二人が出て行ったのを確認した会長さんは俺の方を見た
智慧「あなたは確か春咲さんを庇ったのよね」
??「結果そうなりますね」
なにがおきたかわかってないのであいまいな返事をする
かすみ「その時にですね、おかしなことが起きたんですよ」
花音「おかしなことってなに?」
かすみ「えっとね、弾が跳ね返ったの」
智慧「彼にあたって?」
かすみ「そうじゃなくて、何もないところで、なんです」
やはり不可解だ、どうしたらそうなるのだろうか
智慧「なにもないところで?そんなことがありえるとでも?」
??「ホントですよ、自分でもよくわかってないけど」
智慧「ん~」
流石の会長さんでもわからないようだ
花音「ココロファンクション…」
智慧「野原さん!」
花音「いやっ、だって一番可能性があるとした」
かすみ「たしかにそうかもしれないですね」
智慧「春咲さんまで」
??「ココロファンクション?」
花音「はい、オルカに勝手にインストールされるアプリで普通じゃありえないことが起こるんです」
??「そんなのあったかな?」
俺は半信半疑でオルカを確認する
??「あれ?これかな?」
見たことのないアプリ、ハートのアイコンのアプリがそこにはあった
花音「それです!開いてみてください!」
言われたとおりにアプリを起動する
新感覚コミュニケーションアプリ
ココロファンクション バージョン パーフェクトバリアです
説明;孤立から抜け出し、アプリを起動させなくなるのを目指すのが目的です
このアプリを制御できる頃にはあなたにはきっと楽しい日々が待ってます
??「なんだこれは?」
パーフェクトバリア?完全防御ってことか?
花音「ヘルプ見てみましょう」
??「ああ、うん」
i;樹にインストールされたココロファンクション
拒絶や強い衝撃がくる前に自動で発動
音や衝撃を完全に防ぐ絶対障壁が展開される
樹「これのおかげだったのか…」
かすみ「そう、みたいですね」
花音「この"じゅ"?って言うのはあなたの名前?」
樹「そうだよ、自己紹介してなかったね、二年の星夜 樹(ほしや いつき)です、よろしく」
俺はそういって頭を下げる
智慧「同級生だったのね、てっきり1年せいかと…」
樹「うっ!!」
花音「私もそう思ってました!先輩だったんですね!」
樹「ううっ!」
かすみ「そうとも知らずすみません!星夜先輩!」
だめだ…精神的ダメージが大きすぎる…
いくら身長が低いからってそれはないだろう
いや、でもこの中じゃ一番大きいし、大丈夫だし…
樹「えっと、ありがとうございました、俺…帰りますね…」
俺はそのまま逃げるように寮に走った
ちび言うな!ちょっと小柄なだけやい