FAIRY TAIL 〜Those called clowns〜   作:桜大好き野郎

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 新しい年を祝おう

 例えそれが墓場への一歩だとしても

 例えその先に何もなくとも

 私は道化として祝福を述べましょう



終戦

 

 

 

「くっ!」

 

 この日、久方ぶりにジョゼは苦悶の声を漏らした。

 上体を右にそらせば次の瞬間には鋭利な爪がその空間をなぎ払う。反撃を繰り出そうにも瞬きの内に()()は体勢を整えている。

 

混沌ノ爪(カオス・クロー)

 

「ちぃっ!」

 

 横薙ぎに払われた魔法に両腕を交差してガードするが、いかんせん勢いが強すぎる。 身体が浮いた直後、両サイドから伸びた影の拳がジョゼを挟み込む。

 

影圧迫(シャドー・プレス)

 

「っ!幽鬼兵(ジェイド)!」

 

 押し潰される寸前、後方に召喚した幽鬼兵とジョゼの立ち位置が入れ替わる。 これで距離は取れたが油断はできない。相手は人間ではないのだから。

 この場で頼るのは自身が最も得意とする幽鬼兵の魔法。魔力の続くかぎり召喚し、相手の視界を覆い尽くさんばかりの数が一斉に飛びかかる。

 

 殺った、と言う思いを嘲笑うかのように、次の瞬間には幽鬼兵の大半が串刺しにされた。 槍よりも短く、かと言って短剣よりも長い黒い杭のようなものが弾丸のように打ち出されたのだ。

 

磔刑(クロスフィクション)

 

「くそっ!バケモノが!」

 

 やけくそ気味に放たれた雷撃。しかし、その雷撃が届くよりも早く移動し、瞬く間にジョゼの後頭部を掴んで地面に押しつけた。

 

 カイトの異常なパワーアップには秘密があった。それは本来の姿を取り戻したこと。

 通常、カイトはこの姿にならないために自身に幾重にも封印魔法をかけており、それを隠すよう魔力で作った殻に閉じこもるようにして過ごしていた。 そうすることで人として生活はできるが、封印や擬態に回す魔力でその実力は本来とかけ離れていた。

 しかし、今は違う。封印に回す魔力もいらず、自身を閉じ込めていた檻はない。枷が解かれたカイトは湧き上がる力を思いのままに振るう。

 

「滑稽劇はこれにて終い。幕引きの時間だよ」

 

 口を大きく開け、その牙をジョゼに突き立てんと動くカイト。魔力吸収(エナジードレイン)による回復、そしてジョゼの戦闘不能を目論んでのことだ。

 しかし、カイトは侮っていた。

 人の真似をしていても化け物は化け物。人の感情による動きを予想していなかった。

 

「な、め、る、なぁあああ‼︎‼︎」

 

 ただでさえ屈辱的な構図に加え、上に乗っているのは忌々しいフェアリーテイルの一員。ジョゼの感情に火がつき、自損覚悟の攻撃が放たれる。

 地面に展開された魔法陣。 刹那、ジョゼ諸共雷撃が天へと昇る。

 

 虚を突かれたカイトが一瞬怯み手を離した。そして、自損を覚悟していたジョゼに怯みはない。 痛む体に鞭を打ち、展開された魔法陣から飛び出す人の怨念のような魔法がカイトの心臓を貫いた。

 

 例え化け物であろうと、生物である以上心臓を突き刺せばひとたまりもない。

 勝利を確信し、ニヤリとほくそ笑むジョゼだが、その目を疑う。

 確かに致命傷を負ったはずのカイト。しかし、傷口を抑えながらも立ち上がったのだ。

 

「そんな、バカな‼︎」

 

「カッカッ………俺を殺したきゃ、銀の杭でも用意することだ、ね!」

 

 みるみる内に傷が塞がったかと思えば、次の瞬間にはジョゼの頬に拳を入れる。 流れるような動きでもう片方の腕でジョゼの胴体を薙ぎ払った。

 皮膚を切り裂かれた嫌な感触に初めてジョゼがヒッ、と声を上げた。 熱くなる傷跡とは逆に感じる寒気。まるで氷塊の中に閉じ込められたかのような全身から感じる悪寒。

 

(死‼︎)

 

 死への恐れがジョゼの頭の中を支配する。

 

「カッカッカ‼︎」

 

 笑う。

 

 微笑う。

 

 破顔う。

 

 嗤う。

 

 目の前の化け物(悪魔)はジョゼの姿を見て嘲笑する。

 

 後悔したーーーこれは手を出してはいけなかったのだと。

 

 侮ったーーー道化だと呼ばれる者を。

 

 恐怖したーーー自分とは違う、目の前の存在に。

 

混沌ノ爪(カオス・クロー)‼︎」

 

 恐怖から髪が一気に白髪へとなったジョゼへとお構いなしに払われた魔法。 抵抗する力もなく、ジョゼは壁へと叩きつけられ泡を吹いて気絶した。

 

 ガラガラと、ファントムのギルド全体が震え、上の階が崩壊する。ナツの方も決着がついたのだろう。 完全に崩壊してしまう前に用事は済ませておこうと足早にジョゼに近づく。

 ジョゼの頭を少し傾けると無防備な首が晒される。 ゴクリ、と思わず唾を飲んで口を開けた。

 

「待たんか!」

 

 その牙がジョゼに触れるか否かのところで聞き慣れた声が聞こえた。

 思わずそちらを振り向けば、そこにマカロフがいた。

 

「マス、タ……」

 

「………もうよい、カイト。戦争は終わりじゃ」

 

 子供をなだめるような、そんな優しい声。異形の姿のカイトを見ても、マカロフの対応は変わらなかった。

 でも、と抗議しようとするカイトだったが、マカロフの優しい瞳を見て言葉を飲んだ。 親が矛を収めろというのだ。子である自分がこれ以上異議を申し立てる必要はないと感じて。

 そのまま羽やツノを仕舞い込むと途端に溢れ出す虚無感と疲労。 倒れ込むカイトを、マカロフが優しく支える。

 

「お主の怒りはわかる。じゃが、無理まではするな。そのためのギルドなのじゃから」

 

「……うん。ごめん」

 

「しばし休むがよい。目を覚ますころには、全て終わっておる」

 

 その言葉に促されるように瞳を閉じると、安らかな寝息を立てるカイト。

 ふぅ、とマカロフがため息を零す。それは安堵からのものだ。

 

「近寄るな、人間」

 

 初めてカイトと出会ったときに言われたその言葉。

 当時はボロボロの状態で人を憎悪していたカイト。 いや、今もなのだろう。

 ギルドではヘラヘラと戯けているが、心の奥底では自分たち人間を憎んでいるのだろう。

 だからこそ本来の姿をひた隠し、悟られないよう仮面をつけて誤魔化している。

 

 悟られないために。

 

 距離をあけるために。

 

 難儀なものだとまたため息を溢し、マカロフはその場を後にするのであった。

 

 

 

 

 

◇◆◇◆

 

 ふと、目を覚ます。 朝日を感じての気持ちの良い目覚めではなく、並々ならぬ危険を感じて。

 反射的に横に転がると、数秒前までいた空間に剣が突き立てられた。

 

「いい加減、目を覚ませ!」

 

「ぉう⁉︎」

 

 一体何がなんだかわけがわからない。寝起きの頭を必死に働かせ、状況を確認する。

 崩壊したフェアリーテイルのギルド、それ以上に形を失ったファントムのギルド。 ギルドメンバーの面々に、それを取り囲む白い服を着た部隊。 みっともなく大泣きするマカロフ、そして件の下手人は緋色の悪魔(エルザ)

 

「………エルザ、モーニングコールにしては激しすぎじゃないかな?」

 

 ふぁ、と大欠伸をかますカイトに向けてもう一度剣を振り上げる。その凶刃は周囲の手によって抑えられてことなきを得た。

 しかし、これはどういうことかと改めて周囲を見渡す。

 周りを取り囲んでいるのは紋章から魔法評議員傘下のルーンナイト。強行拘束部隊として名高い彼らの捕縛術は感嘆するものがあり、現に逃げようとしたナツが拘束されていた。

 

 評議員が介入してくることなど予想できる。ギルド間抗争への対処だろう。だが、事は既に終わっており、彼らの仕事といえば事情聴取と捜査ぐらいだろう。 なんともまぁ仕事が早い、と心の中で毒づき両手をあげる。

 こう言った場合、下手に抵抗しない方が身のためだと知っているからだ。

 

「カッカッカ♪ ファントムに喧嘩は売られるわ、評議員に睨まれるわ、踏んだり蹴ったりだねぇ」

 

「このっ!人ごとのようにっ!」

 

「お、落ち着け、エルザ!今更だろ!」

 

「だ、誰か手ェ貸せ! これ以上評議員からの印象下げたらまずい!」

 

 視界の隅でエルザが今にでも襲い掛からんとしているが黙殺する。疲労感も勝り、これ以上考え事をしたくないのだ。

 

「それではこれより、事情聴取を行う。呼ばれた者はあちらの仮設テントに向かえ」

 

 それから次々と名前を呼ばれ、建てられた仮設テントの中に案内されるフェアリーテイルの面々。 さて、今日の夕食はどうしようか、と考えていたところでカイトの名が呼ばれた。

 特段抵抗する様子を見せず、命令に従い案内されたのは他のテントより少し離れた場所にあるテント。 先にマカロフやルーシィが案内されていたところを見るに、今回の戦争の重要人物、及び責任者、もしくは特にやらかした人物への特別措置だろう。

 心当たり(ジョゼ戦とアリア戦)がある身としては受け入れねばならないだろう。

 

「………いいか?失礼のないようにしろ」

 

「カッカッカ♪ 流石に暴れたりしないよ♪」

 

 恐らく部隊でも隊長クラスの責任者が相手なのだろう。

 まぁ、今回は殴られたから殴り返したようなものだ。法律を見てもこちらの落度は少ない。さすがに無罪放免とまでは行かないまでも減刑はされるだろう。

 失礼しま〜す、と軽い調子で中に入るとピクリ、と一瞬身体が強張る。

 

「やぁ、待っていたよ」

 

 目の前にいるのは青髪のイケメン。 左頬に謎の模様の刺青があるが、それさえもその美貌を引き立てる要因のひとつとなっていた。

 彼の名はジークレイン。 若くして評議員の席に座る、いわゆるエリートである。

 

「………おやおや、評議員の1人がこんな小さな小競り合いに顔を出すなんてね♪ これは予想外♪」

 

「小さなイザコザでも全力で取り組む。それが俺の評議員としての指針でね。全ては魔法界の秩序のためさ」

 

 にこり、と。

 周囲に花が舞いそうな笑みでそう答えるジークレイン。

 嘘くさい、と思いながらもそれは言葉に出さないようにする。相手は間違いなく評議員のひとり。ここで心象を悪くすればフェアリーテイルの解体など簡単に提案できる立場だ。

 

 さすがにそんな暴挙は犯さないとはいえ、それでも警戒すべきだと本能のままに従う。

 何かをされた訳ではない。 だが、こいつは危険だと本能が告げるのだ。 だからカイトはジークレインが苦手だ。もっとも、カイトにとって殆どの人間が苦手ではあるのだが。

 

「それでそれで?評議員様がなんでこんなところに?デスクワークするには不向きだと思うけど?」

 

「そう警戒しなくていい。 事情聴取といっても形だけのものだ。大まかな事は先の2人に聞いてるよ」

 

「なら、俺が話すことはないね♪ どうする?ジャグリングでも見せた方がいいかな?」

 

「いや、是非とも君の話を聞かせてもらいたい。道化ーーーいや、悪魔(ドラクル)の話をね」

 

 瞬間、テントの中を濃厚な殺気と魔力が支配する。まるでその場だけ重力が何倍にでもなったかのような重圧。 ミシリ、と備え付けの机が軋む。

 それらを向けられているジークレインは涼しい顔をしてそれらを受け止めていた。

 

「………どこでそれを?」

 

 普段とは似ても似つかない、ちの底から響くようなカイトの声。

 それに対しジークレインはさも当然とばかりに答えた。

 

「内緒だよ」

 

「…………そう」

 

 暫く思案したカイトは殺気を引っ込める。

 ここで事を起こしても意味がないと判断したからだ。

 パチパチ、とジークレインが手を叩く音が木霊した。

 

「素晴らしい魔力だ。是非とも俺の部下に欲しいよ」

 

「生憎、フェアリーテイルの方が性に合ってるよ。それに、勧誘するにしても思念体を遣すような人の部下には間違ってもならないさ」

 

 カイトにそう指摘されると、ジークレインがニヤリと笑いその姿にノイズが走る。

 思念体とは言わば分身を作り出す魔法だ。 例え距離があろうともその場所を知っていればいつでも分身を作り出すことのできる便利な魔法。

 思考や視界が術者とリンクしているが、そのかわり思念体で魔法を操る事はできず、また視界が2つという異常な光景を脳が処理しきれないため発動中は身動きが取れない、主に情報収集に使われる魔法だ。

 

 バレると分かっていたのか、ジークレインは特段驚いた様子は見せずに席を立つ。

 

「安心してくれ。別に君の正体をばら撒くわけじゃない。悪魔としての君はもちろん、道化としての君にも助かっている部分はあるからね」

 

「ホント、暇人だねぇ」

 

 やれやれ、とばかりにため息を吐くともう戻っていいかと聞く。構わないよ、とジークレインが告げるとそそくさとテントから出てしまうカイト。その後ろ姿を見ながらジークレインはほくそ笑む。

 

「残念だよ、悪魔(ドラクル)。君がいれば計画を大幅に進める事ができるのに」

 

 そう言い残してジークレインの思念体は姿を消す。

 最後の言葉はカイトに聞こえる事なく、テントの静寂の中へと消えていくのであった。

 

 

 

 

 

◇◆◇◆

 

 事情聴取から1週間後。

 

 ようやく事情聴取から解放されたとはいえ、肝心のギルドは破壊されたままだ。業者に頼もうにも、ギルドの台所事情は火の車。依頼する余裕もない。

 ならば、とマカロフが提案したのは自分たちの手でギルドを立て直すことである。

 

 ギルドのトップがそう提案したのならと反対意見も特に出ず、むしろ楽しそうだとばかりに意気揚々とギルド再建に取り組むフェアリーテイルの姿がそこにあった。

 

 ナツとグレイの喧嘩する声が聞こえる。どうせまた些細なことだろうと特に注意を向けることもなく、案の定すぐにエルザの制裁が入った。

 彼女も彼女で土木作業用のつなぎに換装してやる気である。カイトからすればよくよく理解できないことだ。人間はよく働くなぁ、とどこか他人事だ。

 

「んっ……」

 

 作業現場の裏手、人の目が届かない場所でミラジェーンの甘美な声が漏れる。さすがにやり過ぎか、と口を止め()()から顔を離す。

 離した首筋には2つの穴が残っており、それもミラジェーンの髪によってすぐに隠された。

 

 今回、カイトは自身の姿を解放した。

 そこに問題はないのだが、解放してしばらくは高揚感と本来持っている吸血衝動に悩まされることとなる。 人の真似をして生きていくためには隠していかなければならないもの。そこで協力してくれるのがミラジェーンだ。

 

 フェアリーテイルでも数少ないカイトの正体を知る1人。

 感謝はしているが、それは人が動物にかけるような感情。心の底から、というわけではない。

 

「はぁ、はぁ………もう、いいの?」

 

 僅かに紅葉した頬、潤んだ瞳、熱を持つ呼吸。

 人からすれば魅力的やもしれないが、カイトはそれを理解できない。人が動物の発情を見てもなにも感じないように、生物として違うカイトに人の魅力はわからない。

 しかし、それを心の奥底に沈め笑顔の仮面を被る。人と同じように笑顔は相手に良い印象を与えるのは数少ない共通点だろう。

 

「カッカッ、あんまり吸い過ぎると歯止めが効かなくなるからね♪」

 

「あら、私は構わないわよ?」

 

「ミラちゃんを干物にしたら殺されるよ♪」

 

 主に大陸中のファンからね、と付け加え口元の血を拭う。鼻のいいナツにはバレるかもだが、そこは上手く誤魔化すとしよう。

 

「毎度毎度ありがとね、ミラちゃん♪」

 

「いいのよ、カイトにはお世話になってるから。それより調子はどう?」

 

「うーん。そうだねぇ、この調子ならすぐに落ち着くね♪」

 

 やはり動物の血よりも人の血の方が早い、と言葉を口の中で転がしながら髪の中に残っていたツノを収納する。この時ばかりは頭部に違和感があるが、もう慣れたものだ。少しばかりすれば違和感も消えてしまう。

 

「カイト!」

 

 ちょうど違和感に慣れてきたころ、突然ナツが顔を出す。場所の通達をしていなかったにも関わらず見つけ出したのはニオイで探し出したからだろう。

 

「やぁ、ナツ。元気そうでなにより「行くぞ!」ぐぇっ」

 

 挨拶もなしにカイトの姿を見るや否や襟を掴み引きずりながら何処かへと連れて行く。 一部始終を見ていたミラジェーンだが、何を言っても無駄だろうと悟り手を振りながらそれを見送る。

 ちなみにカイトだが首元が締まり、軽い酸欠に陥っていたがそれを心配する者はどこにもいなかった。

 そのままエルザ、グレイ、ハッピーと合流。なんでも実家に帰ると書き置きしたルーシィを迎えにいくらしい。しかし、誰もハートフィリア財閥の本拠など知らず、知っているであろうカイトを拉致したとのことだ。

 

 無論、カイトを先頭に歩かせても着くはずがないので移動は魔道四輪で。幸いにもマグノリアからそこまで離れておらず、夕方になる頃には建物の影が見える距離にいた。

 

「ルーシィーーー‼︎」

 

 道すがら、目的の人物を見つけると大喜び。ハッピーなどは泣いてその胸に飛び込んでいた。

 てっきり責任を取ってやめると思いきや、本人曰くただの墓参り。フェアリーテイルを抜ける気はそうそうないようだ。それを聞いた一同一安心、夕焼けの中帰路につく。

 

 そうしてふと、誰かが思いついたように、何気なく言った。

 

 「それにしても大きい街だ」と。

 

「あ、ううん。ここは庭だよ。あの山の向こうまでがあたしん家」

 

 ルーシィが指差すのは遥か先の山。ちなみに庭と呼ばれた場所でさえ十分な広さであり、マグノリアの三分の1の面積はあるだろう。

 

「お嬢様キターーー!」

 

「さりげ自慢キターーー!」

 

「カッカッカっカッカッカッ!」

 

「ナツとグレイ、カイトもやられました!エルザ隊長、一言お願いします」

 

「空が……青いな………」

 

「エルザ隊長が故障したぞーーー!」

 

 そんな小芝居をひとつして、ルーシィとともに歩き出す。

 きっと、この先に続くであろう未来を信じて。

 

 

 





 久々に投稿しましたが、何度見返しても詰め込みすぎ感満載

 どうしよう、これ。

 次からは計画的にしていこう
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