かりちゅまなんて言わせない   作:カリスマプロジェクト
<< 前の話 次の話 >>

4 / 5
一体いつから、アレが物語内での事実だと錯覚していた?

というわけで二話で幻想郷は無理だったよ。

カリスマカリスマ

追記

誤字の指摘ありがとうございます。

雑種犬様


話を跨いだ壮大な……

……ってみたいな感じの話にして私たち隠居しようと思うの〜」

 

 

お母様がニコニコとしながらそう言ってくる。

 

いや、壮大かつ壮絶すぎるから。何その不幸少女は、明らかに私のキャラと違うから。

 

 

「そう怖い顔するな、レミリア。お父さんとお母さんだってそろそろいい歳だしな?それに吸血鬼ではこのくらいの歳になったら家を出るんだぞ?大抵の奴等は人間の所に行ったり、別の吸血鬼の所に仕えに行ったりするのだが……まあ、出て行くのが子供ではなく親だった、と言うだけだ。何にも問題ない!断じて、断じて何回も何回もやってくる人間がウザいとかヒャッハー!!!!!って言いながら喧嘩売りにくる人外どもが面倒くさいとか、そう言う理由でここを離れようと、一昨日ぐらいに考えついたわけではないからな!」

 

 

いや、問題有りまくりだから。っていうか一昨日だったのね、計画したの。

 

というか急すぎる。

たしかに経営方法とかも習ってるし防衛戦のやり方も知識としてはある。

だけど経験皆無だし、失敗したら「しゃーないしゃーない!次頑張ろう!」ってならずにgame overなんだけど。

そんな状態はキツすぎる。せめて一週間くらいでもいいから教えて欲しいのだが……。

 

 

「お父様…お母様……」

 

 

抗議の意味を込めて軽く睨みながら二人を見る。

 

すると二人は、うんうん、娘はここまで成長したのか……と言いながら嬉しそうにしていた。

 

 

まて、どうしてそう読み取れた。

 

 

しかしこのままではマズイ。いきなり一つの屋敷を管理しなくてはならなくなったら経験の無い私では直ぐにやらかすに違いない。そうなったら……

 

 

 

イメージ

 

 

「あー!カッコつけてアホなことばっかやってるロリ吸血鬼だー!」

 

「あれでカリスマがある、とか言ってんだろ?救いようがねーな。アハハハハ!」

 

「アイツがあるのはカリスマじゃなくてかりちゅまだろ?だよな?お・ぜ・う・さ・ま?」

 

 

「「「うー☆」」」

 

 

 

 

 

…………

 

 

 

いやだぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!

 

 

こんなことになったら死ねる!マジで!!!

 

何としてでも断らなくては……。

 

 

「あの…流石に私がこの屋敷をいきなり管理したら問題点が出てくると思うのですが…それにこの屋敷の細かい運営ルールも分かりませんし……」

 

 

「大丈夫だ、問題ない。初期サポート用の資料は作ってある。その他書類も全て整理して置いてある。それにここはお前の屋敷だ。消しとばしたりしない限りどう扱ってもいい」

 

 

くっ……!準備がよすぎる!

あと何故だろう、頭の中に爆散する紅魔館が思い浮かんだ。

 

 

「使用人たちはお父様とお母様に仕えているので屋敷には……」

 

 

「私たち家族に歯向かえないように契約してある妖精のメイドたちを雇っておいたから大丈夫よ?それに彼女たちの主人の名義は貴女になっているからそこらへんの心配も不要よ。あ、でもちゃんと扱ってあげるのよ?」

 

「なに、レミリアなら大丈夫さ」

 

「ええそうね。レミリアなら大丈夫。だって私たちの子供ですもの!」

 

 

何故だろう。さっきの言い訳のような話の中で聞いたこのセリフ。さっきは感動的だったのに今聞いたら無性につっこみたくなる。

どこが大丈夫なのか、と。

 

 

あとどうしてだろう。妖精メイドと聞いて不安しか覚えない。詳しく言うとサボって遊んで挙げ句の果てに壺を割るというものが思い浮かんだ。

 

 

 

「そ、そうだ!フラン!フランはどうするの?二人の言い方だと私と一緒にってことなんだろうけどフランへはどう説明するの?流石にさっきの話をそのままっていうのは無理だろうし可哀想な理由付けは無しだよ?」

 

 

こ、これならどうだ!流石にフランへの言い訳はああいう話ではないだろう。

 

それにお母様はとにかくお父様はフランに嘘はつけない。だって前フランに、お父様は嘘ついたりしないよね?私絶対信じてるから!ってキラキラしたまで言われてたんだもの。

私だったら嘘はつけない。いや、フラン相手には誰も嘘はつけない。だって天使なんだもの(重症)

 

 

お父様とお母様は少し戸惑い、コソコソと会議を始めた。

 

 

……え?まさかの言い訳考えてなかったパターン?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……勝った(フラグ)

 

 

 

しばらくして二人は話を終えた。

さあ、言うのだ。もう少ししてから出て行くと!そうすれば少なくともお父様の屋敷の運営の仕方が分かる!

 

 

 

 

 

 

二人は親指を立てて私に向かってぐっ!と手を突き出して和かな笑顔で言った。

 

 

 

「「言い訳頼んだ☆」」

 

 

そして窓からは飛んで行った。準備されていた荷物も一緒に消えていた。凄い早技だった。

 

 

お父様とお母様がいた場所に紙が落ちていたので拾って読んだ。

 

 

 

 

さっきの話の設定、もう既にいろんな所に拡散してあるからね☆あと、たまに帰ってくると思うからお土産楽しみにしててね〜。

 

お父様とお母さんより☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フハハハハハハハハハハハッッ!!!!

 

 

錯乱した私の笑い声は夜の空へと消えていった。

 

 

 

後日談なのだがこの時窓と扉が開いていたためこの声は屋敷の中と近くの街にまで聞こえたそうだ。

 

メイドたちにお詫びを入れようとしたら怖がられた。何故だろう。

 

 




話のテンションについてこれない?
ふっ…まだまだだね。

これから加速してくぞ!ちゃんとついてこいよ!

あ、別にいい?そ、そうすか…え?うるさい?す、すみません……。


感想ください。評価もいいけど感想欲しい。

かりちゅまぶれいく☆


※この小説はログインせずに感想を書き込むことが可能です。ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に
感想を投稿する際のガイドライン
に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。