転生したら幸せになりたい件   作:こねこ

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急ごしらえなので誤字多めかもしれません…後で直すよ!!

まだミリ厶様はこないよ!!!
お空で待機しててね!!


第10話

 元々、私はただの一般人であった。

紆余曲折があって戦う事になったのだが、戦い方は我流。

 粗が目立ち、戦い慣れている者が相手ならば技量や力で簡単に負けてしまう。

 ならば、今までどうやって生きてきたかと言うとそれはこの世界に召喚されたときに得たスキルのおかげだ。

 

 『代償者(ササゲルモノ)』。

 何かを差し出し、何かを得ることができる。

 得るものが大きければ大きいほど、払う代償も大きくなる。

 便利に見えるが、デメリットが大きすぎるのと自発的に使えないのだ。

 誘発的に使用され、使用する程に使用者を蝕んでいく。

 私は五感や精神が綻んでいくのを体験した。

 

 因みに一度だけ、死にかけた時に無意識に生きることを望んんで使ったらしい。

 起きれば身体はボロボロの辺りは肉片だらけ、敵味方関係無しと言う制御不能な状態だったらしい。

 五感は数カ月は使い物にならなかったし、今思えばよく生きていたと思ってる。

 キジンとなった今でも使えるのかは、不明だ。

消えていてくれたら万々歳なのだが。

 

「大振りすぎですな」

「あ゙ぁ゙っーー!?」

 

 空中に投げ飛ばされ、錐揉み回転をしながら川に落ちる。

そう!現実逃避をしながら考えていたんだよ!

 今はキジンのハクロウさんに他の人の稽古が無い時に密かに稽古をつけてもらっている。

体型も変わり、種族も変わり、無茶な戦い方をしない為にもある程度の技量を身につけなくてはならない。

 この世界ではアーツ(技術)と呼ばれる物があり。

これはスキルとは違い、長い努力と厳しい修練により後発的に取得できる力。

 魔物よりも魔素を持たず、魔力に乏しい人間が技術を磨いて力を得ることが往々にしてあるせいか、人間が得意とする分野とも言われているらしい。

 

 キジン成りたての私では妖気の操作は難しく、同じキジンであるベニマルさん、シオンさん、そしてハクロウさんに時間がある時に教えを乞うている。

ソウエイさんは見つける事が出来ないし、そもそも少し怖いので話しかけづらかったりしている。

 けれど、あの技量は感服の域である。

 

「もう一回!」

 

 妖気を高め、脚全体に溜める。

溜めた妖気を一点に高め、放出するイメージで飛び出す。

 弾丸のように川から飛び出してハクロウさんに向けて蹴り掛かる。

一直線なので簡単に捌かれる事は承知しているので、足に妖気を溜めたまま地面に着地。

 残った勢いで両腕を地面につき、下半身を浮かす。

手に妖気を溜め、身体の回転させるための勢いをつけて動かす。

 妖気を込めた連続の足蹴りを放つ。

普通に当たれば怪我では済まない威力だが、全てを静かに躱す姿に乾いた笑い声が出そうになった。

 

「まだまだですな」

「あ゙あ゙ぁ゙あ゙っーー!?」

 

 回転の勢いを利用され、先程よりも錐揉みしながら川に戻された。

今の頑丈な身体だから出来る無茶だけど、これ普通の人間なら重症になりそうだ。

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