IS〜運命の切り札を掴み取れ!〜   作:proto

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もしかしたら、不快になる人がいるかもしれない。
そうなったら、先に謝っときます。
申し訳ありませんでした。
最近よく見る特撮批判などに対しての
簪様からの言葉です!目ぇ見開いて、よく見てね♪


第26話 想いと拒否

立ち塞がる篠ノ之を横を通り抜け、オルコットのもとに向かおうとする朔月。

しかし、そうはさせまいとどこからともなく刀………真剣を取り出し、朔月に斬りかかろうとする。

が、いち早く察して居た簪は、こっそりと忍ばせて居たギャレンバックル(カード挿入済み)を装着し、篠ノ之の正面に回って居た。

「変身。」『Turn up!』

オリハルコンエレメントが篠ノ之を吹き飛ばし、簪を通過させギャレンへと変身する。

「まさか、学園での初変身が、こんなことで……。」

「どけ!邪魔だぁぁぁぁ!」

標的を朔月からギャレンに切り替える。

篠ノ之はむやみやたらと刀を振り回すが、ギャレンは全てギリギリで避けている。

「どうしたぁ!所詮その程度なのだろ!子供騙しがぁ!」

刹那、篠ノ之が持って居た刀の刀身が折れた。何かにぶつかったわけでもないのに、バキンッ!という音を立てて、それは地に落ちた。ギャレンはピクリとも動いて居なかったが、ラウザーの銃口からは、すこし煙が立って居た。

つまり、ギャレンはほんの一瞬のうちにラウザーを抜き、正確に精密に刀身だけを撃ち落としたのだ。

「な、何故だ……何故なのだ!こんな子供騙しの力に、この私が……。」

「それだよ、それ。」

「なに!」

「子供騙し、そう侮ったから。」

「そうではないか!作り物の世界に、作り物のスーツ!作り物の悪に、作り物のストーリーと結末!子供騙し以外の何者でもないじゃないか!」

「確かに!作り物かもしれない。でも、それでいい。子供達に夢を与えるライダー達は、実在したら恐怖対象にしかならない。でも、彼らはその世界で生きている。……理解してくれとも、受け入れてくれとも言わない。ただ……否定しないで欲しい。頭ごなしに批判して、何かあるごとに叩いて、あたかもライダーやアニメが悪いように報道して。それは、それらを生み出した人たちを、そして、それらを純粋に愛する私や朔月のような人たち侮辱する行為だということを知って欲しい。」

篠ノ之は無言だった。すこし考えをまとめてるようにも感じた。

「な、ならば!何故ライダーは消えた!時代背景に合わないと消されたのではないのか!視聴率や玩具販促が悪くなったから!た、確か……じ、じ、じお、ジオング?「ジオウ」そ、そうだ!そこで番組が終わったのだろう!!」

「それは、女尊男卑になったせいで、政府辺りから圧力をかけられ、円〇の光の巨人も、東〇の戦隊も闇に葬られた。そう、束さんは教えてくれた。」

「ね、姉さんが……。まさか、そのアイテムも!」

「そう、束さんが作ってくれた。」

「妹の私には、何も無いのに…。」

「それは、あなたが束さんを拒否したから。あなたが束さんから離れたから。」

「……そんな、そんなバカな!私たち家族が離れ離れになったのは、全部!姉さんがISなんか作ったせいなんだ!」

「そう。なら、そうやって駄々をこねていれば良い。でも、もしやり直したいなら、束さんとしっかり向き合う事だ。」

そう言うと篠ノ之は膝から崩れ落ちた。

「朔月の所に、行かないと。」

簪は朔月の元に向かうのだった。

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