THE WORLD OF UNDEAD 作:Loosevous
202X年のある日の朝。僕はいつも通り学校に行く。普段は、朝は6時の目覚ましで目を覚ませ、三十分ほどランニングしてから朝食を食べて顔を洗い、行く準備をしてから学校へと向かう。ちなみに僕の家は山が近く、坂が多い。それと僕の父親が自衛隊に所属していて、母親は海外で超ブランドバッグなどの世界的有名なものをメインとした商売をしている。そのため家には僕の双子の姉、
朝の支度が終わるとそろそろ学校に行く時間である。
「なぁ、梨央姉。そろそろ行く時間だよ。早くしないと置いていくぞ。」
「分かった、分かったから、ちょっと待って。」
梨央姉は遅刻ギリギリまでいたい人であるが、僕はそれが嫌いである。そこは双子も言っても違う点の一つである。
「ほら、早くしないと本当に置いていくぞ。」
「今着替えてるから、ちょっと待って。」
「…もー、本当に梨央姉は!!遅い!!…待ってられないから先行っとくよ。…あ、鍵締め忘れないでよ?梨央姉、焦ってたら絶対閉め忘れるから。」
「…私の短所言わないでー。分かってるからー…。」
「じゃあ、先行くわ。」
ガチャ。僕が先に家を出た。寝起きは清々しかったのだが、梨央姉が起きれば、やがてそれは消えてしまう。それがほぼ毎日ずっと続いていたので、ある程度は慣れたものだ。
「待って、
「やっぱ早いな、梨央姉は。」
「私は朝はこんなんでも運動は出来るんだよ!?」
「はいはい…。」
僕の名前を紹介するのを忘れていたが、僕の名前は、
「ねぇ、悠真って最近いい事あったの?」
「な!?何だ、急に?」
「いや、だってなんかニヤニヤしてるし。」
「そ、そうか?」
「そうだよ。ニヤニヤしてるし、なんかいい事あったの?」
「別に梨央姉に話していい事なんてないよ。」
「本当にそうなのかな〜?」
「んー、もー、分かったよ。話せばいいんでしょ?でもここで話すのは僕が嫌だから、そこの路地裏で話そう。」
「分かった。」
というわけで路地裏に来て、何故僕がニヤニヤしていたかを話す。
「実は…。僕…、彼女出来たんです。梨央姉に早めに話したかったけど。」
「いつできたの?」
「1か月前位だったかな?梨央姉には言おうと思ったけど。」
「なんで、私に言わなかったの?」
「それはかくかくしかじかで…。」
それなりと梨央姉に俺に彼女ができた
「なぁ、なんか気持ち悪い感じがするんだけど梨央姉はなんか感じた?」
「わ、私も…。なんか奇妙な感じがしたよ。」
「と、とりあえず学校に行こう。」
「そうだね。こんなの多分気のせいだと思うし。」
あの奇妙な感じを気のせいだと思い込んで僕と梨央姉は学校に行った。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
僕と梨央姉は学校に着くとそれぞれの教室に向かう。僕は教室に着くと、窓際にある席に座った。梨央姉とは姉であっても学年は同じだが、クラスは隣である。ちなみに僕の彼女である、
「あのー、今日は学校の周りで暴力事件が発生しています。今のところこの高校の生徒に被害はありませんが、くれぐれも注意してくださいね。」
そう告げて、朝のSHRは終わった。1時限目までは時間があるので、徹也と璃音が俺に話しかけてくる。
「なぁ、最近暴力事件がある見てぇだな。」
「そうか?僕はそれについてはあまり知らないな。」
「まじかよ。さすがに璃音ちゃんも知ってるよね?」
「あ、うん。聞いた事はあるよ?」
「そうなんか。僕はあまり外の情報は取り入れてなかったからな。」
「そうだって。俺はあんまり気にはしていないけどな。」
「璃音、今日は一緒に帰ろっか。担任の先生が言ってたとおり、襲われたら嫌でだろうから。」
「いいよ。私だって、悠真君と帰りたいし。」
「お前ら、イチャついてんなぁ…。」
“キーンコーンカーンコーン”
そうこう話していると1時限目が始まった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1時限目は何事もなかったかのように無事に終わった。あの、暴力事件は本当なのかと疑った僕だった。だか、僕は思いをしないような光景を目にしたのだった。
休み時間に渡り廊下から校門を見ていると、先生達が怪しげな人が校内に入りそうなのでそれを阻止しようとしている。しかし、その怪しげな人が1人の先生を勢いよく引っ張り出して、そして噛み付いた。その後、その噛み付かれた先生は大きな悲鳴をあげて死亡した。すると、その噛み付かれた先生は死亡したはずなのに、立ち上がり腰を抜かした先生に噛み付く。すると、またその噛み付かれた先生は死亡したと思いきや、立ち上がり他の生きている人に噛みつきに襲いかかる。
「これはやばい…。」
そう思った僕は自分の教室に行き、徹也と璃音に、
「外で人が襲われている。僕が見た限りにはその襲う奴は生きている人に襲った。だからじきにここに来るだろうから逃げよう。」
と言った。そう言うと、徹也と璃音は
「悠真が言う限り、そうかもしれないな。ここからでもものすごい悲鳴が聞こえたから。とりあえずどっかに逃げるか?」
「そうだね、とりあえず私たちだけでも逃げよう。」
「ちょっと待ってくれ、梨央姉にも伝えたいから。」
そう言うと、僕は隣のクラスにいる梨央姉を呼び出し、事情を説明すると、梨央姉も僕達と同行することとなった。
そこで、徹也がこう言い出す。
「とりあえず武器は持って、第三棟に行こうか。第一棟は教室棟だから人が混むから。第三棟なら…。」
そうして、4人は教室から出て、掃除箱や体育倉庫に寄ってから武器になりそうな物を取って、第三棟に逃げ込む。僕は雑巾吹きする棒、徹也は金属バット、梨央姉と璃音はほうきを折って棒にしたのものを武器とした。僕達は1階は多分、無理だと思って、2階にバリケードを作る。第三棟は化学室や、物理室、工業系の教室がある上に、階段は1箇所にしかないため、逃げ込むには最適な場所である。
すると、放送が流れた。
『ザザッ… えー、皆さん、暴力事件が校内で発生しています。ただちに教職員、生徒のみんなはすぐに避難してください。今すぐただちに……、っうわ、うぎゃーーー!!……っちょ…、た…すけ………て…、うぎゃぁぁぁぁああああ………、ザザッ ピーーー』
放送が切れた。これはまずい事態としか言えないだろう。
一方校舎内では焦りの声が聞こえてくる。
「やばい、やばい、どうしよ?」
「これもう逃げるしかなくね?」
「………しゃー、俺、逃げるーー!!」
ある1人の生徒が叫んで教室を飛び出すと皆が一斉に教室から飛び出し、まるで決壊寸前のダムが決壊したかのように。ものすごい勢いで生徒が混乱する。階段は生徒で溢れ、逃げる時にもけが人が多数出る。だが、そんな事は関係なしにパニック状態になり、やがては噛まれた人が校舎内に入りだし、生徒を次々と襲っていく。これはもはやゾンビ映画みたいに。
これを見ていた4人は、悪夢を見ている気分になるが、現実であることを認めるしかない。彼らは2階にバリケードを作った後、あの眺めを見て、襲いかかる人もはや人とはいわない奴を彼らは
『
と呼んだ。ただ、これは悪夢の始まりにすぎなかったのだった。
ゾンビ(アンデット)が出てくるまで手間かかったので1話目が長くなってしまいました。次話からアンデットをやってく描写をしていこうと思います。残酷すぎる酷く描写する自信はないので、そのような描写はしません。投稿日に関しては申し訳ないですが、こちらも不定期となります。