ソードゲンソウオンライン   作:ヘタレ寝癖人間

58 / 65
第五十八話:騎士達の戦い

門が消えると俺は一気に闇黒軍の軍勢に突っ込んで前衛にいたゴブリン達を真っ直ぐに斬り飛ばした

おっさんからは俺は隊を持たずに一人で戦う方が戦いやすいだろうと俺を自由行動にしてくれた

シュウ「敵を切り裂く我がこの剣。止めれるもんなら止めてみろ!」

周りを見るとさっきまでいた山ゴブリンは居らず平地ゴブリンとジャイアントの下っ端が俺を囲んでいた

シュウ「・・・・・・・・・・・・・」

ゴブリンA「大将首だ!」

ゴブリンB「囲め囲め!」

ジャイアントA「殺せば報酬もあるぞ!」

この時俺は何を思っていたのだろうか

シュウ「夜叉童子、宇佐見シュウ・・・参る!」

ただ黒夜叉、山の四天王等呼ばれた幻想郷の自分とVRMMOでの自分を混ぜていた

俺はひたすら敵を斬りまくった

人界軍の方を見ると山ゴブリンの長はデュソルバートのおっさんがジャイアントの長はファナティオさんと対人していた

ただ気になるのは平地ゴブリンのみだ

見た所居ない

俺は急いで人界軍の所まで走った

途中襲ってくる奴らはとりあえず叩ききった

シュウ「邪魔!」

山ゴブリンC「ギャア!」

そうこうしていると第一部隊左翼で煙が上がった

シュウ「!?」

最大速度で煙を抜けた

シュウ(今通ったのは第一部隊左翼だからこの先は補給部隊・・・・!キリト!)

さらに俺が走った

平地ゴブリンの大軍を見つけた

シュウ(全滅させるより後ろに伝えた方が早いな)

俺は壁を走って平地ゴブリンを抜けた

ようやく第二部隊左翼に着いた

シュウ「前からゴブリンが来てる!レンリは!?」

兵士A「それが・・・先程からどこにも姿が・・・」

シュウ「!じゃあもうすぐくるゴブリンを迎え撃て!抜けようとする奴は深追いせず止まった奴を片っ端から殺ってくれ!」

『は!』

俺はさらに奥の補給部隊に走り出した

後ろから悲鳴が聞こえてくる

それを背に走る

ようやく着いた

シュウ「はぁはぁどこだ。レンリ。キリト・・・・」

辺りを見るとティーゼとロニエがキリトの座っている車椅子を押して天幕に入るのが見えた

俺も走ってその天幕に入った

そこで見たのは剣を構えるティーゼと両手をレンリだった

シュウ「えっと・・・・・今いい?」

とりあえずキリトとレンリを見つけた

しかし今はそれどころではない

シュウ「ゴブリンがすぐそこまで来てやがる。今いかねぇと補給部隊が!」

レンリは黙っている

シュウ「っ!お前・・・何迷ってやがる?」

レンリ「!」

俺にはレンリの気持ちが分からない

レンリ「君には分からない。僕は失敗作の騎士だから・・・・」

シュウ「・・・・・・・・・・」

後ろから悲鳴が聞こえてくる

それでも俺は前にいるレンリを見る

ティーゼとロニエは剣を構えている

天幕が斬られ一匹のゴブリンが俺に斬りかかる

その主観ゴブリンが二つに割けた

ゴブリンを斬ったであろう刃物レンリの元に戻ってきた

シュウ「・・・・・・・行くぞ」

俺は急いで補給部隊が居るだろう場所に走った

後ろからレンリも着いてくる

ゴブリンの大軍の中心まで走って止まった

レンリも止まる

レンリ「・・・・・・僕の名はレンリ!整合騎士、レンリ・シンセシス・テゥエニセブン!この首が欲しければ命を投げ出す覚悟で掛かってこい!」

一人のゴブリンが襲ってきた

レンリがスピナーでゴブリンどもを斬りまくる

それを見た俺は

シュウ「失敗作なんかじゃねぇよお前は。立派な騎士だ」

レンリ「・・・・・・ありがとう」

しばらくすると誰かにスピナーが跳ね返された

煙の中から出てきたのはゴブリンの長だろう奴だった

シュウ「大将はお前だな?」

???「おぉ、山ゴブリンの族長コソギだ」

コソギが辺りを見渡した

コソギ「あぁあ、派手に殺してくれたよな。まさかこんな後ろに整合騎士が居残ってるとはね。それも二人も。全く当てが外れちまったよ」

レンリ「ここでお前達の戦争は終わりだ!」

レンリがスピナーを投げるとコソギは容易にそれを弾いた

コソギ「ゴブリンの癖にって面だな。坊や。だが俺としちゃぁこう言わせてもらいたいねぇ。お偉い騎士様の癖にってな。整合騎士は一騎当千・・・そう聞いていたんだが・・・どうやらお前さんはそうではないみたいだな」

シュウ「テメェ!」

俺が斬ろうとしたがコソギはまだ言い続けた

コソギ「お前さん、最初に突撃してきた奴だろ?そんな奴が何故こんな後ろにいるんだろうな?」

コソギがレンリに向かって言い放つ

コソギ「こんな後ろに隠れてた奴を探してたんだろうなぁ」

その言葉にレンリは昔アドミニストレータに言われた

壊れている

と言う言葉を思い出した

レンリ(僕は・・・やっぱり失敗作だったのか?だとしても・・・!)

レンリが笑った

レンリ「あぁそうさ。僕は失敗作の騎士だ。だけどね、勘違いするなよ。出来損ないなのは僕であって・・・こいつじゃない!」

レンリがまたスピナーを投げた

レンリ「跳べ!翔翼!」

それをまたコソギが弾き翔翼が上に跳んだ

コソギ「何をやっても・・・・無駄だ!」

レンリ「リリース・リコレクション!」

二つの翔翼が一つになり回り始めた

そしてまたコソギに向かって行く

コソギ「無駄なんだよぉ!」

それをコソギが弾こうとするが翔翼が避け態勢を崩されたコソギが態勢を建て直して俺達に向かってくる

レンリに飛んで斬りかかろうとしてコソギは縦二つに割れた

翔翼がレンリに戻り二つに戻った

フィゼル「レンリっち」

そこにいたのはフィゼルとリネル

シュウ「おぉ、ゼルネルコンビ」

後ろにはゴブリンの死体の山

フィゼル「ふーん・・・少しは騎士っぽくなったじゃない。これなら助けに来なくても良かったね。手柄挙げたかったのに・・・」

リネル「ふん!私達の方が一杯首を取りました」

シュウ「はいはい。よくやったよくやった」

俺は二人の頭を撫でた

顔が少し緩んでいたがすぐに戻すと

ゼルネル「「騎士様、命令をお願いします」」

俺はレンリを見た

シュウ「ティーゼ達は補給部隊と合流させたし残りのゴブリンを殲滅してる」

レンリ「じゃ、じゃあ僕は部隊に戻るから・・・」

シュウ「二人を春雨で部隊に戻して俺はアリスと合流するわ。春雨!」

春雨が降りてきて二人を乗せると飛び立った

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。