ゼウスファミリアの元副団長がオラリオにいるのは間違っているだろうか   作:虚屋ズク

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早速メインヒロインがバレた件w

まあ感想に書かれているので知りたい方はどうぞ

お話で知りたい方は読んでください


それでは早速2話お楽しみください。


第2話「片思い」

迷宮都市オラリオ ギルド本部 応接室

 

部屋の中は剣呑な雰囲気的になっていた。

 

「俺と戦え…拳帝…」

 

拳帝がオラリオに戻ってきたことに対して闘争本能むき出しながら嬉々とした表情を浮かべていた。

 

「いや、え!?オッタル氏何を言っているのですか!?」

 

エイナは最早、頭に状況が追いついていない状態でオロオロするしかなかった。

 

「オッタル坊やいきなり会って早々戦えとは物騒だぞ。そもそも今お前と戦う理由がないだろ、まさか昔と同じで自分がどれだけ限界なのか俺で試そうとしてんのか?」

 

「!?………」

 

オッタルが少し目を見開き驚いた

 

「図星かよ…そんな理由で今のお前と戦ったら色々騒ぎになるからダメだ。」

 

「武人が、強者がいるのならば戦わない理由がない…ましてやお前との勝負をずっと待っていた俺にとってはな…」

 

バン!そんな2人の会話に机を叩く音が割って入ってきた。

 

「いい加減にしろ!猛者!場所を弁えろ!」

 

怒り顔のリヴェリアが目付き鋭くオッタルに近づいて行った。

 

「お主は最早レベル7の冒険者だ!昔ならまだしも、今のお主とクレスがやり合ったら騒ぎどころでは無くなる!」

 

「いやそれさっき俺が言っ「黙っていろ!」はい…」

 

リヴェリアは完全に説教モードになっていた。

 

「九魔姫か…お前には関係ない…「関係はある!」ほう…」

 

オッタルとリヴェリアが謎の火花を散らし始めた。

 

「いいか、クレスと戦うのは問題は無いかもしれんだがそれはクレスが冒険者だった場合だ!だが冒険者を既に引退しているのだお主と戦っては最早ケガ所で済まなくなるだろう!」

 

リヴェリアが心配していたのはクレスが15年のブランクがある事だった。アイズにも会いに来たクレスがボロボロでは、アイズを心配させる要因にしかならないからである。

 

「既に冒険者ではなくとも拳帝から発せられる気はそうは言っていない。15年の間、何をしていたかは知らないが衰えていないのは事実だ。」

 

オッタルは気づいていた。1人の武人として、寧ろ武人だからこそ気づいた、クレスが15年前より強くなっていることに…。

 

「2人ともやめろって、お嬢さんが泣き始めたから。」

 

クレスの言葉に2人はハッとエイナの方を見る

 

「うぅヒック、お願いでずがらぁやめてくだざい!」

 

泣きながらエイナは懇願した。それもそうである上級冒険者、しかもオラリオで現在1.2を争うファミリアの冒険者2人が一般人でしかないエイナを間に言い争ってる。更に追い討ちをかける存在がクレスである。

伝説とされるファミリアの人間も居ることも含めて、訳が分からないし、怖いし、仕事だしと頭の中で三つ巴状態であった。

 

「あ…す、すまんエイナ争うつもりはないのだ。め、迷惑をかけて済まない!猛者!お主も謝れ!」

 

慌てて謝ったリヴェリアはオッタルにも謝るよう促した。

 

「何故、俺が謝らればならない……ふぅ…興が冷めた今日の所は引く。拳帝、いずれ再戦を申し込むオラリオに来た以上逃がしはしない…」

 

「お、おい待て!「いいよ姫さん止めるな」だがクレス!」

 

オッタルはクレスを一瞥した後に部屋から出ていった。

 

「それよりもだ、お嬢さん大丈夫かい?怖がらせて悪かったな。もう大丈夫だ」

 

エイナの頭にクレスの大きな手が優しく置かれた。

 

「あ…はっ!すすすすいませんアルケイデス氏!」

 

泣いていたエイナは咄嗟に我に返り、クレスに謝った。

 

「おいおい謝る必要はないんだぞ?それにまさか俺の名前をこんな可愛いお嬢さんに知ってもらえてるとは有難いな。」

 

「か、かわ…!」

 

クレスの言葉に驚いてエイナは後ろを向き耳を真っ赤にした。

 

「おいクレス、お主何勝手に口説いている」

 

冷めた目でリヴェリアがクレスを睨みつけた。

 

「ん?口説くも何も思ったこと言っただけだろ?」

 

「はぁ、まったくお主は…」

 

クレスは身長も高くガタイも良いが顔立ちや立ち振る舞いがよく傍目からしたらルックスのいい叔父様である。

 

クレス自身は昔はモテたなとかそういう考えで、今は普通のおっさんと同じくらいだろうと思っていた。

 

「いやいい……これも惚れた弱みか…」

 

リヴェリアが頭を抑えてため息をついた。

 

「ん?まあいいやお嬢さん、姫さんとの話は終わったからもういいぜ」

 

「か、かしこまりました!」

 

未だにクレスの前で緊張していたエイナは一礼した後に部屋から出ていった。

 

「まだ話は終わって「アイズの所」!?」

 

「連れて行ってくれるか?考えてたがまとまらなかった。だから会って話をする、連れて行ってくれ姫さん。いや、リヴェリア…」

 

昔惚れた男に名前をまた呼んでもらえた。リヴェリアは胸の奥が熱くなる感じを覚えた。

 

(ああ、私はまだこの男の事を…)

 

少し俯いた後に心の中にその想いをしまい顔をあげた

 

「ああ分かった、アイズにあった時の言い訳がひどい場合はお主を魔法で八つ裂きにしてくれる」

 

フッと笑ってクレスに返事をした。

 

 

 

 

2人はギルド本部から出て黄昏の館へと向かっていった。

 

 

 

 

 

 

 

一方バベルの高みからその様子を見ているものがいた

 

 

「ふふふ、いいわぁ久しぶりに見たけど未だに照りつける様な強さで光ってる」

 

「美の女神」フレイヤであった。

 

「ただいま戻りました。」

 

オッタルが戻ってきたのを見て

 

「オッタルたらクレスを見た途端に出て行っちゃうんだもの私より夢中になるのね?ちょっと妬けちゃうわ。」

 

皮肉めいた言葉だが笑いながらオッタルに喋った。

 

「大変申し訳ございません。貴方の傍から勝手に離れるような真似をしてしまい。どのようなバツでも受けるつもりです。」

 

オッタルは跪きフレイヤに謝った。

 

「いいのよオッタル。私は嬉しいのクレスがオラリオに戻ってきたのもそうだけど、貴方が私より夢中になれるモノがあって。いい?オッタル、思うままに動きなさい。あ、その前にクレスが何故戻ってきたのか知ってる?」

 

 

オッタルは顔をあげ答えた

 

「知り合いに会いに来たと答えていました。」

 

「ふーん知り合いねぇ」

 

 

少し考えた後にフレイヤは口を開いた

 

 

 

 

 

 

 

「オッタル、クレスが誰に会いに来たのか調べなさい。誰にあったか全て、ね?」

 

フレイヤは楽しそうにオラリオを眺めながらオッタルに指示をした。




2話いかがだったでしょうか

リヴェリアがヒロインかって?

どうでしょうね(焦り)

今回も読んで頂いて本当にありがとうございました。

ご意見、ご感想、質問等受け付けてますのでお気軽にどうぞ。

ではまた3話でお会いしましょう。


Ps.アルテミス様のカンストステが異常な件について
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