読みたくない人は読まなくていいゾ。
読みたい人がいたから出しただけよ。
斜陽が目の前の海岸を照らしている。
あの小さな島に、どこまでも続く海岸に、赤い光が投じられ、輝いているのだ。
いまではこの風景に少しは馴染めただろうか。 いや、それはないな。
だってぼっちだし。負のオーラ漂ってるし。
暗い腐った目の男とか場違いにもほどがあるわ。
「はぁ〜」
思わずため息が漏れる。鬱だ。
俺、比企谷八幡がこの観光都市、鎌倉に越してはや4ヶ月。
愛しの小町に会えないつらい一人暮らしを送っているのだ。
無論急遽ここに来たばっかなもんだから、友達なんて作れなかったしな。
…えっ?
友達なんて元からいないだろ?って
まぁその通りなんだが。
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いつもこの景色を見ながらマックスコーヒーを片手に一人黄昏ている。
このぼっち歴=年齢の俺にかかれば関わらないでねオーラを出すことなど余裕だ。
そのおかげもあってか誰も俺に関わろうとしない。
これで俺も念能力者だ。なんなら狩人×狩人の世界で生きていけるまである。
…なんて茶番は置いといて。
そう、いつもならば一人黄昏ているのだが…
「…………、ん、…あ……」
なぜか今俺の後ろでオロオロしているやつがいる…
しかもずっとこっち見てるし…
ぼっちは視線に敏感なんだ。
こんなに見られていたらすぐに気づく。
これはあれか、話しかけられるパターンか。
…そんな可能性があるのならば即座に撤退。
まず、この俺が知りもしない他人とトークなんてできるわけないだろ。
ならば関わらないことが得策だ。
そう思い、俺が移動しようとした瞬間
「あのっ、写真!撮ってもらえませんか?」
ちょっと高めで可愛らしい声が聞こえた。
だが残念だったな。俺は歩き続ける!
後ろなど振り向かない!
きっとその声の主が話しかけているのは自分ではない!
そう自分に言い聞かせて完全に無視をしていくのが俺のスタイルだ。
っふ…勝ったな…
(バシッ!)
………腕を掴まれた
ちょっ、ま⁉︎えっ⁉︎何⁉︎関わるなってオーラ出してたじゃん⁉︎
とりあえず振り向いて正面を見る。
なんと目の前には絶世の美少女がいた。
黒髪ロングで少し幼げのある愛くるしい顔、胸は大きく体は細い。
出るとこは出てて、締まるところは締まってる。ボンッキュッとなっているバランスの良いスタイル。
2次元から飛び出してきたかのように思える。そんな人だった。
しかし、真のぼっちである俺は見た目では騙されん。
ただ、どこかで見たことがあるような気がするが…思い当たる節がない。まぁきっとどこかですれ違ったとかそんなんだろう。
俺がなんの返答もせず、思考に耽っていたため、その場には気まずい雰囲気が漂う。
もう早々に切り上げて早く帰ろう。
そう思い、問いかける。
「……にゃんですか?」
噛んだ。
恥ずい。
自分の顔が熱くなっていく。
あとなんだよにゃんって、萌えキャラ狙ってんのかよ。はぁ、死にたい。
「…ぷふっ……んっ!…すみません、写真撮ってください!」
誰もが見惚れるであろう眩しい笑顔で、彼女は俺に要請する。
…だがしかし笑われたという事実は変わらない。
「あっはい…」(/////)
きっと俺の顔は真っ赤になっているだろう。それはもうゆでだこみたいに。
…もう早く終わらせたい。そして帰りたい。
ふっ、今夜は枕が濡れるな…主に俺の涙で…
「じゃあこのカメラで、あの江ノ島をバックにお願いします!」
そう言って彼女はカメラを俺に渡す。
まぁせっかく撮ってやるのだから、綺麗に撮れるように善処しよう。
「撮りますよ。…さん…に…いち…」
(パシャッ!)
…まぁこんなもんだろ。
自分でも綺麗に撮れた気がする。
それはもう映画のワンシーンのように。
「…撮れました?」
「…ん。」
俺はカメラを差し、彼女が受け取る。
これでもう俺がここにいる意味はない。
「じゃあ俺はこれで。」
俺は颯爽と歩き出す…いつもの2倍のペースで…
「あっ…」
あんな痴態を晒したのだ。早くこの場から離れたい。
あぁまた新たな黒歴史がぁ…。
モウ、ハチマン、オウチ、カエル。
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「…行っちゃった。わたし…まだお礼言ってないのに…。」
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読者のみんな、ifストーリーだ気にするな!
あとヤウズさん要望さんきゅー。
それとみんなの感想募集中だぜ☆
特にヒロイン候補とか
誹謗中傷なんでも来い。俺の心はおりがみ製だ!