小説を書く、というのも友人に誘われて少し始めた程度ですので
・文章力の低さ
・物語内における矛盾
・自己満足な内容
・原作との食い違い
などの問題が起こります。
「文章力の低さ」や、「物語内における矛盾」は
閲覧してくださった方からご指摘があれば極力修正するつもりです。
ですが、原作を一巻しか読んでいない事と、学生身分のためあまり時間が取れない事から
「多くの時間を必要とする場合」と
「予定していた内容から著しく物語りが変わってしまう」場合においては
無理やりながらにも簡単に修正を加えて続けるか
舞台設定を完全オリジナルにして新しく
「オリジナルとして再投稿」という形を取らせて頂きます。
「自己満足な内容」については投稿主が
「これはやりたい」という前提をクリアする過程で必ずかるかと思います。
●●をかっこよく見せたい、●●と▲▲でこんな展開をしたい。
といった私情により物語の中身が薄くなってしまうかもしれません。
ですが、それは「プロとアマは違う」という事で赴くままに執筆させていただきます。
ただし、投稿が重なるにつれてそういった物は少しずつでも削減し
最終的には自分だけでなく人様が楽しむ物にしていきたいと思います。
長い文章を読んで頂いた所で、最後に皆さんにお願いがあります。
ここ「ハーメルン」は不特定多数の人の目に触れる場所です。
ですが、その意識が足らず、「指摘」をしているつもりでも
「批判」や「暴言」といった他人から見て不愉快な文面にしてしまう人も居る。
という話をこのサイトを利用している友人から聞いております。そのため
【注意や指摘をする際は文面を良くお確かめください】
投稿主はまだまだひよっこで気になる所は多いかと思います。
そのためできる限り指摘や注意は受け入れて直して生きたいのですが
それによって普通に楽しんでくださる方が不愉快な思いをするのは不本意極まりない事です。
では、少々前書きが長くなってしまいましたが
皆さんの貴重な時間を少しばかりお借りします...
廃墟と化したビルが何個も並ぶ中、人の断末魔や怒鳴り声が響いていた。その中心には、到着したばかりのようで息を荒げて辛そうな、黒髪を短く切った男と、綺麗な金髪をなびかせ、冷たい表情で一瞥する女がおり、六名程を相手にしている。
女が地面を這いずる男に刀を突き立てトドメを刺すと、悲痛な叫びが響き、女は地面に転がるそれを踏み付けながら刀を抜いた。辺りにはその他にも二人転がっており、同じように刀で斬り殺された跡が、生々しく血を吐いていた。
「殺す!殺してやる!!」
「哀れだな……」
逆上した女が怒鳴り、杖をこちらへ向けながら大きな破壊魔法陣を呼び出した。それを見た金髪の女は、小さく呟き刀を降ろす、放たれた炎の塊は豪炎を撒き散らし、金髪の女へと向かっていった。
しかし、黒髪の男が出した淡い青色の粒子によってそれは簡単に弾かれてしまう。
「
「……分かってるけど、
「名前で呼ぶな」
才兎と呼ばれた男の足元には、既にいくつも重ねた魔法陣が展開されており、零は不機嫌そうに呟くと、半ば飛び付くような勢いで女に近づいた。
杖を持った女も反応したが、風を切る音が聞こえてきそうな、その速さに明らかに遅れてしまい、女の右腕は空へと舞い上がり、絶叫と共に地面に伏す。悲痛な声がこだまし、零は一度それを見下ろすと、顔を蹴り飛ばし、鈍い音と小さな呻き声をその場に残して骨を断った。
周りの魔法使いも既に魔法陣の展開を済ませており、5人が同時に炎の塊を飛ばした。しかし、この二人の前では、ただチームワークがなっていない事を露呈するだけの、愚行であると言えよう。
飛翔したそれは全て零の方へ向いており、才兎によって生み出された真空の壁で、全てが爆ぜるように消えてしまった。
すると、その中から飛び出す形で現れた零により、近場の一人の心臓を刺し、抜きながら半回転すれば懐から出したナイフによって、左側に居た魔法使いの喉を貫かれた。急所を貫かれた二人はゆっくりと倒れ、その顔には驚いた様子がこびりついていた。
「動くな! っは、はは……もう終わりだぞ……!」
「……そうだな、もう終わってる」
大きな声に顔を向けると、一人が零に拳銃を向けて悦に浸っており、他の二人は防御魔法を三人に掛けて守っていた。しかし、背後にいた人物を見た零は、まったく動じる事無く冷たく返事をして、おもむろに刀を鞘に納めた。そして、零はこともあろう事か、背を向け歩き出したのである。
「ふ、ふざける……なっ!?」
それに怒りを露わにした男は発砲をしたが、それは随分と見当違いの地面に突き刺さり、それと同時に三人は、叩きつけられるように地に伏した。
それが才兎の重力魔法だと気付いた時にはもう遅く、展開された魔法陣ごと、落ちた雷により焼死体が三つできあがる。
「……ほら、臭いが染み付くから、ちゃんと拭かないと」
「……お前は毎回、几帳面だな……」
あまりの手際の良さに時間が一瞬に感じられ、才兎は零に歩み寄って行く。
そして、ハンカチを取り出し零の手や顔に、タップリと付いた返り血を拭い始めた。
零も半ば諦めた様子で小さく呟くと、苦笑して大人しくそれを受け入れるのだった。
「零っ! 何度も言ってるだろうが!?」
「反省してます」
「してないだろ!?」
あの後仲間の場所まで戻った零は、小学生くらいの小さな女の子に怒られていた。
しかし、異様なのはそんなこよりも、その少女に耳と尻尾がある事だろう。
随分と厚着された上着からは尻尾が飛び出しており、零の棒読みされた言葉に対してそれをピン、と伸ばしながら牙を剥いていた。
「まぁ落ち着けよ
「黙れ色魔」
「黙れ色魔」
それを隣で笑いながら見ていた良い歳をした三十歳ほどの男は、助けようと言葉にしたのだが、完璧に息のあった言葉に対し、怖い怖い、と笑いながらどこかへ行ってしまった。
萊華と呼ばれた少女は先程の戦闘で雷を落とした本人で、こう見えてもコミュニティ内では一番の魔法使いである。
先程離れて行った男もそのパートナーなのだが、そんな事よりも萊華の怒りが水増しされた事が大変である。
「あれほど単独で当たるなと言っていおいたのに、才兎と私が来れたから良い物を……」
「歳を取ると小声が増えるらしいな、
「喧嘩売ってるのか、そうか、そうだな!?」
零も萊華も揃って血の気が多い性質で、一触即発の雰囲気を辺りに放っている。萊華の実年齢は不明だが、コミュニティ内では虎鉄と一緒に加入し、長きに渡り戦い続けてきた、いわゆる歴戦の戦士だ。そんな相手とやりあえば零は相手にもならないだろうが、プライドがあるのか面白がっているのか、引く気は無いようだ。
「僕から言っておきますから……虎徹さんがまた
「んあー、もう! 虎鉄!」
その様子を遠巻きに見ていた才兎が萊華へ近付き軽く耳打ちすると、零へ向いていた矛先はすんなりと虎鉄へと向き、駆けて行ってしまった。
遠くで激しい物音と悲鳴が響き、萊華のストレスが都合良く発散された事を皆が悟った。
「零、あまり……」
「
「……零、そろそろグループのメンバーと仲良くしないとダメだよ?」
才兎が心配した様子で零に言葉をかけようとすれば、零は名前を名字に訂正した。しかし、才兎は溜息をつくと呼び方を変える事無く優しく告げる。
零達の属するコミュニティは随分と人数が少なく、少数精鋭での活動が殆どだ。そしてそれを根幹から支えるのが、グループ制度である。
これは百人にも満たない「未来無き軍隊」を残すための方法で、十人程度のグループが各地に散らばり、電気魔法による情報伝達によって作戦を実行するという、かなり特殊な手法がなされている。
そのためグループに溶け込めない者は何かと嫌煙され、チームワークを乱すと判断されれば、情報の隠蔽のために殺すこともあるくらいだ。才兎が気にしているのはそういう事だろう。
しかし、零は不服そうに顔を顰めると、視線を地面に投げてしまった。
「……お前には関係無い話だ」
「僕にとっては……関係あるよ」
「私の知った事じゃない」
「冷たいなぁ……」
その後、小さく呟く零はとてもか弱く映り、才兎の鼓動は少し早鐘を打った。そんな才兎の心境などつゆ知らず、零は普段の様子に戻り冷淡に言葉を選んで玄関へ歩き出してしまい、才兎もそれに着いて行った。
現在グループが寝床にしているのはとある二階建ての一軒家で、かなりボロいが十分に全員が寝れる場所である。台所と居間の他に、二階には四つ個室があり、其れ等はSランクである虎鉄と萊華、それに
あの戦闘は単独作戦で疲弊した虎鉄と萊華を安全に帰らせるための物で、本来は零ともう一人の準備ができ次第、二人で行く物を、ロクな用意もせずに刀だけを持って行ったのを才兎が追ったのである。
リーダーは「自分の存在理由を理解している」と評価しているのだが、グループの仲間としては心配で仕方が無いのも頷けるだろう。しかし、才兎が着くまでに二人を片付け、三人目を瀕死にしていた事は紛れも無い事実で、彼女の強さを意味しているのだ。
一軒家から出た二人は少し離れた公園にたどり着き、お互いに武器を持って対峙していた。
「僕が勝ったら約束してくれよ?」
「構わないが、お前は今まで一度でも勝てた事は無いし、手加減をする気も無い」
どうやら賭け事のようで、才兎が勝ったら何かがあるらしい。だが、零の返事から察するにこれから行う何かは、零の得意分野のようで、刀を抜き去るとそれを地面に突き立て鞘を構えた。
それと同じく才兎が手に持った鉄の棒を構えると、二人はお互いに駆け出して、鞘と棒が打ち合わされる。すると、先程とは打って代わり、才兎は余裕そうで、代わりに零は少し強張っていた。
「卑怯な奴だ……私ももう容赦しないからな……後悔させてやる」
「今回はどうしても勝ちたいからね!」
零が言った言葉の意味はその後の動きで理解できた。急激な過負荷により鞘は地面に叩き付けられ、零は棒に触れないよう少し後退したのだ。
才兎の重力魔法はかなりの物で、これだけならばピンポイントで物体に重力の重りを乗せる事ができる。つまり、触れれば零も同じようになるのだ。
「それは怖いけど……実戦形式では負けないよ、今回は勝てばいい、でしょ?」
「っ……舐めた真似を…………」
完全に屁理屈なのだが、零はそれを指摘する事は無く、魔法陣を展開し始めた才兎に素直に突っ込んで行った。何故なら、才兎が展開したのは重力魔法の物で、それをされれば抵抗できなくなってしまうからである。
だが、才兎は分かっていたと言わんばかりに、下がりながら砂を巻き上げて目潰しをした。
零は目元を片腕で隠すと、砂塵の中を突っ切って、無理矢理にも才兎との距離を縮めに掛かる。それを読んでいた才兎は、零の行動を見る間も無く、魔法陣を防御魔法に変えた。
それにより、砂埃から飛び出したばかりの零は、鱗のような壁にぶち当たり、半ば弾き返されるように仰向けで倒れこんでしまう。
そこに才兎はゆったりとお腹に棒を当てがい、嬉しそうに笑った。
「屈辱だ……絶対に許さない……」
「約束は約束だから守って貰うよ? まさか、あの零が取り消しだ~、なんて言うわけ無いよね?」
「っ……覚えてろよ……!」
零は大人しく両手を挙げたポーズを取っては、才兎のプライドを利用した言い方に唸るように呟いた。才兎は聞かぬフリで棒を捨てると、興奮しているせいかほんのりと頬を赤らめている零の手を握り立たせてやる。
「さて、誰に頼もうかな…」
「虎鉄と藤島だけはやめてくれ……なんなら才兎が一番だ……」
「ん、まぁ……え?」
零と才兎がした約束は「負けた方は指定された人と一日過ごす」という物だ。零からすれば、萊華や虎鉄が一日不在なら、それだけでも十分な収穫である。わざわざ話しかけてくる、その二人と才兎が離れるなら、それだけでかなり自由になるのだ。しかし、負けた零は事もあろうことか才兎がいい、と言い出すのだ。明らかに動揺して、視線を泳がせる才兎を見て首を傾げたが、才兎が歩き出せば大人しく着いて行く。
思わぬ収穫を得た才兎だったが、思考を巡らせて現場を正しく理解するのはそう遅くなく。
「それってどういう意味だ?」
「お前なら下心も無いだろうし、飯にも困らなくて、一番安心できるからな」
「そ、そうだな……」
哀れな自分を宥めるように、才兎は葛藤を繰り返したすえ、苦笑を零して溜息を付いた。零に期待したのがバカだという事は分かるが、もっとこう、何か嬉しい事があってもいいんじゃないだろうか。
「どうかしたか?」
「っな、んでも……ない……!」
「嘘だな、お前は毎回誤魔化すのが下手だ」
鬱な気分でボーっとしていれば、隣から顔を覗き込まれて、口から心臓が飛び出し掛けた。いそいで視線を逸らして、明らかにどもりながら言う才兎に、不信感を露わにした零はしつこく尋ねる。しかし、才兎は白紙になった頭に着色するのに必死で、まったく話を聞いていないようであった。そして零がキョトン、と見ていると、曲がり角から見覚えのある人物が現れ、にへら、と笑い手を降った。
「巾桐さんと才兎さん、探しましたよ?」
「
「リーダーが呼んでる、まぁ、ポチがそうとう怒ってるから、デートは早めに終わらしなよー?」
「ち、違う! 龍、待て! 龍ー!」
「なんだ、そんな話が出ていたのか」
その青年は、淡い黄色がかった髪を肩に垂らして、ふんわりとした独特な雰囲気で、形の良い顔をゆるく崩して笑う。龍は要件を伝えると、こちらの返事も待たずに引き返してしまい、才兎の発狂に似た叫び声に、返事は無かった。だが、代わりに零が冷ややかな視線を才兎に投げかけ、呟いた。まぁ冷ややかななのは普段通りなのだが、才兎にはそうとう刺さったようで
「あ、いや、これは別に嫌なわけじゃ……」
「あんなに露骨に否定された後だとな?」
才兎は最後の方をごにょごにょと濁してしまい、零はわざとらしく溜息を吐きながら視線を隣の民家の塀へと移した。
「あー、と、巾桐もそういう話が流行ったら困るだろ?」
「いや全く」
「だから僕は否定して……」
才兎は苦しい言い訳に即答されれば、そのまま話を進め出した、だが、明らかに返事がおかしい。
そして、それに気付いた才兎は顔を赤らめながら零を見遣るのである。
先程までそっぽを向いていた筈のその顔は、こちらを向いており、目が合うと、才兎は口を一文字にして一人スタスタと歩いて行ってしまった。
「巣穴はこっちだぞ」
「―――!」
零は龍の居た曲がり角をちゃんと曲がり、ひたすら直進していった才兎に、一応伝えておく。声にならない悲鳴を上げた才兎は、零から離れた所で、後をついていくのであった。
空が橙色に染まり始めた頃にやっと巣穴についた零と才兎は、入るなり厳しい文句と理不尽な怒りが出迎えた。
「遅い!
八つ当たりなのは見て取れ、理由もこういう時は虎鉄である事は誰もが知っている、そして反論すれば面倒になる事もか。
「……まぁ、文句があるなら情報をろくに伝えなかった龍と、道を間違い続けて迷子になった才兎に言うべきだ」
「れ、零……めんぼくない……」
ブツブツと念仏を唱え始めた萊華に対し小さくため息をつき少し遠くを見た零は、諦めた様子の才兎を犠牲にしてその場を逃れる事とした。実際に才兎のせいなのだから問題は無いだろう、零は誰に挨拶するでも無く台所へと向かった。
現在このAグループには零や才兎の他に七人所属しており、愚痴を続けているであろう萊華とそのパートナーである虎鉄や、未来無き軍隊のリーダーを除いても4人は居る。しかし、零は一人を除き自分から話しかける事は無く、周囲との関係を極端に嫌っているのだ。そのため、わざわざ挨拶をするような相手もおらず、移動しながら食べれる物を探しに行くのである。
零が台所に着くと、そこには台所の戸棚を漁ってスティックパンを取り出している虎鉄の姿があった。それを隣に置いてあるウエストポーチに入れた虎鉄は、ようやく零に気付いたようで振り返ると、にへらと温和な笑顔を浮かべて口を開く。
「今日はよろしくな? 任務内容は後で説明するから、飯の準備済ませたら玄関で待っててくれ」
軽い挨拶をした虎鉄はそれだけ伝えると、手をヒラヒラと振ってその場を後にした。零は口を開く様子も無く、視線を戸棚に移して同じく中を漁り始める。中にはインスタントラーメンや乾パン等の非常食が入っており、少し考えるとインスタントラーメンを取り出し、壁にかけてある小ぶりなリュックに入れて台所から出て行った。
台所から出ると白髪をおかっぱ髪にした、零より少し若い少女が立っていた。少女、
「何であんな奴が……」
ただその一言がどれだけの意味を込められているかは分からない、しかし、零は嫌な顔もせず普段通りの無表情で歩いて行った。
歯切れの悪い終わり方となってしまいましたが、時間の都合上ここで止める事としました
今回は戦闘シーンを試すという意味合いで少しそちらへ寄せて書いています
読み直しをして分かり難かったりする場所は直したつもりです、ですが、読み難いのはどうも軽減させれなかったので、その所に関してご意見やご指摘を頂ければ幸いです。
追記
名前を出して良いのか分からないため伏せますが
とある方からご指摘を頂きました。
それを修正するには多くの時間を要すると判断したため
日に日に少しずつ修正していこうかと思います。
次回投稿予定の日までには終わらせて、それと同時に続きを投稿しようかと考えております。
ご指摘をしてくださった方、改めましてありがとうございます。
追記......2
本文内容について大幅に修正を入れました
・一文の長さ調整
・句点の場所の修正
・本文内の説明を一部修正
・「~~だが」を「~~。しかし、」に修正
今回の修正で少しの間休憩とします。
修正に必死で全く続きをやっていませんでしたので
そちらが終了し次第改変を加える予定です。
無計画に中途半端な物を投稿してしまったため
続きを投稿してから約一週間で合わせた物を掲載しようかと思います。
その際に今の物と、次回掲載する物を削除しようかと考えています。
本文最終修正予定日
12/23
次回投稿予定日
12/24
クリスマス何て...ケーキを食べるだけの行事だよ...