朔月達は生徒会室にいるのだが……。
「それで、本題なのだけど……朔月くん、オネーさんと勝負して♪」
「「え?」」「やはりな。」
楯無は不敵な笑みを浮べる。
「ちょ、ちょっと待ってください!え?勝負?俺と楯無さんで?」
「うん♪いくら怒りで我を忘れて居たって言ったって、私に勝ったのだから。すぐにこの座を譲り渡すわ。でも、それじゃあ周りもあなたも納得しない。だから、勝負するの。」
「その口調じゃ、もう……。」
「えぇ、決定事項にして準備済みよ。さぁ!アリーナに行きましょうか!」
「千冬姉、だから先に寮に行ったんだ?」
「一度、お前の戦いを見ておくのも悪くないと思った。つまり私の独断とも言える。だが、私は謝らない。」
「はぁ〜。」
「さ、朔月。頑張って!!」
この一言で、朔月の心に火が付くには十分だった。
「あぁ、頑張るよ!」
(やってやろうじゃねぇかぁぁっ!)
心の叫びをなんとか表に出さないようにして、やる気を漲らせるのだった。
……アリーナ
「おねーさんの場合、SEが無くなる、降伏する、または何かしらの要因で戦闘が続行できなくなる。この3つが敗北条件ねね。」
「俺の場合は、
「わかりました。それでは、試合を開始しますので、準備をしてください。」
「
「変身!」『Turn up!』
楯無の体が光に包まれるのと同時に、朔月はオリハルコンエレメントを通過する。
「公平を期すため、お嬢様は飛行禁止。ホバリングのみ可能とします。
それでは、試合、開始!」
布仏 虚のコールで試合が始まる。
先に仕掛けたのは楯無。一点集中型の突きを距離を御構い無しに仕掛ける。
ブレイドはブレイラウザーを抜き、それをパリィ。そのまま回転斬りに繋げるが、紙一重で避けられる。
「さすがね、朔月くん。」
「そりゃどうも!」
今度はブレイドから接近する。
楯無は蒼流旋にある四門のガトリングでブレイドを蜂の巣にしようとするが、ブレイラウザーにすべて弾かれる。
ガトリングの雨が止んだ一瞬の隙で、カードを一枚とりだし、ラウズする。
ラウズしたカードは……
『Tackle!』『Magnet!』
タックルボアとマグネットバッフォロー、コンボとして成り立ちすらしないが、物は使いようなのだ。
一直線の軌道しかないTackleだが、Magnetの効果で対象を引きつけてしまえばいい。
予想通り、楯無は霧纏の淑女ごとブレイドに引き寄せられている。だが、そのまま攻撃を食らうわけもなく、水のヴェールを前面に集め、しっかりとガードする。
が、やはりそう簡単に防ぎきれるわけもなく、だが確実に入りきらず、互いにノックバックする。
「………朔月くん、そろそろ決めましょうか。」
「その提案には、賛成です。」
ガードのために集めたアクアヴェールが槍へと集まって行く。
ブレイドもカードを2枚、ラウズする。
ブレイドのヘッドが赤くなり、高速演算処理を開始、ラウザーを地面に突き立てる。
「ミストルティンの槍ィィィィッ!」
『Kick!Thunder!ライトニングブラスト!』
「ハァァァァッ、ウエェェェェェェェイィィィッ!」
互いの必殺技がぶつかる。それらは衝撃波を起こし、エネルギー同士のぶつかり合いは爆発を起こした。
爆風で砂埃が舞う中、1人立つシルエットが見える。
砂煙が晴れ、そこに立って居たのは………
朔月だった。
本作の投稿時間、皆さんは何時がいい?
-
0:00
-
8:00
-
15:00
-
18:00
-
20:00