雪華のISスーツは上下セパレートのえっちぃやつ(刀奈デザイン)
side 雪華
「うー・・・////ISスーツってなんでこんなに露出が多いの~???」
「慣れるしかありませんわよ・・・?わたくしも最初の頃は本当に恥ずかしかったですし///(それにしても雪華さんのISスーツ姿はセクシーですわね・・・信じられないくらいお肌が白いですし////)」
あれから一週間が経過しました。この日、私とセシリーは放課後の数時間を織斑さんの訓練に充てることになっています。現在は学園の第二アリーナのピットで織斑さんが準備できるのを待っている状況です。
「なんで私のISスーツはこんなにカットがえぐいのかなぁ!?しかもセパレートだから下着みたいでへそ出しなんですけどー!?」
そう、私のISスーツはセシリーが着ているものよりもずっときわどいデザインで・・・大胆な切れ込みが入ったやつなんです////セシリーのやつがスク水みたいなデザインなのに私のだけセクシーな下着モデルが着ているようなえっちなヤツ・・・これってまた誰かの陰謀なんですか!?
「ううぅ・・・////ジェニオン全身装甲にすればよかったよぅ・・・・」
「(このデザインを選んだのは誰か知りませんが、ぐっじょぶですわ!)」
この一週間整備室に籠りっきりでジェニオンとティアーズの調整を行っていたせいでこういったものを本音に任せたのが運の尽きだったのでしょうか・・・?本音は発注したってしか言ってなかったからデザインに口出ししたのかはわかりません、でも、これは・・・。
(絶対にシャロたちの希望が入ってますよ、本音なら大丈夫だって信じてたのにいっ)
私は観戦するためにアリーナの観客席にいるシャロたちに呪詛を吐き出します。百歩譲って、私たちの部屋ならこういう恰好だってしてあげてもいいですけどっ////他の人の目がある場所でこういうのは~~~・・・・(涙目)
「(涙目の雪華さん、とっても可愛いですわね・・・何かに目覚めそうですわ・・・)」
ああもう、《沈黙の虚蟹》のスフィアがサードステージに移行しそうなほど虚無になりそう・・・(遠い目)
side 一夏
「・・・・・千冬ねえ・・・俺のISまだ届かないの・・・?」
ゴンッ!!ぐっ・・!
「何度言えばわかるんだお前は・・・織斑先生と呼べ。倉持技研からは今日が納期で受けているのだが・・・たしかに遅いな。アリーナの貸し出しにも時間制限があるというのに・・・どうなっているんだアイツラは!」
俺の専用機を開発したのは倉持技研という企業らしい。日本で唯一の競技用ISを開発している会社だそうだが、実際の所は政府によって無理難題を押し付けられているせいで、今世界が次々に研究開発している第三世代ISを未だに開発できていないらしい。
大丈夫なのかそれって?
ちなみに由良川さんの会社であるDEMコーポレーションは直接ISを開発する企業ではなく、依頼先の注文に応じて改造の設計図を描いたり改修を含めた作業が主らしい・・・よくわかんねぇ。
オルコットさんと由良川さんはすでにピットから出てバトルフィールドに待機している。ああもう、早く来てくれ~~~~!!!
「織斑先生!来ました!来ましたよ~!織斑君の専用機がようやく届きました~!」
ぱたぱたというどこか子供っぽい走り方で山田先生が走ってきた、うお・・・すげえ揺れてる・・・まじか!?
「これが織斑君の専用機、その名も《
「ようやく来たか!まったく・・・納期はちゃんと守ってほしいものだ。よし、織斑!さっそくISを装着しろ!」
「は、はい!」
これが俺の専用機・・・真っ白な甲冑を纏ったような、西洋の騎士っぽい姿だ。
「フォーマットとフィッティングはフィールドでやれ!時間がないからさっさと行け!」
ひどい!俺のせいじゃないのに!?
千冬ねえに追い立てられるように慌ててピットから飛び出した。
フィールドに飛び出るとそこにはオルコットさんと由良川さんがそれぞれの専用機であるISを纏って宙に浮いていた。おお・・・オルコットさんのIS《
・・・胸が強調されててすっげえエロいけど(赤面)
クラス代表に決まってから今まで箒と一緒にISの訓練をしていてオルコットさんの事は調べたからな!代表候補生同士のバトル限定だが千冬ねえに並ぶほどの無敗記録を打ち立てて、今では国家代表に最も近い候補生といわれてるらしい・・・すげえな・・・・。
そして由良川さんのISは・・・なんだあれ?やけに機械的な・・・?オルコットさんと同じで全体が青く、白いラインで縁取りをしたようなカラーに青いスカート状のアーマー、肩の前後に斜め上方向にに白いブレード状の突起があって、膝部分の装甲にもチャコールグレーのブレード?のような突起がある。それに頭部のバイザーのようなものにも青と白のラインが入ったブレードのようなツノ?がある・・・全体的に鋭利なデザインだ。ISっていうより肌部分以外はロボット?みたいだな・・・背中にあるスラスターがやたらでかく感じる。
っていうか・・・オルコットさんもだけど色気がすっげぇ・・・ごくり。
俺が目のやり場に困っていると由良川さんから通信が入った、なんだろうか?やたらジト目だな・・・。
「恥ずかしいのであまりじろじろ見ないでくださいね・・・。織斑さん、これが私の専用機《
やっべ、視線に気づかれてた。・・・それにしても《機械仕掛けの悪魔》?ずいぶんと物騒なネーミングだな・・・、それに《いがみ合う双子》?こっちもすげえネーミングだ。
それに《次元力》って・・・なんだ?さっぱりわからねえぞ?
「さあ、時間もあまりないことですので取り敢えず始めましょう。」
オルコットさんの合図で我に返って慌てて動き出す。そうだ、今はそんなことよりも操作に慣れねぇとな!
side 千冬
「あれが由良川の専用機か・・・ずいぶんと物々しい名前だな、機械仕掛けの悪魔・・・いがみ合う双子。どちらもISの名前としては不似合いだ」
「そうですね織斑先生・・・特に由良川さんみたいな優しい子が乗る専用機としては特に・・・違和感が凄いですね」
真耶も私と同じ感想か・・・、私も真耶もあの子たちがまだ幼いころに会ったことがある程度だが、天使のような良い子たちだった。真耶にもよく懐いていたからな、よく抱き着いたまま幸せそうに眠っていたのを覚えている。
だがあのIS、先日突然束から電話がかかってきて由良川の専用機のことを聞かされたのだが、「ちーちゃん、せっちゃんのISはただのISじゃないよ。よ~~~っく、見ておいてね!束さんも学園のモニターから見させてもらうから!あ、ハッキングといってもモニターだけだよ!」とかほざいていたな・・・。
まったく、学園のセキュリティをなんだと思っているんだ束のやつ。まぁ言って聞くようなヤツじゃないのは昔からか・・・。
それに・・・「せっちゃんはね、《束さん以上の天才》だよ。あのジェニオンには未知の技術が沢山詰め込まれてるんだ・・・。束さんもせっちゃんに直接教えてもらったし実際のデータと映像も見せてもらったんだけどね・・・、まるっきり理解の範疇を超えていたよ。」とも言っていたな。あの唯我独尊な束が手放しで称賛するなど耳を疑ったぞ。
というか直接ってなんだ・・・束のやつ、由良川と接触してたのか。あいつ指名手配されていることなんてなんとも思っていないな・・・。
「・・・由良川から提出されたジェニオンのデータだが、スペック的には第三世代ISの中でも上位。特にスピードに優れているな・・・、それと武装はオールレンジ対応の1対1を想定しているものか」
武装はブレストアーマー状の胸部装甲の肩部分にある《ニトロパイク》という射撃武装、そしてスカートアーマー部分にある《インパクトダガー》が一振り、拡張領域に収納されている射撃武器の《パニッシャー》、最後に背部スラスターと一体型になっている長刀の《アクセルグレイヴ》か。
データ通りならエネルギー砲であるパニッシャー以外は特に未知のものに見えないが・・・、それ以外となると武装ではないコレか・・・?
次世代型次元力制御機構《TS-DEMON》
次元力・・・聞いたこともないぞ・・・一体どのようなものなのだ?
む・・・?白式のフィッティングが終わったようだな、では実戦開始の合図といくか。
まずはオルコットからだな。
side 一夏
白式のフィッティングが終わり練習試合が始まる、事前にある程度操縦を習ったおかげでそれなりにスムーズに動けそうだ。由良川さんは一度ピットに戻った、まずは目の前のオルコットさんとの対戦だ!
〔よし、織斑君、オルコットさん。両者準備はいいですか?・・・・それでは試合開始です!〕
山田先生の合図とともに俺はスラスターを噴かせてオルコットさんとの距離を詰める。この白式の武装はブレード一本のみだという・・・だけどこれは、雪片弐型という千冬ねえが愛機としてモンド・グロッソを制した暮桜に搭載されてたものと同じ!
俺はこれで、千冬ねえと同じく世界を取ってみせる!!!
「うおおおおおおおおおおおお!!!!」
もうすぐ俺の間合いだ!オルコットさんはまだ武器を構えていない、もらったあああ!
ズバアァァァア!!!
「がっ!?」
雪片弐型を構えた瞬間反対方向に吹っ飛ばされた!?ちらっと一瞬だけみえたあの光は・・・!?
な、なんだ今のは!?
「織斑さん、闇雲に直進してはいけませんよ?距離を詰めるときは慎重に、そして常に奇襲の可能性を頭においてください。相手の得意とする空間はどこなのか、相手が嫌がる距離はどの程度なのか、目で見て、空気で感じて、そして相手の武器の特性、威力、射程、取り回しなど様々な情報収集を欠かさないでください!」
そういうとオルコットさんは自分の背後に隠していたものを全面に出してきた、いつのまに!?まったく見えなかったぞ・・・!
そうか!これがBT兵器!!アンロックユニットのスラスターからいつの間にか射出されていたそれを俺の視界に入れないように背後に隠していたのか・・・。
先制攻撃をカウンターでもらうと一気に主導権が相手に移る、BT兵器とよばれるそれはフィールド内を縦横無尽に駆け巡りありえない機動と角度からの精密射撃を繰り出してくる。俺は防戦一方となって距離を離されてしまう・・・!くそっ!
「まじかよ!?なんだこの動きは!!」
完全に動きを誘導されている!いつの間にか保持しているレーザーライフルの真正面にビットで追いやられ撃ち抜かれる・・・。やっべえ!まったくいいところがねえぞ!?これが、これが国家代表に最も近いと言われるセシリア・オルコットなのか!
このままじゃじり貧どころか一瞬で終わらせられる!幸いにもビットのレーザーはそこまで一撃の威力はない、これなら無理をしてでもビットの雨を掻い潜ったほうが安全だ!
「ぐっ!ここ・・・だあああああああああ!!」
俺はビットに誘導されると見せかけて被弾しながらもレーザーの雨を突っ切る、そして抜けた先はオルコットさんの左側!
これならば!
「今度こそ!うおおおおおおおお!!!」
雪片弐型を横薙ぎに振り抜く!今度は外さねえ!
ガアァァァァァアン!!
重い衝撃、手ごたえあり!?一矢報いたか?
手ごたえあったと思った衝撃はオルコットさんがいつのまにか呼び出していた大型のシールドに阻まれていた。
くそ!これも防ぐのかよ・・・!でもこの間合いなら俺の距離だ!このまま連続で・・・!
「織斑さん、裏をかいたと思ってもそこに罠が仕掛けられている可能性を排除してはいけませんわよ?」
え?
一瞬動きが止まったときにはすでに俺は何かに囲まれていた。な、なんだこれ!?
side セシリア
「雪華さんに改修を施されたこのティアーズ、ビットとライフルによる射撃だけではありませんわよ?」
わたくしはきっちり〔盾に誘導した〕織斑さんをこの距離に張り付けるために、腰部バックパックに内蔵してある有線式誘導兵器《インコム》を射出し織斑さんの頭上と足元から射撃を繰り出します。
「のわあ!?な、なんだこれ!!ビット!?違う、別の・・・!?あぐっ!」
これが接近戦でも使用できる射撃武器というものです!大型シールドによる堅い防御とインコムで背後を取りBT兵器による制圧射撃。
ビットが4基、インコムの砲門は1基2門が4基、そして・・・!
「くそっ!この距離が罠なのかよ!!!」
織斑さんは必死にわたくしから離れて距離を取ろうとします、ですが。
「わたくしから離れるとこうなりますわよ?」
ライフルを量子化して収納、右手にもシールドを呼び出し【ガトリング砲】の砲門を向けます。
距離を取ろうとした織斑さんの顔色が悪くなるのがハイパーセンサーでわかります。ですがこれは練習とはいえ実戦を想定しているもの、様々な情報収集は必須ですのよ?
「わたくしの武器はこれだけではありませんのよ」
両手のガトリング砲、ティアーズ4基、インコム4基、そして残されたティアーズが2基と脚部ミサイルも全て発射します。
「これを耐えきれて?さあ、いきますわよ!」
わたくし個人のみで可能な面での制圧射撃にのみこまれ織斑さんの白式はSEが尽きました、これで試合終了、ですわね。
side 雪華
「織斑さんの白式は近接専用ブレード一本ですか・・・性能は加速力と最高速が高く一撃離脱型・・・、そして唯一の武装は《雪片弐型》ですか、相手のSBに対して特に効果的なダメージを与える武装。」
束さん謹製の武装、そして埋まっている拡張領域。暮桜と同じく《零落白夜》を搭載してる可能性も十分ですね。
「でも束さん、やっつけ仕事でぱぱっと片付けてきたって言ってたような・・・・。だ、大丈夫なのかしら??」
春休みにうちに入り浸ってたわけですから、私と出会う前のほんの2,3日と入学式の1日未満しか手を付けてないって・・・・・。なんだか白式が不安です・・・倉持技研は未完成のまま頓挫してたっていうし・・・。
ま、まぁ束さんのことですからやっつけ仕事でもそのへんの量産機とは比べられない性能でしょうけど・・・?
「とりあえず、次は私の出番ですね・・・残りの時間は・・・、修理と補給入れて1時間20分くらいですか」
相手がセシリーということもあってほぼ何もできずに撃墜されたので戦闘時間は10分未満でしたね。これなら40分くらい時間が使えそうですね!
さあ、ピットに戻ってきたセシリーを出迎えしにいかなきゃね!
ISスーツ:このデザインにした人は天才だと思う
第二アリーナ:一番使用されてるアリーナ
本音に任せた:そんなん他に丸投げするにきまってますがな
何かに目覚めそう:羞恥でもじもじする女の子は可愛い
沈黙の虚蟹:スフィアの一つ、虚無を司り消滅しようとする感情がキーとなる
俺のIS:はっきり言って初期白式は欠陥品のようなもの
倉持技研:実際のところ原作でも第三世代を一機も作れていない無能たち
すげえ揺れてる:山田先生が現実にいたら襲われてるほど無防備
機械仕掛けの悪魔:スパロボオリジナル、エーデル・ベルナルが作成した対御使い用機動兵器。レムレースの3号機。
次元力:謎のエネルギー
真耶に抱き着いて眠る:おかーさーーん!
雪片弐型:ちーちゃんと同じ武器、束さんが作った試作展開装甲の第四世代兵器だったりする
ティアーズのシールド:マンボウのような形をしているガトリング内蔵型、それ自体に推進機構が付いていて宇宙空間ではビットのように動かせる
インコム:有線式で射程距離が長くはないが、ぐねぐねと動く
やっつけ仕事:束さん遊んでばかりだったから・・・