昼も終わり、しばらく歩いてる途中にめばえがふと止まった
めばえ「ドレス…」
ウエディングドレスだ、真っ白な
純白の
樹「めばえはまだ早いだろ」
めばえ「年齢的には大丈夫ですよ!でもですね…」
樹「なんだ?」
めばえ「相手がいないって言いますか、まあそういうことですよ」
樹「めばえが結婚する相手ってどんな奴なんだろな…」
めばえ「私にもわかんないですよ」
なんでだろうか…
めばえの結婚式を浮かべてる俺は
そのめばえの隣に自分がいる
そんなことを思ってる
樹「なあ、めばえ」
めばえ「どうしました?」
樹「俺と結婚するのに違和感あるか?」
めばえ「ちょっ、えっ!?急にどうしたんですか!?」
樹「えっ?あっ!いやあれだ、気にするな」
思ったことが口にでてたみたいだ
しまったな
めばえ「でもですよ…」
樹「なんだ?」
めばえ「不思議と違和感はないですね」
樹「っ!」
その時のめばえの表情
少しほほを赤くしながらも
微笑んで
その表情に俺は
ココロを奪われた
めばえ「先輩すっごく顔あかいですよ!?大丈夫ですか」
樹「なんでもない、なんでもない」
心臓が早く動いている
バクバクして、制御できない
体温が上がって
でも、心地いい…
樹「それよりあそこ行こうぜ!」
俺はとっさに近くにあった家具屋さんに入った
めばえ「どうして家具?」
樹「それはあれだ、お値段以上だからだよ」
めばえ「訳わかんないです」
なんかいろんな家具を見てると欲しくなるよな、手は出せないけど
めばえ「せっかくなんで私の行きたいコーナーに行きましょう」
樹「どうせ寝具だろ?」
めばえ「まあそうですけど」
樹「寝具だけでも結構あるんだな…」
めばえ「ですね、ベットなんかは高くて手が出せないですけど」
樹「枕とかなら何とかなるな…」
めばえ「ですね」
枕って言ってもいろいろあるんだな
色、形、やわらかさとかも違うみたいだ
樹「あっ!」
薄い紫色をした枕
低反発っていったかを使った奴だ
樹「めばえ、これいいんじゃないか?」
めばえ「確かにいですね、あー、でも結構するみたいですね」
樹「いる?」
めばえ「欲しいです」
樹「オッケイ、じゃあこれにするか」
めばえ「大丈夫ですか?先輩のお財布」
樹「めばえの中の俺は金を持ってなさすぎないか…」
めばえ「そんなことないですよ?」
樹「趣味って言う趣味がないからあんまり散財しないんだよ」
めばえ「無趣味はいいのか悪いのか、かなり難しいもんだいですね」
樹「まあ人それぞれってことで」
俺らは枕を購入した後、時間も夕方になりかけたので帰ることにした