1時間未満でかなり雑に考えたので駄文ですがそれでもよければ
SCP-572-TW
オブジェクトクラス:Euclid
特別収容プロトコル: SCP-572-TWの収容は現在不可能となっています。いかなる時も2名以上のSCP-572-TW研究員はSCP-572-TWが利用しているSNSアカウント(以下SCP-572-TW-1)を24時間体制で監視しなければなりません。対象が他のユーザーに現実世界で接触を試みようとすは全て異常事態とし、全SCP-572-TW研究員はそれらを阻止する必要があります。(妨害プロトコルを参照)
説明:SCP-572-TWはチンチラがモチーフだと思われるキャラクターのぬいぐるみです。
SCP-572-TWは、半径5mの範囲内を観測されていない場合に「30代の日本人男性の姿をした人型存在(以下SCP-572-TW-2)を出現させると考えられています。この異常性の起きるプロセスの観測には未だ成功していません。(詳しくは実験記録364を参照)
実験記録364:
実験内容:エージェントがSCP-572-TW-2が出現するとされる場所に先回りし、隠しカメラを設置。SCP-572-TWの出現プロセスの観測を試みる
結果:エージェントはその場から約5時間にわたり消滅、回収された隠しカメラのデータは破損しており復元は不可能な状態で残されていた
SCP-572-TW-2の異常性は、誰かがSCP-572-TW-1を閲覧した時に発揮します。SCP-572-TW-2を閲覧した人々のうちの大半はSCP-572-TW-2に好意的な印象を抱き、投稿された画像や動画などの情報媒体に強い関心を持つようになります。この状態に陥った人物は 現実世界において他人から観測されることが困難になります。 また、対象がこの異常性に気付く事はありません。 この特殊な異常性から、SCP-572-TWは一種の現実改変能力を有していると考えられます。
SCP-572-TW-2は、あたかも自分がSCP-572-TWの持ち主であり、ごく普通の会社員であるかのように振る舞います。それらの行動は全てSCP-572-TW-1などのを通して間接的に観測できる状態となっており、それらを遮断する方法が現在も研究されていますが成功には至っていません。
インタビュー記録
対象:エージェント××
インタビュアー:○○博士
<録音開始>
博士:こんにちは、本日はよろしくお願いします。
博士:まず、消失していた時の事を聞かせてもらってもよろしいですか?
エージェント:消失していた…?
博士:あなたは先日の実験中の5時間、どこに居たのかは覚えていますか?
エージェント:ああ、もちろん。SCP-572-TW-2の出現を観測していたよ
博士:………続けて
エージェント:「消失した」ってのが何を指しているのかは俺には分からないが、とにかく俺は見ていた。あの灰色のぬいぐるみを持った男が何もないところから現れて、おもむろに携帯を取り出し自撮りをしていた。
博士:自撮り…?
エージェント:ああ、その後眩しいカメラのフラッシュが辺り一面を包み込んで、俺はその光に目をやられたんだ。これらは僅か数十秒の間だったよ
博士:しかし貴方は「5時間」対象の観察をしていたと言っていましたよね?
エージェント:ああ、フラッシュが終わる頃には「5時間」経っていて、SCP-572-TW-2も消えていた。
博士:カメラのフラッシュの光は何秒間にわたったんですか?
エージェント:1秒もなかったよ
博士:……貴方はSCP-572-TW-2の一連の動作を「数十秒」観測していたら、5時間が経過していたと
エージェント:そうだ。ただ意識が途中で飛んだ覚えはない。
博士:…………なるほど、ありがとうございました。本日はここまでにしましょう。
<録音終了>
これらのインタビュー結果から、SCP-572-TWは「自身を観測した者のヒューム値を改竄し、存在を抹消する」能力を持っていることが判明しました。
博士:私はSCP-572-TWのオブジェクトクラスをKeterに変更する事を強く望んでいる。ヤツは恐らく自身の観測をする者を妨げる「だけ」ではない。周囲の人間の現実性基準値を奪って形作る情報生命体なのだ。現にヤツの現実での観測が困難な事やSCP-572-TW-1に好意的な反応を示した対象への異常性を考えれば容易に想像がつく。一刻も早くヤツが「出会う」のを阻止しなくては、ならない。
追記
201x年8月10日、O5評議会によりSCP-572-TWのオブジェクトクラスの格上げが受理された
SCP-572-TW「出会い鼠」
オブジェクトクラス:Keter