アド「流石にそろそろ不愉快になってきたわ。お前達はなぜそうも無意に憎く足掻くの?戦いの結末はもう明らかだと言うのに・・・・。決定された終わりに辿り着く過程にどんな意味があると言うの?」
キ「過程こそが重要なんだ」
アドミニストレータの質問にキリトが答えた
キ「這いつくばって死ぬか、剣を握って死ぬかがね」
シ「俺たちゃ人間だ。足掻いて変わる結末もありゃ変わらずとも何もしないよりましだ」
俺達は目を瞑るとまたSAO時代の姿になっていた
アド「黒ずくめのその姿、まるで闇黒騎士ね。いいわ。あくまで苦痛を望むと言うならお前にはとてもとても長くて惨い運命を与えてあげる」
お互いが剣を構えた
まずキリトが飛び出してアドミニストレータの一撃をかわし攻撃しようとして剣で防がれた
そしてアドミニストレータはそのまま剣で攻撃してキリトはかわすしかなかった
しかし今の剣術は・・・
アド「片手直剣四連撃ソードスキル、バーチカルスクエア。だったわね?」
シ(!こいつソードスキルを!)
次は俺が 居合いの構えて近付いた
しかし俺はアドミニストレータの剣が細剣に変りソードスキルをもろに食らい血が吹き出した
アド「細剣六連撃技、クルーシフィクション」
今度はアドミニストレータの細剣が刀に変わった
キ「く!」
キリトがソードスキルが斬ろうとすると
シ「刀単発技・・・絶空・・・っ!」
キリトの腹が切り裂かれた
アド「この世界を動かしているシステムに関して私の知らない事なんてないのよ」
ユージオ「らしく、ないぞ・・・」
キ「ユージオ・・・・」
アリス「その通りです・・・」
シ「アリス・・・・」
二人がこちらを見ていた
ユージオ「キリト・・・」
アリス「シュウ・・・・ 」
二人が手を差し出して俺とキリトは手を握った
握ると光に包まれた
ユージオ(記憶を奪われたのは整合騎士達だけじゃない)
アリス(私もシュウもキリトもユージオも大切な事を忘れていました)
ユージオ(僕達とアリス達はルーリットの村で生まれて一緒に育ったんだ)
キ(あぁ、俺も思い出したよ)
シ(寝ているとたまに夢を見た。俺とキリト、アリスとユージオがギガシスダーの木の下で飯食って寝て遊んで・・・・)
アリス(私とシュウがデュソルバート殿に連れて行かれそうになった時キリトもいました)
ユージオ(僕はあの時何も出来なかった)
シ(俺も諦めちまってた・・・)
アリス(幼いキリトは勇気を振り絞ってデュソルバート殿に立ち向かおうとしたのに・・・私達は何も出来なかった)
ユージオ(だから今度は僕達が背中を押すよ)
アリス(今度こそ皆で立ち向かいましょう)
アリスユージオ((さぁ!シュウ(キリト)!))
俺達は意識を現実に戻した
ユージオ(キリト・・・・今度こそ・・・立てる。何度だって立ち上がれる)
アリス「シュウもです。貴方は人を思いやる事が出きる・・・あなたなら人界の人々を助けられるはずです」
アリスはそう言うと金木犀の剣を手渡した
俺はそれを受け取ると立ち上がった
キリトは復活した赤い青薔薇の剣を持っていた
アド「何故だ。何故そうやって愚かにも運命に抗うのだ?」
キ「それだけが・・・・。抗う事だけが・・・」
シ「俺が・・・俺達が今ここにいる理由だからだ!」
俺達がアドミニストレータに近づくとアドミニストレータは一歩下がった
アド「ここは私の世界だ!招かれざる侵入者にそのような振る舞いは断じて許さぬ!膝を付け!」
アドミニストレータが刀を向けた
アド「首を差し出せ!きょうじゅんせよ!」
刀が剣に変わった
しかし俺達は歩くのを止めない
キ「違う。貴方は只の簒奪者だ!」
シ「世界を・・・そこに生きるやつを愛さねぇ奴に支配者たる資格はねぇ!」
俺達はアドミニストレータに今度は走って近付いた
アド「愛は支配なり!私は全てを愛する!全てを支配する!」
アドミニストレータの剣が伸びた
それを折れに振ってきたが俺はそれを弾いて
シ「スイッチ!」
今度はキリトが剣を振った
剣がぶつかり合う
とうとうアドミニストレータが怯んだ
キ「スイッチ!」
俺は斬ろうとするとアドミニストレータが避けすかさず金木犀の剣をアドミニストレータの剣に当てて大勢を崩した
アド「小癪な!小癪なァァァァ!」
俺が下りキリトが走った
お互いの剣が腕に刺さりそのまま切り落とされた
シ「キリト!」
アド「おのれぇぇぇぇ!!」
今度は髪の毛がキリトを絞め殺そうとした
シ「させるかぁぁぁ!」
俺は髪を斬り
シ「行け!キリト!」
そう言った
キリトが勢いよくアドミニストレータに飛び心臓を刺した
爆発が起きて俺達は飛ばされた
アドミニストレータは心臓部分に穴が開き体にヒビがあった
アド「・・・・よもや剣が四本とも金属ではないとわね」
俺の明星の剣は星、アリスの金木犀の剣は木、キリトの夜空の剣も木、ユージオの青薔薇の剣は氷だ
アド「意外。全く意外な結果だわ。ここに残るリソースをかき集めても追い付かない。傷を負うなんてね」
俺はキリトの腕に回復の術を欠けて出血を止めた
アド「こうなれば・・・仕方ないわ」
アドミニストレータ部屋の奥に向かった
アドミニストレータの前に台が現れた
アド「予定よりも随分早いけど・・・一足先に行かせて貰うわ」
アドミニストレータが髪の毛で台のパソコンのようなものを操作すると光の柱がアドミニストレータを覆った
アド「じゃあね坊や達。また、会いましょう。今度は・・・お前達の世界で!」
俺達は追い掛けようとしたが体が動かない
チュ「猊下!あたしも連れて行って下さい!」
そう言うと今まで死んだと思っていたチュデルキンが炎も纏ってアドミニストレータに抱きついた
チュ「ついに・・・ついに猊下と1つになれるのですね」
そのまま二人は燃えてしまった
キ「終わった・・・のか?」
シ「あぁ、終わった」
俺は金木犀の剣をアリスの前に置くと奥の台に向かった
しかし俺はあまりパソコンに強くない
シ(これなら・・・外の・・・防衛省の菊岡に繋がるはずなんだ)
俺はパソコンの様なものを見ながら操作した
シ(よし!接続は出来た。後は菊岡が出れば・・・)
ーー思い出はここにあるーー
心の中で何かが響いた
いつの間にか俺は涙を流していた
ユージオは死んだ
振り向かなくても分かった・・・わかってしまった
シ「サヨナラ。ユージオ・・・・」
俺は呟いていた
そしてパソコンから爆発音が聞こえた
シ「!おい!菊岡!どうした!返事しろ!」
キリトもこちらに来た
今度は銃声
???『菊岡一佐!扉を破られました!もう限界です!メインコンは放置して耐圧隔壁を閉鎖します!』
菊岡『すまん!後二分耐えてくれ!今ここを奪われる訳にはいかん!』
キ「なんだ・・・・」
まだ銃声は聞こえている
菊岡『比嘉君!ロックはまだ終わらないのか!』
比嘉『後8いや七十秒っす!あぁ!菊さん!中から呼び出しっす!これは・・・彼らです!桐谷君と宇佐見君!』
菊岡『な、何!?キリト君とシュウ君か!そこにいるのかシュウ君!キリト君!』
キ「そ、そうだ!いいか菊岡!あんたは!あんたのしたことは!」
菊岡『謗りは後でいくらでも受ける!今は僕の言葉を聞いてくれ!』
キ「何?」
シ「おい!さっきからこの銃声はなんだ!」
菊岡『すまないが時間がない!いいかキリト君シュウ君!アリスと言う名の少女を探すんだ!そして彼女を・・・』
シ「探すも何も今ここにいる!』
菊岡と比嘉は少し驚いていた
菊岡『よし!この通話を切りしだいFLA倍率を1000倍に戻すからアリスを連れてワールドエンドオールターを目指してくれ!』
シ「おい!目指してくれって!」
菊岡『シュウ君!君もだ!あれには君にも必要だ!いいか!オールターは東の大門を出てずっと南へ・・・』
???『まずい!奴ら電気室に浸入しようとしています!』
菊岡『何!?』
比嘉『ヤバいっすよ菊さん!もし奴らが主電源ラインを切断したらサージが起きる!ライトキューブクラスターは保護されてますがサブコンの桐谷君と宇佐見君のSTLに化電流が!フラクトライトが焼かれちまいます!』
菊岡『ここのロック作業は僕がやる!比嘉君は神代博士とアスナ君とユウキ君を連れてアッパーシャフトに退避。キリト君達を保護して!』
キ「あす、な?」
シ「ユウキ・・・・」
俺達の中には何故二人がラースに居るのかで一杯だった
???『駄目だ!電源切ります!スクリューが止まります!』
俺とキリトの頭に衝撃が走った
ユウキ(兄ちゃん!兄ちゃん!)
シ(ユウ、キ・・・・)
そのまま意識が途絶えた