転生したら幸せになりたい件   作:こねこ

7 / 24
今回、少し短めです…。
キャラ詳細っている…??

2019/02/11 8:20 内容修正


第7話

 何とか誤解を解くことに成功し、今はキジンのシュナさんから渡された服とにらめっこをしていた。

布っきれになった服のかわりに新しい服を用意してくれたらしいが、実に女の子らしい物なのが問題なのだ。

 

 いや、私には似合いませんしそもそも性別が違います。

もっと動きやすくて男性が着るような物に変えてもらえませんかと言ったが、変えてもらえなかった、何故。

 当初はリムルさんに用意された物らしく、リムルさんがそれを着ることを拒否。

捨てるのも勿体無いというわけで、収納されていたらしい。

 

 いやいや、待ってください。

私の体型ではこんな服を着たら、ただの変態じゃないですか。

 それに私は男です、女装の趣味はありません!

 その言葉にリムルさんやシュナさん、そして同じくキジンのシオンさんが頭に?を浮かべた。

 

「はい、鏡」

「えっ、」

 

 リムルさんが立てかけてあった姿見の鏡を持ってこちらに向ける。

 開いた口が塞がらないとはこの事か。

自分が記憶している容姿と、鏡に映る少女の様に見える中性的な外見をしている誰かになっていた。

 鏡に映る誰かは手を動かせば同じように動き、表情を変えれば同じように表情を変える。

 

 紛れもない現実。

どうしてこうなった、どうしてこうなった?

 いや落ち着け、クールになれ。

逆に考えればこれだけの事をしてきたんだ、罰としてこの姿になったと思えば気が楽になる。

 因みに三人にバレないように息子の存在を確認したが、これは大丈夫のようだった……まだ尊厳は残っている!

 

()()()さん逃げれませんよ、うふふ……!」

「え、イブキって誰って……シュナさん、お顔が怖いです!リムルさん見てないで助けてくださいよ!」

 

 肩を掴んできたシュナさん、もう片手にはフリフリな服が握られている。

リムルさんに助けを求めようとしたが当の本人は満面の笑顔でこちらを見ているだけ。

 ならばとシオンさんに助けを乞うてみようと視線を向けたが、そちらも服を持って笑顔を向けているではないか。

 四面楚歌ではないか、にじり寄る鬼からは逃げる術なし。

先程流した涙とは違う、恐怖の涙が溢れだす。

 

(リムルさん、やはり殺しとくべきであったか……?)

(ごめん、俺も止められないと言うか。巻き込まれたくないんだ、てへっ☆)

(え、何普通に心の声に返事しているんですか……?)

 

 ナチュラルに心の声を見透かして、言葉をかけてくるリムルさんに驚きながら、シュナさんとシオンさんのきせかえ人形となる運命を受け入れる覚悟を決める。

 

「あ、そう言えば後で挨拶に連れてくから程々にしといてやれよー!」

「え、挨拶って、ひぃいい!? シュナさん、そんな露出は私には厳しいです!!」

 

 起きてから怒涛の連続で常にえっ、て言っている気がします。

 お父様、お母様、貴方達の息子は新たな性癖を植え付けられるようです、なーむ。

 

 

 




取り敢えず"イブキ"と言う名前にしときました。(仮)
伝える描写は書きますので…何卒。

中性的って…ええやん?
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。