージオの神聖術がアドミニストレータに向かったが難なくアドミニストレータはそれを防いだ

キリトは力を貯めているとキリトの姿が変わった

まるでSAOの時のようだった

シ「!心意か!?なら俺も!」

俺も心意をため始めると姿がSAOの時代に戻った

キリトが突きを飛ばしてチュデルキンを刺した

次に俺が斬撃を飛ばしてチュデルキンを斬った

そのままチュデルキンはその場に倒れた

チュ「私の、猊、下」

チュデルキンは動かなくなった

 

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