楯無の誤解を解いた後も、簪を交えて談話していた。
が、朔月のポケットから着信音が鳴り響いた。
「すみません、ちょっと失礼します。あ、もしもし束さん?………え?わ、わかりました。すぐ向かいます!」
「朔月?」
「束さんが襲撃にあったって。カリスになれるだろうけど、急いで戻らないと!」
「わ、私も行く。束さんを守らないと。」
「すみません。ここで失礼します!」
「じゃあ、お姉ちゃん。行ってきます。」
こうして、朔月は更識邸を後にした。
走りながらヘルメットを被り、ブルースペイダーに向かう。簪が後ろに乗り、しっかりと捕まった事を確認すると、すぐに『Float』をモビルラウザーでラウズし、すぐさまラボに向かう。
ラボに着いた朔月が目にしたのは、最強のライダーシステム……仮面ライダーレンゲルだった。
「一体、誰なんだ……。」
レンゲルは無言で右腰のラウズバンクからカードを一枚取り出し、自身の武器である醒杖レンゲルラウザーでラウズする。
『Blizzard!』
ラウザーから冷気が発せられる。
「「変身!」」
『『Turn Up!』』
それぞれのバックルから出現したオリハルコンエレメントが2人を冷気から守る。冷気が止まったタイミングでエレメントを通過し、変身を完了させる。
レンゲルに突っ込みながら、ブレイラウザーを引き抜き、レンゲルに斬りかかる。レンゲルは余裕だと言わんばかりに、紙一重で避ける。
レンゲルラウザーでブレイドは突き飛ばされ地面を転がるが、すぐに立ち上がり、大振りの攻撃を開始する。
「無駄だ。その程度では、私に攻撃を当てることn……ッ!」
ブレイドが大振りな攻撃で気を引き、背後のギャレンが当てて行くという連携だ。
ギャレンラウザーの弾丸で怯んだレンゲルに空かさず『Slash!』で強化したブレイラウザーで斬撃を叩き込む。
軽くノックバックしたレンゲルは手を握ったり開いたりする。
「ふむ、やはりまだ使い慣れていないコイツでは部が悪いか。」
そう呟くと、再びカードをラウズする。
『Smog!』
レンゲルはスモッグスキッドのカードをラウズし、煙幕を張る。
「逃すか!」
剣を高速で振り、煙幕を晴らす。
しかし、その晴れた一瞬でブレイドとギャレンはレンゲルが駆るグリンクローバーに轢かれ、吹き飛ぶ。
「じゃあな。」
「待てっ!」
外壁を破り、グリンクローバーごとそのまま落下して行くが、途中でISを展開し、(おそらくグリンクローバーを量子化して収納したのだろう)消えて行った。
「……よりによってレンゲルを奪われるなんて……。クッ、とりあえず束さんを探さないと。」
「束さんならここだよ〜。」
「「束さん!……?」」
「あ、ごめんごめん。……よっと。」
『Spirit!』
スピリットで元に戻る束の手にはハートのAが握られていた。
グリンクローバーはレンゲルの意思で自動的に動きます。
何故、束の手にハートのAがあるのかは次回!
本作の投稿時間、皆さんは何時がいい?
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