四宮の料理人兼白銀の親友は近侍さんに告りたい   作:トネッピー

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やっと、テストが終了しました。

誤字があれば申し訳ないです。




藤原千花はテストしたい

ん~、やっとこさ授業が終わった~!!

もう眠いよぉ、来週末までにMC○シリーズ全部見るなんてしんどいよ~‥‥‥‥。

でも、見に行くって言っちまった以上、話やらキャラの設定がわからんのはよろしくねぇからなぁ。

‥‥‥‥個人的に、だけど。

 

「崇宮ぁ?眠そうだけどダイジョブ?」

「ん~?早坂さんですか。いや、ちょっと夜更かしし過ぎましてね?ダイジョブですよ。それじゃ、自分は生徒会がありますので」

「そっか、生徒会頑張るし☆」

「頑張りますよ。じゃあ、さようなら早坂さん」

「バイバーイ☆」

 

さてと~、今日も頑張って映画見るか。

っと、その前に生徒会頑張らねぇとな。

 

《崇宮君、生徒会室に移動中‥‥‥‥》

 

あぁ~~!!眠いなぁ全く畜生め。

それに、寝不足で頭回らねぇし。

 

「こんにちは~」

「あ、崇宮さん!!ちょっとした質問に答えてもらってもいいですか?会長も」

「あぁ、別に構わないが‥‥」

「別に問題ないですよ~」ウトウト

「崇宮さん、スッゴい眠そうですね。ちゃんと寝ないとダメですよ?」

「わかってますよ~‥‥」ウトウト

 

質問ってもしかして、かぐや嬢と早坂がやってた心理テストの奴か?

 

「それじゃ、あなたの前に動物用の檻があります。そのなかに猫は何匹入っていますか?」

 

猫は何匹入っていますか?ねぇ~。

俺、猫飼ってるんだけどな~。それは除外して考えてみるか。

 

「自分は4匹ですかね?」

「9匹位‥‥‥‥かな」

「ふふっ、これは貴方が欲しい子供の数を表していますっ!!」

「へぇ~」

 

俺は四人も欲しいのか‥‥‥‥。

将来、もし嫁さんがいるならしんどい思いさせることになるなぁ‥‥‥‥。

出産も陣痛もものすごい痛いらしいしな。

 

「9人ですか!子沢山ですね~!」ケラケラ

「子供の数‥‥‥‥だと?」

 

あ、ドンピシャだ。みたいな顔してらっしゃる。

それにしても、嫁さん、ね。

できれば早坂だったら良いな~。なんてな‥‥‥‥。

 

「崇宮さんも4人ですか~。平均より多いですね」

「でも、将来の伴侶の方に辛い思いをさせるようなら自分は諦めますけどね」

「そうですか~。やっぱり崇宮さんは皆さんが言ってる通り優しいですね~」

 

そうかね?俺は普通だと思ってるんだけどな~。

他人にそれも人生を共にする人に優しくしない人なんてあり得ねぇだろ。

それはそうと‥‥‥‥

 

「「そんなの(もの)が猫の数なんかで判るものなのか(なんですか)?」」

「はい!心理テストは崇宮さんと会長の深層心理をバッチリくっきり露にしちゃうんですよっ!!」

 

確かにバッチリくっきり露にしてるのかもな~。

そんなことより、かぐや嬢マジでビックリしてるし焦ってるな。

そりゃそうか。だって、9人だもんな。野球チーム一個作れるもんな。

 

「せっかくですし、みんなでやりましょう~!!」

「先輩、僕もやらなきゃダメですか?」

「ダメですよ。優、折角なんですから皆さんでやりましょうね?」

「‥‥‥‥わかりました」

「いいですか~」

 

さて、どんな質問なのかね?

 

「あなたは今、薄暗い道を歩いています。その時、後ろから肩を叩かれました、それは誰ですか?」

「もうちょいヒントくれ」

「会長、クイズではないんですからね?そんなシステムじゃありませんよ」

「薄暗い道で後ろから肩を‥‥。それは一体何を暗示しているのでしょう」

「ムフフフフフ」

 

かぐや嬢、迫真の演技なんだが‥‥‥‥。

早坂と前にやってた奴だよな?

にしても、あの時の早坂の物真似うまかったな~。

やっぱり、いつもかぐや嬢の周りを警戒してるから良く見てるんだろうな。

 

「そうですね。私は藤原さんですね」

「わわわ私ですか!?えへへ~」

「僕は四宮先輩‥‥‥‥でした」ガタガタ

「優?大丈夫ですか?気分が悪かったら帰っても良いんですよ?」

「いえ、大丈夫です。それより、先輩も早く答えてくださいよ」

「そうですよ!!早く答えてください~!!」

「ちょっと待って下さいね」

 

暗い夜道‥‥‥‥後ろから肩を叩く‥‥‥‥ね。

 

《崇宮君、想像中‥‥‥‥》

 

「崇宮君、崇宮君」トントン

「んあ?早坂か。こんな所でなにしてんだ?」

「いえ、たまたま見かけたので声をかけてみたんですけど迷惑でした?」

「いや、そんなことねぇよ。こんな暗いし家まで送って行こうか?」

「はい、それではお言葉に甘えて。よろしくね?崇宮君」

「任しときな。きちんと家まで送るさ」

 

《崇宮君、想像終了‥‥‥‥》

 

「自分は早坂さんですかね?」

「っ!?」

「へぇ~。そうなんですか~」ニヤニヤ

 

え?かぐや嬢、なんで驚いてるんだ?

もしかして、この質問の回答って好きな人だったりするのか!?

それだったら、だいぶやべぇよ。どうしよう。

 

「俺は‥‥‥‥、うちの妹☆かな‥‥‥‥?」

「「‥‥‥‥」」

 

うわぁ‥‥‥‥。かぐや嬢も藤原もすごい目で御行の事見てるよ。

で、結局答えはなんなんだ?

 

「えー、肩を叩いた人は好きな人を表しています。つまり会長はシスコンで会長の答えはいっちばんつまんないやつって事ですね」

「はいはい、シスコンですよ」

「ぼ‥‥僕が、四宮先輩のこと‥‥‥‥!?」

 

いや、たぶんそれは恐怖の感情だと思うぞ?

ってか!!それだったら俺、やばくね?

 

「会長や石上くんのは別に良いんですよ!!それより!!崇宮さんの回答ですよ!!なんですか~?やっぱり好きだったんじゃないですか~。嘘つかなくても良いじゃないですか~」ニヤニヤ

「そうだったの!?崇宮君、早坂さんの事が好きだったの!?」

「誠、気になってはいたが、お前の好きな人って早坂さんだったのか」

「先輩!?好きな人居たんですか!?」

 

うっわ、やっぱりめんどくせぇ。

でもな?かぐや嬢、あんたの回答で俺の逃げ道はできてるんだぜ?

 

「ちょっと待ちましょうよ。皆さん?それだったら副会長は藤原書記が性別の枠を越えても好きという事になりますよ?」

「っ!!そう言われてみれば!!そうなのか!?四宮!!」

「そんなわけありません!!私は藤原さんは確かに好きですけど、それは決して恋愛感情じゃありません」

「かぐやさん‥‥‥‥。そっ、そうですよねぇ~」アハハ

 

なんで藤原はちょっと落ち込むんだよ。

別にかぐや嬢は友達として好きなんだろ?

あれ?優の奴帰ったのか?マジかよ‥‥。良くこの状況で帰れたな。

それは置いといて。

 

「だから、この質問の回答って好きな人ってだけで、好きな友達かもしれないですよ?現に自分がそうですし」

「そ、そうか‥‥」

「そうですか」

「ホントにそうなんですか~?」ニヤニヤ

 

全く、うぜぇな。

今日の藤原はちょっとやりすぎだな。

お灸でも据えてやるか。

 

「藤原?あまり俺をからかうな。後、あんまり他人を詮索しすぎるのは‥‥‥‥」

 

「嫌われるぜ?」

 

「「」」ゾクッ

「ヒッ、ごご、ごめんなさい。そんなつもりじゃなかったんですよぉ。ちょっと崇宮さんを困らせたりしたかっただけなんですよぉ」ビクビク

「どうしたんですか?別に、自分は怒ってませんよ?只、詮索好きをあまりよく思ってないだけですよ」

 

ビビらすつもりはこれっぽっちもなかったんだけどぉ‥‥‥‥。

確かに、ちょいとイラッとはしたがね?

 

「ほ、ほんとですか?」

「さ、別に怒ってないんで次の質問をしてくださいよ。こういうのは楽しんでなんぼですからね」

「そ、そうですか。それじゃ、私も答える側につきたいんでネットで漁ってみますね~」

「さ、会長も副会長も切り替えて、切り替えて答えましょうか。ね?」

「そ、そうだな‥‥」

「そうですね‥‥」

 

藤原~、早く見つけてくれ~。

割と空気が良くないよ~。

頼む~。

 

「あ、これかわい~!」

「見つかりましたか」

「はい~。いきますよ~。貴方は今、一面の花畑に居ます。そこの持ち主に好きなだけ花をもって帰って良いと言われました。どのくらいもって帰りますか?」

「なるほど」

 

これはみんな同じ状況下だな。

かぐや嬢もネットの心理テストまでは出来てねぇだろうしな。

 

「私は綺麗なお花だけ選んで、ほんの少しだけで良いです」

「わ‥‥、私は大きな花束を作れる位でしょうか。家の人が持って帰ってくれますし‥‥‥‥」

「自分は‥‥‥‥。そうですね。持って帰れるだけですかね?できれば山程持って帰りたいですけど、そうもいきませんしね。会長はどうですか?」

「無料で好きなだけだろ‥‥‥‥?なら答えは絶対的に1つだ!!」

 

さ、答えを見てみるかな?

おや、この答えは‥‥‥‥。

つまり、俺ってすっげぇ愛がでけぇんだな、マジかよ。

はずいな、こりゃ。

んじゃ、御行はどんな量なのやら。

 

「トラックに詰めるだけ詰めて持って帰る。気持ちとしてはトラックでも足りない位だ」

「わー、貧乏性ですねー」

 

あ、かぐや嬢がこっちに来た。

答えが知りたいんだろうな。

 

「誠、答えはなんなのかしら?」

「愛の大きさだ。かぐや嬢」

「トラックでも足りない位‥‥‥‥///」

「良かったな。かぐや嬢」

「二人とも~、答えはなんでした?」

「花の大好き度‥‥‥‥、とか。そういうのでしたよ?」

「えーっ!!私、お花大好きなのにー!!納得いかないですー!!」

「くだらん」

「そうだな。御行」

 

そういう事で生徒会が終了した。

あ~、疲れた~。

この後、MC○の映画を見ないといけないんだよな~。

ま、頑張ろうか。

 

《因みに早坂さんの回答その1》

 

『あなたの前に動物用の檻があります。そのなかに猫は何匹入っていますか?』

「2、3匹ですかね?」

 

《答えを知ったとき‥‥‥‥》

 

「へぇ~、面白いこともわかるものですね」

 

《早坂さんの回答その2》

 

『薄暗い道を歩いています。その時、後ろから肩を叩かれました、それは誰ですか?』

「崇宮君ですね」

 

《早坂さんの想像‥‥‥‥》

 

「早坂?こんなに暗いのに何してるんだ?」

「崇宮君‥‥‥‥」

「こんな暗いんだから四宮邸まで俺が送ってやるよ」

「でも‥‥‥‥」

「良いんだよ。ほれ、さっさと行くぞ」

「よろしくね?崇宮君」

「おうよ!!任しときな」

 

《早坂さん、想像終了&答えを知ったとき‥‥》

 

「うぇ!!そ、そんなことありませんよ!?私が崇宮君を好きなんて‥‥‥‥///」

 

《早坂さんの回答その3》

 

『貴方は今、一面の花畑に居ます。そこの持ち主に好きなだけ花をもって帰って良いと言われました。どのくらいもって帰りますか?』

 

「持って帰れるだけですね」

 

《答えを知ったとき‥‥‥‥》

 

「これは、大きいのかな?それとも普通なのかな?」

 

《以上、ちょっとしたおまけコーナーでした》




今回はこんな感じになりました。

この作品の早坂さんの回答はこんなんでいきます。

後、どうでも良いですけど。
久しぶりにブラックラグーンを見たらドハマリしてテストのスイッチが切れちゃいました。

やっぱり面白いですね、ブラックラグーン。

それではまた次回も楽しみにしててください

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