本作品の世界観、ライオンの歌詞がスパロボとIS世界がクロスしたストーリーを示唆している、かもしれない?
そして松崎しげる並に黒い束さん、鈴木その子並に美白した束さん、どっちも束さんなのです。
今更ですが歌詞は消しました。こんな簡単なことに気付かず申し訳ありません!
ミスリル敷地内 体育館内
暗く、広い空間に一部だけスポットライトが当たっている。まるでそこだけ切り抜かれた別世界のようにキラキラと光り輝いている。
体育館のステージ上で一人の少女が熱唱している。髪の色は桃色、瞳の色は水色。身長は140cmほどの小柄な愛くるしい美少女だ。
少女はかつて【偽りの歌姫】として人生を翻弄された【ミーア・キャンベル】。二度目の生を受けたこの世界では、本来のミーアの容姿ではなく前世にて演じることになった【ラクス・クライン】の姿で生まれ落ちた。
ミーアは死ぬ間際に「もう一度歌い続けたい」と強く願った、そしてその強い願いに答えたかのように再び【偽りのラクス】として生を受けた。まるでもう一度、ラクスとして歌うことを許されたかのように・・・。
ミーアは生き生きとした表情で精いっぱい歌っている。ステージ上にはたった一人の小柄な少女一人だというのに、その存在感は圧倒的の一言だ。
歌声はとても力強く、想いが伝わってくる。曲名は「ライオン」、彼らが居た世界で、
何度も彼らの窮地を救った彼女たちのその歌は、たとえ歌い手が変わっても変わらぬままに力強く、軽やかに、心に染みわたっていく。
歌い終えてマイクを下し、深く一礼するミーア。爆発するような大歓声と盛大な拍手が鳴り響く。
いつの間にか体育館内は人だかりが出来ていた。ミスリルの社員たちが仕事そっちのけで集まってきていたらしい。
「・・・・すっごい・・・。凄すぎて鳥肌立っちゃってるよ~。ボク、こんなすごい歌初めて聞いたよ」
シャルロットが絞り出すように唸る。先ほどから興奮しっぱなしだったラウラと簪は、魂が抜けてしまったかのように脱力してしまっている。
なぜ連れてこられた体育館でミーアのコンサートが開催されているのか?との謎は、レナードたちがエレベーターに乗って行った数分後にサビーナがどこかに連絡を入れたら、ミーアが給食カートにお茶と茶菓子を乗せてやってきたから。という意外としょうもない理由だ。
しかしミーアが、ただ待っているだけなのも、ということで軽く一曲披露したら思いのほか大反響だったせいで、じゃあもう一曲・・・と連鎖的に続いてしまい、気が付けば「体育館でミーアが歌ってる」という情報がミスリル内で伝わり、次々と社員が集ってきてしまい、最終的に出払っている社員を除いて全員集合という有様になってしまったのだ。
「お二人とも、しっかりなさってくださいまし。しかし、ここまでの歌姫にはそうそうお目に掛かれるものではありませんわね・・・。多少は聞いていたとはいえ、これほど凄いとは・・・」
「私はシェリルやランカの歌を何度も聞いたことがあるのだけれど、でもまったく引けを取らない素晴らしい歌だったわ」
ほぅ、とため息をつくように火照った頬に手を当てて心を落ち着かせるセシリアと、膝の上にラウラを抱えたセツコは心からの称賛を送る。周囲を見渡せばかつて共に戦った仲間や敵対したはずの者達が隣同士座って口笛を吹いたり声援を送っている姿が見える。セツコはこの光景を見て思う、自分たちの戦いのもたらした影響というものは決して悪いものだけでは無かったのだと。
ステージ上でアンコールに応えて次の歌を披露しているミーアにしても、ギルバート・デュランダルに捨て駒にされた恨みがあるはずなのだ・・・。それなのにそんなことを露程も感じさせない美しい笑顔で心底歌が好きなのだというように全力で歌い続けている。
「恨みを消すことは出来なくても、そこに囚われること無く前を見て歩き続けることは出来る・・・。バルビエルも、スフィアに呑まれることがなければ・・・」
かつて自身と何度も対峙した宿敵、バルビエル・ザ・ニードルの最後を思い出す。死の間際に「死にたくない!僕を助けてよ、セツコ!」と叫び、縋った・・・。愛する母星を失った事による「悲しみ」が「憎しみ」へと転じた事でスフィアリアクターとして覚醒した彼は、ともすればセツコ自身がそうなっていた可能性があったことの裏返しでもあるのだ。
たった一つ違ったものがあるとすれば、セツコには支えてくれる仲間が居たが、彼はたった一人だったこと。ただそれだけで表裏一体ともいえる2つのスフィアの覚醒者が変わってしまったのだ。
「彼は悲しみを憎しみへと変え、そしてその憎しみの対象を見失って全世界を激しく恨んでしまった・・・。自身が失った過去と未来を持つ全ての存在を・・・憎しみの対象にして燃え上がり、そして・・・燃え尽きてしまった」
その先に彼に何が残ったのだろうか・・・?雪華の中に眠るスフィア、【怨嗟の魔蠍】は人々の憎悪を火種として燃え上がらせることができる。元々の所持者とはいえ雪華自身がスフィアリアクターでもあるので、スフィアが生きているということは心の奥底に消しきれない憎しみが存在している可能性があるのだ。
だが雪華はその憎しみを欠片も感じさせることはない、セツコのような悲しみも・・・。
「12のスフィアは再び一つとなった、そして全てのスフィアを制御できる雪華は、私たちリアクター以上の負の側面を持ち合わせているのかもしれないのね・・・。もしあの子が暴走するようなことがあれば、その時は・・・」
セツコは左手薬指に嵌まっている指輪を見つめる。雪華の手によって愛機「バルゴラ・グローリースター」をIS化し待機状態にしたものだ。元々バルゴラが持っている性能をそのままにサイズだけIS並にしたもの、といえば説明が付くほどの超高性能IS、それが【
しかしそれほどの性能を持つISがあっても、暴走してしまった場合は雪華を止めることは出来ないかもしれない・・・。雪華自身がシンカの果てにたどり着いた存在であるが故に。
だがセツコは自身が抱く微かな不安より、雪華の周囲に寄り添う少女達の影響を受けて、日に日に「普通の」人間のように成長してゆく姿に対する希望が大きく勝っている。
「博士、雪華は順調に成長していってますよ。大丈夫・・・、きっと、大丈夫・・・」
ミスリル地下工房 ソレスタルビーイングⅡ
「ほうほう・・・、せっちゃん式ISコアはまるで魔法のようになってるんだね~♪こりゃまいった!さすがに天才の束さんでも魔法だけは使えないからね!」
「私は自分の中の常識というものが大きく揺らいでいるぞ・・・、目の前で起きているオカルトじみた事が当たり前のようになってきているのだからな・・・」
束と千冬が2機のボン太くんIS化作業を見学している。本来IS向けに開発された2機とはいえ、一度もコアをセットされていない機体だから調整には並ならぬ時間がかかる。
だがミスリルに在籍している変態科学者たちは凄まじかった、世界一の天才を自認する束を唸らせるほどの、まさに圧倒的といっていい天才っぷり。レナード嬢も加わって瞬く間に作業を終えていく姿に魅入ってしまっていたほどだ。
「むむむ・・・、こりゃ束さんもうかうかしてられないね!これほどの天才集団が存在するなんて、やっぱり宇宙ってすごい!」
「束博士、この会社にいる科学者や技術者は別格ですよ。世界に一人しかいない天才でも、次元や時空を超えれば数百人数千人と存在しているってだけですから。それに僕のように後天的な部類もいますから」
レナードはウィスパードだ、とある世界のとある実験による影響を色濃く受けた特殊能力者。生まれつきの天才とは違い、天才たる「データ」を生まれた時に「インストール」された者と言うべきだろうか。ウィスパードの元である「ソフィア」が完全消滅したことにより、レナードのウィスパードとしての力は失われた。しかしその受信した知識や技術、そして経験や記憶が残っているため、本来の天才児であるレナードは生まれ変わっても天才のままだった、というだけだ。
「しかしなんでボン太くんなんですか?正直言って可能性の獣っていうから【ユニコーン】や【バンシィ】でも作ったのかと思ってましたよ。趣味全開じゃないですか、もう」
若干目が死んだままの雪華が愚痴る、しかし無理もない話だ、彼らはやりたい放題好き放題といった感じでどんどんEOTを詰め込んでしまっているのだ、バランスもなにもあったものではない。
これを山田先生やアリーシャ先生が着るのか、と居た堪れない気持ちになりながら作業を進める雪華の心境は推して知るべしである。
「よし、これで終わり~!やっぱりこれだけいれば作業も捗るね~♪せっかくテッサお姉ちゃんみたいになったんだし、レナードも整備科来てくれると助かるのに~」
「やめてくれ、ほんとにやめて・・・。生まれ変わって性別が変わったら、心の方まで男だった時の事を忘れてるときがあるんだ・・・、女の園に放り込まれたら卒業した頃には完全な女になってても不思議じゃない」
げんなりした表情で抵抗するレナード、彼女がその姿になっても一人称が「僕」であるのは男だった過去からのささやかな抵抗に等しいものだ、実際のところは前世で愛人関係だったサビーナによって、女としての夜の教育を受け続ける日々が続いており、それすらもはや陥落寸前なのだ。それはレナードの誰にも言えない秘密だ。
「それにしても織斑先生のISはどうしましょう?ここに白騎士のコアがあるわけですからフィッティングとか必要ないんですけど、そういえばさっき作業中って言ってましたけど、ビアン博士、今何を作ってるんです?」
「ん?ああ、【ハイパーデュートリオン】をな。さすがにアレは慎重を期さなければならんからな、今もつきっきりで作業中だ」
「ちょ!?そんな「今日の晩御飯はカレーだよ」みたいにさらっと言うような案件じゃないですよーーー!?ハザード装備もしてないのに核融合エンジンなんて危ないもの作らないでくださいよ!」
人類一の大天才と言っても過言ではない髭面のおじさんからの、核融合を扱っているとは思えないような軽い発現に雪華は飛び上がる。核と聞いた千冬はぎょっとして目を見開き、束はぽかーんと大口を開けて固まっている。
ビアン・ゾルダーク博士はそんな3人の女性をニヤリとしてやったりな笑いでからかう、雪華と同じような年齢の娘を持つ一人の父親としての笑顔だ。
「人類に逃げ場無し」と地球の危機を伝え異星人からの侵略に対して真っ向から防衛を訴えた稀代の天才は、数々のEOTを取り入れた機体や装備、設備を産み出している。そして一度は人類に絶望し、たった一握りの志を同じくする者達だけで地球を掌握して立ち向かおうと決意したほどの責任感と決意の強い男だ。そんな多大なストレスとプレッシャーから解放され、今世では趣味と実益を兼ねた開発を思う存分気の合う仲間達と共に行えることを楽しんでいるのだ、ちょっとやそっとでは彼らの開発を止めることなどできはしない。
「なあに、核如きオタオタするものではない!もっと危険な代物など他に沢山あるではないか、あんなもの前世での危機にくらべればどうってことないものだ、はっはっは!」
「いや、博士・・・。予算くらい少しは気にしてほしいんですけど・・・」
そんな解き放たれた変態達に翻弄されまくりな天才美少女レナードちゃんは逆にストレスがマッハである。こういう時フロンタルは全く役に立たない、自分だけ「触らぬ神に祟りなし」と優れた直感を最大限利用して安全圏に退避するのだ。そしていつも貧乏くじを引かされるレナードはその都度目のハイライトが薄くなるのだ・・・。
「レナード・・・」
そんなミスリル社長の姿に思わず涙がホロリとしてしまう雪華だったが、よくよく考えてみればお金が無ければ開発はできないということなので、無理に予算をひねり出すこともないのでは?と気が付く。しかしフロンタルにちょいちょいと肩をつつかれ、そっと耳打ちされる。
「雪華君、会社としての利益はほぼ社員に還元され尽くしていると言っても過言ではない、だがミスリルの内部には数々の異能者や技術者がいるだろう?経理の者は特にハッキングが得意でね、テロ組織やマフィアの資金をごっそりと削り取って世界中に還元させている。動機は不純極まりない犯罪だが、少なくとも平和利用はしているので許してやってくれないかね?」
「んなぁ・・・・。ああ、もう・・・、ほんっと自由なんですから・・・。どうせ言っても聞かないんでしょう?まぁ、相手がテロ組織やマフィアなら確かに責められませんね。そんなのに潤沢な資金を与えられるよりボン太くん作ってたほうがよほどいいです・・・」
「ちなみに実働部隊を使ってそういった組織を潰して回ってもいる、相手が例えISを使おうが、上には上がいることを思い知るだけだからな」
その言葉に雪華は再びミスリル社員名簿を開いてみる。パラパラとページをめくり、お目当てのメンバーを見て深く溜息をつく。
「・・・・このメンバーがいれば世界征服できるのでは?ってくらい豪華ですねー・・・。ああ、なんだかレナードの気持ちが少し解ったような気がします」
「すまんね。そうやって世界中の浄化と資金集めを兼ねて情報網を作っているのだが、【オリハルコニウム】の出処だけが依然として不明のままなのだ。雪華君は何か心当たりがないかね?ロシアに探りを入れにいった者達からの報告では、例の研究施設は生物か、それに準ずるものを研究していた可能性が高いとのことでね、該当しなかったのだ」
オリハルコニウム、と聞いて雪華ははたと気が付く。あの金属はラ・ギアスにしか存在しない希少金属だ、人工的に作れる代物ではない。ならばこの世界にオリハルコニウムがあるということはラ・ギアスから持ち込まれたということ。つまりゲートによって繋がっている可能性があるということだ。
雪華は【知りたがる山羊】のスフィアを使いアカシックレコードにアクセスし、この世界について調べ始める。淡い翡翠色の光の粒子が舞うように工房内に満ちる。しかしラ・ギアスとの繋がりは存在しない、アカシックレコードは万物全てであり、情報が欠落するなどありえない。唯一それが可能なのは【サイバスター】のみ。
雪華はさらに深く潜る、世界を脅かす一因と成り得る不確定要素は排除しなければならない。だがその前に雪華はこの世界の《真実》にたどり着いた・・・、
「え・・・、どういうこと?15年前に産まれた世界って・・・・過去が
呆然と呟く雪華、そしてその言葉に全員がはっとし、動きを止める。フロンタルは何かに思い当たる節でもあるのか、腕を組んで思案を巡らせている。
千冬はその言葉の意味が理解できないようでしきりに周囲をキョロキョロと見やる、束は束で何か大切なことを忘れているような表情で額に手を当てて唸っている。
「・・・まさか、いや、そうか・・・?雪華君、この現象に心当たりはないかね?ごく最近、君の身に起きた出来事だ」
「私の身に、起きた出来事・・・?15年しかない世界の歴史・・・、なのに考古学や文献は遥か太古の昔から存在している・・・、まさか!?【超時空修復】!?」
フロンタルと雪華の会話に千冬と束を除く面々が合点がいったかのように手を叩く。置いてきぼりになっている二人をよそに、雪華は次々と情報を収集し始める。
「・・・15年前に「再構築」された世界として、どうやって?Zクリスタルによる修復は私がこの世界にクロスゲートで飛ばされる1年前、つまり6年程度・・・。絶対時間と相対時間にズレが生じている?超時空修復ならそれはあり得ない・・・」
ブツブツと呟きながら懸命にサルベージを続ける雪華。ミスリルの面々は別のアプローチから探りを入れている。
そんな緊張感ある空間に束は何かを思い出したように「あ・・・」と声を出す。雪華を除く者達が一斉に束に視線を向けると、当の束の頬に涙が一筋流れ落ちたところだった・・・。
『束、君はどうして僕に付きまとう?』
『ん~?何を言ってるのかな?こんなに興味を惹かれるキミをこの束さんが放っておくとでも?さぁさぁ!今日こそは束さんの実験に付き合ってもらうよ!』
なに・・・この記憶・・・?束さんこんなの知らない・・・知らない、はず・・・なのに。
なんでこんなに・・・悲しいの・・・?
『ねぇアサキム。キミのそのスフィア、原動力は【夢】なんだよね?キミの夢って何?・・・束さんにも教えられない?』
アサキム・・・、夢・・・、束さんは、束さんの【夢】は・・・。
『束、君のスフィアは【好奇心】か。ははっ、実に君らしい・・・。だけど束、スフィアは《覚醒》すれば反作用が生まれる、今はまだ無限のエネルギーを生み出すだけの装置にすぎないけれどね。僕はしばらく別の世界に行かなきゃいけないけれど、無茶をしてはいけないよ?』
『あっはっは♪この束さんがそんな反作用如きでどうにかなるとでも?大丈夫!留守番は任されたよ。あー、はやく覚醒しないかな~♪』
たしかせっちゃんが言うにはスフィアの覚醒には想像を絶する犠牲を必要とするって・・・。束さんがスフィアを・・・覚醒させた?
『束!それ以上は駄目だ!はやく僕の心の中を覗くのは止めるんだ!それ以上は君がもたない!!』
『あ亜ああァァァァァアアアア!!!?』
『束!束ェ!!!・・・・くっ!すまない束・・・!僕の事を恨んでくれて構わない、だから君は僕が・・・止める!』
なに・・・これ!?これが、スフィアの・・・!こんな、底なしの・・・闇・・・・・ぁ・・・・。
『すまない束、これ以上・・・君が壊れていく姿を見たくない。・・・だから、君の魂は・・・このスフィアは僕が連れて逝く。だから束・・・、僕の呪いが解けるその日まで、どうか、僕を・・・待っててくれ。・・・束、僕は君を・・・』
- 心から、愛している -
「アサキム・・・やっと、見つけた・・・」
頭を抱えて蹲っていた束を、それに気付いた千冬は肩を貸して立ち上がらせる。束の顔色は蒼白で、小刻みに体が震えている。いつもの余裕の表情は消え失せてびっしりと汗をかく束はまるで怯える子供のようだ。
だが束は覚束ない足取りのまま、フラフラと両手を雪華に伸ばし歩を進める。そして倒れこむように雪華に抱き着いた。
「た、束さん・・・、今、アサキムって言いました?どこでその名前を・・・」
「・・・わかったんだ。今、思い出したよ。せっちゃんの中に眠るアサキムを感じたから・・・。【知りたがる山羊】のスフィアアクト、元は束さんもリアクターだったから・・・繋がったよ」
束の言葉に雪華ははっと思いついて再びアカシックレコードに潜り込む。そして自身のスフィア、かつてアサキムが所持していた【夢見る双魚】と【知りたがる山羊】についての情報を引き出す。
本来スフィアは一つの時間軸に対して一つしか存在し得ない。二つ以上のスフィアが同じ次元に存在したのは多元世界があったからこそだ。だがアサキムだけはその特殊な出自から複数のスフィアを所持することができた・・・。
シュロウガの搭乗者であるアサキムは自身の【夢】に作用する【夢見る双魚】のリアクターだ、だが同時に別のスフィア【知りたがる山羊】のリアクターでもあった。アサキムはかつて、何処かの世界で【知りたがる山羊】を奪取した、元々は別の者がリアクターであったのだが、アサキムの事を知ろうと心の奥底まで覗き込み、深すぎる闇に溺れて抜け出せなくなり、そして狂ってしまった。
程なくして雪華は結論にたどり着いた。かつて【知りたがる山羊】のリアクターだった存在は、好奇心からアサキムに付きまとい、惹かれ、そして恋をし、その心の闇に触れ、狂人と化したった一人で世界中を敵に回し、自我を失ったままこの世界を滅ぼし、そして帰って来たアサキムによって命を奪われた
「
「束さんむぅ!?」
夢に浮かされたように束の端正な顔が近づいて、雪華の唇を奪う。雪華は驚きつつも拒むことはせずに束に為すがままにされる。
「た、束・・・?おい、こんな公衆の面前で何を・・・////」
「うむ、ラブラブなのは良い事だ。私も妻とは死ぬまでこんな感じだったぞ、はっはっはっは!」
「あー、なんとなくそうじゃないかって思ってたけど、やっぱりかー・・・。これから忙しくなりそうだ」
「篠ノ之束もまた、スフィアリアクターだったということか。これで特異点は全て揃ったかもしれんな、世界が動き出すぞ」
押し倒された雪華を助けるものは一人もいない、そして当の雪華は酸欠気味にぐったりとし始めているが束はまったく緩めることなく雪華の唇を貪っていた。
アメリカ ワシントンD.C 女性権利団体本部ビル
「いつもながら資金提供、感謝します。ですがなぜ?これほどの金額を無償で寄付するとは、しかも新型AIのデータまで・・・、一体あなた方にどんなメリットがあるというのです?」
差し向かいに座る二人の女性、一人は女権団トップである【エーデル・ベルナル】、そしてもう一人の女性はウェーブのかかった桃色の長い髪と、タレ目だが同色の瞳、水色のリップを塗った女性。
抜群のスタイルだが独特のファッションをした美女、名前は【イラドーヤ・クジューア】と言う。彼女はスコール・ミューゼルと同じ亡国機業幹部の一人で、マリリンが所属する部署のナンバー2でもある。そのイラドーヤが女権団に資金提供をする、それもエーデル・ベルナルの言葉通りなら一度や二度ではないらしい。
「あらぁ?無償で資金提供することに何か問題でもあるのぉ?エーデルちゃん、好意は素直に受け取らなきゃダ~メよ~?」
「・・・今までの総額がいくらになっているかご存知なのですか?米国の、とまではいかないまでも・・・中国の軍事費に匹敵するほどです。大金という表現すら馬鹿らしくなるほどの額を寄付しておいて好意の一言で納得がいくとでも?」
二人の美女は無言で睨み合う。お互い張り付けたような微笑みだが、その裏側はどうなっているのか・・・。ここに他の者が居たならばあまりの緊張感に震えあがっていただろう。
「・・・まぁ、やめましょ~う。どちらにせよ、お互いにぃ、それで得るものがあるんだからぁ」
イラドーヤはすっと立ち上がり部屋を後にする。ひらひらと後ろ向きのまま手を振ってエーデル・ベルナルに別れを告げる。一人になった部屋の中でエーデル・ベルナルはほっと息をつく、世界の女性権利団体をまとめ上げるカリスマを持つ彼女ですらイラドーヤが持つ正体不明の雰囲気は気分の良いものではない。明らかに自分を
「得るもの、か。いずれにせよ、ヤツらの正体が掴めない以上詮索したところで無意味だが・・・。それにしてもこの
女権団ビルを出て、一人街を歩くイラドーヤ。形の良い大き目のヒップを左右に揺らしながら優雅に歩く姿は人目を集める。イラドーヤはクスクスと小さく笑いながら上機嫌で振り返り女権団ビルを見上げ、人差し指をクルクルと回し宙に♡を描き呟く。
「せいぜい頑張って矢面に立ってちょうだいねぇ?可愛いかわい~い、お・人・形・さん♡」
ミスリル地下工房 ソレスタルビーイングⅡ
「書き換えられた偽りの世界・・・だと?一体どういうことだ!それに束が・・・、私や一夏だけでなく妹の箒まで手に掛けるなど、そんな馬鹿な事が!?」
ショックで膝から崩れ落ちる千冬、そして今度は束がそんな千冬に肩を貸す。先ほどとは真逆の立場だ。
「この世界が一番最初に滅んだのは1万2000年前です。これは宇宙が「存在しようとする力」と「消滅しようとする力」のぶつかり合いによってその周期で転生を繰り返し、少しずつ進化していく周期です。様々な段階があり、『獣の血』『水の交わり』『風の行き先』『火の文明』、それらを超えてシンカを果たした終着点が私、『太陽の輝き』に至り『高次元生命体』と呼ばれるものです。」
雪華は淡々と説明を続ける。
かつて1万2000年前に滅びたこの世界、原因は狂った篠ノ之束による『消滅しようとする行動』と『存在しようとする想い』のせめぎ合いだった。しかし転生するはずのその世界に欠けてしまっていた因子、『アサキムの魂』が雪華の元にあったために、この世界は再生が行われずに悠久の時の中を彷徨い続けることとなった。
しかし別の次元で【鋼龍戦隊】によってうち滅ぼされた【ユーゼス・ゴッツォ】の生み出した機動兵器、【アダマトロン】の存在がその世界の再生を歪なものにしてしまう。
ユーゼスは自身が死ぬ間際に世界の因果律を操作してやり直そうと【
そしてユーゼスは自身の因果律の鎖である【CPSが原因で滅びる運命】を覆すことが出来ず、アカシックレコードによってその存在を否定、抹消されてしまった。
本来の主を失ったアダマトロンは爆発の中に消える寸前で中途半端に再生をし始めたこの世界にコアとなる【ラズムナニウム】を再構築し、消え去る。ラズムナニウムは自身が再生、増殖、進化をする金属細胞だ、再構築を開始したこの世界を喰らい、糧として増殖を始める。
ラズムナニウムはまず、自身の身体の代替となる存在に目を付ける。それは滅んだ世界を彷徨い続けていたスフィア搭載機【白騎士】だった。
白騎士を宿主としたラズムナニウムは白騎士の記憶から篠ノ之束を再構築する、そして束の記憶から世界を再び蘇らせるために自身に融合していた【ズフィルード・クリスタル】を散布し、新しい世界を形作っていく。
「この時、ラズムナニウム・・いえ、白騎士と呼びましょうか・・・白騎士は世界を同じ状況へと再構築してしまいます。それは束さんの最後の記憶から読み取った世界しか知らないからです。白騎士は同じ滅びを繰り返すこの世界を何度も何度も再構築していきます」
白騎士は考えた、なぜ上手くいかないのか。そしてその結論を束自身に見つける、そして束の欠けた因子であるアサキムという存在の代替を別の存在で補おうとした。
その存在が【織斑千冬】だった。
千冬を束の支えとしてこの世界に生み出す、そうすることで束の自我を保とうとした白騎士は、自身を通じて束と千冬を繋げることに成功する。
だが因果律はそう簡単に代替の利くようなものではない。それでも束は別の形でこの世界を滅ぼすこととなる。
次に生み出したのが【篠ノ之箒】。
束の最愛の妹として箒をあてがう、そして束の寵愛を一身に受けた箒の存在をもって束をコントロールしようとした。
だがそれも箒と束の一方的な相性の悪さから失敗してしまう。箒や千冬は束でもなくアサキムでもない、どうしても白騎士は束を制御下に置くことができなかった。
そして3番目に生み出したのが【織斑一夏】だ。
彼を千冬の弟としてサポートさせ、3人の関係を円滑にするための潤滑油としてあてがった。しかしそれも箒が一夏に惚れることによって失敗する。
箒にとって束は1番になり得ない、そして一夏にとっても。白騎士は恋愛や家族の情愛や友情という観念に疎いのが原因であった・・・。
残された白騎士のエネルギーは残り僅かとなっていた、本来ラズムナニウムは無限の動力を産み出すTEエンジンを軸として稼働するものだが、アダマトロンが破壊されたときにすでに不完全な存在となっていたラズムナニウムはTEエンジンを維持することが出来なくなっていたのだ。しかしラズムナニウムはエネルギーの代替を【知りたがる山羊】のスフィアを使って補完し始めた。このスフィアは束の好奇心を原動力として無限の力を産み出す動力となる。
しかし白騎士の思惑とは真逆に、世界を繰り返すたびに束の好奇心は薄れていく。そのため白騎士は再構築するたびに世界に変化を作り出しはじめる、それがゼオルートたちラ・ギアスの死者や東方不敗たちの魂を呼び込んでの世界の変化だったのだ。だが束と接点のない魂をいくら呼び集めてみても因果律は生まれはしない、束が原因でこの世界が滅びる以上は束の因果律の鎖を絶つ以外に方法はないのだ・・・。
何度も世界をやり直す、何度も束が世界を滅ぼすこととなったせいで、徐々に束の魂に狂気が蓄積されてゆく。そしてそれはアサキムが別次元から帰還したときに爆発することになる。
再会を果たした二人はすでに元の関係には収まらなくなっていた。魂でアサキムを求め続けた束はその蓄積された狂気に身を任せ【知りたがる山羊】によってアサキムの心の闇に触れてしまう。アサキムは実は実在する人間ではなく、シュロウガ本来のパイロットを模して生み出された虚像に過ぎなかった。
アサキムの際限ない心の闇は容易く束の心を破壊した。そして目の前で狂っていく束を抱きしめ、アサキムは泣きながらその首を・・・。
「・・・なぜだ。どうしてそこまで・・・、それでは私や一夏は・・・箒は・・・、ただの代替品に過ぎない人形だというのか・・・!それではあまりにも・・・!」
「ちーちゃん・・・、ごめん、ごめんね・・・、ごめんなさい」
「いや、悪いのは束ではない・・・。そうだな、雪華?」
「はい、その通りです。束さん、アサキムを覚えてくれていてありがとうございます・・・。本当に、ありがとう」
雪華が千冬ごと束を抱きしめる、そして千冬も雪華ごと束を抱きしめる。二人にサンドされる形の束は子供のように泣きじゃくりながら「ごめんね」と謝り続ける。篠ノ之束とは天才科学者であり、同時に天災科学者でもある。しかし大元となる束は天才ではあっても天災ではなかったのだ・・・。
悠久の時を破壊と再生を繰り返し、数えきれないほどの命を自身の発明で奪うことになり、次第に魂が擦り切れてしまい狂気を宿してしまった悲しい存在、それが篠ノ之束だったのだ。
本来の束はとても純粋で、発明が得意な天才だがとても感情表現が多彩なコロコロとよく笑う気さくな性格だった。そしてアサキムに恋をし、愛することでその人生はとても充実したものであった・・・。しかし一部の心無い人間の醜い欲望が、束の産み出した発明品を使って世界に混乱をもたらすようになってしまった。
束は困惑した、当然だ。人類の役に立つ発明と信じて疑わなかった物が、逆に人類の命を奪う兵器と化してしまったのだ。しかしすでに世界は束一人でどうにかできるような状況ではなくなっていた。
しかしラズムナニウムはそんな束の魂の悲鳴など聞こえはしない。何度も何度も破滅を繰り返し、何度も何度も形を変えて世界が滅びる。その様をずっと見続けてきた束の魂に記憶として傷が残るようになる。
アサキムが帰還したときにはすでに束は取り返しのつかないほど擦り切れてしまっていた。うわ言のように過去の記憶を口走り自傷を繰り返し、不死のアサキムにすらその刃を向ける。血の涙を流しながら「お願い、私を、殺して・・・」と歪んだ笑顔で懇願する束を哀れに思ったアサキムによってその命を絶たれ、白騎士の暴走の原因であるスフィアをアサキムは奪った。
白騎士は動力たるスフィアを失い、束の魂をもとに世界を再生させることができなくなった。しかし再び悠久の時を漂い続ける間に別の世界からチャンスが訪れる。
それが雪華たちが存在していた【多元世界】での超時空修復。
「それによって白騎士は最後のチャンスを賭けて世界を再構築しました、それが現在のこの世界です・・・。今まで欠けていた因子を別世界の死者の魂を使い代替とし、新しくこの世界の一人の人物として登場させることを繰り返し、すでに元の世界とは別世界となっています。そこにZクリスタルの超時空修復によって新たな生命として誕生した人物がレナードやフロンタル、そしてニールお兄さんたちやマリーダちゃん、グラハムお兄さんのような子供たちです。これで死者たちの実年齢と大きく開きが出来ている理由は解明しました」
「私たちはすでに何度も輪廻の輪に組み込まれていたか。長年の疑問だった世代間の差をようやく理解したよ、私もどうせなら20代だった頃の力に満ち溢れていた世代に生まれ変わりたかったと思っていたのだがね・・・」
「やめてください博士、これ以上アグレッシブになってもらったら僕が困ります」
記憶そのものは魂に刻み込まれる。故に姿かたちが変わっていてもそれは受け継がれる。彼らがこの世界に存在することによって、本来ならばありえない変化が生まれることになる。そしてその影響はバタフライエフェクトのように世界中に伝播し、思わぬ形となって自分の元へと返ってくる。
「オリハルコニウムはルビッカの記憶から生み出された因子、そしてモビルドールもカーンズたちの記憶・・・。ならマリリンは・・・」
「アークセイバーたちがこの世界に居るのか、それとも【ファイヤバグ】としてのマリリン・キャットなのか・・・、彼女は【クロノ】なのだろう?」
マリリン・キャットは【クロノ】が生み出した強化人間。何度も整形と強化措置を繰り返されて元の姿とは別人のようになってしまっている。千冬と生身でぶつかり合っても引けを取らない彼女の人間離れした反射神経、戦闘能力はそれによるものだ。
「この情報は決して外部に漏らすことはできんな。ミスリルの内部は任せてくれたまえ、必ずこの秘密は守り通そう」
「ああ、僕たちもこの世界ではイレギュラーでしかない。そうなると今までとは違う意味でセキュリティの強化と戦力の増強をしなければならないな、ミスリルに居るメンバーだけでもアレなのに、他にどんな化け物が呼び出されているのか想像もつかない・・・、ああ、また予算の組みなおしだぁ・・・」
「・・・レナード、資金のことならDEMと提携しませんか?ミスリルに出資する形か、あるいは共同開発か、とにかく戦力の増強は必須です。ズフィルード・クリスタルによって魂の記憶から生み出されるなら、絶対にあの程度では済まないはずですし」
「せっちゃん・・えへへ、ふへへ・・・すりすり。もう一生離れないからね」
コアラのように抱き着いたまま離れない束を抱えた雪華とレナードは資金や材料の供給の話を詰める、こっそり聞き耳を立てているビアン・ゾルダークはそわそわと落ち着きがなくなっている。
「む、資金の目処が付くのなら開発してみたいものがあるのだが・・・・。あ、はい、やっぱり駄目か。世知辛いのう」
「博士、少しは自重をしてくれ・・・。でないとあなたの開発欲は留まるところを知らんからな」
「失礼な、私だって少しは考えているぞ?本気でやればこの程度では済まない自信がある!」
「胸を張って言うことではないのでは・・・?」
フロンタルは珍しく空気を読んでビアン博士の手綱を引く。一人取り残された千冬は天井に向かってポツリと呟く。
「先ほどまでのシリアスは何処へ・・・?おかしい、なぜ私は一人蚊帳の外なのだ?」
ライオン:マクロスFのオープニングテーマ。作詞 - Gabriela Robin / 歌 - シェリル・ノーム starring May'n & ランカ・リー=中島愛
ミーア・キャンベル:機動戦士ガンダムSEED DESTINYの登場人物。ヒロインであるラクスを演じることになった少女。実はラクスよりお山が大きめ。Zシリーズでは死ぬ運命は変わらないものの、原作よりずっと待遇が良くスパロボ補正のおかげで印象はとても良い。
ギルバート・デュランダル:機動戦士ガンダムSEED DESTINYの登場人物。プラント最高評議会議長で、プラント代表の野心家。本来は遺伝子分野の科学者であり、DNA解析の専門家。スパロボ補正でデスティニー・プランの内容が「シンを守るためのもの」であったことにされるなど割と優遇。
シェリルとランカ:マクロスFのダブルヒロイン。スパロボ補正によりランカルートも存在し、原作ファンからは賛否ある。だけど作者はどっちも好きです。
ユニコーンとバンシィ:本当の可能性の獣。白と黒のガンダム。
ハイパーデュートリオン:機動戦士ガンダムSEED DESTINYに登場する動力源。核を素にした条約違反な動力であり、ほぼ永久的に無尽蔵の出力を産み出せる。
ビアン・ゾルダーク:稀代の大天才にしてエースパイロット。ラスボスにふさわしい高ステと機体性能でプレイヤーに絶望を与えたナイスガイ。時代劇やロボアニメや特撮が大好きという超親馬鹿キャラでもあるため人気は高い。
レナードちゃん:見た目がテッサなために涙目で「ふえぇ・・・」がよく似合う。
ミスリルの資金源:鼠小僧みたいなことしてるけど犯罪は犯罪。
サイバスター:アカシックレコードに干渉し、対象をアカシックレコードから抹消することができるチート。
IS世界の年齢:15~20年で滅んでは再生を繰り返している。その中に原作の流れや二次創作の流れもいろいろあったらしい。
束さんの恋:大元となった世界での初期束さんはとってもピュア。
アサキム:本来は義理堅く人情に溢れる性格だが、シュロウガによって永遠に彷徨う運命にあるため冷徹で冷血な仮面をかぶっている。
ヤンデレ:束さんのヤンデレって怖いけどすごく好き。
イラドーヤ:スパロボOGムーンデュエラーズに登場。ピンク髪でタレ目で際どい衣装の美人さん。おっとり間延びした口調とつかみどころのない性格から人気はある。
ユーゼス:ビアン博士と並ぶスパロボオリジナルキャラ屈指の天才。天才なのに最後は小者臭い言動が目立つ。
CPS:クロスゲート・パラダイム・システムという。ユーゼスの産み出した「因果律を操作する装置」である。過去の出来事を無かったことにしたり、未来を変えたりすることができる神の如き存在。だけど不完全だったせいでプレイヤーに敗北する原因にもなる。
アダマトロン:いろいろ詰め込んだチート機体。天使のような悪魔の兵器。
ラズムナニウム:自己再生、自己進化、自己増殖ができるDG細胞ちっくなやつ。エネルギーさえあれば永久に稼働する。
TEエンジン:スパロボオリジナルの動力源。宇宙に存在する「ターミナスエナジー」を動力として稼働する永久機関。
白騎士:この世界では「知りたがる山羊」のスフィア搭載機。
チッピーたち3人:束の精神を安定させるために生み出された仮初の存在でしかなかった。
束さんの輪廻:本来純粋で多少捻くれてても可愛いと言える範疇だったのに、何度も心を擦り減らし続ける強制イベントによって天才は天災と化していく。
少女漫画みたいなアサキム:イケメンリア充死すべし、慈悲はない。
クロノ:スパロボZシリーズの組織、改革派と保守派とある。いろいろと真っ黒で過激なヤツラ。
今後の束さん:真実の愛に目覚めた束さんは正ヒロインまったなしで雪華にべったり。らぶらぶちゅっちゅな毎日が待っている!・・・はず。