†MULTIPLE AIGIS†SPECIAL Ξ THE HAPPINESS DIZAIA   作:てゐと

5 / 22
はじめまして、書いてる人です。一応これが初めてということもあってまだまだハーメルンのすべてを生かし切れてない記事となります。ブロマガから引っ越してきたばかりですのでアドバイスなどいただけると嬉しく思います。それではお楽しみください


†MULTIPLE AIGIS†SPECIAL Ξ THE HAPPINESS DIZAIA episodeⅡ 後編

この物語は

ポケモン

ポケモン擬人化

申し訳程度のサクラ大戦要素

を含みます。これがダメという闇の力の僕たちはとっととおうちに帰りなさい

※これはepisode Ⅱの後編です。他のepisodeとお間違えないようにご注意ください

 

 

 

ここまでのあらすじ(こちらでは初投稿のため)。まお達は突如姿を消した仲間、MEXさんを追う中で『クティス・オス・サングィス』という一派と敵対する。相手はMEXさんの行方を知っているようで闇夜に消えながら不気味な台詞を残す。そして不気味な城が地の底から浮上。まお達はそこで四つの道の先に行る敵と対峙、全て各個撃破し、道を切り開く。そこで待っていた『クティス・オス・サングィス』の頭領。リンとまおは戦いを始める。そこにリンを止めるべく、敵だったマリーが説得。成功したかに見えた説得は失敗に終わり、不意打ちにマリーは身体を一刀両断され、息絶えてしまった。初めての友達を目の前で失ったあやはる。そして募る怒りに燃えるまおは再びリンに襲いかかる!

 

 

 

 

 

ドラゴ「っはぁ…!まお!あやはる!」

長い階段をのぼってきた他のメンバーが息を切らしてようやく合流した、だが闘技場には見えない壁のようなものがあり、目の前に居るのに入ることが出来ない

レジーナ「ぐぬぬ…!入れないデスウゥー…!!」

頭をぐりぐりと見えない壁に擦りながらレジーナは下唇を噛む。他のメンバーもどうにかならないかと攻撃を試すがびくともしない

シュトラ「…もしかしてこの闘技場って規定の人数しか戦えず…定員オーバーとか…?」

ぼたん「…面倒だな」

ニーナ「数で攻める私たちには手痛いよね、こういうの…!」

アシュリー「あやはる!聞こえる!?」

この壁の向こう側にいるあやはるに呼びかけるアシュリー。だが…あやはるは…目の前で起こった出来事が嘘だというような失意と絶望に満ち溢れた顔でマリーの亡骸に涙を落とす

あやはる「マリー…。ねぇ…、目を覚ましてよ…。うぅ…」

そのとき、深い悲しみがあやはるの中に何かを芽生えさせた…

「憎いよね…?あなたの友達をそんな目に遭わせた奴が…」

あやはる「っ!誰っ…!?」

一瞬周囲が輝くとどす黒い影が突然目の前に現れた。周囲は時が止まったかのようにピタリと動かずあやはるとその黒い影だけが動いている。

「あぁ、心配しないで、私はあなたにチャンスを上げようって思ってね、私はとある理由であのリンって奴がここで倒されると都合がいい、だけど今はこんな体でねぇ。そこで提案なんだ、あいつを殺してくれないかなぁ…?あなたならそれができる!」

あやはる「そんな…!惨たらしいことっ…!」

「できるよぉ…!私はあなたを見た!あなたは本当は強い!でも…ただ強いだけじゃあダメだよ、正義無き力はただあのリンのように誰かを深い悲しみに落とす。でもその反対は違う。力無き正義は…

だ れ も す く え な い…!」

あやはる「!!」

「わかるね…?今こそあなたの力を、正義を!解き放つ時だよぉ…!あぁ、そういえば利害の一致とはいえお礼が何かまだ言ってなかったねぇぇ…?これはすごいよぉ!?あなたが喉から手が出るほど!ほしいものさぁ…」

ドクンドクンとあやはるの鼓動が高鳴る。強く握るマリーの冷たい血に塗れた手を見てぐるぐると頭がボーッとしながらまさかと望みが現実であるならと思ってしまう

「あれ?わかってるじゃないぃ…!そうさぁ!あなたが望むもの…。その子、マリーを蘇らせてあげる…!私ならそれができるんだよ!でもぉーっ…あいつが邪魔…!ならばあなたが初めての友達のためにやること…わかるよねええええっ!?」

 

 

 

 

あやはる「うああああっ!!!」

ぺたんと座り込んでいたあやはるは大きな声で叫ぶと今まで見せたことのない殺意に満ちた瞳でリンを睨み、立ち上がって糸で三節棍を作り出してリンへ襲いかかる!

まお「あやはるっ!無理はするな!」

制止など聞く耳も持たずにあやはるはリンの両刃の剣を三節棍の性質をうまく利用し、完封している。そして恐るべき事に誰も予期せぬ事が起こる!

あやはる「あああっ!!」

なんと三節棍ごと両刃の剣をリンから取り上げ、手ぶらになった一瞬でリンの四肢に糸を

取り付けて動きを封じた!その早さはまおも驚き、ただ臨戦態勢で唖然としていた…それもつかの間、なんとあやはるは靴のつま先を糸で尖らせてリンの鎧で守られていない関節部分を刺し始めた!

 

 

メアリー「あやはる…何かおかしい!あんなこと!あやはるは絶対しない!」

くぃーん「だが…目の前で行われていることは現実だ…!」

しらみつ「あやはるさんのバトルスタイルではないですね…!いつも彼女は敵を無力化させることを第一にしてるはず…それをあんな…あれでは殺しとかわりませんよ…!」

 

 

あやはる「苦しめ!マリーの分までぇ!!」

突き刺した箇所に猛毒を流し込むと先ほどとは別の三節棍を作り出し、それをリンの首に巻き付けて絞殺しようとする!

リン「うぐぅっ…!」

あやはる「死ねえええぇっ!」

まお「よせ!あやはる!」

激昂するあやはるを止めようとするがなんとあやはるはリンを盾にし、まおの妨害を無理やり止める。そしてさらに力を込めるとリンはぐったりと気を失うように倒れ込む。だがそれで止まるあやはるではなかった…

あやはる「その身を切り刻む!!マリーと同じ目に!いや!それ以上の目に会わせてやる!!スラッシュスイング!!」

しなる鋼糸で突き放したリンを叩きつける!直撃した個所から切断され、容赦なく何度も糸は叩きつけられる…そのたびにリンの体はバラバラになり…まおが羽交い締めで止めた時には…すでにミンチより酷い事になっていた…。たった数分の出来事であったがまおは長い悪夢を見ているようだった…

まお「あやはる…貴様…」

あやはる「っはぁ…!っはぁ…!!あぁぁっ!!」

まお「いい加減にしろ!」

バシィッ!!

あやはる「あ…」

バラバラになったリンに死体蹴りをしようとするあやはるをさすがに見かねたまおがやや強くあやはるの頬を手の甲で打つ

まお「あやはるよ、友を思う気持ちは大事である。だが、今貴様がしたことはなんだ?敵討ちか?」

あやはる「違います…こうすれば…マリーが…」

まお「…大切な者のために戦うならば志を持て、今の貴様は狩りをする蛮族と変わらん。何かを守れなかったとしても、自身の志を強く持てば大切な者はきっと応える」

あやはる「そんな事言って…まおさんに何がわかるんです…私は…目の前で初めての友達を!!」

まお「貴様の気持ちは知らん。だが共感はする。“一度仲間もろとも皆殺し“にされておるからな。皮肉にも我の目の前にいる元人間が関与した事件でだ」

あやはる「!!」

まお「こういう言い方は我としてはしたくはない。だがこの際だ、ハッキリとベノや他の者があえて言わなかった事を言おう。こういう事が我らは終始つきまとう。明日生きる資格ある者の未来が終わる。今死ねば良い者の未来が存在する。そんな世界に我らはいるのだ、貴様も、我らも一度は命を失った。だがベノによるタイムパラドックスによって全員生き延びることができた、この意味がわかるか?」

あやはる「ど…どういう…」

一度深く息を静かに吐くとまおは一瞬下唇を噛んで強く言い放った!

まお「まったく…そんなこともわからんのか!この死に損ないが!甘ったれた妄言を吐き散らすのもいい加減にしろ!!友達が死んだだと?そうか、ならば貴様は友達が死ぬたびに暴走してもあぁ仕方ないと許してもらえると!なるほどな!自分の大切な存在を言い逃れの道具にして貴様は平気なのだな!?」

あやはる「そ…そんな…」

まお「貴様がそう思っていないだと?そうだろうな、言い訳はそれだけか?思うことなく本能がままに任せるからこそ暴走というのだ!!その行動が何度も続けばどうなるか…、その身勝手な行いがいずれ我が身と仲間を傷つけるだけだとなぜわからん」

あやはる「わ…わたしは…わたしは…」

わなわなとマリーの血がついた自分の手のひらを見るあやはるは泣きじゃくりそうになる。自分のやったことがどれほど愚かで凄惨な事かをあらためて理解する。理解するたび頭の中がぐちゃぐちゃになる

まお「あやはる。二度とするな、そして臓物に刻み込むがよい。「倒す」と「殺す」は…その先に待ち受けてるものが戦いなのが一緒なだけで同じものでは無い、「殺す」のは対話に対する全否定。「倒す」のは分かり合える可能性だ。その事を忘れるな。貴様には…「倒す」事だけをしてほしい…頼む…」

あやはるにそれを言うとまおは踵を返し、リンだったものに歩みをすすめ、その前で止まる

まお「狸寝入りは止せ、さっさと起きろ」

腕組みをしながらそれに話しかけるとバラバラになった肉片が動き始め、今再びリンの姿に戻った

リン「…気づいていたのか」

まお「知れたこと、貴様がくたばったのなら我の仲間がすぐにでもあやはるを叱りに来る」

リン「ほう…頭も回るようだ、それではそろそろ…本気で行かせてもらおう」

まお「手加減していたのはとうにわかりきっていた、だからこそ…遊びを終わらせようか。あやはるよ、下がれ」

その言葉を聞いてあやはるはマリーの亡骸を抱きしめたまま闘技場から離脱…。仲間達がすぐに寄り添い、心配する

ジーパン「頑張ったじゃねぇか。大切なもんのためにがむしゃらに戦うの、あわては好きだぜ」

わしわしと頭を撫でるジーパン。それを皮きりにあやはるが年相応の涙と慟哭を見せる

あやはる「っっっ…!くぅぅぅ、あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あぁぁっつっ!!」

いっこんぞめ(表)「大丈夫さ、神様はちゃんとあやはるの後悔してること、許してくれるって」

アシュリー「あやはる…覚えてて…その悲しみや痛み、憎しみ」

メアリー「あやはるが死んだとき、ぼくたちもそんな痛みを経験したんだ。でもずっと引きずっちゃいけない」

ぼたん「…俺達は一度死んだ、だが生きている。命ある限り生物は未来へ歩み続ける…」

ニーナ「だからさ、悪いことしちゃった自分とはここでお別れ、あやはるの物語は、ここから始まるんだよ」

あやはる「うーっ…!うんっっ…!!」

ドラゴ「大丈夫だ。後は…」

 

 

まお「…。ふっ」

リン「何がおかしい?」

まお「いや?やはり我にアフターケアは無理だと思ってな。というわけでカウンセラーを返してもらうその前に…。この闘技場はどんな衝撃でも無効にするようだな?」

リン「あぁ、部外者からの妨害を防ぐために魔術による結界がはってある。生半可な威力では破れない」

まお「なるほどな、だが城の一部は大破したようだな?」

リン「この「王の闘技場」は他の闘技場とは訳が違う。どのような衝撃にも微動にしない」

まお「それを聞いて安心した。すまんな、時間を取らせた。始めよう」

リン「では参る…良き闘争を…!」

まお「?」

ガキィン!!

リン「っ…!?」

まお「今なんと言った?闘争?何を勘違いしている」

なんとまおは…靴底でリンの不意打ち紛いの一太刀を軽々と止めた…

まお「すでに手加減は終わりだと告げたはずだが?」

ボゥッと言う音がリンの刀から響く。なんと刀が燃え始めた!

まお「おっと、可燃物は持たんほうがいいぞ?温度などという生温さは存在しないのだからな!」

すぐさま刀を捨てると距離を取って次の刀を構える!

まお「つまらんな…」

人差し指でリンを指差すとリンのアーマーが燃え出す!

リン「くっ!」

痛みに耐えつつ勇猛果敢にリンはまおに切りかかる!

まお「もう一つ忠告だ、それ以上近づかないほうが身のためだぞ?」

その瞬間。まおに切りかかるリンは一気に火だるまになった!

まお「つくづく忠告を守らぬ奴だな」

火だるまになりながらも切りかかるリンをまおは軽くあしらって背中を蹴り飛ばす!蹴られた箇所には焼き印のように黒く色が付き、白い煙がたっている

まお「貴様が強者であることは認めよう。だが所詮は井の中の蛙だ、貴様では今の我に勝てぬ」

リン「…それがどうした。我等はもう…戻れぬのだっ…!」

まお「ならばいつか来る終わりをここでくれてやろう」

手をリンに向けて軽く力を込めるとリンの各所が燃え始める。それでもリンはこちらへ向かってくる

まお「…。っはーっ…!しつこいのは嫌いだ…。死に失せろ、ディアボロス・イグニッション!!」

深いため息と共に手を握りしめる。すると何度も大爆発がリンを中心に発生し、さしものリンもついに膝をついて倒れた…

リン「ぬぅっ…!」

まお「…どこまで燃やせば死ぬのだ…?なぁ…?」

リン「死なぬよ…ま「はい邪魔」だ…。な…?」

突然黒い影が倒れているリンの腹部を貫通して立ち上がる。まるでおもちゃのようにリンの体を持ち上げるとゴミのように捨てる

???「まったくもー…。ムダにタフだから復活に時間かかったじゃんか」

まお「…貴様、何者だ?」

???「んー…?あー…そっかぁ…こっちじゃ私アレだったっけぇ…うわー…言うの恥ずかしー…」

まお「名乗れ、何者だ」

???「貴様達に名乗る名前はないってのも味気ないし…ま、一応自己紹介しておきますか…。私の名前は「冥王」フランチェスカ」

まお「冥王…そうか…貴様か…」

フラン「ごめんね、なんかタフにしすぎちゃったみたいでしつこかったでしょ?」

まお「どういうことだ…?」

フラン「あ、その前にちょっとごめん「タブーリミッター」対価は我が知識、かの結界を取り除け。ヴァリエブレク」

フランチェスカが呪文を詠唱すると闘技場を包み込んでいた結界がひび割れてガラスのように砕ける。地組が傷一つ付けられなかった結界をフランチェスカは単独で意図もたやすく消し飛ばした

フラン「ほい、あとは…「ハートビート」死を防げし包容となりて与えられた痛みを消し去れ。ハーツネオスト」

続けて詠唱した呪文によって今度は全員の傷が塞がり、ダメージが全て回復した…

フラン「ん。それで?」

まお「冥王よ、我が仲間を返してもらいにきた」

フラン「仲間?あー…。いいよ、好きなだけ持って行ってよ」

まお「…?」

フラン「何人欲しい?頭だけなら優秀でしょ?」

まお「…まて、貴様…先ほどから何を言っている?」

フラン「だからさ、失敗作。どれでも持って行ってよ。この真下にごまんといるから」

まお「失敗作…?」

フラン「うん。私がこの世界の生き物をベースに作った戦闘生物。学習知能はなかなかハイスペックにつくれたんだけど性別が混ざってねー。失敗作として殺処分するつもりだったし好きなだけ引き取ってもらっていいよ」

まお「…貴様…命を何だと思っている…?」

フラン「私の所有物」

まお「なっ…」

フラン「全ては私が管理する。命も、力も。だけどちょっと色々あってねー、もうこっちで何千年も力ためてて…いやー苦労したね、ボロボロの状態で国まるごと支配して眠るのは容易じゃなかったよ」

まお「まて、理解が追いつかん…」

ドラゴ「まおっ!」

そこに仲間達がようやく合流した。だがまおの態度からほぼ全員が警戒態勢に入る

ジーパン「なにもんだ…?こいつ…」

まお「理解不能の冥王だ、あまりにも話がぶっ飛びすぎてる…」

フラン「お、あやはるちゃんだね?」

あやはる「えっ…!はい…!」

突然話しかけられて動揺するあやはるにフランは笑顔で腕をつかむ。同い年くらいなのだろうか背丈もほぼ同じくらいだ

フラン「いやー、助かったよ!君がいなかったら私はここまで完璧に復活できなかった!これ、約束の奴ね」

そう言って一方的に渡された物を見てあやはるは青ざめる。それは…

あやはる「こ…これ…なんですか…?」

フラン「?。マリーだけど」

あやはる「違う…だってこれ…これ…」

フラン「大丈夫だって!ちゃんと君の事おほえてるようにしておいたからさ!」

その手に握らされたのは…「一つの試験管」だった…

フラン「あれー?反応薄いね?それ一本で数千人は軽く作れるよ?」

まお「説明してもらおうか…冥王よ…。1から10まで順番に…」

フラン「いいよ、説明してあげよう。私はこことは別の世界から来た。この世界に「フランケンシュタイン」なんて種族いないでしょ?私はそのフランケンシュタインって種族でね、元居た世界で全ての支配者になるために戦ったんだけど次元の狭間に叩き込まれてこの世界に流れ着いた。そしてそれが約1000年ぐらい前、私はここらへんにあった国を丸ごと滅ぼして新しい国を作った。戦い疲れたこの身体を癒すためだけにね」

まお「…なるほど、今わかった。なぜこのマリアナメトロポリスに古い遺跡があったのか…。全て虚偽だったのか…この街の歴史や奴等は…!」

フラン「ピンポーン!よくわかったね!この街はまさに私のためだけに作り替えた国そのもの。古い遺跡は私が滅ぼした名残だねー。そして!クティス・オス・サングィスはみんな私が作った一組のクローンでね、同じ受精卵に手を加えて生まれもっての様々な境遇や能力から性格まで全部生まれる前にDNAに刻み込んでたの!いわば決められた運命。紆余曲折はもちろんあったけどちゃんと復活するまで活動してたしね、苦労したかいがあったよ。それとこの城に闘技場あったでしょ?ここもそうなんだけどね、闘技場での戦いによって発生する衝撃をエネルギーとして吸収して私が復活するためだけに利用してたんだ。そう…この王の闘技場で誰かが戦いあうことで私の復活は完全なものになる…。アッハハハハ!!!ちゃんと実験どおりに事が運んで幸せ~…!」

ジーパン「っ…こいつ…最低だな…」

ニーナ「命を弄んで笑うなんて…狂ってるよ…」

フラン「さて、失敗作だけど…」

まお「黙れ…もう充分だ…。貴様の手のひらでのおままごとには虫唾がはしる…」

フラン「え?いいの?この個体を返してほしいんでしょ?」

そう言って突如宙にクリスタルが浮かぶ。その中には…

レジーナ「MEXサン!?」

シュトラ「…ダメだ。呼びかけても反応が無いよ…」

フラン「普通にこんなものあげるけど…ちょっと寝起きのウォーミングアップに付き合ってよ、満足したら返してあげる」

パチンと指を鳴らしてクリスタルが消える。それを皮切りにまおがフランチェスカに襲いかかる!

フラン「おー、血気盛んー。でもさ、本気でもいいよ?たぶん君でも私には勝てないだろうし」

まお「ほざけ!!」

マーシャルアーツとメイスハンマーによる攻撃をフランチェスカは意図もたやすく受け流す。まるで子供と遊ぶ大人のようだ

フラン「ほらほら、身体に力がみなぎるのわかる?ずっと君たちにオート回復と攻守増強魔法かけ続けてるんだよ?」

舐めきった態度と言葉にまおは先ほどリン相手に使った能力を使おうと一瞬躊躇う。まおに限らずベノやアデア、シャーヴァルといった面々が本気を出すと周囲を味方諸共巻き込んでしまうため迂闊には使えない。…実はフランチェスカはまおが味方と一緒だと本気が出せないのを理解した上でワザとまお達にバフをかけ続けている。

フラン「つまんないなぁ…」

チラリとあやはるたちを見るとフランは天使のような笑顔で微笑む

フラン「ねぇ、一緒に遊ぼうよ。「シャドウディメンション」いってらっしゃい」

なんとフランチェスカの足元から真っ黒いフランが地組の人数分出現!不気味にも歩きながら各自に襲いかかる

フラン「私とまったく同じ強さだからね、分身だからって弱いとかそんな生温さは無いよ」

冷酷にもそれを告げるとフランチェスカの指先が光り出す。まおを簡単に吹き飛ばすと戦っている自分の分身と地組を指差す

フラン「「インパクトバースト」原初にして至高の魔法よ、その輝きにて我が敵を凪払え。グラン・ビッグバン」

フラン(影)「「インパクトバースト」」

凄まじい爆音をたてて大爆発が幾度も繰り返される。さながら足元がいきなり爆心地へと変貌したようで地組の面々は一瞬で大ダメージを受けて壊滅状態になってしまった…

まお「っ…!」

さらに追い討ちのようにフランチェスカの影達は…その爆発によるダメージも衝撃も受けておらず、歩きながら回復が間に合っていない満身創痍の地組に淡々と襲いかかる。もはやそこで行われているのは暇つぶしと名をうった蹂躙と呼ぶべきだろう…

まお「おのれぇっ…!おのれえええええっ!!!」

フランチェスカ「おーっと、来たかな?本気」

まお「うおおおおおっっ!!!」

仲間を遊びながら傷つけられ、プライドを傷だらけにされたまおは怒りに燃える。そして一瞬でフランチェスカの影を退けると仲間全員を闘技場の外まで連れ出す

まお「貴様達に頼みがある…出来うる限り…遠くへ逃げてほしい…。我は…あやつを許すわけにはいかぬ」

ボロボロになりながら立ち上がるドラゴとジーパンはまおの眼を見ると他のメンバーに頷く

ジーパン「っへ…こういう場合仕方ねぇな…。いくぜ、お前ら」

ジーパンの言葉を皮きりに全員が闘技場から離れ、階段の闇の中に全員の姿が消えたのを確認するとまおは門を閉め…

まお「さて…後悔してくれるなよ…!?」

門の取っ手を…握り溶かして開閉不可にすると振り返ってフランチェスカに歩み出す。その一歩一歩に地面は焼き焦げ、また少し溶けているようだった

フラン「嬉しいねー。ようやくウォーミングアップっぽくなってきたじゃん?」

まお「何がウォーミングアップだ…何が嬉しいだ…」

だらりと腕を垂らしてあからさまいつもと違う体制になるまおの身体からは紺碧の色をした炎が吹き荒れる…

まお「最初で最後の忠告だ…我は…いや…「俺」は…貴様の未来を燃やし潰す…!!」

 

 

 

ドラゴ「やべぇっ…!!」

ジーパン「まおの奴…今回はかなりイラついてやがったからかはえぇな…」

あやはる「いったい…何が…」

ニーナ「あやはるっ!絶対足止めたらだめだかんね!とにかく全速力でこの城から抜け出すことだけ…!」

くぃーん「シュトラ!」

なんとか城の入り口に着いた全員はシュトラとくぃーんのテレポートで一気に城から離れる!その瞬間、城を蒼い炎が包み込んだ!

あやはる「ぷはっ!熱い…!?」

ドラゴ「あんま直視すんなよ、眼が焼ける」

ぼたん「…あれがまおの本気だ…あれをやるときは極最小の時間か俺達がこれぐらい離れないと使わない…」

ジーパン「何年ぶりだ…?前使った時は地方のほとんど焼き尽くしてたか…?」

ニーナ「今回はかなり加減してるね…」

 

 

まお「さあ…冥途の土産だ…。ありがたく思え…!」

フラン「あっつー…。こりゃたまらないね」

まお「その余裕も焼き尽くしてやろう…!」

ギロッとまおがフランチェスカを睨むと一瞬でフランチェスカが火だるまになった!さらに右手を挙げると炎が巨大な腕の形を取り、火だるまになってるフランチェスカをなぎはらう!

まお「まだ終わらん…!」

今度は握るように手をかざすと炎が螺旋を描いてフランチェスカを包み、そのまま地面にたたき伏せた!これにはさすがにこたえたのかフランチェスカは炎を振り払い、立ち上がるのに時間をかける

フラン「へーえっ…!これはこれは…なかなかいい手品だね…それじゃあ私からも君に手品を見せてあげよう…」

先ほどと態度が違う。どうやらまおの実力を甘く見ていたのか買い被りすぎた自分にも腹が立っているのか首をグキグキと鳴らす

フラン「すぅーっ…「オメガマジェスティ」虹の雷よ!我にあだなす悪を浄化せよ!サンダープリズム!!「ウェイドウォーク」切り刻め激流!その渦を血に染めろ!ブラッディホール!!「ビーストソウル」森羅万象八卦深緑!世界樹の怒りを受けろ!プランティストエターナル!!」

連続した強大な攻撃!!煌びやかに虹色の雷が降り注ぐと赤い水流が渦を巻いてまおを包み込み、最後に地面から巨大な根っこが浮上し、まおに襲いかかる!!

フラン「避けきれるならよけてご覧よ!「チェイスターゲット」そこだ!デスストレート!!「フリーダムイズマイン」絶対必中!光の帯よ!捕縛し罰を与えなさい!アナザーコネクト!!」

さらに追い討ち!!先ほどの攻撃による爆煙の中に潜むまおに一直線の光の矢と複数の光の帯が追加で襲いかかる!!

フラン「ばーか…!手加減してやってるのがわからないなんて…はーあっ…!つかれ…嘘でしょ…?」

一息してその場を去ろうとしたフランチェスカ…だが…まおはまったくの無傷だった…!

フラン「うっ…嘘…。まさか…相殺なんてしないはずなのに…全部直撃したのに…!?」

まお「面白い手品だな…」

その言葉にフランチェスカはビクッと驚く…よほど今の大技ラッシュに自信があったのか絶望感もひとしおと言ったところか…

まお「どうした…?それでお終いか…?」

フラン「っ…(まさかコイツっ…「当ててやろう」)」

一瞬怯んだフランチェスカに有無を言わせずまおが口を開く

まお「貴様がお察しの通り、俺は他次元の存在から影響を受けず、それによる干渉を拒絶することのできる能力を持っている…。確か貴様最初に言ったよな?自分は別の世界から来たと…。その時だ、俺は勝ちを確信した。そして思ったとおり、貴様が先ほど放ったものは何一つ俺に傷を付けられず、ただただ俺の前で消え去った…。さて…こうなると…話はちがってくるなぁ…?」

フラン「…。…うーん…。…。あ゙ー!わかった!降参!これ以上戦ってもお互いにメリット無い!」

そう言うとフランチェスカは指を鳴らしてMEXさんの入ったクリスタルをまおの元に飛ばし、その中のMEXさんを解放した。まおは警戒したが意外にもフランチェスカは正々堂々と何もしなかった

まお「…潔いのだな」

フラン「だって損しかしない勝負、したっておもしろくないじゃん」

再び小さく何かを言うとフランチェスカはどんどん影へと身体を入れて消えようとする

まお「忠告しておく。貴様が何をしようと俺たちは知らん。だがそれが敵対行動となるのなら…次は容赦しない…」

フラン「ご忠告どーも。それじゃあその懐の深さに感激した私は君たちに得のあることをしておいてあげよう。ただで見逃してもらうのは私としてもおもしろくないし」

まお「…一応何をするか聞いておこう。場合によってはこの場でラウンド2開始だぞ」

フラン「仕方ないなぁー…ごにょごにょ…」

一度影に入るとまおの隣に影から出現するフランチェスカ。そして何かを告げる…

まお「…。なるほど。それならばこちらも今回は貴様の事を見逃すとしよう」

フラン「交渉成立だね。それじゃあ城の入り口まで送るよ、そこの扉使えなくなっちゃったし…「シャドウディメンション」」

まお「…一つ聞きたい。貴様が先ほどから幾たび口にしてる呪文のようなものはなんだ?」

フラン「あぁ、これはね。今の君達がお話にならないくらい強い別次元の力だよ。最後にとっておきの手品を見せてあげよう。薄気味悪いこの空だって…「ヴァルキューレフラッシャ」」

手のひらサイズの光がまるで水面に水滴を落としたように闇を簡単に祓う

フラン「マッチポンプだと言われようと、いつかは君をも倒して私はすべての支配者になる。だからそれまではくたばらないでよ?」

まお「ふん。簡単にくたばりはせぬよ。また会おう。冥王よ」

フラン「じゃあね、魔王さま」

 

 

 

 

 

アシュリー「炎が…消えた…」

シュトラ「…みんな!」

笑顔でシュトラが城の入り口に指を指す。そこには…MEXさんを担ぎ上げたまおがこちらに歩き進んでいた…!

ニーナ「やったぁ!」

ジーパン「ったくよ…。心配してねぇけどよ」

全員が別々の形で心配を形にしてまおとMEXさんのもとに駆け寄る。まおはそれに気付くと黙って眼を閉じ、頷いた

まお「すまん。心配と迷惑をかけた」

ドラゴ「いつものことだろ?」

しらみつ「気にするなんてまおさんらしくありませんよ」

まお「…そうか…そうだな…では…。帰るとしよう。“全員“で…」

ようやく揃った14人。その幸せを改めて胸に思うとまおは歩き出し、全員がそれに続いていく…

 

 

フラン「…さて。あー…あぶなっ…。なんで私に対してカウンターとなる存在が…?…まさかアイツが…?」

ぶつぶつと何かを考えるフランチェスカはある程度振り向いて歩くとすばやく手を振り下ろした!その瞬間、目の前に七つのクレーターが出来上がった…!!

フラン「「ユーガコントロール」。油断禁物でしょ?(ねぇ?こっちの言葉の方が話しやすいかな?)」

そこに這いつくばっていたのは…七つの大罪…!しかも全員が揃い踏みだ

フラン「(やぁやぁ、久しいねぇ。まさか同じ世界から別の奴がこっちに来てるなんて思ってなかったよ)」

サタン「(てめぇえぇっ!!ぶっ殺してやるっ!!)」

ルシファー「(それはこちらの台詞だ…!貴様がなぜこの世界にいるっ…!?)」

ビキビキと重力でたたきふせられているのか立ち上がるのでさえ精一杯な七つの大罪達。どうやら因縁があるのか敵対しているのは目に見えるが翻訳しないと何を言っているのかわからない

フラン「(ごめんねー?たぶん君達と同じ理由だよ。そっかぁ…私がこっち飛ばされるずっと前の時代にとばされて封印されたってところかねぇ?)」

ベルフェ「(っ…!ならば目的は同じのはず…!なぜこんなこと…)」

フラン「(はぁ?封印されて頭にウジ虫でも沸いたの?君達はアイツ等に復讐したいのかもしれないけどさ、私にとっては通過点が今は別のものになっただけ、同盟とか仲間とか勝手に思われても殺意湧くだけだよ?)」

ベルゼブブ「(貴様もあの魔王とかいう奴やその仲間を滅ぼすのだろう…?ならば目的は同じのはずだ…!)」

フラン「(はーっ…。バカだねぇ…君達あんな下しか見てないの?私さ、冥王になりたいだけなんだけど?そんなに復讐とか目の敵殺したいなら次元とか越えたら?手伝うよ?私の能力をまさか忘れたとかじゃないよね?)」

その言葉に七つの大罪はぞっとする…そのうち水色のサイドテールを持つレヴィアは涙目になっていた

マモン「(私達がいるのがわかったのもそういうことか…!)」

フラン「(あったま悪いねぇ?復活した瞬間に違和感しか無かったよ。さて…挨拶は済んだしいつもなら見逃してあげるところだけど…君達をしばらく再起不能にするのが見逃してもらう条件でね?悪いけど9割くらい半殺しで済ませてあげるよ。おとなしくしてたら多少痛くないんじゃない?)」

アスモデウス「(なめくさりやがりましたわね…!ここまでコケにされたらわたくしでも許せませんわよ…!)」

フラン「(おー?いいよ?全員まとめてかかってきなー、ウォーミングアップの続きだ)」

重力による拘束を解くと七つの大罪が一斉にフランチェスカに襲いかかる!!しかしフランはそれを丁寧にまるで糸を通すように避けるとまずはと言わんばかりに最後にかわしたアスモデウスの長いロングヘアをすれ違いざまに掴んで背中にエルボーを入れて怯ませる!

フラン「(くっせぇんだよ…特にてめぇは小便と同じ臭みがする…。一番ガキだってことだよ!!)」

アスモデウス「(このっ…!放しやがれですわ!!)」

フラン「(てめぇには特上のこれをくれてやる…!)「ヴァルキューレフラッシャ」光の剣よ邪を裂け!そして光を与えたまえ!セイクリッドキャリバー!!」

容赦なく背中を光の剣で切り、喉元にハイキック!そして四方八方から光の剣がアスモデウスを切り刻む!ほとんど一瞬の出来事に他の七つの大罪も助けることができず、アスモデウスはその場で言葉なく倒れてしまう

フラン「(よわっちぃなぁ…。たかが悪魔が。“あの状態“になれば互角なのに今なれないんだろ?)」

グリグリとアスモデウスの頭を足で蹴るフランチェスカ…。その姿に誰も迂闊には動けない…動いたら…殺されるかもしれない。そんな恐怖心が彼女たちに襲い来る

フラン「(どうしたの?来ないならこっちから行くね?)」

邪悪な笑顔と口調でそう言い捨てるとアスモデウスの首を蹴ってとばす。そして目をつむったまま片手に炎を宿す

フラン「(よけてごらん。あのガキと違って私のはついてくるから)「マジックマスター」失われし原初の炎。ここに再臨し、立ちはだかるすべてを焼滅させろ。ボルカニックエンド!!」

身の丈とおなじくらい巨大な火の玉が高速で発射!次は自分かとベルゼブブがすばやく飛んで振り切ろうと逃げ惑う!だがものの数秒で追いつかれて直撃を受け、地上に炎とともに墜落!クレーターを作って丸焦げのベルゼブブがそこに倒れた…

フラン「ほれほれ、まだこれっぽっちも本気出してないよ?」

ニヤァと歯を見せて無垢な瞳に残りの5人を捉える…。七つの大罪が決して弱いわけではない。むしろたった一人でてゐ劇をほぼ全滅にまで追い込めるほど強い。ただ…フランチェスカの強さが別次元すぎるだけである…。もしまおに他次元拒絶能力が無ければ…もし地組以外がこのフランチェスカと対峙していたら…。考えるまでもないだろう…

 

 

 

 

 

 

フラン「んーっ…!はぁーっ…。さて、終わったしどこにいこうかな…」

その後ろには…ズタズタにされた七つの大罪が横たわっていた…

フラン「覚えておいてあげるからさ、完全に復活したらまたおいでよ、その時は私も本気出してあげる。だからさ、邪魔しないでよ?じゃあね」

ぐぐぐっと腕を伸ばすルシファー。だがフランチェスカはふわっと背中に羽根を生やすとはるか空中に舞い上がり、城と七つの大罪を見下す

フラン「失敗作の掃除も兼ねるなんて一石二鳥だね、バイバイ。楽しめたからサービスとして…“私達が居た世界で最強“のこの力で終わらせてあげるよ「タイタニスオーダー」すべてのものよ、私の命に従え。実体無きものに潰されるがいい!フォトングラビティ!!」

どこからともなく輝く光が城の真上に集められると叩きつけるように城を包み込む!そしてその光が消え去った後には…何も残っていなかった…

フラン「ふーん…逃げれたんだ。まぁいいかな、今回はこれで見逃してあげよう」

そう言うと自らもまた黒い影の中へ消えていく…不気味にもフランチェスカは大きく笑いながら空を見上げて…消えていった…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

MEXさん「ぅっ…ここは…?」

まお「気が付いたか」

MEXさん「まお…」

赤いゴシックソファから起き上がるとまおがワイングラスを差し出す。反射的にMEXさんが受け取るとまおは笑顔を見せた

まお「よもや今日を忘れたわけではあるまいな?」

MEXさん「まさか…」

お互いにワイングラスを重ねると注がれたワインを飲む。2人にとって毎年恒例の事であった

まお「MEXさんよ」

MEXさん「なんですか?まお」

まお「貴様が例えどんな存在であろうと、我は貴様を見捨てぬ。今でも我が死ぬまで死ぬことは許さぬ」

MEXさん「えぇ、冥府魔界、地獄の深淵までお付きあいいたします」

まおはその言葉を聞くと…少し歩んで顔が見えない位置でクスっと優しく笑った…

 

 

 

 

 

~episodeⅡ END~

 

 

次回 兎組編、episodeⅢ

 

 

あなたは…信じた仲間全員を疑えますか…?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???「ご苦労様です。どうでした?」

???「えぇ、回収できましたよ。データもあらかたとれましたし…」

???「そうですか、では…次はこちらに行ってもらいましょうか」

???「おや?それはあの人のお仕事では?」

???「クライアントが早くしろとの事です。いくらなんでも遅すぎると怒られたのであなた達に行ってもらいたいのです」

???「…わかりました。それでは行ってきます。ふふふ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。