わたくしが黒のアサシンですわ。   作:六導

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やはり赤評価を維持できなかったよ。
(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)



第4話 マスター

「セイバーよ、アレに勝てるかね?」

とランサーの問いにセイバーが無言で頷く。

私は今、他マスターとサーヴァント達と共に私が発見した赤側のサーヴァントおそらく赤のセイバーの力を測るために赤のセイバーとマスターにホムンクルスとゴーレムをぶつけて相手の戦闘力や宝具の特性を探ろうと魔術で映し出されたスクリーンのようなモノで見ていました。

動きを見る限り私では奇襲以外では勝てそうにありませんわね。

何ですか、あの動き殆ど私では見えないのですがと思いつつも私ならどうやって赤のセイバーを倒すのかを考え込んでいると

「そしてアサシンよ、此度の赤のセイバーの発見ご苦労であった」

あっ、全く話を聞いていませんでした。

私が知らないうちに話が進んでいたらしいですわね。

「勿体無きお言葉ですわ。ランサー」

私は顔に出ないように優雅な礼をランサーに返す。

「そうだよね!シャじゃなくて、アサシンの宝具は便利だね」

私が赤のセイバーを発見したことをマスターに報告して後、マスターはすぐダーニックに報告したそうでその時に私の宝具の事を少し話したそうなのです。

まぁ、事前にマスターとの打ち合わせで私の宝具で分身を作り出せることと回復ができる程度のことしか話さないと約束してあるのでおそらく大丈夫でしょう。

そうして話をしていると私の分身の内一人が影から現れた。

「お話の最中に申し訳ありませんがちょっとよろしいですか?私」

「あら、どうしたんですの?私」

「ちょっと・・・」

と私の分身が私に耳打ちしてくる。

「なるほど、ランサー、それに皆様また一つ報告が増えたのでお知らせしますわ。今しがた私の分身がルーラーを発見したそうですわ」

そう言った瞬間、この場にいた全員の視線が私に集中する。

皆が驚いている最中、いち早く口を開いたのはランサーだった。

「なるほど、此度の大戦ならルーラーの召喚も妥当なところか。ではアサシンよ。現在ルーラーがどこかいるのか分かるか」

「申し訳ありません。発見から時間が少し経っていますので・・・それにルーラーは私達の存在に気付いたようですので、あまり近くには潜めませんでしたから今はもう移動していることかと」

「公王よ、おそらくルーラーはアサシンの気配遮断すらも感知する能力を有していると思われます」

「なるほど、では現在ルーラーの位置は分からないということかアサシン」

ランサーの問いに私は苦味を噛み潰したような表情を晒してしまうこの問いに答えると自身の無能ぶりを晒してしまうよう気がしてしまうからだ。

「はい、ですがどうやらルーラーはバスで移動したようですので霊体化してではなく実体化したまま移動したということはこの町に繋がる道を張っていればいずれルーラーを発見できると思われますわ」

ふむとランサーとダーニックは何か考え込んでから

「では、引き続きアサ「待ってくれ!」なんだ。ゴルド」

「その前に答えろアサシン、ルーラーを監視していた者はお前以外にいたか!」

その質問に私の分身は少し記憶を思い起こしてから私の分身が答える

「おそらく、私以外にいくつか視線を感じましたわ。見ていたのは私ではなく・・・おそらくルーラーですが近くに私のように見ていたのではなく使い魔ないし遠見の魔術ではないかと思いますわ」

「だそうだ、ダーニック。このまま最弱クラスのアサシンなんぞで監視していても赤の奴らにルーラーを取られかねん!ここは私が出るべきではないか」

するとダーニックはランサーの方を見て判断を仰ぐ。

確かにこの大戦に置いてルーラーを囲うことができればそれは大きなアドバンテージを得ることができるそしてそれは向こう側、つまりは赤側も同じことを考え実行に移すはず、そして私がルーラーを仮に見つけても赤側のサーヴァント、先ほどのセイバーのような三騎士クラスと出会えてば確実に私は負けるでしょうならばこちらも三騎士をと思うのですがランサーは王としてここに残るでしょうしアーチャーは指揮や作戦の立案などで忙しく今動ける三騎士はセイバーだけ。

ちなみにキャスターは論外にしてもライダーさんは単騎あたりの強さは対したことなさそうなのでこの件からは除外されるでしょう。

理性では理解できてもあのゴルドという方の言い方にどうしても苛立ちを覚えてしまう。

もし同盟を組んでいなければこの場で喰べてしまう所だ。

まぁ、思っても今は手を出しませんがと私が考えているとランサーとダーニックも私と同じ結論を抱いたようで

「確かにその者の言う通りではあるな」

「ではお前の案を受け入れよう、ゴルドとセイバーをルーラーの所に向かわせる事とする。そしてアサシン、分身達を使ってまずはルーラーを直ちに見つけ出せ」

あの中年男の言い分は苛だたしいですがここは冷静にと自身に言い聞かせ

「了解しました」

と言って分身と一緒に霊体化して大広間を出た。

 

 

 

深夜の静まり返った城塞の上に私はいた。

あの後、大広間を出た私はすぐに分身達にルーラーの外見を伝えルーラーの捜索を命じました。

自分が捜索に加わることはない。

なぜなら最低でもマスターの近くに私か分身達を複数人つけて置かないと私が安心できないからだ。

そして私はマスターの元に戻ろうとした時に後ろから声がかかった。

「アサシン」

「あらマスターですか、どうかされまして?もう夜も遅いですし何か私に用でもお有りですか?」

「いや・・その・・・」

よほど言いにくいことなのでしょうか。

それとも先ほどのやり取りで使えないアサシンだと思われましたか?

いや、それはないはず・・だと思いたい。

確かに私一人の戦闘能力は低いおそらく単騎ではキャスターにもライダーにも勝てないでしょうし。

この早い段階でマスターに見限られても困りますし、最悪令呪を使っての捨て駒戦法なんてされたら・・・

などと段々とネガティブに考える私に対してマスターが口を開く。

「さっきのゴルドさんの言葉は気にしないでくれ・・・あの人は昔から何というか貴族っぽいというか高圧的というか・・・そのアレなんだちょっと空気読めないだけなんだ」

となんだかと言い訳というよりも貶しているのかと思うようなよく分からない事を言っていますけどマスターが言いたい事は伝わりました。

「クフフ・・・アハハハハ」

思わず私は笑ってしまった。

先ほどのネガティブな事を考えていた私自身がバカらしく思えたから

そんな私を見てマスターはキョトンとしていた。

「ア・・サシン?」

「ええ、ええ!申し訳ありませんわマスター、ですが私を励まそうとして頂いたことは分かりました。その点については感謝しますわ。マスター」

私は目頭に涙を拭きながら

「ですがあの程度のことで怒ることはあっても落ち込むことはありませんわ」

「そっ、そうか。なら良かった」

本当に安心したような顔をするマスターを見ると何だかとても可愛らしく思える。

「ええ、ですかマスターは明日に備えて"早く"休息を取ってくださいな。ルーラーの方は現在、私達が探しておりますので」

「ああ、分かったよアサシン。でもアサシンも適度に休むんだぞ」

と言いながらマスターは部屋に戻っていくのを私は見送りながらサーヴァントに睡眠は必要ありませんわよマスターと私は心の中で呟く。

でも私は知っていますわよマスター、貴方が夜遅くまで何やらお札だがをせっせと作っているのを

それが一体、どんな効果なのかはマスターの影にいる分身が聞き耳をたてて聞いた内容は低位の回復効果のあるお札らしい。

マスターは私の宝具である刻々帝の効果で回復などが出来るがそれには魔力の消費がそれなりにいることを知り私の魔力節約の為にと私達に持たせるお札を夜遅くまで作っている。

本来なら敵のマスターとの戦闘などを想定して攻撃用の魔術の準備をする所なのにマスターは自分には才能はないし魔術の発動もとにかく遅いからこうして少しでも準備しておかないといいながら夜遅くまでそれこそ早朝近くまで作業にあたっているのを私だけは知っていますから

 

このマスターなら信じてもいいのでしょうか。

 

なら・・・

 

「私は貴方の信頼に応える成果を必ず出してみせますわ士道さん」

 

その為にまずはルーラーを見つけましょうか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




そして狂三ちゃんからのヘイトを稼ぐゴルドさん
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