IS〜運命の切り札を掴み取れ!〜   作:proto

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第28話 察しとツインテール

オルコットと和解が終わった直後に、ギャレンがやってきた。

「簪、変身してるけど……真剣でも出されたの?」

「……正解。」

「そっか。まぁ簪のことだし、刀身だけ狙い撃ったんだろうけど。」

「うん、それも正解。でも、こんなのが学園初変身か…って思っちゃった。」

「……そりゃ、そう思っちゃうな。でもまぁ、簪が変身して吹き飛ばしてくれたから、無事ここに辿り着けた。ありがとう。」

そう言って、軽く頭を撫でる。

撫でられた簪は、頭を軽く抑えて頬を赤く染めた。

それを見た朔月も、我に返り…赤くなる。

「………お二人は付き合っていらっしゃいますの?」

「「いやいやいやいや!そ、そ、そんなんじゃない、そんなんじゃない!!っていや、簪(朔月)が嫌いだとかそういうことではなくて!!!!」」

(あぁ〜、なるほど。これが「はよ、くっつけ!」と言うやつですわね。)

と、1人納得するオルコットだった。

 

 

 

……その後

部屋に戻った2人は、今日のデータを束に送って居た。

「早く、アブゾーバーが完成するといいね。」

「あぁ、IS相手にいつまでも地上戦は続かないからな。フロートだってタダで飛べるわけじゃないし。……さて、そろそろ寝よう。おやすみ、簪。」

「うん。おやすみ、朔月。」

こうして2人は夢の世界へと誘われた。

 

 

 

 

翌日

千冬が教室に入ってくる。HRが始まろうとしたときだった。

「えー、それではHRを「申し訳ありません。」ん?どうしたオルコット?」

「私に少しだけ時間をくださいませんか?」

「………手短に済ませろ。」

「ありがとうございます。

千冬に許可を得て、教室の前へ。

「皆さん、この度は私の不用意な言動で、皆さんに不快な思いをさせてしまいましたことを、お詫び申し上げますわ。」

深々と頭を下げ、謝罪の意を表する。

すると、「別にいいよ。」「オルコットさんだって、人間だもんね。」「間違いを犯してこそ、人だよ。」「完璧な人間なんていないんだよ。」と言う声が上がってきた。そして朔月は……

「Nobady's perfect…誰も完璧じゃない。まだ未熟な学生同士、互いに支え、高め合っていけばいい。」

と、某私立探偵の言葉を使うのだった。

 

 

 

その頃、中国のとある空港

「全く……一体何処から男性操縦者なんて話が出たのかしら。しかも……。」

手に握られた写真には、朔月の顔があった。

「……真偽を確かめないと。……一夏。」

ツインテールの少女は、日本への切符とその写真を手に、飛行機へと乗り込むのだった。

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