生まれたらミリムの親友になれた件   作:骨人

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初めまして、こんな作品ですがよろしくお願いします。


プロローグ

…暗い、暗い『何か』の中で、『私』は漂う。……退屈だった。こんな世界でただただ漂うだけ、『外』に出てみたかった。『私』は外という物が存在する事を知っていた。しかし出る事は出来なかった。そしていつか外に出る事を考え時間を潰し、永い時が経った。……光が見えた。『私』は光を追いかけるように進んだ。そして、『私』は光に触れる。すると触れた先から感覚が無くなっていった。自分の全てを光が包んだ時。

……『私』が消えていくのを感じた。そう……これは–––––

 

 

 

 

「………んん…ここは…」

 

私が目を覚まし、まず周りを見渡す、私の知らないもので溢れている。私はコレがなんであるかを考えた

 

《ユニークスキル【学習者(マナブモノ)】【観察者(ミツメルモノ)】【知恵者(チエアルモノ)】を取得しました》

 

私はその何か…植物?というのだろうか?それに触れてみた。

 

「…何も起こらない、無害…という事でしょうか?」

 

さっき頭に響いた声と関係あるのだろうか?私はスッと目の前の物や状況を理解出来るようになっていた。

 

「…ここは何でしょうか?……そもそも私が居る場所は何なのでしょうか?」

 

一人思考を続ける。しかし答えは出ない。

 

「…考えても仕方ありません。移動しましょう」

 

私は移動する事にしました。

 

 

「……なんでしょう…この不快感は…」

 

長い間歩いていると自分の体が怠くなり、喉に痛みが生じる。

 

「…どうにかしなれば……あれは」

 

それは動物だった。白い玉のような姿をしている。ソレは透明な物が溜まった場所で、それを飲んでいた。

 

「……ぁ」

 

私はフラフラと近づく

 

「……キュ?」

 

すると動物は振り返り、私を見つめる。

 

「…すいません、それを飲ませてくれませんか?」

 

すると私に背を向け、動物は去って行った。…飲んでもいいという事なのだろう。

 

「っ、はぁ…」

 

私は無我夢中で透明な物を飲む、喉のへばりつくような感覚が無くなった。私はこの透明な物を飲めば癒せる、という事を学んだ。そしてこれが水というものである事も学んだ。

 

「はぁ…これから、どうしましょうか……」

 

辺りを見渡すと私に興味があるのか、動物達が木の陰から見つめていた。

 

「……しばらく、ここに居ましょう」

 

私は立ち上がり、動物達に近づく。すると何かが目の前に浮かんだ。

 

 

ステータス

 

名前:無し

種族:キラーラビット

称号:なし

魔法:なし

技能:なし

耐性:なし

 

 

「これは……」

 

私は目の前に現れた物に対して考える。私が見つめていたのはどうやらキラーラビットというらしい。興味を持った私は残りの動物達をみる

 

名前:無し

種族:ブラックベアー

称号:なし

魔法:なし

技能:なし

耐性:なし

 

 

名前:無し

種族:レッドバード

称号:なし

魔法:なし

技能:なし

耐性:なし

 

 

「……なるほど、つまりコレは相手について分かる、という事ですか」

 

それなら自分についても分かるのでは?と自分を見ようとしたが…そもそも自分を見る事が出来ない

 

「……どうしましょうか…、ん?そういえばこの場所…」

 

私は振り返り水を見る。そこにはさっき見た動物達とは違うものの姿が映っていた。長く光に反射して銀色に見える髪、琥珀色の瞳、そして頭の上に生えた動物のような耳…そんな姿に対して意識を集中する。

 

 

名前:無し

種族:人狐

称号:なし

魔法:なし

技能:ユニークスキル【学習者(マナブモノ)

ユニークスキル【観察者(ミツメルモノ)

ユニークスキル【知恵者(チエアルモノ)

ユニークスキル【呪詛者(ノロウモノ)

耐性:空腹耐性

口渇耐性

 

 

「これが私……という事ですか…」

 

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