真剣で達人に恋しなさい   作:双龍

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双龍です今回はバトルの導入の話です、マジ恋は濃いキャラが多いので登場人物が増える学校での話は書くのが大変ですね、それでは十一話をお楽しみ下さい。


11話

新島は宇佐美先生に連れられSクラスへ、兼一は小島先生に連れられてFクラスへと向かった。

 

兼一がFクラスの前まで来ると教室の中から騒ぎ声が漏れていた、小島先生は兼一が入る前に生徒たちを落ち着かせるため先にクラスに入った。

 

「静かにしろ!!」

 

小島先生の一喝でクラスの騒いでいた生徒たちが静まっていった。

 

「知っているものもいると思うがこの学園に編入生が二人入った、そしてそのうちの一人は私のクラスで受け持つ事になった、皆も仲良くしてやってくれ、入って良いぞ」

 

兼一はドアを開けた、そこには朝登校した時一緒だった風間翔一 島津岳人 師岡卓也 直江大和 源忠勝 クリスティアーネフリードリヒ 川神一子の姿があった。

 

「白浜兼一です、理由があり皆さんよりも少し歳は上ですが、もう一度学園に通い勉強することになりました、歳上とは思わず気軽に話しかけてくれると嬉しいです、これからよろしくお願いします!!」

 

兼一の自己紹介が終わると拍手をするものや転入生が男という事で落ち込むもの等受け取りかたは色々だった。

 

新島の方はとゆうと巨人からSクラスにはどんな生徒たちがいるのか早速情報収集を始めた。

 

「まあそんなとこだな目立つ奴等は」

「なるほど不死川家の令嬢に九鬼家の長男、川神にある大病院の息子それにドイツ軍で有名な猟犬部隊のリーダーそしてクローンたちか、アンタよくこんな濃い面子の先生やってんな(やはりこのオヤジもタダ者じゃねぇって事か)」

「まあこの面子なら仮に問題が起きてもおじさんが頑張るまでもなくコイツ等だけで解決しちゃうからな、たいしたことはねぇよ」

 

そんな話をしていると二人はS組の教室の前に着いた、クラスの中ではF組ほどではないが少し騒がしかった、すると巨人も新島に静かにさせるから後から来るようにと言い廊下で待たせた。

 

(流石に頭の良い奴等を集めたクラスだな先生が入るだけで静かになりやがった、これは人心掌握もチョロいかもしれねぇな)

 

そして程なくして巨人から呼ばれると新島は教室に入っていった。

 

「転入生の新島春男様だ、まあそれなりによろしくしてくれ」

 

生徒たちは新島を見て人外の生物だと思ったり、自己紹介の態度を見て生意気な奴だと思ったり、兼一とは違いあまり印象は良くなかった、そして授業が終わり昼休みに入るとF組の兼一の机には人だかりができていた、すると一子が兼一に挨拶しようと近づいてきた。

 

「兼一さん朝はちゃんと挨拶ができなくて、アタシは川神一子って言います!!」

「改めてよろしくね川神さん」

「一子でいいわ、川神はお姉さまやお祖父様もだし」

「分かったよ、よろしくね一子さん」

「は、はい!!」

 

一子と挨拶していると一子の身体が少し震えているのが兼一には見てとれた。

 

「一子さんなにか僕に言いたいことがあるの?」

「え!?」

「何か我慢してるみたいだから」

「実は私お姉さまから昨日兼一さんの話を聞いたんですけど、お姉さまを倒したんですよね?」

「うん」

「お願いがあります・・・私と決闘してくれませんか?」

「決闘・・・」

 

この川神学園では生徒たちの自主性を尊重するために決闘とゆうシステムを導入していた、それは決闘するもの同士が合意すれば人数そして闘う方法も自由に決められるというものである。

 

「決闘のシステムは教室に来る前に鉄心さんに聞いた、僕は構わないよ確か種目も決められるんだよね?」

「ええ」

「種目は一子ちゃんが決めていいよ」

「なら武器有りの試合でお願いします!!」

「へえ、一子ちゃんは武器を使うんだね」

「薙刀です」

(こりゃまた応用のきく武器だな)

 

こうしてF組では一子が兼一に決闘を挑んでいた、その頃新島のいるSクラスでは新島の机に着物を着た女の子がちょっかいをかけていた。

 

「ニョホホホホ、これそこの宇宙人」

「何だお前は?」

「妾の名は不死川心じゃ」

(コイツが不死川財閥の娘か、あのヒゲ先生の情報通りの奴だな、俺様の手駒にしておけばうまく利用できるだろ)

「これはこれは新島春男です、天下の不死川財閥のご令嬢に声かけていただけるなんて光栄です、これからもよろしくお願いします」

「ニョホホホホ、妾を存分に頼るが良いぞ(なんじゃ?自己紹介の時とはやけに印象の違う奴じゃ、まあ悪い気はせんのう)」

(やはりチョロいな、こういう自尊心の高い奴はおだてに弱い)

 

心は上機嫌で自分の席に帰っていった、次に来たのはハゲと日焼けをしたイケメンだった。

 

「不死川への扱いがうめぇな」

「中々の人心掌握ですね」

「ハゲとイケメンか、やけに濃い面子が来たな」

「これは失礼、私は葵冬馬です」

「小さい子達のガーディアンの井上準だ」

「ああ、葵紋病院の跡取りって言うのはアンタか、ところで小さい子達のガーディアンつうのはどういう意味だ?」

「それはね~」

「!?」

 

準の言葉に引っ掛かった新島が訪ねると、新島の後ろから突然長髪の白い髪の女の子が突然現れた。

 

(俺様のセンサーに反応しないとはなヤベー感じだなこの子は)

「大丈夫?驚いちゃった?」

「いや大丈夫だ、ところでさっきの質問の答えを教えてくれ」

「簡単だよ準はロリコンハゲなのだ」

「コラ雪!!人聞きの悪いことを言うな、俺は小さい子を愛して止まないだけだ」

「ロリコンでハゲか中々業が深そうだな、ところでお嬢さんは誰だ?」

「ウェーイ榊原小雪だよ」

「新島だよろしくな」

 

新島は着々と情報収集をしていた、それを遠くから見ている二人がいた、一人は額にバツ印の傷がある九鬼家の長男でもある九鬼英雄、もう一人は彼の専属メイドの忍足あずみだった。

 

「新島様は着々と情報収集をしていますね英雄様!!」

「うむ大した策略家よ、新白の宇宙人の異名は伊達ではないな、それにしてもあずみよ校庭の方が騒がしいな」

「そうですね、英雄様の憩いの時間を邪魔するならあの騒音消してきましょうか?」

「まあ見てから決めよう」

 

校庭が騒がしくなってきたことに英雄が気づくと、他のクラスメイトや新島も気づき席を立って窓に近づき校庭を見下ろした、そこには薙刀を構えた一子と胴着を着た兼一が立っていた。




次回は兼一と一子のバトルになります、次回のバトルは柔術だけじゃなく他の武術も取り入れてみましたので、楽しみにしておいてください、それではまた十二話でお会いしましょう、感想、評価お待ちしています。
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