2人は千冬の先導でバイクで学園のある島へと向かう。
学園のごく一部の者のみが知るモノレール以外に学園へと繋がる道を10分ほど走り、2人は学園のある島に上陸した。
「さて、着いたな。この通路はなるべく使わないように頼む。非常時以外はモノレールで行き来してくれ。」
「「はい。」」
そのままバイクを専用の駐車場に駐車し、教室へと向かう。
「それから一夏……いや、相崎。学園にいる間は織斑先生と呼ぶように。」
「はい、織斑先生。」
「ま、校舎内かつ放課後までで構わん。」
「わかったよ。」
「お前たち2人は1組、担任は私だ。」
「織斑先生が担任……ちょっと感動。」
「それじゃあ、私は職員室に用がある。先に教室に向かってくれ。」
「「はい!」」
こうして2人は千冬と別れた。
朔月と簪が教室に着くと、中には既に人影が多数あった。朔月は辺りを見渡し、自分の席を探す。相崎となっただけあって織斑の時よりも出席番号が早くなった、と感じていた。
因みに出席は2番。
簪とは少し席が離れてしまったが、まぁ問題ないだろう。
それより周りのコソコソ声の方が気になる。まぁ、朔月には全て筒抜けだが…。大体の内容は「なぜこの場に男がいるのか?」とか「そんな話聞いてない」だとか、「あの子、イケメンね。嫌いじゃないわぁ〜」などなどだ。
まぁ、本来居るはずのない男がいるのだから当たり前の反応だと思い聞き流すことにした。
しばらくすると、ガラガラッ!と教室のドアが開く。
千冬姉かと思って見ると、千冬姉とは違う女性が入ってきた。が、先生かと言われるとやや幼い感じがするのは気のせいではないだろう。
「えー。皆さん、ご入学おめでとうございます。1組の副担任の山田真耶です。よろしくお願いします。」
「「よろしくお願いします。」」
反応したのは朔月と簪だけだった。
2人だけとはいえ反応があったことで安堵したのか、そっと胸をなでおろす。
「それでは、出席番号順に自己紹介をお願いします。まずは、相川さん。」
「はい。相川清k……。」
この時、朔月は悩んだ。自分は一体……どんな自己紹介をすればいいのだろうか、と。
「……くん。あ……きくん。相崎くん!」
「ウェイ!あ、山田先生。」
「今ね、相川さんが終わって出席番号2の相崎くんの番なんだ。自己紹介してくれるかな?してくれないかな?」
涙目の山田先生が目の前に居た。
「すみません、すぐしますね。」
とりあえず起立する朔月。内容は全く思いつかないが行き当たりばったりでいくしかなかった。
「えー………。」
……to be continued
朔月はどんな自己紹介をするのでしょうか。
明日投稿できるように頑張ります!!
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