オルコットと和解が終わった直後に、ギャレンがやってきた。
「簪、変身してるけど……真剣でも出されたの?」
「……正解。」
「そっか。まぁ簪のことだし、刀身だけ狙い撃ったんだろうけど。」
「うん、それも正解。でも、こんなのが学園初変身か…って思っちゃった。」
「……そりゃ、そう思っちゃうな。でもまぁ、簪が変身して吹き飛ばしてくれたから、無事ここに辿り着けた。ありがとう。」
そう言って、軽く頭を撫でる。
撫でられた簪は、頭を軽く抑えて頬を赤く染めた。
それを見た朔月も、我に返り…赤くなる。
「………お二人は付き合っていらっしゃいますの?」
「「いやいやいやいや!そ、そ、そんなんじゃない、そんなんじゃない!!っていや、簪(朔月)が嫌いだとかそういうことではなくて!!!!」」
(あぁ〜、なるほど。これが「はよ、くっつけ!」と言うやつですわね。)
と、1人納得するオルコットだった。
……その後
部屋に戻った2人は、今日のデータを束に送って居た。
「早く、アブゾーバーが完成するといいね。」
「あぁ、IS相手にいつまでも地上戦は続かないからな。フロートだってタダで飛べるわけじゃないし。……さて、そろそろ寝よう。おやすみ、簪。」
「うん。おやすみ、朔月。」
こうして2人は夢の世界へと誘われた。
翌日
千冬が教室に入ってくる。HRが始まろうとしたときだった。
「えー、それではHRを「申し訳ありません。」ん?どうしたオルコット?」
「私に少しだけ時間をくださいませんか?」
「………手短に済ませろ。」
「ありがとうございます。
千冬に許可を得て、教室の前へ。
「皆さん、この度は私の不用意な言動で、皆さんに不快な思いをさせてしまいましたことを、お詫び申し上げますわ。」
深々と頭を下げ、謝罪の意を表する。
すると、「別にいいよ。」「オルコットさんだって、人間だもんね。」「間違いを犯してこそ、人だよ。」「完璧な人間なんていないんだよ。」と言う声が上がってきた。そして朔月は……
「Nobady's perfect…誰も完璧じゃない。まだ未熟な学生同士、互いに支え、高め合っていけばいい。」
と、某私立探偵の言葉を使うのだった。
その頃、中国のとある空港
「全く……一体何処から男性操縦者なんて話が出たのかしら。しかも……。」
手に握られた写真には、朔月の顔があった。
「……真偽を確かめないと。……一夏。」
ツインテールの少女は、日本への切符とその写真を手に、飛行機へと乗り込むのだった。
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