四宮の料理人兼白銀の親友は近侍さんに告りたい 作:トネッピー
このストーリーに絡ませる案が浮かばなかったので、こんな感じになりました。
それでは、どうぞ‥‥‥‥
《かぐや様は嫌われたいの後、四宮邸にて‥‥‥‥》
「それでね!!結局、会長は私を嫌ってなかったんです!!」
「「それは良かったな(ですね)かぐや嬢(様)」」
まぁ、惚気話を聞くのは全然構わないんだけどさ?
そっちはいいんだけどさ?
「かぐや嬢、最初の目的覚えてるか?」
「え?」
「言われてみれば、かぐや様言ってましたよね?どうなりました?」
「‥‥‥‥っ!!あ~!!」
「「忘れてたのかよ(んですか)‥‥‥‥」」
なんか、最近かぐや嬢を見てるとホントにこの人が天才なのか信じられなくなってきたよ‥‥‥‥。
マジで、この人の本質がアホな気さえしてきたんだよな‥‥‥‥。
そんなことないんだろうけど。
「いい加減自分の気持ちに素直になればいいじゃんか。な?かぐや嬢?」
「う、うるさいわね!!何度も言ってるでしょう!?私は会長を人間として好きなだけだって言ってるじゃない!!」
「かぐや嬢、崇宮君が言ってることは紛れもない事実ですよ」
「‥‥‥‥ちょっといいかしら?二人とも」
「「はい。なんでしょう?」」
「少しだけ、貴方達それぞれと二人だけで話をしたいのだけど‥‥」
「俺は良いですよ。先に俺からします?かぐや嬢」
「私も構いませんけど、どうなさいますか?かぐや様」
「それじゃ、誠からでいいかしら?」
「わかりました。それでは、終わったら呼んでくださいね?」
「オッケー」
でも、どうしたんだ?
二人で話したいってどういう事なんだ?
う~む‥‥‥‥、考えてもわかんねぇ。
ま、聞けばわかるか。
《少しの沈黙の後‥‥‥‥》
「そろそろ、いいかしらね?」
「早く本題に入ろうぜ?かぐや嬢」
「まぁまぁ、そんなに焦らないで。ゆっくりお話しましょうよ」
「ま、それはいいけどよ?」
「それじゃ始めるわね。貴方最近、早坂と随分仲が良いみたいね?」
「そうですかね?」
そうか?確かに最近よく連絡取り合ったり、この家でも話すことが増えたりしてるけど、そんなにか?
ま、端から見てそう見えてるんだったらそうなのかな?
「そうです!!それに、貴方は早坂の事好きなんでしょう?」
「あ?」
「だ・か・ら!!貴方は早坂が好きなんでしょう!?心理テストの時も早坂って言ってたじゃない!!」
全く‥‥‥‥。覚えててなくて良いことばっか覚えてるなこの人は‥‥‥‥。
「ハァ~。もう白状しますよ。当たりですよ」
「やっぱりそうなのね」
「おう」
「あなた、何を言っているのか解っているのかしら?」
「‥‥‥‥ッ!!」ゾクッ
空気が変わった‥‥‥‥。
これはまるで氷のかぐや嬢じゃねぇか‥‥‥‥。
やっぱりダメか、自分の近侍と料理人が付き合うなんて‥‥‥‥。
俺達は、個人である前にかぐや嬢の近侍と料理人だからその職務に影響が出かねない事なんか許される訳ねぇんだよな‥‥‥‥。
「かぐや嬢、自分の言ってることがわかりました。だから、もう何も言わな‥‥‥‥」
「だから言ったでしょう?必ず当ててみせるって」
「へ?」
え?なに言ってるんだ?かぐや嬢は。
必ず当ててみせる?
あ!!そういうことね。
そういえばそんなこと言ってたな。
っていうことは?氷のかぐや嬢は俺の気のせいってこと!?
うっわ、ハッズ!!
「どうしてそんなに驚いた顔をしているのかしら?」
「え?いや、てっきり俺と早坂がもし仮に付き合うなんて事になる事を許さないって思ってないのかと‥‥‥‥」
「ハァッ!?何あなた、そんなこと考えてたの!?私がいつそんな事言ったのかしら?」
「え?いや、そんなことは言ってないけどさ?ほら、やっぱり仕事に影響するのはダメかな?ってさ?‥‥‥‥」
「あなたってホントにバカよね」ハァ~
なんでため息つくんだよ!!
俺の方があんたに最近思ってるんだよ!!
「全く、いいかしら?覚えておきなさい。私は貴方達が付き合うのであれば誰が何と言おうと許します」
何だよ‥‥‥‥。
「はい‥‥‥‥」
最近、いっつもアホの癖に‥‥‥‥。
「だから、そんな絶望した顔を私に見せないで下さい。わかりました?」
でも今は
この人が主で良かった
って心から思うよ
「わかったよ」
「それじゃ、あなたと話すことはないわ。誠、早坂を呼んでちょうだい?」
「わかったよ。それじゃあな。かぐや嬢」ガチャンッ
《崇宮君が退室して‥‥‥‥》
「崇宮君?一体どんな話でしたか?」
「それは入ってみないとわからないと思うぜ?俺の話は秘密だからな」
「ふ~ん‥‥‥‥。それじゃあね」
「おう、行ってらっしゃい」
さて、どんな話か気になるし、待っとくか。
《ここから早坂さん視点です》
崇宮君はかぐや様と二人きりで何を話してたのかな?
ま、そんなことより今はかぐや様との話に集中しないとね。
「早坂、来たかしら?」
「はい、かぐや様」
「それじゃ、質問するわね?」
かぐや様が私に質問?
会長の事かな?
「あなた、誠の事をどう思っているの?」
「大切な人ですけど?」
「そう。それじゃ、質問を変えます。早坂、あなた誠の事異性として好きなの?」
「へ!?///」
「その反応は当たりでいいわね」
かぐや様!?な、なな何言っているの!?
私が崇宮君を異性として好きだなんて‥‥‥‥。
「もし仮にそうだったらどうなさるんですか?かぐや様?」
「ん?別に何もしないけど?」
「え?」
「だから、何もしないって言ってるじゃない!!」
え?どうして?
もし、そうだとしたらこの感情はかぐや様の近侍としての仕事にきっと支障が出るんだよ?
なのに、どうしてかぐや様は何もしないの?
「どうして、何もしないんですか?」
「だって、私は貴方達の主ですよ?」
「だからこそです!!もし、私と崇宮君が付き合ったりしたら仕事に影響が出るかもしれないんですよ!?」
「それが、どうかしたのかしら?」
は?それがどうかしたのかって?
どうかするでしょ!?
なんで?どうして?
「ハァ~。全く、あなた達は‥‥‥‥」小声
「かぐや様、いま何か言いましたか?」
「いえ、この際はっきり言っておきますね。私は誰が何と言おうとあなた達が付き合うとしたらそれを許します」
やっぱり‥‥‥‥。
やっぱりかぐや様は変わったね。
だって、きっと半年前だったら否定されてるもん。
たぶんだけど‥‥‥‥。
そんなことより、こんな時だしこの事も聞いておこうっと。
「かぐや様?」
「どうかしたのかしら?早坂」
「人を好きになるってどんな感じですか?」
「は、早坂?何を言っているのかしら?」
「ですから、人を好きになるってどんな感じですか?と」
「そ、そうね‥‥‥‥。これは藤原さんの話なんだけどね?」
嘘だね。
どうせかぐや様が白銀会長に思ってることでしょ?
まぁ、いちいち指摘しないけどさ?
「人を好きになるっていうのはね?その人に褒められたら嬉しくってね?」
「はい」
『早坂~!!セクハラになるのかもしれねぇけど、そのネイル似合ってると思うぞ~!!』
「それでね!!その人のことを考えると頭が真っ白になったり」
「はい」
『崇宮君とか、恋とかのワードを聞くと頭が真っ白になって何にも考えられなくなる‥‥‥‥。』
「その人のことをもっと知ってあげたり、支えになってあげたくなったり」
「はい」
『大丈夫、私は絶対あなたを見捨てない。かぐや様も会長も書記ちゃんもあなたを見捨てないよ。だから、安心して?』
「もっと自分を見て欲しいけど、恥ずかしくてね?」
「はい」
『なんですか?どうせ年頃の女の子らしくないとか思ってるんでしょう?』
『いや、俺年頃の女の子の趣味とか知らねぇし。そもそも人間って十人十色って言葉もあるぐらい多種多様だからいいんじゃねぇの?それよりも俺はなんでそんなシュンとしてんのかがわからねぇよ?』
「気がつけば、その子の事を考えたりするんです!!」
「はい///」
『崇宮君が頑張ってくれてるのかなぁ~?
‥‥‥‥崇宮君、今何してるのかなぁ‥‥‥‥。』
あぁ、そうなんだ‥‥‥‥。
「で、どうなの?早坂」
「はい、私は‥‥‥」
かぐや様に言われてやっと確信を持てた
やっぱり私は‥‥‥‥
「崇宮君が異性として好きです///」
崇宮君が大好きなんだ‥‥‥
「そうなのね。私はいいと思うわよ?」
「そうですね。かぐや様も白銀会長のことが大好きですもんね」
「へ!?///」
「だって、そうじゃないですか。今の話だって実体験でしょう?」
「う、うるさいわね!!早坂だって今まで何回か顔を赤くしてたのは誠関連でしょうに」
「はぁ!?///やめてよ!!今、崇宮君は関係ないでしょう!?」
《かぐや様の自室の外にて崇宮君は‥‥‥‥》
ワーワーギャーギャー
「楽しそうに談笑してるなぁ~」
そのまま、遅くまで続いたから俺は帰って寝たのでした。
先週の土曜日にゴジラを見に行きました。
ゴジモスが最高でした。