四宮の料理人兼白銀の親友は近侍さんに告りたい   作:トネッピー

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今回は、部活の予算決めの回です。

それでは、どうぞ‥‥‥


藤原千花は知りたい

「部活ってちょーくだらないですよね」

「‥‥‥‥」

「優?いきなりどうしました?」

 

ホントにどうした?

確かに、今部活の予算案について話してるけどさ。

ちょっといきなりすぎないですかね?

でも、部活ねぇ~。確かに面白そうだけど、バイトとか勉強とかと両立できる自信ねぇから俺は入ってないけど。

 

「部活は大事だぞ?」

「そうです、部活は大事ですよ。優」

「何かに打ち込む事で心身ともに大きく成長して‥‥‥‥」

「いえ、部活の大事さはわかりますよ」

 

え?それだったら、くだらないとかいう結論に至るか?

まぁでも、考え方は人それぞれだし、気にしないけどさ。

 

「部活が無かったら、暇をもて余した若者たちは非行三昧。補導、停学、家庭崩壊。最終的に妊娠してみんなでカンパですよ」

「いやいや、優?いくらなんでもそれは言い過ぎだr‥‥‥」

「精神的に未熟な子供を社会から隔離するのに、部活は尤もらしい理由になりますからね。部活大事です」

「いや、俺はそこまで言ってない。んー‥‥、まぁ、そういう側面があるのは事実だが‥‥」

 

え゛、そうなの!?マジか、俺ずっと生徒が楽しむためにあると思ってた‥‥‥‥。

そんなことより、部活ってやっぱ運動部が基本的に若干モテるイメージがあるな。

‥‥‥だからか、優が部活にあんま良いイメージがないの。

 

「本気でやってる分には良いんですよ。ただ、大半は俺たちマジだぜって顔で仲良しごっこしてるだけじゃないですか」

 

あ、まずいなこりゃ。

優の青春ヘイトが始まってしまう。

でも、こうなったら止められねぇんだよなぁ、優の奴。

 

「そういうの本当に薄ら寒いっていうか‥‥‥‥。何楽しんでんだよっていうか‥‥。もっと必死こいてやれよっていうか‥‥」ワナワナ

 

うっわ~。逆に凄いわ。ここまで、負の感情を持てるのが。

でも、優の奴こうなると長いからなぁ。

早く話を本筋にもどさねぇと。

 

「あぁほんと‥‥、全員死なねーかな‥‥」

「優、その話は後でゆっくり聞いてあげますから。今は部費の予算案作成に集中してください」

「言いましたね?先輩。なら、今日はとことん付き合ってもらいますからね?」

 

しまった!!これはものスッゴい長くて面倒な奴だ。

でも、言い出したもんはしゃーない、責任もって聞いてやろうじゃないの。

 

「そういうわけだ。石上、昨今の不況もあり寄付金も減少傾向にある。部費も削れる所は削っていかねばならない」

「そうですね‥‥‥‥。まず、サッカー部の予算を大幅に削るべきでしょう」

 

なんで、サッカー部なんだ?

俺はわからんが、そういうのって全部均等に減らせばいいんでねーの?

そうじゃないから、あんなに苦労してるんだろうけど‥‥。

 

「ふむ‥‥‥‥」

「優、それはまたどうしてです?」

「あそこ、彼女持ち多いんですよ」

「そんな理由!?」

「こら」ペシッ

「イタッ、なんですか?先輩」

 

いやいや、なんですか?じゃねぇだろ。

おもいっきり私情が入ってるじゃねぇか。

そりゃ、誰だってこうするだろ。多分

 

「なんですか?じゃないです。そんな私情まみれの理由で部費を削っちゃいけませんよ」

「やっぱり、ダメですか‥‥‥‥。1カップルにつき5万位削ろうと思ってたんですけどね」

「やっぱりってわかってたんだったら言わないでくださいよ。それに、1カップル5万だったらめちゃくちゃ重課税ですよ」

「何言ってるんですか、幸せこそ1番の課税対象じゃないですか。幸せ税です」

「いかなる暴君だってそこに税金かけてねぇよ!!完全に私怨じゃねーか!!」

「私怨ですよ。ですが、果たして本当にそれは悪なんでしょうか‥‥‥‥」

「悪だわ!!」

「それも結構な極悪ですよ。ねぇ?会長」

「そうだな、誠の言う通りだぞ。石上」

「会長も先輩もわかってないんです。僕の気持ちが‥‥‥‥!!」

 

《石上優、回想中‥‥》

 

「号泣ポイントあった!?なぁ誠、お前わかるか?」

「まぁ、なんとなくは」

「マジか!?」

「いや、彼女が居る事は自体は許せるんですよ。今さらそれ自体になんの感情も沸いてきません」

「じゃあ、何がお前の涙腺を刺激したんだよ‥‥‥‥」

「でも、彼女が居るならデート行けよ!!何、練習選んでるんだよ!!大事な彼女が居て!!彼女より大事なものがあるってなんだよ!!」

 

うん、まぁ、なんとなく気持ちはわかる気がする。

でもなぁ‥‥、それって部活やってないからわかるのかもしれないしなぁ。

 

「ゆ、優?部活入ってみたら理解できるかもしれませんよ?」

「生徒会との両立出来ますかね?」

「まぁ、四宮と藤原書記はやってるしな」

「出来ないことはないんじゃないですか?」

「へぇ‥‥、なんの部活やってるんですか?」

 

二人の入ってる部活って確か‥‥‥‥

 

「藤原はテーブルゲーム部でしたよね?会長」

「あぁ、その通りだ。誠」

「あー‥‥、好きそうですもんね。そういうの」

「四宮は弓道部だ」

「四宮先輩弓道部ですか。めちゃめちゃお似合いじゃないですか」ケラケラ

 

優?それ以上は言わない方がいいと思うよ?

もうすぐかぐや嬢も来るだろうし、それになんだか凄く嫌な予感がするよ?

 

「「どういう事だ(です)?」」

「弓道ってほら、胸があると弓の弦が当たっちゃうんですよ」

 

あ、そうゆうことね。ってことは胸当て、さらにはサラシが必須‥‥‥‥。

かぐや嬢が来た、ってことは‥‥‥‥!!

 

「優!!その辺でストッp」

「だから胸当ては必須でなんならサラシとか巻く必要あるんですよ」

「!!」

「でも四宮先輩のサイズならなんの心配もないじゃないですか。こんなんですし」スカッ スカッ スカッ スカッ

 

あ、多分御行も心のなかで石上ストップとか思ってるな。

まぁ、こうなった優は止まらんからなぁ~。

ま、生きてることを願うよ。

あ、藤原も来た。

 

「それでもサラシ巻いてどうにかできるのはDカップまでらしいですよ。藤原先輩は確実にそれ以上あるでしょうから、藤原先輩が弓道やった日には‥‥‥‥」

 

《この時、崇宮誠と白銀御行は同じことを考えた‥‥》

((石上、ストップ!ストップ!ブレーキ踏め!!))

 

「あの巨乳に弦がビシバシ当たって大変なことになりますよ。こんなですもん、こんな!!」

 

あ~あ、やっぱり俺の嫌な予感ってすごい当たるよな。

にしても、優はホントにタイミング悪いよな~。

 

「石上くん?」

「っ!!」ビクッ

 

藤原の奴何してんだ?新聞紙を折って?テープで巻いて?あ~、ハリセンで優を叩くのね。

 

「」ニパーッ

「あらら」

「むぅぅぅぅ!!!」ビシィ バシィ ビシィ バシィ

 

うっわ、痛そう~。

叩かれたとこから煙が見える‥‥気がする。

 

「ハァッ‥‥、ハァッ‥‥、これで許してあげます」

「ありがとうございます‥‥‥‥」シュウゥゥゥ

 

藤原は許してあげるみたいだけど、かぐや嬢許‥‥‥‥

 

「」チラッ

「ふふっ、良かったですね石上くん。藤原さんは優しいから許してくれるんですよ?」

「」ビクッ

「藤原さん以外は赦さないでしょうねぇ」ゴゴゴゴゴゴ

「」ダラダラダラ

 

してる訳ないですよね~。まぁ、俺が二人でも赦さないだろうな。だから優、ドンマイ。

 

「先輩、会長‥‥‥‥。僕、遺書を遺したいので帰ります」

「お、おう‥‥‥‥」

「でも死んじゃ駄目ですよ?優」

 

ホントに死ぬなよ~。多分、死なねぇだろうけど‥‥‥‥。

 

「四宮、部活終わりか?」

「えぇ、部費予算案が終わってなければお手伝いしようかと」

「それじゃ、藤原も?」

「いえ、私は違う目的です~」

 

ん?違う目的?なんだそれ?

まさか、部費上げてくれって言いに来たのか?

まさかな‥‥‥‥

 

「会長!コーラあげますので、テーブルゲーム部の予算上げてください!」

 

うっそぉ‥‥‥‥。え~、藤原お前って政治家の娘だよな?賄賂っていいのか?駄目だろ普通。

かぐや嬢?あ~。多分御行と部活したいけど誘うの恥ずかしい、とかだろうな。

面白そうだしちょっかいかけてみよ。

とりあえず、話をちゃんと聞こ。

 

 

「前年度の案から下手に弄らない方が良いかもしれん」

「あら‥‥、そうなんですか」

「なら、誘えばいいじゃんか?かぐや嬢」小声

「なっ、何を言ってるんですか!?私は別にそんな‥‥」小声

「だったら、うちの部に入ってみたらどうですか?会長が入れば四人用のゲームができるんですよ~!!」

 

藤原~!!お前そんなこと言うなよ~。

せっかく、御行とかぐや嬢を近づかせるチャンスだったのによ~。

 

「テーブルゲーム部か‥‥」

「でも‥‥」

「ですが、文化部はどこも予算の変動が少ないです。生徒会の視察という意味でしたら‥‥、予算の変動が大きい運動部に入る方が合理的ですよ」

 

セリフ取られた~。悲しい。

でも、かぐや嬢の言ってることは正しいよな。

 

「いえいえ、うちは別です!!すぐ新しいゲーム買うからスッゴい金食い虫ですよ!!」

「「どうなん(ですか)?それは」」

「うち!!うちに入ってください!!」グイグイ

「だめっ、だめですよ‥‥」クイッ‥‥

 

あ、御行の奴まんざらでもねぇしこの状況をハーレムみたい~、って楽しんでやがるな。

いいか、みんな楽しそうだし。

 

《そんなこんなで結局、前年度と変えないこととし生徒会は終了。その後、下駄箱にて‥‥‥‥》

 

「ねぇ、崇宮さん?」

「なんですか?藤原」

「崇宮さんって、早坂さんの事好きなんですか?」

「え?」

「だから!!早坂さんの事好きなんですか?って聞いてるんです!!」

「わーっ!!少し声が大きいですよ。藤原」

 

え?なんでいきなりこんなこと聞いてくるん?この子何?めっちゃ怖いんやけど‥‥‥‥。

なんでこういう所はすごい良いカンしてるよ。

 

「いやぁ~、1ヶ月位前にあ~んしてたじゃないですか?そのあと二人して顔赤くしてたんで気になってたんですよ~。で、どうなんです?ぶっちゃけ」

「確かに、かわいいとは思いますけど///」

「お~!!これは脈ありでよさそうですね~」

「でも、自分は学校の早坂さんは余り興味がありませんね」

「それは、どういうことですか?」

「さぁ~?それは、頑張って考えてください。ラブ探偵さん?」

「言いましたね~!!覚悟しててくださいね!!絶対崇宮さんの好きな人当ててみせますからね~!!それじゃ、さようなら~崇宮さん」

「はいはい、さようなら~‥‥‥‥はぁ」タメイキ

 

まぁ、嘘は言ってないし良いかな?

俺は学校の早坂が好きなんじゃないし、早坂愛っていう人が好きなんだし。

学校のギャルモードも近侍モードもそして、ちょくちょく出てくる素も全部含めて好きなんだしな。

それにしても‥‥‥‥、藤原は本格的に注意しないとヤバそうだな。

藤原にバレて、藤原からかぐや嬢にバレて変に支援されるのは嫌だからな。

よし!!決めた!!夏休み終了までに絶対に告白する!!

 

 

 




設定を少し書き加えました

これから、学校も始まるので頑張って書きました。

今週からは二週間に少なくとも1話は投稿する予定ですのでこの作品をよろしくお願いします
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