生徒会室
どうやら束さんからスパイ容疑をかけられて居るらしいデュノアと向かい合うように朔月と簪は座っていた。楯無はというと……「そういうわけなので、はい、先生にも一度来ていただけると……はい、それではお待ちしております。」
生徒会長ではなくなったからか、丁寧に連絡して居た。
「さて、それでは始めましょ。」
「そうですね。では、シャルロット・デュノアさん。あなたの目的、教えていただけますか?」
「そ、それは……。」
「朔月、例の手をやるしか無い。」
「えぇ〜。………まぁ、簪に言われたらやるしかないけどさ〜。」
そういうと、おもむろに立ち上がり、息を吸う。そして……
「アンタスパイナンダロ!オシエテクレヨ!アンタナンノタメニガクエンニキタンダヨ!」
※)何となくイメージが付く人と付かない人が居ると思うので、補足しよう。今の朔月の言動はBOARDがローカストアンデッドによって崩壊し、残っていた先輩の広瀬栞にアンデッドについて問い詰める際のもの(詳しくはブレイド本編2話を参照)を参考にアレンジして言ったものである。
それを聞いたシャルロットは、クスッと笑った。
「ご、ごめん。別にバカにしてるわけじゃないんだけど、……急にやるもんだから僕おかしくって。」
しばらくは腹を抱えて笑っていた。5分ほどでようやく治ったようだ。
「ふぅ〜。………僕の任務は君達2人のISのデータを取ることだった。」
先程のオンドゥルもどきが功を奏したのか、シャルロットは語り始めた。
「欧州連合の統合防衛計画《イグニッション ・プラン》。事の発端は、この計画からデュノア社が降ろされた事だったんだ。ウチは第3世代機の製造が遅れていたからね。そこで、最近何かと噂の仮面ライダー達からヒント……まぁ、データを取ろうとしたんだ。」
(最近噂って、嬉しい気もするけど、情報管理ガバガバだな、IS学園。それとも、束さんがわざと流してるのかな?)
「それが束さんにバレて、こうなったと。……えーと、シャルロットさん。これから、あなたはどうするのかな?」
「よくて監獄行き。悪くて……だろうね。」
「……ごめん、聞き方が悪かった。シャルロット・デュノア、君はこれからどうしたい?」
「僕?……スパイ行為がバレた以上、別にどうも出来ないよ。本国へ強制送還、それが僕の運命だ!」
「君の意思はどこへ行った?君はどうしたい?答えろ、シャルロット・デュノア。お前はどうしたい?どこに進んで行きたい?」
「!?」
少しきつめの言い方をした朔月。
それを聞いて黙り込んでしまったシャルロットは、下唇を噛み締め、震えていた。
「君はさっき、本国に戻って罰を受けるのが運命だと言った。それに対して俺はこう言おう。“もし運命とやらがあったとしても、運命とは戦えるんじゃないか?”」
その言葉は朔月が最も尊敬する人物のもの。運命は変えられる、己の力で変えて行ける、そういう言葉だろう。
その言葉を聞いたシャルロットは、ボソボソと口を開いた。
「………自由を……求めても、いいの?」
「君がそれを望むのなら。」
「なら、僕は、僕は自由になりたいよ!!!」
そう叫んで涙を流した。
今更ながら一言、CSMブレイバックルの
到着が延期になったので作者のモチベは
か〜な〜り、下がってます。が、更新頑張っていきます!
本作の投稿時間、皆さんは何時がいい?
-
0:00
-
8:00
-
15:00
-
18:00
-
20:00