四宮の料理人兼白銀の親友は近侍さんに告りたい   作:トネッピー

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崇宮誠は二人にさせたい

今日の生徒会はいつもと違い二人が黙々と作業をおこなっている

自分は先生の手伝いをしていたので今帰ってきたところなんだが………

仕事多くない?

 

「崇宮さん?ここ間違えてますよ?」

「ん?あっ本当だ。ありがと、藤原さん」

「っもう!藤原でいいって言ってるじゃないですか~」

 

悪いがそれはできねぇな

あんたがもう少し警戒に足らん人物だったらできてたろうけど

しかも、あんたは俺のトラウマに似てっからなぁ~

さん抜きはきついわ

でも、こうなると言うこと聞かないとめんどくさいし、頑張ってみるか

 

「すいません。これからは注意しますよ。藤原さん?あっ」

 

うっわ、早速マズった!!

 

「だーかーらー藤原でいいって言ってるじゃないですか‼️」

「わかった、わかったから藤原、わかったからそんなポカポカ叩くな地味に痛い」

 

はぁ~、いい加減藤原呼びになれないとな

それにいつまでもトラウマに悩まされんのも嫌だしな

それはさておき

かぐや嬢。なんですか俺が帰ってきてからときどきこっちを見てまるで「藤原さんの相手などしていないで話題を出しなさい」みたいな目をしているのはなんなんですか!!

御行もその「今日はなにか話題はないのか?残念だな」みたいな目をやめろ!

しかも器用にお互い交互に送ってきやがるし……

そんなに話したきゃ自分で話せや!!

はぁ~、しゃあねぇ、一肌脱ぐか

 

「皆さん、そろそろ休憩しません?今日ちょうど良い茶葉が入ってるんですよ。」

「そーですね!休憩も大事ですからね!休憩しましょう、会長とかぐやさんも休憩しませんか?」

 

ナイス!藤原さ‥藤原!今日はナイスだぞ

 

「そうですね。少し疲れてきましたし少し休憩しましょうか会長?」

「そうだな。たまには休憩も挟まないと作業が悪くなるからな」

 

よーしよし、のってきやがったな

これでちょっとは話題考えねーとな。

 

「こちらをどうぞ、三人とも。」

「相変わらずお茶淹れるのうまいですねぇ~」

「そうでもないですよ。」

 

あっ、そう言えば

 

「この間の映画のチケット渡し忘れていたのでどうぞ会長、副会長」

「あら、そうでしたね貰い忘れていました。ありがとうございます。崇宮君」

「そうだったな、行くと言っておきながらすまんな。誠」

 

この二人……

なんだろうめちゃくちゃ嫌な予感がする

この映画気にはなってたし、当日は見に行くついでに隠れて尾行しよ

 

「いやいや会長?謝らないでくださいよ。自分が渡し忘れてたのが原因ですから」

 

たぶんこれ、渡し忘れてたらデートがなくなって、俺がかぐや嬢に殺されかねないかなぁ……

 

「私もその映画気になってるんですよー。せっかくですし皆でみにいきましょうよー!」

 

え?

藤原?嘘だろ?お前、今日は大丈夫だと思ってたのに

でも、確か藤原って……

 

「確か藤原って今週末は友達とショッピング行く予定が~、とか話してませんでしたっけ?」

 

たまたま、廊下で聞いただけだから確証はないけど、藤原本人が嬉しそうに喋ってたから嘘じゃないと思うんだが

 

「そーでした、そーでした。いやぁ忘れてました~。すいません、会長さん、かぐやさんだから一緒にいけないです~」

「自分もその日は外せない用事がありますからすみませんがお二人で見てきてくださいね。それにそれ、ペアチケットですしね」

「そうだな。では四宮、週末は調査に行くとしよう」

「そうですね。生徒の流行の調査は大事ですしね」

 

《そんなこんなでその日は終了し帰り道にて》

 

「良かったのか?御行、四宮と一緒に予定立てずに俺と帰って」

「いいんだよ。こうすることで四宮と電話する理由が出来るからな。」

 

それはきっとかぐや嬢も同じこと考えてると思いますよ

でも、結局掛けてくるの待ちで終わるんだろうなぁ

 

「ところで、誠」

「わかってるよ。週末の事だろ?」

「話がはやくて助かるよお前は」

「何年お前とつるんでると思ってんだよ。」

 

御行との付き合いって、なんだかんだ小学校高学年からだから結構長いんだよな

 

「で、だ。どんな服が四宮の好みなんだ?」

 

はぁ~………

お前ら、ホンット似た者同士な!!

 

「前の勉強会の服でいいと思うぞ」

「じゃあ、それにしようかな?ところでお前はなんで生徒会と校内であんな真面目な態度なんだ?」

 

あ~

御行には説明したことなかったっけ

 

「いいんだよ。俺はこんな性格だと腫れ物扱いされるしそれに腫れ物扱いされんのは嫌なんだよ。」

 

ホント、もう嫌なんだよな

本当の俺なんてただの鬱陶しい、他のやつらの想像と違う存在だからって理由で避けられるの

 

「っと、そんなどうでもいいことは置いておいて、御行いい加減告れよめんどくせぇ。」

 

いや、ホントにもう告ってくれねぇかな!?

もういやなんだよ!?こんな損な役回り!!

 

「ななな、なんだとそれだとまるで俺が四宮のことが好きみたいではないか!!///」

 

好きみたいじゃなくて好きなんだろーが!!このヘタレ!!

 

「まぁ?それは御行に任せるけどな?」

「そうだな。そうしてくれるとありがたい」

 

さぁて、そろそろ別れるか~

 

「御行~、悪いけど俺今日欲しい小説の発売日なんだよ。だから、すまんがここまでだ。」

「そうだったのか。わかった、それじゃ、またな誠」

「おう!またな~御行~」

 

そういうことで、俺たちは手を振って別れを告げた

 

《そして、本屋にて》

 

「え~っと、探してる本は~っと」

「おや?崇宮さんじゃないですか」

 

ええぇぇー!!

なんで?どうして早坂が此処に?

でもなんでだ?もしかして……

 

「本、好きなのか?」

「えぇ、まぁ人並みには」

 

へ~

かぐや嬢からも聞いたことなかったなそんなこと。

あ、あった

 

「お~あったあった。この本割と人気だから売り切れてると思ってたけど良かった~。」

「あっ、その本‥‥‥」

 

あらら?もしかしてこの本を探してた感じか

それはちょっとまずいな俺も読みたいし

あっ、いいこと思いついた

 

「早坂、もしかしてこれ探してたのか?」

「えぇ、まぁでもあなたが買うのであればいいですまたの機会にいたします。」

「そーか?んじゃさ、この本お前に貸すから感想聞かせてくれよ」

「え?いいんですか?」

「いいのいいの。それにいつ返してくれてもいいからゆっくり読んでくれや。」

「ですが‥‥」

「別にそんな急いで読みたいわけでもねぇし、あれだったらそのまま貰ってってもいいぜ?」

 

正直今すぐ読みたいが、早坂はただでさえかぐや嬢の世話で忙しいんだからゆっくり読んで欲しい

それに、こうすれば早坂と話す理由ができるしな

 

「では、お言葉に甘えて借りさせていただきますね。」

「おう!!いつでもいいからな?返すのは」

 

この後、本を購入して早坂に貸して

別に何事もなく早坂を四宮邸に送って、家に帰った

 

今日は御行に電話を掛けようか悩んだが

もし、お話中だと悪いので明日にして、寝た

 




次回はデート回にしたいと思います
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