第24話
樹「よし!行くか!」
めばえ「ですね…」
俺達は街に出てきた、理由はめばえへのお礼だ
何か買ってやると言ったので一緒に買いに来たのだ
樹「なにを買うつもりなんだ?」
めばえ「特に決めてませんね…いいのがあったら言うんで、それまではウィンドウショッピングってことで」
樹「了解」
並んで歩きながらふと思った
俺との身長差は10数センチぐらいある
なんか蓮ヶ瀬さんとか達は大きくて焦るけど
めばえはちょうどいい感じだ
めばえ「あっ!先輩!ここどうですか?」
樹「服か、まあ見てみるか」
めばえ「はいっ!」
入って後悔した…
すっごくメルヘンチックじゃないか…
めばえ「かわいいなぁ」
樹「そういえばめばえの私服も似たようなのだな」
あれ?俺もうしかしたらめばえの私服は一着しか見てない気がする
あのいぶきちゃんとお揃いのやつ
めばえ「先輩先輩!どっちが似合うと思いますか?」
樹「あんまりファッションは得意じゃないんだけどな…」
たぶんそこは重要じゃないんだろうけど
片方は白のシンプルなワンピース
もう片方は青色のフリルの付いたワンピースだ
樹「個人的には青のほうだな」
めばえによく似合ってるはずだ
めばえ「ちょっとこれ買ってきますね!」
樹「ん?俺持ちじゃなくていいのか?」
めばえ「これはあんまり高くないんで先輩には違うのをお願いしますね」
樹「手加減はしてくれよ?」
めばえ「どうでしょうか。とりあえず買ってきます」
たぶんあれが4000前後だろうから少し覚悟したほうがよさそうだ…
服屋さんからでて1時間、他にも少し見て回った所で昼になったのでご飯にすることにした
樹「ファミレスってさ…」
めばえ「どうしたんですか?」
樹「ファミリーレストランなのに実際一世帯だけの家族って少ないよな…」
めばえ「馬鹿なこと言ってないで、なにするか決めました?」
樹「無難にカルボナーラのパスタ」
めばえ「私も決まってるんで呼びますね」
樹「あっ…」
あの呼び出すときのボタン押された…
押したかったのに…
めばえ「なんでそんなに寂しそうな顔してるんですか…」
樹「俺が押したかったのに」
めばえ「お子様ですか先輩は…」
いや、俺みたいな人は少なくないと思う
絶対に!!
めばえ「先輩ってあれですね」
樹「あれって?」
めばえ「大人な子供って言ったらいいんですかね、変な所だけ子供っぽいですね」
樹「自覚はしてるんだけどな、それも含めて俺だからさ」
しっかりしてる時と
遊ぶときのギャップが激しいってよく言われる