四宮の料理人兼白銀の親友は近侍さんに告りたい   作:トネッピー

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今回は、ネイル回です

それでは、どうぞ‥‥‥


四宮かぐやは気づかれたい

《ある日の夜、崇宮宅にて‥‥》

 

「もうそろそろテストだし、ちょっと復習でもするかな」ピロリンッ

 

ん?こんな時間に誰からだ?

勉強は後ででいいか。気になって勉強できねぇだろうし。

 

『崇宮君、少しお願いがあります』

『なんだ?早坂』

『ついさっき、かぐや様にネイルをしたんですけど。明日、絶対に指摘してあげないでください』

 

ん~?どういう‥‥‥‥、あっ!そういうことね。

でもよ、

 

『それは構わねぇけど、ネイルの異性受けって良かったっけ?そんなよくなかったと思うんだけど?』

『そうですか、やっぱりそうですよね』

 

ありゃりゃ、これはちょっと落ち込ませちゃったか?

一応、出来るかわからんがフォローはしとくか

 

『まぁ、好きな女の変化は男だったら多分どんなに小さくても気づくと思うぜ?俺は絶対に気付くしな』

『そういうものですか』

『そういうものだよ』

 

これってあってるよな?好きな女の変化って気づくよな?

もしかして、それってセクハラになるのか?

まぁ、あの二人両想いだしセクハラとは思わんだろうな。

 

『まぁ、御行が気づくにせよ気づかないにせよ俺は指摘しないから安心しな』

『はい、お願いしますね。後、明日のお弁当をお願いしたいんですけど‥‥』

『おん、全然構わねぇよ』

『ありがとうございます。崇宮君、それじゃ、おやすみ』

『そんじゃ、おやすみ。早坂』

 

さぁ~、早坂との連絡も一段落ついたし。

勉強、勉強~っと。御行に教えてもらったおかげで今回はやる気出てるからな。

目指せ順位50位以内って感じだな。

さぁ~!!がんばるぞ~!!

 

《一方、早坂さんはというと‥‥》

 

「~~~!!///」ジタバタジタバタ

 

(崇宮君の好きな人の変化はどんなに小さくても気づくって、私のネイルの事言ってたのかな?だったら、私が崇宮君の好きな人ってこと!?いや、でも、それって自意識過剰だよね‥‥。この胸のドキドキって恋なのかな?今度、かぐや様に聞いてみよ。でも、崇宮君が誰かと付き合うのってヤダなぁ‥‥)

 

《ベッドの上で足をバタつかせてそんなことを考えていた》

 

《そして、翌日クラスにて‥‥》

 

ん~、やっと授業終わった~。今日は一段と長く感じたな~。

あれ?かぐや嬢なんか考え事してるんか?

まぁ、とりあえず話しかけてみるか。

 

「副会長?今日は生徒会には行かれないんですか?」

「どうしてそんなこと聞くんですか?崇宮君」

「いえ、ずっと席に座って動かれませんでしたから」

「生徒会にはちゃんと行きます。ただ少し考え事をしていただけです。気にしないでください」

 

やっぱりそうですよね。どうせ、御行にネイルが不真面目だとか思われたら嫌だな、とか考えてるんだろうな。

まぁ、俺は指摘しねぇしさっさと生徒会室行くか。

 

「それじゃ、自分は先に行きますんで。また、後で。副会長」

「はい、それでは生徒会室で。崇宮君」

 

《生徒会室にて‥‥‥‥》

 

「こんにちはー、って優だけですか」

「なんすか先輩。なんでちょっと残念がってるんすか」

「いや、別に残念がってはいませんよ?ただ、他の皆さんは?と思いましてね」

「いるじゃないですか。藤原先輩なら後ろに」

「え?」クルッ

「こんにちはー!!崇宮さん、みんなを探してたんですか?」

 

藤原、今来たとこみたいだな。

にしても、かぐや嬢遅いな~。さっきの事ずっと考えてるんだろうな。

全く、ちゃっちゃときて言われれば楽になるだろうに‥‥‥。

 

「いえ、ただ二人だとさみしいな、と思ってただけです。それじゃ、仕事を始めましょうか」

「そうですね。始めましょう~!!」

「そうですね。始めましょうか、先輩」

 

《三人が仕事を始めて数分後‥‥》

 

うそぉ‥‥。かぐや嬢まだ悩んでんの~?

あ、扉が開いた。

 

「あ、かぐやさーん。ここの部分なんですけど」

「あ‥‥‥はい」

 

かぐや嬢、そんなに手を後ろにしてたら藤原に気づかれるぜ?

藤原の奴こういうときのカンもの凄いからな。

 

「かぐやさん?後ろに何か隠してます?」

「いえ、何も‥‥‥」

 

ほれ見ろ、やっぱ気づかれるじゃん。

かぐや嬢って最近アホになってきてるよな~。

本人に言ったらめっちゃ怒られるどころじゃすまなそうだけど‥‥。

あ、ここどうしよ。

 

「優、ここって‥‥」

「先輩、ここならこうすれば良いですよ」

「わかりました。いつもありがとうございます。優」

「いえ、先輩にはスッゴいお世話になったんで、これぐらい全然良いっすよ」

 

お世話になった?はて、そんなこと言われるようなことしたっけな?

やっば、思い出せねぇ‥‥。

あっ。もしかして優が中等部ん時のあれの事か。

気にしなくて良いって言ったのにな。

 

「お世話したつもりはないんですけどね。なんにせよ助かってます。優、ありがとうな」

「先輩にそのつもりがなくても僕は助かったんですよ。だから、気にしないでください」

 

んじゃ、気にしない事にしようかね。

それよりも、御行はそろそろ気づいたかな?チラッ

う~ん、多分気づいてんな。

 

「藤原先輩、リンス変えましたね」

「え‥‥、わかるの?」

「ええ、まぁ‥‥‥」

 

なんか嫌な予感がする。

多分、きっと優ならこう言うだろうって。それがヤバい事だって確信がある。

だから、止めねぇと!!

 

「優、それ以上は言わない方が‥‥」

「いつもと臭い違うんで」

 

あ、もう駄目だわ。

これ優のメンタルがブレイクして帰ると思う。

こうなったら止められねぇ。悪いな、優。

 

「まぁ今日がムレるってのも有りますが、なんていうかいつもより臭い方が可愛いんですよね。例えるなら赤ちゃんの臭いっていうか」

「あはは‥‥‥。石上くん‥‥、きもーっ!」

 

うっわ、あれはキツイ。俺も優みたいに(あ、死のう)ってなる自信があるわ。

でも、こんなことになると御行の奴かぐや嬢に言わないんじゃねぇの?

 

「会長、先輩も、死にたいので帰ります」

「「お、おう‥‥‥。でも、死ぬなよ‥‥‥(死なないでくださいね?)」」

 

あ~、あ~。帰っちゃったよ。

御行、きっと(四宮にキモいとか言われたら俺も死を選びかねん)とか思ってるだろうからな。

多分、今日は言わねぇな。残念だな、かぐや嬢。

 

《そんなこんなで生徒会が終了し、駐輪場にて‥‥‥》

 

 

「なぁ、誠」

「んぁ?どうした?御行」

 

いきなりなんだ?

まぁ、かぐや嬢関係だろうけど‥‥‥。

 

「お前は異性にオシャレしてたら似合ってるとか言って欲しいか?」

「人によるんだろうけど、俺は嬉しいぞ?それに言われたいしな。どうせ、四宮の事だろ?」

「お前、気づいてたのか?」

「いや、なんの事かわかんねぇけど。お前の事だしどうせそうなんだろうな、って思ったから」

「どうせって中々ひどいな。お前」

 

ひどくて結構、それに俺は自分の思ったことを言ったまでだしな。

俺は、異性に似合ってるとか言われるのは嬉しい。

いや、違うな。異性じゃなくて、好きな人に言われるんだからうれしいんだ。

 

「そうか、そういうものか‥‥」

「まぁ、あくまで俺個人の意見だからな?」

「じゃあ、行ってくる」バッ

「え、ちょ。御行ー!!」

 

マジかよ‥‥。置いてかれた。

それよりも、かぐや嬢がまだ正門前にいればいいけど‥‥って、いるか多分。

それより、今日は2ケツで帰るって言ったよな?

あ!!どうやって帰ろう‥‥。

もう良いや、邪魔してでも帰ってやる!!

 

「急げぇぇ!!」ダッダッダッダ

 

間に合えぇぇぇぇ!!

 

《正門前にて‥‥‥‥》

 

あ、かぐや嬢だ。

御行も近くにいるな。あぁ~!!行っちゃった~!!

 

「ちょ、御行ィィィ!!」

「もう‥‥‥‥、もうっ!!」

 

あ、早坂もいる。じゃなくて!!おいてかれちゃった、どうしましょ。

それにしても、疲れた‥‥‥‥。

 

「崇宮君、崇宮君」

「ハァ‥‥、ハァ‥‥。は、早坂か、どうした?」

「いえ、会長ってかわいいですね。ハズいくらいに」

「そう‥‥、だな。俺もそう思うぜ」

「もしあれだったら、私達の家まで車に乗りますか?スッゴい疲れてるようですし」

「そうしてくれるか?そうしてくれると助かるが」

「そうしますね。崇宮君」

 

 

マジで、ありがとう。早坂様。

ホンットーに助かる!!

あと、御行は絶対許さないからな!!




かぐや様は告らせたいのコミックの6~10巻まで購入しました。

結果、先の物語が構成できて近い部分の構成が出来てません。

なのでこれから、更新頻度は落ちると思いますがこの作品をどうぞよろしくお願いします。
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