デビルサマナー 須賀京太郎 作:マグナなんてなかったんや
真3がもう来週ですね。楽しみだ。
超力超神。
正しく言うのであれば超力超神ヤソマガツと呼ばれるそれは、十四代目葛葉ライドウが生きた大正時代において起きた超力兵団事件にてライドウが対峙した存在である。
ライドウによって両断され紛失されたと思われていたそれはとある事件を追っていたライドウが回収したようで、ヤタガラスがそれを封印あるいは研究を行った。
それ以降超力超神が表に出ることがなかったのは超力超神を操る術がなかったためである。
ライドウにしても単独で操るためにはマグネタイトが足りず、【ライドウが二人居なければ】使役する事はできないという話だった。
だというのにゲオルグが使役できているのは、決して彼がライドウの才覚を超えている訳ではない。
悪魔召喚プログラムがそれを可能にさせていた。
召喚プログラムの利点は本来退魔師の生まれながらの才能と背負うはずの努力を無視し悪魔を使役することができるという点にある。
その結果仲魔との関係が希薄になるという問題点もあるが、逆に言えば悪魔に影響されることが少なくなるという利点さえも生んだ。
そして召喚プログラムのもう一つの利点が、マグネタイトの貯蔵量だ。
ゲオルグの力量は超力超神を使役することができるレベルにあるが、ライドウと同じく完全に使役するにはマグネタイトが足りないため本来であれば召喚することさえままならない。それを召喚プログラムが補い、須賀京太郎の敵として立ちはだかることになったのだ。
*** ***
「超力超神だとぉ!」
尋常ではなくマグネタイトを感知したライドウがとあるビルの上で立ち止まり状況の観察をしていた。
彼の肩に乗って同じく観察をしていたゴウトの叫びに眉をしかめたライドウは。
「超力超神は封印されているはずでは?」
「恐らくヤタガラスの離反者が受け渡しを行ったのだろう。だがそんなことができるほどの権力を持つものは限られるはず」
超力超神の危険性を現代において最も知るのはヤタガラスである。
当時受けた超力超神の驚異が話として受け継がれているのは勿論だが研究をし更に情報を得ていたからだ。
故にその運用にはかなりの注意を払っており、もし稼働させるという話となるなら、ヤタガラスでも上位幹部が話を通さなければならない。
「そう、限られているね」
ハッと後ろを振り返るとそこに居たのは老婆と、彼女の後ろに控えるように歩く青年だった。
「まさかとは思っていたが」
「なぜだ。なぜあなたが我らを裏切った、慶弔」
ライドウの問いかけに申し訳無さそうに、けれど強い瞳で相対する。
「こうするしかないと思ったからよ」
「……汝はまだ戦争の時を憂いていたのか」
「あら。あの日を後悔しなかったことはないわ。このままだとあの日のように、いいえ、それ以上の悪夢が待ち受けていると分かっているのに何もしないなんてできるわけがないでしょう?」
「だがそれによって明日を迎えることも出来ず、散っていった者たちが居る。今を恐怖し怯える者たちが居る。人さえ捨て去ってしまった者さえ居るのだぞ!」
「そう、何を言っても。何を憂いても、私たちが行ったことは決して許されることはないわ」
曲がっていた慶弔の腰が真っ直ぐになる。無理をした体勢なのだろう、永望に支えられており、けれどライドウたちをまっすぐに見据えた。
「裁くものと裁かれるもの。どちらがそれかなんて語るまでもないけど、けれど確かめさせてもらうわね」
空を見上げる。
朝ではあるが本来そこには存在しないはずの月が見えた。慶弔は月に手を伸ばし包み込むように手を握るとそれを胸の前に持ってきた。
いつの間にかその手には古ぼけた管が握られていた。
「むっ、それは!」
「老いさらばえたこの身なれど侮っては駄目よ。ライドウちゃん」
慶弔を中心に超力超神ほどではないが多くのマグネタイトが渦巻いている。一体これほどのマグネタイトをどこから得ているのかと睨みつければ、永望の胸にミイラ化した赤子が抱かれていた。
「それは!」
「彼らから聞いていないかしら? これがあのドリー・カドモンに内包された子供よ、本当はこんな使い方したくないのだけど……」
「申し訳ありません。私一人では到底足りませんでしたから」
見れば永望の顔が抱いた子供のように水分を失っていくではないか。
その意味に気づいたライドウは「待て!」と叫ぶが。
「慶弔様。先に失礼させていただきますね」
「……ごめんなさいね」
「いえ、これまでの人生とても幸せでした。先に逝ってお待ちしておりますね」
その言葉を最後に抱かれた子供と共に永望は倒れ、慶弔は懐から取り出した魔石で持って彼らの遺体を燃やした。
「永望! 慶弔、彼はあなたにとって孫のような存在だと語っていたではないか!」
「そうね。でもここで共にしなければ永遠に後悔すると言われて断ることなんて出来なかった……」
一筋の涙とともにマグネタイトが彼女の身体に収束する。まばゆい光が一瞬放たれ、それが収まった時そこにはもう慶弔の姿はなく、代わりに居たのは青いローブを身にまといローブの隙間から垣間見えるのは銀河だった。
「我が名はツクヨミ。契約者の望むがまま、汝と戦おう」
「くっ」
「構えろ、ライドウ! 来るぞ」
超力超神とは異なるもう一つの戦いが今起ころうとしていた。
*** ***
「う、おぉぉぉぉ!!」
2連装30センチ砲塔から放たれる砲弾をジオダインで迎撃しながら須賀京太郎は刀でもって本体を斬りつける。
しかし鈍い音とともに弾かれ傷をつけることはできるが断ち切ることはできない。
「かつてライドウに両断されたという話だが装甲を改良したらしいぞ!」
「なんてことをしてくれたんだヤタガラス!」
京太郎の足掻きを面白そうに笑うゲオルグと、改良をしてくれやがったヤタガラスに悪態をつきながら400メートルはある巨体を駆け上がりながら今度こそ仲魔を召喚するためにCOMPを操作する。
「来てくれ!」
破壊神セイテンタイセイから狂神テスカトリポカに姿を変えている。禍々しい爪から放たれる狂乱の剛爪と、アギダインをも越えた威力を持つトリスアギオンが超力超神に向かって放たれる。
京太郎の力量が後少し足りず彼の望む悪魔にはなれなかったが、それも今回の戦いを超えれば叶えられるはずだ。
「やはりサマナーに付いていけば面白いのと戦える!」
「脅迫されて仲魔になった奴が面白いこと言うよな」
「それはもはや過去! 我は魔王とも創造神でもあるのだからな!」
フハハハハ! と、突撃していく仲魔に若干苦笑いを浮かべつつ、空を切る音がしたのを感じとっさにマハジオンガを放つ。
予想通り不可視の星の精が居たようで、ジオンガでは倒れておらず、けれど煙を上げているのが見え煙の辺りを蹴り上げた。
感触はなんと言えば良いか、スライムのようだと感じたはずだ。そのまま蹴りぬき両断し血とも体液とも言えぬ液体が京太郎の足につくもジオによって蒸発する。
「――マリア! サマエル!」
彫像のような美しい見た目の悪魔、女神マリアとその肉体を龍に変えた堕天使サマエルが姿を表す。
しかして。
「わぁ、アニメみたい!」
綺麗と言うべき女性の口から紡がれる言葉は可愛らしいというもので、だが彼女が行使している補助魔法はラスタキャンディと呼ばれる味方の能力をすべて上昇させる決して可愛くないものであった。
補助魔法の効果のおかげというべきか、京太郎たちの攻撃が超力超神に通り始めた。しかし400メートルという巨体に対する致命的一打には未だ成り得ない。
「面白いものを見せてやろう!」
肩に乗ったゲオルグが宣言するやいなや超力超神の巨大な腕が何かを求めるように伸ばした。
これ以上おかしなことをされる前に邪魔をしようと、全力のジオダインを放とうとした京太郎だが、何かが軋みもげるような音が東京中に響き渡る。
「なんだ」
こぼれた言葉の正体はすぐに判明する。
超力超神の右腕にある舷側が地面に落ちると代わりになにか強大な槍のような物がが飛来し装着する。
装着され分かったがそれは槍では無く塔のように見え、京太郎は首を傾げた。なにせどこかで見たことのある形状なのだから。
【それ】は比較的細いように見える先端部分を京太郎たちに向けると、エネルギーが収束するようにバチバチと大きな音が鳴り響き始める。
当然京太郎たちはその攻撃から避けようとするのだが。
「はははは!! 避けて良いのか? もしこれが帝都の結界に直撃すれば外にいる人間たちは異変を感じ取るだろうなぁ!」
「お前は!」
「伊達や酔狂でこの大きさの塔を建てると思うか! 電波目的だけでも観光資源とするだけでもない! 本来の目的は帝都を守護するこの超力超神の武器とするためだ!」
「……塔?」
超力超神の右腕に取り付けられた【それ】を再びよく見る。火花が飛び散りよく見ることは出来ないが、どこかで見たことのある形なのは変わりない。
数秒後京太郎が【それ】の答えにたどり着いたのはゲオルグの言った電波、観光という単語が結びついたお陰だ。
「お前それあれか。スカイツリーかよ!」
展望台から先の部分が右腕に装着されていると言えば分かるだろうか。
塔がエネルギーで充満し目に見えるレベルにまでなっているのは右腕からケーブルが伸び展望台部分と接合し、超力超神から力を受けているからだろう。
「撃て、超力超神――!」
ゲオルグの声に従い充満していた超力超神の砲撃が轟音と目を眩ませるほどの光が超力超神から放たれる。一目見て分かった。その一撃は確かに結界を破壊するには至らないかも知れないが確かなダメージを与えるに等しい一撃であると。
――呼べ。
COMPから伝わる思念とも意思とも呼べる物が京太郎に伝わる。それに従い淀みもない動きでCOMPを操作する。
「ゼブル!」
COMPから吸われるマグネタイトはこれまでの比ではない。圧倒的なまでの総量のマグネタイトが形をなすのは羽根にドクロマークが描かれたハエの王であった。
本来であれば京太郎に蝿の王を召喚する力はない。しかし京太郎が出会った分霊であるならば話は別である。本体とは姿が異なり、どこか少年の風情を残した見た目をした蝿の王、ゼブルは手に黒い槍を作り出しサマエルと肩を並べた。
「合わせよ」
「ああ」
両者が放とうとしているのはダイン系魔法とは比べることが出来ないほどの威力を持つ万能魔法メギドラオンである。
超力超神から放たれた一撃と龍と王から放たれたメギドラオンが激突し、その瞬間言葉通り世界が揺れた。
「この震えはあの時の……っ」
力の衝突により震える世界に想起したのは数日前に体験した大天使の大爆発による世界の壁を傷つけ、魔界に落ちた時のことだ。
ビルの屋上の床に刀を突き刺し吹き飛ばされないように体を支えながらゾッとした。
『……安心して』
京太郎の脳裏に聞こえたのは物静かな声色をした少女の言葉だ。
爆風が収まりかつてのトラウマを想起し震える身体を抑えながら爆心地を見れば世界に穴など空いてはおらず無事なように見える。
『バックアップを任せて』
声の正体、確か名前は滝見春と言っただろうか、彼女の声を信じ京太郎は空を駆けた。
ビルのコンクリートや電柱。時には思い切り宙を蹴り上げ発生した衝撃さえも駆使し超力超神へと向かう。
京太郎が超力超神の近くまで移動している最中、サマエルとゲオルグが話しをしていた。
「天使を捨てるとはなぁ!」
「そのような挑発に乗る気はない」
超力超神の肩に乗るゲオルグを巻き込むようにして放たれるメギドラオンだが、ゲオルグに傷をつけることはできない。彼の傍らにはどす黒い姿と意思を持ち、それに見合う力を持ったニャルラトホテプと呼ばれる悪魔が居たからである。
万能属性魔法を無効化する耐性は珍しい。しかし万能属性魔法と言えども力の塊だ。同等以上の力でかき消されることはある。
「自罰とは馬鹿な真似をするものだ」
暗闇から出たのは人の顔だった。それを見たサマエルはカッとなり、尾で薙ぎ払おうとするが止められてしまう。
「何も考えず、知らず、知ろうともせず、それが正しいと盲目的に信じた結果だろう?」
「何を知っているか!」
「知っているともさ、この顔を持った人間の少年の住む村が襲われた遠因が我にあるのだから」
そう語る人の顔はサマエルにとっては大切な存在であるフリンの顔をしていた。
「貴様が……?」
「言っただろう遠因だと! 我が直接手を下したわけではない! しかして我が放った種子の一つが芽吹いただけに過ぎん! 世界とはそういうものだろう!?」
頭に血が上っていたサマエルは気づかない。ゲオルグの銃口が彼に向いていることを。だが一つだけ確かなことがある、大切な存在を失っていたとしても今サマエルは一人ではないということだ。
何かが上空から舞い降りただ影だけが落ちていった。そう見えた瞬間、顔は落ちて血の代わりに闇が吹き出した。
「俺の仲魔を誑かすのはやめてもらおうか」
黒く染まった髪を持った、今のサマエルの主が緑の蝿を足場にするように言う。
「気にするな。なんて言わない。俺には理解できないけど、正しい行いをすれば神のもとにいけて幸せになれるって信じて。でも裏切られて。それがどれだけ辛いかってことはわかるよ」
色々なものを捨てようと、いや、捨てる自分が言えた台詞ではないと京太郎にも分かっている。
「だから確認。いや、お願いしよう。レミエルも胡散臭かったけどマンセマットって大天使と知り合えたんだ。もしかしたら願い通り、神のもとに送ってくれるかもしれない」
「随分と気にかけるなぁ! その言葉はお前が救った天江衣に、龍門渕への裏切りじゃあないのか!」
言葉とともに銃弾が京太郎へと向かい、懐から取り出した拳銃でもって銃弾を逸らす。
「裏切り? 俺にとってフリンはどうでもいい。でもサマエルは違う。ただそれだけだ! だから」
四天の刀がゲオルグへ向かい、しかしてその刃が彼に到達することはなかった。ニャルラトホテプの触手が邪魔をしたのもそうだが、もとより京太郎は攻撃をする気はなかったのである。
肩に乗るゲオルグをスルーし、京太郎は超力超神の眼前に居た。そしてくるりと身体を反転させ、頭を地面の方へと変えると思いっきり宙を蹴った。
空に向かって走る衝撃波とともに京太郎は超力超神の胸へと向かっていく。そこに何があるのかとか京太郎に知らない。ただ。
「おぉぉぉぉ!!」
思い切り刀を突き刺す事が目的だった。
「須賀京太郎……まさかあいつは! 星の精、やつを止めろぉ!」
叫び声も虚しく、超力超神に突き刺さった刀にむかって京太郎はジオダインを。
『……もっといけるよ』
声がした。聞いたことのある誰かの声で、その声に従うように、心の内より生まれた言の葉を口にする。
「八色雷公!」
ジオダインをも超えた電撃が京太郎の手の内より生まれ、刀を伝って超力超神全体に浸透していく。
「ちっ」
八色雷公の影響を受けないようにゲオルグも離れ、京太郎の仲魔たちも超力超神から離れる。
……さて、超力超神がどうやって動いているかについてだが、悪魔ヒルコが筋肉の役割を果たし戦艦の皮を、というか鉄を被っているわけである。しかも宇宙に存在する『衛星タイイツ』からエネルギーを送られ、理論上は稼働時間無限を実現している。
だが、京太郎は八色雷公を放ち超力超神の全身に電撃が浸透した。そうなれば最もダメージを受けるのは筋肉の役割を果たしている悪魔ヒルコで、筋肉と同じ肉体を持つヒルコはたまったものではないだろう。
ヒルコたちは電撃により痙攣するように震え、超力超神はその体を支えることすらできず倒れてしまった。
「ゼブル、サマエル! ぶっとば」
『いやまて!』
脳裏に聞こえてきたしゃがれた老人声が京太郎を止めた。
声の主、大沼修一郎の静止とともに石戸霞、狩宿巴、滝見春、薄墨初美そして戒能良子が頭部と腕部脚部に位置すると光が放たれ、千とも万とも言える悪魔の絶叫が響き渡る。
『これでいい。お前が弱らせてくれたお陰でヒルコを消滅させることができた』
「いいんですか?」
『構わん。ヒルコなんぞまた呼べばいい、超力超神にとって最も大事な部分はそこにある』
そことは転がった超力超神を指しているのだろう。
『それよりお前はこっからだろ。俺との会話なんてもう終わらせろ』
「了解です」
うつ伏せに倒れたとはいえ、もとより巨体の超力超神である。その背に乗っている京太郎も今、下手なビルより高い位置に存在する。
京太郎の前にはGUMPを持ち、顔を俯かせているゲオルグが居る。
「すまなかった。サマナー」
「ん、いいよ。大切な人のことだもの。怒って当然だし、時々はフォローさせてくれよ」
「……ああ」
「なんかあったの?」
「内緒。というかもうすこし大和撫子とまでは言わないから大人しくしてくれないとサマエルを始めとした奴らに怒られるぞ?」
「ふふーん、しらなーい」
くるりくるりとタップダンスをするかのようにステップを踏みながら回る。
戦いのさなかだってと内心思うが、警戒は代わりに仲魔たちがしてくれている。
「さて。決着をつけようか」
「……ああ」
GUMPの銃口が京太郎へと向けられ、マグネタイトが噴出する。
ゲオルグの近くには、ニャルラトホテプは言うに及ばず、火の鳥、黄色の衣を羽織った人形のナニカ、炎のたまが浮かんでいた。
顔を上げたゲオルグの眼は京太郎が今まで見たことのない色をしていた、その色の正体を知っているのは京太郎たちの中ではただ一人、ゼブルだけであった。
「……来いよ、人ならざる化け物。化け物退治は人の役目だろう?」
「は! お前が人扱いして欲しがってるとは思わなかった。今まで好き勝手して、多くの人々を傷つけてきたんだろ? だったら裁いてやるよ。人を裁くのは人外の役目だ」
「ほざけ! 人でも、悪魔でも、神ですら無い化け物が……」
銃声とともにゲオルグを除いた悪魔たちと、京太郎たちが一斉に駆け出した。
封鎖が始まるからの因縁。それに終止符が撃たれようとしていた。
――京太郎が召喚条件を達成した悪魔一覧(なお仲魔として登場するかは未定)
・大天使ウリエル→撃破寸前まで追い込んだことにより条件を達成
・堕天使ウリエル→上記にプラスし、京太郎が堕天使認定したことにより条件を達成
・大天使マンセマット及びレミエル→協力関係を結んだことにより条件を達成
・ゼブル→タカジョー・ゼットとの出会いにより条件を達成。なおベル・ゼブブは召喚できない
・????→魔界でも出会ったことで条件を達成
・????→物語最初期より開放
東京封鎖の中でもう数体増える予定。なお出番があるかは話は別である。