四宮の料理人兼白銀の親友は近侍さんに告りたい   作:トネッピー

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今回は前回の続きです。

学校が始まってそろそろ私も勉強に本腰をいれないといけない年なので更新は遅くなります。
すいません。

ですが、勉強の空き時間等を使ってゆっくり書いていくのでこの作品をよろしくお願いします。

それでは、どうぞ‥‥‥‥

あ、視点は崇宮君に戻ってます。


崇宮誠は知りたい

早坂に作るのは、岩牡蠣とほうれん草のオイスターソース炒めでいいかな?

う~ん、どうしましょうかね?ピロリンッ

お、早坂からか?

 

『今からかぐや様と帰ります』

『オーケー、了解だ。岩牡蠣とほうれん草のオイスターソース炒めにしようと思ってるけど、どうだ?』

『いいですね。それ』

 

お、いいみたいだな。良かった、良かった。

 

『それじゃ、作り始めるな~』

『お願いします。後、今晩愚痴を聞いてもらってもいいですか?』

『ん、別にいいけどさ。大丈夫か?なんかいろいろ溜め込んでるんだったら聞くからな』

『ありがとうございます。それじゃ、今日はとことん付き合ってもらいますからね?』

『おう、おーけーだ』

 

早坂‥‥‥‥。

やっぱ、いろいろ溜め込んでたんだな。

早坂から言ってくれて良かった~。

これってある程度早坂に信頼されてるってことでいいよな?

でも、今日は時間の許す限り聞いてやろう。

 

《数十分後、かぐやさんと早坂さんが帰宅》

 

「お二人共、お帰りなさいませ」

「誠、ただいま」

「崇宮君、ただいまです」

「早坂~、もう少し待っててな。できたらお前の部屋に持ってくから」

「は、早坂?どういう事?」

「どういう事ってかぐや様のワガママに付き合って私も疲れてるんです。だから、崇宮君に疲労回復の料理をお願いしたんです」

 

うわ~、めっちゃ直球で言うじゃん。

良く自分の仕える人にそんなこと言えるよ。

でも、それぐらい言える仲ってのも大事なのかね?主従の関係だと。

 

「それじゃ、部屋で楽しみに待ってますから、お願いしますね?崇宮君」テクテク

「あいよ~」

「ちょ!?早坂?って行っちゃった‥‥‥。誠?」

「うぇ?なんでしょう?かぐや様」

 

うん?なんで焦ってるんだ?

今のくだりで、何か焦ることなんかあったか?

 

「私、早坂に嫌われたりしてないわよね!?彼女、そんなこと言ってないわよね!?」

「‥‥‥‥、なんで私にそんなこと聞くんですか?」

 

な~るほどね~。

それで焦ってたのね~。

 

「お嬢様のそういう部分も含めて、早坂はお嬢様の近侍として側に居ることを良しとしてるんじゃないでしょうか」

「え?」

「そうでなければ、そんなに仲良さそうに見えないと思いますけど‥‥‥‥」

「そっ、そうよね!!早坂が私を嫌ったりしないわよね!!良かった~」

「ですが、早坂の苦労も少しは考えてあげてください。それも主たるお嬢様の役目でしょう?」

「そうね。それが、主としての私の務めよね。誠、ありがとう。大事なことに気付けたわ」

「いえいえ。それでは、私はこれで」ガチャン

 

大事なことに気付けた、ねぇ~。

身近にあればあるほど大事な物ってわからねぇよな‥‥‥‥。

さぁ!!早坂の部屋にレッツゴー!!

 

《崇宮君、早坂さんの部屋の前に到着》

 

ふぃ~、緊張するなぁ~。

って、何を緊張してんだか‥‥‥‥。

 

「早坂、私です。崇宮です」コンコン

「え?崇宮君!?ちょ、ちょっと待っt、キャアッ」ガッシャーン

「おい!!早坂!!大丈夫か!!」ガチャン

「ちょ、崇宮君!?見ないで~!!」

 

え?早坂さん?その手に持ってる色々な工具は一体なんですか?

 

「ちょっと待ってな。一つ確認させてくれ」

「なんですか?崇宮君」

「それって、自作PCなのか?」

「そうですけど‥‥。なんですか?どうせ年頃の女の子らしくないとか思ってるんでしょう?」

「いや、俺年頃の女の子の趣味とか知らねぇし。そもそも人間って十人十色って言葉もあるぐらい多種多様だからいいんじゃねぇの?それよりも俺はなんでそんなシュンとしてんのかがわからねぇよ?」

 

俺としては早坂の新しい一面っていうか、俺の知らない早坂を見れてうれしいんだけどな~?

なんで、シュンとするんだろう?

 

「だって、私の趣味ってこんなだし‥‥」

「俺からしてみれば、俺の出来ない事を出来る上にそれを趣味って言える早坂を素直にスゲェって思うけど?」

「本当にそう思うの?」

 

早坂って、どこか他人を信じきらない所があるよな。

出来れば、俺だけは心の底から信じて欲しい‥‥‥‥。

いや、信じてもらうように努力するんだな。

 

「嘘なんかつかねぇよ。だからホレ、その工具片付けてやるから渡せよ。お前はそこの飯食ってゆっくりしててくれ。俺はお前をらしくないとか思わないからな?」

「わかりました。崇宮君の言葉を信じます。それじゃ、いただきますね?」

「おうおう、たーんとお食べ」

 

《早坂さん食事中&崇宮君片付け中‥‥‥》

 

「ごちそうさまでした。崇宮君、美味しかったです。ありがとう」

「お、食べ終わったか。これはどこに置いてるんだ?」

「それはそこの棚ですね」

「オッケー、ここだな」

 

っこいしょっと。

これで終わりだな、にしても凄いな。

自作PCを作るなんてな。俺には出来ないだろうしな。

ん?なんだ?この箱?

 

「早坂~。この箱ってなんだ?」

「あ‥‥‥‥。その箱は‥‥。」

 

うぇ!?なにその反応!?

もしかして、触れちゃいけないものだった?

やべぇ、やべぇ、嫌われたりしたら嫌だしちゃっちゃと元に戻そう。

 

「ご、ごめんな?早坂、勝手にお前の物を触って。直ぐ元に戻すからな?」

「いえ、別に嫌とかじゃないんですよ?只、ちょっと昔のことを思い出していただけで‥‥‥‥」

「昔のこと?」

「はい。それは子どもの頃の宝物ボックスです」

 

子どもの頃って言うと父さん母さんが四宮家を躍起になって越えようとしてた時かな?

俺としては四宮家に取り込まれて良かったけどな。

親といられる時間も増えたし、かぐや嬢や早坂とも出会えたしな。

 

「母さんも仕事で遅くまで働いていましたから、なかなか話の出来る時間を作れませんでした」

「おう‥‥‥‥」

「だけど、母は毎日この連絡帳に私宛の書き置きをしてくれたんです。これがあったから母と余り会えなくても悲しくはなかった」

 

早坂‥‥‥‥。

そうだよな。親が近くにいないって寂しいし悲しいよな‥‥‥。

俺は早坂の気持ちはわかんねぇけど、親が近くにいない子どもの気持ちはわかる‥‥‥‥、気がする。

 

「でも、言い方は悪いかもしれねぇが俺は羨ましいよ」

「どういう事ですか?」

「いやさ?俺は子どもの頃は親とほとんど会えなくてさ?それで、俺は寂しいし、悲しかった。その間、俺は家で使用人と二人だった。そんな俺と母さんを繋いでくれたのが料理だった‥‥‥。って、そう考えたら羨ましいとか言えねぇな」

 

自分で言っててなんだけど‥‥‥‥。

俺って結構恵まれてるな。

早坂を羨ましいだなんて、恥ずかしくなってきた。

 

「早坂、今の言葉は忘れて欲しい」

「いいえ、忘れませんよ?確か、俺は羨ましいよ?ですよね」

「いや、ホントお願いだからやめてください」

「好きですよ?そういういってる最中に気づいて恥ずかしがる人って中々居ませんからね?」ニヤニヤ

 

くぅ~~。やっちまったなぁ~。

一生ネタにされるよ。もう~~、ウガ~~!!

ん、でも今好きって‥‥‥‥。

好きって言われたらそれで今日は良いかもな‥‥‥‥。

って、なったらいいんだけどな。

 

「もうヤダ。マジで」

「まぁまぁ、そんなにからかいませんから安心してください。ね?」

「信じていいんだよな?」

「フフッ」

 

フフッってなに!?フフッって!?

絶対信じちゃダメだよね!?

 

《そんなこんなでその日の夜》

 

ふぃ~、サッパリした~。

あ、早坂の愚痴を聞くって言ってたの忘れてた

 

「まだ連絡はきてな‥‥」着信音

 

とか言ってたら来たな。

 

『もしもし、崇宮君?』

『そうだよ。早坂、崇宮誠ですよ』

『フフッ、なんですか?その言い方』

『ちょっとふざけてみたんだよ。気にしないでくれ』

『そうですね。それじゃ、愚痴を聞いてくださいね?』

『おう!!時間の許す限り聞いてやるよ』

『ありがとう。崇宮君』

『気にすんなよ』

 

《それから、日付が変わって少しするまで早坂さんの愚痴は続いた‥‥。途中から崇宮君も愚痴を話し出し、二人の愚痴が飛び交うという結果になった》

 

 

 




書く時間がないときに限って話が頭に浮かんで、いざ書こうとすると引っ込んで‥‥‥‥。

そんなことの繰り返しです。

遅くなってすみません、待って頂いてる皆さん。
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