引き続き屋上からお送りしまーす。
懐かしの幼馴染と再会した朔月。昔話に花を咲かせ、弁当を消化していくら。
「で、アンタ。その子いつになったら紹介してくれんの?」
「え?あ、してなかったっけ?」
「うん。ずっとアンタが作った弁当を幸せそうに食べてたわよ。」
そう言われた簪はカァーっと擬音が出そうな感じで赤くなった。
「彼女は更識 簪。……俺の相棒だ。」
「へぇ〜。改めて凰鈴音よ、よろしく。」
「さ、更識 か、簪。簪でいい、よろしく。」
「で、朔月。その子と付き合ってるの?」
「ふぇ?い、いやいやいや!べ、別にそ、そ、そういう関係ではないからぁ!!」
「そ、そ、そ、そう!べ、別にそんな関係ではないから!!」
「そ、そうなんだ。」
そこまで全否定するとは思ってなかったのか、鈴は内心……若干引いた。
「……ねぇ、一夏。私が言った約束、覚えてる?」
「……『料理が上達したら、毎日あたしの酢豚を食べてくれる?』……だったよな。」
「うん。」
「……ごめん。最初、タダ飯食わしてくれるくらいに思ってた。」
その告白を聞いた鈴はこうリアクションを取った。
「
「でも!今は違う……。今ならわかる。でも、今……俺は側に居たいと思う人がいる。その人に寄り添いたいって、そう思える人がいる。その人が受け入れてくれるかそれはわからないけど………だからごめん。」
「そっか……でも、ありがとう。返事くれただけでも嬉しかった。生きていてくれて、嬉しかった。」
そう言って今でも泣き出しそうな鈴を抱き寄せる朔月。そこで大泣きする鈴。
……それを見て、胸の奥がモヤモヤする簪。
三者三様の状態だったが、簪はそれで完璧に自身の気持ちに気が付いた。
(私、やっぱり朔月が好きなんだ。LikeじゃないLoveか……。)
しかし、簪は迷った。先程の朔月の言葉、
【側に居たいと思う人がいる。その人に寄り添いたいって、そう思える人がいる。】
それが自分だとしたら嬉しいが、自分でなかった場合、それが怖かった。
だから、簪は………
その気持ちを心の奥底に仕舞い込んだ。
鈴も泣き止み、鐘が鳴った。
「ヤバッ!片付けないと。簪は先に戻っててくれ。俺これ片付けてからすぐ戻るから!」
「う、うん。わかった。」
「鈴もまたな!」
「またなって。もう、いつでも会えるんだから。また仲良くしましょ!昔みたいにゲームしたり、特撮見たり!」
「そうだな、簪も特撮好きなんだ。みんなで見て語ろう。」
「……アンタの好きな人わかった。でも、早く気持ちを伝えないと、あの子……壊れちゃうかもよ?」
「え?」
「時間ヤバッ!じゃあ、おっ先〜!」
「ちょっと!俺も急がないと!」
無事、授業に1分遅刻し、ありがたく頭頂部に出席簿を食らいましたとさ。
ウソダドンドコドーン!のくだり、入れるか迷ったんですけど、
ブレイド要素欲しさに本来入れるべきではなかったところに
入れてしまったような気がする。申し訳な……だが私は謝らない
本作の投稿時間、皆さんは何時がいい?
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